プロジェクト概要

 

 

NEXTゴール500万円の達成のお礼(2017年5月31日追記)

 

最終日2017年5月31日の10:50、NEXTゴールに掲げていた500万円を達成することができました!!ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございます!!
 
目標としていた金額を達成できたこと、そのことへの嬉しさももちろんあるのですが、「あぁ、これで、予定している活動を予算の都合で削ったりすることなく行なうことができる」という安堵感が広がりました。

 

みなさまにご支援をいただけたおかげで、インド現地で活動を行なうことができます。インドのお母さんたちを支え、子どもたちの教育を支えられるよう活動を行っていきますので、今後も引き続き、見守っていてください。みなさまからのご支援は、プロジェクト実施のために大切に活用させていただきます。

 

2017年5月31日 田柳優子

 

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第一目標金額達成のお礼とNEXTゴール挑戦について(2017年5月24日追記)

 

インドのコットン畑で児童労働をする子どもたちが教育を受けられるように、お母さんたちへの収入向上支援を行ないます!

 

こんにちは。このページをご覧いただき、ありがとうございます!認定NPO法人ACE(エース)の田柳優子(たやなぎゆうこ)と申します。私たちACEは、インド南部のコットン生産地域で危険な労働から子どもを守り、すべての子どもが教育を受けること、また住民自身が児童労働のない村づくりをすることを目指して活動を行なっています。

 

貧困家庭の子どもたちが労働から抜け出し、学校へ通うためには、その親たちへの働きかけが重要です。中でも、母親に対する支援を行なうことが重要だということが、私たちの活動の中で明らかになってきました。

 

そこで私たちは、教育の大切さに気付いた母親を対象として、新たな収入源を得るための少額融資と、経営・貯蓄のノウハウを学ぶ収入向上トレーニングを行なうことを主な目的として、このクラウドファンディングを立ち上げました。

 

あなたの応援で、現地の子どもたち、お母さんたちを支えていただけませんでしょうか。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

スタッフ田柳とカメラに少し緊張する村のお母さん。

 

 

安い賃金で、雇い主に従順に働くインドの子どもたち

 

インドは、コットン(綿)の生産量が世界第1位の国です。多くの人手が必要なコットン種子栽培においては約48万人もの子どもが働いており、その数はおとなを含む労働力全体の4分の1にあたります。

 

子どもたちは毎日学校に行くことも遊ぶこともせず、ただ黙々と暑い時期は40℃を超える炎天下、背中をまるめっぱなしで働いています。雇い主に従順に働いても、子どもたちに支払われる賃金は、州で定められた最低賃金の半額以下の場合もあります。

 

働く子どもの中でも特に女の子は、男の子に比べて差別を受けやすく、朝から晩までの畑での労働だけではなく、水汲みや食事の準備、弟や妹の世話を強いられており教育を受ける機会は奪われています。

 

コットン畑で作業をする女の子

 

 

さらに、子どもたちの多くは、コットン畑で使う大量の農薬の影響で皮膚病や呼吸疾患などの病気に悩まされています。コットン種子栽培に携わる村の子どもは、「畑で働いていると、頭が痛くなったり、気分が悪くなる。倒れた子も何人も知っている。」と話します。

 

働く子どものほとんどが頭痛やめまいを訴え、ひどい場合には病気になり、亡くなってしまった子どももいます。コットン畑で働くことは、子どもから教育の機会だけでなく、健康な生活をも奪っているのです。

 

インド・テランガナ州のコットン畑

 

 

「本当は子どもたちに教育を受けさせたい。」インドのお母さんたちの苦悩。

 

このような状況がある一方、村のお母さんたちが抱える悩みや本当の気持ちを聞いてみました。村の外れの小さな集落のコットン畑で作業しているジャーナカンマさんに、児童労働の実態について声をかけると、こんな言葉が返ってきました。

 

「娘を学校へ行かせる余裕なんてない。」

「他の子どもたちも働いて、家計を支えなくては困るから雇ってる。」

「学校へ行ったからって将来が変わる訳じゃない。」

 

女性グループの会合に参加するジャーナカンマさん

 

 

ジャーマカンナさんは、私たちに対して責めるように勢いよく言葉を浴びせました。その畑では、3人の女の子が作業しており、そのうち1人はジャーナカンマさんの実の娘でした。

 

ですが、その言葉を言い終えると、ふとそれまで眉間にしわを寄せていた彼女のまゆげが下がり、「どうにかしたいけど、どうにもならない。」とつぶやきました。

 

教育の必要性を感じてはいても、子どもにも働いてもらわなければ、生活が成り立たないと考えていたのです。本当は娘も学校に行かせた方が良いとは思っている。だけど、収入が少ないからそれができない。その悩みを抱えたお母さんたちが、この地域には他にもいました。

 

 

ACEは、お母さんたちの新しい収入源をつくり、子どもたちが教育を受けられるようにする「ピース・インド プロジェクト」を実施しています。

 

私たちはこれらの問題を受け、ACEと現地パートナー団体SPEEDの協働でテランガナ州に位置するマッデラバンダ村、タティクンタ村の2村で支援活動を行なっています。ACEで長年活動している成田の後を継ぎ、私、田柳が担当しているのがコットン生産地域での「ピース・インド プロジェクト」です。

 

「ピース・インド プロジェクト」とは?

 

子どもたちが労働から抜け出して教育を受けられるようになり、プロジェクト終了後も児童労働のない村がずっと続いていくことを目指しています。コットン農家に雇われている、土地を持たない日雇い労働者も対象とし、以下のプログラムを実施しています。

 

●児童労働や教育に関する意識啓発

働く子どもの家庭・畑訪問での話し合いを通じた啓発活動、住民と公立学校・行政の連携促進、集会や文化プログラムの実施  

 

●子どもの保護と就学支援

労働から抜け出した子どもが公立学校へ編入するための補習学校の運営 

 

●女の子のための自立支援

義務教育年齢を過ぎた女の子向けの、基礎学力や仕立ての技術を学ぶための職業訓練センターの運営

 

●村の母親たちへの収入向上支援

特に困窮した親向けの少額融資とトレーニング、女性グループへの貯蓄トレーニング

 

今回のクラウドファンディングでいただいた支援金は、村の母親たちへの収入向上支援を主とするプロジェクト活動費として充てさせていただきます。
 

プロジェクトでは、これまでも貧困家庭を優先して支援を行なっていますが、特に集落部は貧しい人々や低カーストの人が追いやられた地域でもあり、土壌が痩せていて農業で生計を立てることが難しいことがわかりました。こういった家庭に対しては、農業以外でも収入を支えることが必要です。

 

支援が必要な家庭に対してはこれまでにも、小規模畜産ビジネスを始めるためにヤギを提供し、世話の仕方や市場での売買方法をトレーニングするなどして、収入向上につなげています。支援を必要としている家庭それぞれにあった支援を、現地スタッフと相談しながら実施していきます。

 

収入向上支援でヤギの融資を受けたお母さん。

 

 

支援対象である母親たちも、最初から「娘にも教育を」と考えている人ばかりではありません。母親自身も学校に行ったことがないまま、結婚して子どもを産んでいるので、自分の娘も学校に行かないことが当たり前、と考えている方が多いのです。そこで私たちは子どもの教育の重要性を啓発し、子どもに教育を望む親たちに対して支援を行なっています。

 

父親より母親の方が収入を得た時に子どもの教育に充てようとする傾向が高いことや、農作業では男女間で日雇い賃金の金額に差があり女性は低い金額しか得られないことなどから、親の中でも特に母親を支援対象者としています。

 

ACEの支援を受けた家庭の子どもは学校に通い始めています。また、学校に行くようになった子どもたちの変化を見て、自分の子どもも学校に行かせたいと思うようになる親が増えています。必要とする家庭それぞれに合わせた収入向上支援を、さらに拡大していきたいと考えています。

 

 

おとなが健康的に働き、子どもの教育を支えられるようになるためのオーガニックコットンの栽培。

 

収入などの経済的な問題が解決されたとしても、コットン畑で使われる農薬の問題は解決されているわけではありません。農薬の影響を受けるのは、おとなも同じです。おとなが健康的に働いて収入を得られなければ、子どもが継続的に学校に通うこともできません。

 

その問題を解決するのが、オーガニックコットンの栽培です。約3年以上農薬や化学肥料を使っていない農地と栽培方法でつくられたコットンを指します。製品を使う人にとって優しいものとイメージされがちなオーガニックコットンですが、実際には、生産者やその土地にとって優しい方法で作られたコットンなのです。


ACEが過去に支援活動を行ない、児童労働がなくなった村では、日本の企業がオーガニックコットンの栽培プロジェクトを始めています。現在ACEが活動中の2つの村でもゆくゆくはオーガニックコットンの栽培が始まり、人や環境に優しい、持続可能な農業が広がっていければ、と考えています。

 

自分たちの親が農薬を使わずに作ったコットンを見せてくれた子どもたち

 

 

「子どもは学校で勉強することが仕事だから。」子どもの教育をおとなが支えることが、当たり前の村になるような未来を目指して。

 

私たちはプロジェクト期間中に村の児童労働者の数をゼロにすることを目指しています。そして、プロジェクト終了とともにACEとパートナー団体は村から撤退するため、そのあと児童労働のない村を維持していくのは、住民ボランティアグループのメンバーを中心とした住民自身です。

 

特に子どもたちの中でも女の子に教育の機会を与えることは、将来彼女たちが教育の大切さを知る母親となり、次の世代の教育にもつながっていくと私たちは考えています。

 

「自分たちのおばあちゃんの代には児童労働があったみたいだけど、今はいないね。子どもは学校で勉強することが仕事だから。」

 

将来、支援をする村の人々がそんな風に自分の村のことを語ってくれるように。それが私たちが実現したいと思っている未来です。

 

自分の子どもが苦しい思いをしながら働いていることを辛いと思ったり、自分より良い人生を生きてほしいと願うのは、日本であってもインドであっても、親であれば同じなのではないでしょうか。

 

子どもが「働くことが当たり前」から「学校に行くことが当たり前」な未来を実現できるように、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

みなさまのご支援が、この笑顔を支えます。

 

 

今回のご支援をいただいたみなさまには、非売品のリターンを含むオリジナルグッズをお届けします。

 

リターンとしてご用意した贈り物の一部をご紹介します!

 

ACEは児童労働をなくすためには、日本を含めた先進国のビジネスを変えることも必要と考え、企業や消費者と連携して活動を行なっています。今回のリターンでも関係企業にご協力をいただきました。

 

■ACEの支援地産オーガニックコットンタオル(非売品)

ACEが以前支援活動を行なって、児童労働がなくなった村でおとなが作ったオーガニックコットンで作られたタオルです。以前は子どもを雇っていた農家も、今では子どもを働かせない決まりを守っています。

 

■イベントご招待

7月末に東京都内で行うACEのインドプロジェクトのイベントに、特別ご招待します。

 

■絵本「とりがおしえてくれたこと」

世界を羽ばたく「とり」が児童労働の現状とそれを解決するための「フェアトレード」や、コットン畑で使われる農薬がもたらす影響を教えてくれます。(株式会社budori製作、ACE監修)株式会社budori様に協賛いただきました。


つたえることの難しい「フェアトレード」を家族で、学校で、あるいは会社で話しあうきっかけになることを目的とした内容で、絵本を読みながらフェアトレードを考える構成になっています。本文はすべて日本語と英語の対訳版となっています。

 

■オーガニックコットンの種

ふくしまオーガニックコットンプロジェクトで栽培された茶綿(和綿)の種をお送りします。初めて栽培する方でも、説明書付きなので、安心してチャレンジできます。ぜひお庭で、ベランダで、ふわふわのコットンを育ててみてください。(★栽培時期:5月後半以降開始、9月末~10月頃に花が咲いて実ができ、その後収穫。)

 

■オーガニック&フェアトレードコットンブックカバー

「グローバルオーガニックコットンテキスタイル(GOTS)認証」コットンを使用し「国際フェアトレード認証」を取得した日本初のブックカバーです。フェアトレード認証製品を普段の生活に取り入れることで途上国の支援に繋がるような社会を日本でも実現することを目指す、株式会社フェアトレードコットンイニシアティブ様に協賛いただきました。

 

■インドの女の子に支援するミシンにお名前を掲載します。

ACEは、勉強する機会を失ったまま義務教育年齢を過ぎてしまった女の子向けに、仕立て屋になるための職業訓練センターを運営しています。勉強と訓練を終えた女の子が卒業する時に支援するミシンに、お名前を掲載させていただきます。

 

税額控除・寄付金控除について

 

ACEは東京都から「認定NPO法人」として認定されています。

「全額寄付コース」を選択しご寄付をいただくと、以下の税制優遇を受けることができます。

 

 ・個人からのご寄付:「税額控除」か「所得控除」のうち

  有利な方を選択できます。一部の住民税についても寄付金控除の対象となる

  場合があります。

 ・法人からのご寄付:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用されます。

 

詳しくは所轄税務署や国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

 

※「全額寄付コース」以外のお礼の品がリターンに入っているものを選択いただいた場合は、寄付金受領証明書の発行ができず、上記には該当いたしませんのでご注意ください。


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