プロジェクト結果のご報告

皆様よりご支援をいただきました本研究プロジェクトについて、平成29年度末の最終のご報告をさせていただきます。

 

【モニタリング調査】

2017年9月に皆様にリターン商品をお届けした後、10月~12月の3ヶ月間に嗜好性のモニタリング調査を行いました。

100名の方にご協力をいただいた調査で使用した香りは、「杉葉アルコール」単体と、3種類の「調合した香り+杉葉アルコール」(フローラル、ハーバル、ウッディ)の計4種です。

4種の香りを評価し、心地よい香りはどれか、生活環境の中で過ごしたい香りか、などの嗜好性を回答シートに記入していただきました。

世代別、男女別での回答には若干のばらつきはあったものの、おしなべてどの香りにも好印象をもっていただけました。

 

〈対象者〉

・男女構成:男性=67%、女性=23%

・世代構成:20代=27%、30代=16%、40代=21%、50代=27%、60代=7%、70代=2%

 

〈分析結果〉

・心地良い香りとしては、フローラルの香りが好まれる。

・落ち着く香りとしては、ウッディまたは杉葉アルコールが好まれる。

・元気になれる香りとしては、フローラルの香りが好まれる。

・家庭や職場で使いたい香りの選択では、フローラルの香りが他の香りよりも若干好まれるが、香りによる顕著な違いは見られない。

・香りに対する好感度や感受性は、20代・50代が他の世代より高い。

・男性は香りに「落ち着き」を求め、女性は「心地良さ」を求める傾向がある。

・女性よりも男性の方が、家庭や職場で香りを使いたいというポイントが高い。

・30代は他の世代とは異なる嗜好性がある(心地良さ=ハーバルやウッディ、落ち着き=ハーバルやフローラル、元気=ウッディ)。

 

【脳波チェック】

本研究の主目的として脳波計を使用したリラックス効果の検証があります。

まずは杉葉アルコールを嗅いだ時に人の脳にリラックス効果(α波を出現)を確認できるかを検証し、さらに杉葉アルコールとフレグランス調合した香りにα波を出現させる調香技術を確立することを目指しています。

2018年1月~3月の期間に58名の被験者様のご協力を得て、秋田県総合食品研究センターにおいて「杉葉アルコール」「調合したウッディの香り」の脳波テストを行いました。

結果として杉葉アルコールを嗅いだ時は、嗅がない平時と比較して「1.47倍」ほどα波が上昇することがわかりました。

通常1.2倍あれば癒し効果があると言えるところ、1.47倍となったことで「杉葉アルコールにはリラックス効果がある」ことが確認されました。

現在は、杉葉アルコールを用いた認知症テストの研究も行っており、その結果につきましては引き続き改めてご報告できるかと思います。

 

(秋田県総合食品研究センター)

 

【今後の予定について】

「杉葉アルコールを使用したフレグランス」の商品化のための前段階として、杉葉アルコールを原料とした「消毒用アルコール」をサンプル配布し、使用感などのアンケートを回収いたします。

同時に杉葉アルコールを手につけたらどうなるかのテストも行っていきます。

また、平成30年度中に本研究結果を学会で発表する(秋田県食品研究センター・進藤昌氏)予定です。

 

「杉葉アルコールを使用したフレグランス」の香りを嗅いだ時のα波の結果につきましては、現在検査データを調査・集計中のため、改めてご報告をさせていただきます。

今回、杉葉アルコールにリラックス効果が認められたことにより、その「機能性」とフレグランスの「嗜好性」を一体化した『癒し効果のあるフレグランス』という、これまでにない新しい商品ができるのではないかと、その可能性に期待を膨らませております。

 

商品化まではあと少し時間を要します。

ご支援をくださいました皆様には引き続き応援を賜りたく、今後とも変わらぬご厚誼のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

平成30年3月31日

パレアンヌ

代表 中田邦子

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