プロジェクト概要

はじめに

 

演劇の世界で多くの素敵な俳優達が辞めていく、その主な理由はお金です。日本で「舞台俳優」を仕事として成り立たせるにはあまりにその間口は狭く、また、そもそも演劇というもの自体がみなさんの日常に根付いたエンターテイメントではありません。

 

そこで私たちは、日常そのものである「食」を、非日常の「演劇」と交わらせることで生まれた“演劇ごはん®︎”を通じて、演劇」と「ごはん(食)」のそれぞれの領域の大きなテーマ(課題)の解決に向け、今回、新しい取り組みを開始します。ぜひ応援をお願いします!

 


 

 

「演劇」

「ごはん」

それぞれの課題

 

 

1. 演劇の課題

 

 

>>>作り手にとって
・演劇を生業にできる環境が整備されてない

・地域ごとの多様な演劇文化が育ちにくい

 

>>>観客にとって
・敷居が高い
・身近なエンターテイメントではない
 

演劇を仕事として成り立たせるのは難しく、ほとんどの役者がバイトをしながら役者をやっています。日中は普通に仕事をし、土日や平日の夜に演劇の活動をする、という感じです。

 

活躍の場が映画やテレビであっても、いわゆる”有名人”のような知名度が伴わないと大変な役者業ですが、舞台となるともっと過酷な状況です。宝塚や四季といった超有名どころ以外の「小劇場」といわれている世界では、まず役者が自分のお芝居だけで食べていくことはほぼ不可能。残念ながら、それが現実ではないかと思います。

 

■役者の拘束時間は?

 

ではここで、一回の舞台に役者がどのくらいの時間をかけているかの一例を示してみます。

 

まず、約1か月の準備期間で、延べ60時間は稽古をします。

そして、仕込み(舞台設営やゲネ等)を含め本番があり、1週間は拘束されますので、それで12時間×7日=84時間です。

足して144時間。

つまり、時給1000円程度のバイトであれば14万程度(さらに交通費なども別途出るでしょう)はお給料をもらえるくらいの時間を役者は拘束されることになります。

 

■舞台をつくるのにいくらかかる?

 

さらに、舞台を一回作り上げるのにどのくらいのお金がかかるのかについても、一例をお示しすると、費目として劇場費、照明費、音響費、舞台美術費、舞台監督費、小道具費、稽古場費、チラシ費、制作費などがあり、一回で100人入る劇場で2日間仕込みをし、5日間7ステージ公演を行うと仮定した場合、最低でも220万円ほどはかかります。

 

■「赤字」が当たり前…

 

出演者が5名だとして、バイトでもらえる金額相当のお給料分14万円×5人=70万円を人件費とすると、支出はさらに増え、総額290万円ということになります。

 

この金額は、チケット代が3500円と仮定して毎日満席だった場合(売上は3500円×100人×7ステージ=245万円)と比較しても、45万円の赤字が出てしまう金額であることがわかります。

 

そうなった時に、役者の出演費含め、人件費から削っていかなければならないのが実情で、アルバイトをしていれば14万円以上はもらえたところを5万円以下で我慢してもらわねばならず、運営側が上記の収支構造を変えない限り、役者に対し相応の出演料を捻出することが難しい状況はいわば恒常化していくことになります。

 


そして、上記の計算はあくまで「毎日満席だった場合」に限った話です。

ここでさらに、事態を深刻にしているのが、日本では諸外国に比べて圧倒的に舞台芸術が日常に根付いていないこと、身近なエンターテイメントになっていないという現状です。何より集客こそが一番大変。この点は、演劇業界の環境や収支構造に課題があるがゆえに、日本の各地域における多様な演劇文化の醸成を阻害しているのではないかと私たちは考えています。

 

2. ごはん(食)の課題

 


>>>生産者/飲食店/料理人にとって
・コストや効率性が重視される消費社会の中で、素材や料理の本質を伝えきれ

 ていない


>>>消費者にとって
・安全性への不安 
・情報過多による選ぶ基準の複雑化 
・食べる楽しみのマンネリ化

 

例えば、「自然栽培」という農薬や肥料を全く使わない野菜の栽培方法があるのですが、この栽培方法による野菜のシェア率は市場に出回る野菜の0.02%と言われています。

自然栽培は良い土だけで育てるので、環境や身体への負担が少ないだけでなく、野菜本来の味がします。野菜嫌いだった人が食べられたという話も少なくありません。


一方、コンビニでいつでも手軽に買えるおにぎり。

このおにぎり一つに入っている添加物の種類はどれくらいだと思いますか?


なんと、おおよそ100種類以上です。

 

これら2つの対比は、あくまでも事例(情報の見せ方)の一つにすぎません。

私たちは、何が正しいかという価値観の対立ではなく、みなさん自身が普段何を食べているかにもっと興味を持ってもらい、少なくとも選択の機会がいつでも気軽に得られる状況にあることが必要ではないかと考えています。

ですが、実際にはどうでしょう?

私たちが「食」について考えるきっかけになるお店や場所は、私たちにとって、それほど身近ではありません。

逆に、食材について知ってほしい、選択肢を提供したいという想いを持っている生産者やお店の側も、自分たちのその想いをどうやってみなさんに届ければ良いのか、困っているのではないでしょうか。

 

3. 課題×課題=解決!

 

そこで生まれたのが「演劇ごはん®」です。

 

日常そのものである「食」が、非日常の「演劇」と交わることで、お客様と役者、日常と非日常を円滑に繋がり、孤立や分断が生じやすい演劇空間が渾然一体となったシームレスな空間に変わります。

 

演劇ごはん®︎とは??

 

1)舞台となる素敵なレストランにご訪問いただきます

 

2)いつのまにか物語が始まっています

 

3)観劇中に美味しい料理を提供いたします

 

 

4)そのお店ならではのお芝居をご覧(参加)いただきます

 

・物語の中で料理や食材についてポイントを紹介

・食材の食べ比べをしてもらうことや……、

・投票によって物語が変わることも!

 

5)皆様のすぐ隣で役者が物語を繰り広げます

 

・お客さんだと思っていた人が実は役者さんだった!!なんてことも……

 

 

6)食べる時間も確保しているのでじっくり味わってください!

 

 

3年以上を費やして私たちが確立したこのノウハウを活用して、飲食店のオーナーや原材料の生産者の想い、生産・仕入れ・調理工程等を演劇作品に落とし込みます。ただ観るのではなく物語に巻き込まれることで、「観劇」がドキドキワクワクの「体験」へ。舞台製作費が多くかかる劇場という箱から抜け出しつつ、劇場がない地域でも飲食店さえあれば開催できるからこそ、舞台芸術や役者がより身近なものになっていきます。

 

 

■「食」にまつわる様々な課題を、まずは"楽しさ"と"美味しさ"ともに提供する。

 

食にまつわる様々な課題を、飲食店での客席一体型演劇という手法を用いることで、正しさよりも前に、まず面白さや楽しさを消費者に提供する。面白く楽しいものには人が集まり、繰り返されるという当たり前の行動を食の領域に持ち込むことで、開催店を中心とした「演劇と食」をテーマにしたこれまでにない新しいコミュニティを作り出すことができ、さらには、お客様巻き込み型や一体型のイベント形態をとり、これを仕組化することで、食のコミュニティが全国、あるいは世界中にだって広がる可能性を秘めている。

 

この取り組みが全国に普及すれば、食の領域の課題解決がごく自然に社会に根付いていき、結果として、食への意識を高く保つことが当たり前の社会を生み出すことができるのではないかと私たちは考えています。

 

 

演劇の素晴らしさ

食の大切さに

もっと目を向けてほしい!

 

 

改めまして、Alaveの小濱晋です。私は、東京都立大学機械工学科在学中に演劇に触れ、卒業後その道に進むことを決めました。


劇団をやりながら調理のアルバイトをし、調理師免許を取得。様々な劇団や映画監督の下で芝居を学び、2012年に初めて自身によるプロデュース公演を打ちます。
また、舞台を通して青少年育成に取り組む劇団にも参加し演劇での社会貢献も学びました。

 

10年以上続けてきた演劇の世界。しかし、役者を仕事として生きていくのはとても難しく、特に舞台芸術はひときわ厳しいと感じていました。

多くの素敵な俳優達が辞めて行きました。主な理由はお金です。みんな東京を離れ地元に帰っていきました。

 

そんな現状を打破すべく、2015年にもっと気軽に楽しめる新しい演劇の形と食文化の向上を願い(株)Alaveの前身となる団体を設立し、2017年に法人化しました。

 


演じることに加え、食べることが好きな私は、美味しいものが大好きです。そこから食への関心が高まり添加物や栽培方法、飼育方法などにも関心を持ち始めました。身体や環境に優しいものは、そうでないものと比べて何と言っても美味しいんです。知れば知るほど自分たちがどういうものを食べているか、みなさんにももっと興味を持ってほしいと思うようになりました。

 

 

さらなる課題解決!

地産地消の

 

■地産地消の演劇ごはん®って?

 

これまで都内で開催してきた演劇ごはん®ですが、「地産地消の演劇ごはん®」を始動します。その第一歩となるのが7月の「伊豆のお宿の演劇ごはん」です。


「地産地消の演劇ごはん®」とは、地域のお店を会場として、その地域の役者を使った演劇ごはん®公演を企画・実施する、地域に愛されるお店と、地域で役者をやって生きていきたい人のための「演劇ごはん®」です。


上京して役者を目指していたがお金を理由に実家に帰り役者を諦めなくて済むように。両親に上京を許してもらえなくても地元で演劇ごはん®に出ることで役者をやれるように。地元に愛されているが後継者がいなくて閉めざるを得ない飲食店に後継者が現れるように。その地域で真っ当な食べ物を作っている生産者さんにもっと喜んでもらえるように。

地産地消の演劇ごはん®の実現により、
地域活性化、地方創生、食の課題解決、演劇の日常化などを目指しています。


舞台芸術は時間と労力がとてもかかっており、遠方に行くにはさらに費用がかかります。皆様から頂いたご支援を起爆剤にして、いろいろな地域に「演劇ごはん®」の種を蒔き、みなさんの心もお腹も満たしたいのです。

 

豆のお宿の演劇ごはんについて

 

このたび、Alaveと伊豆長岡にあるKONA STAYがコラボレーションをして、伊豆の宿泊施設で演劇ごはん®を開催することになりました。

 

KONA STAYは自転車に特化した宿泊施設で、交通網が充実していない伊豆の地域を自転車やeBikeを使って楽しむ旅行の提案をされています。

 

 

また、日本とインバウンド、地域の子供と大人、地域の人と地域外の人、などKONA STAYをハブとしたコミュニティを生み出し地域活性化を図っております。


演劇ごはん®とKONA STAYでは共通して「新しいコミュニティを作り出し」人と人を繋げることを特性としており、このコンセプトが合致し実現にいたりました。


KONA STAYのコモンダイニングシェアキッチンという場所をつかい、地元のレストランの協力を得、地元の食材を使ったコース料理を提供予定です。

 

また、実施する演目は、2018年10月に開催した「奇跡の野菜の演劇ごはん」の際にすでに大好評をいただいているものですが、KONA STAYバージョンに差し替えた新バージョンをお届けします。

 

(公演詳細)
脚本:佐藤史久
脚色:四方田直樹
演出:足立信彦
出演者:

 五十嵐雅史、木村文香、小濱晋、斎藤雅樹、

 信原久美子、布袋田雅代、眞鍋登喜子
会場:KONA STAYコモンダイニングシェアキッチン

KONA STAY伊豆長岡 内
 〒410-2201 静岡県伊豆の国市古奈307)


公演日程:

 7月13日(土)18時~、14日(日)12時~、

 7月19日(金)18時~、20日(土)18時~、21日(日)12時~

 

 

 

 

このクラウドファンディングでは皆様から頂いた御支援で、地方展開の第一歩、7月に伊豆のホテル「KONA STAY」で開催される「伊豆のお宿の演劇ごはん」を成功させたいと考えています。

 

どうか、ご支援をお願いいたします!

 

 

■全国47都道府県で「地産地消の演劇ごはん®」を実施したいです。

 

今回、この公演を成功させたあかつきには、「伊豆のお宿の演劇ごはん」をモデルケースとしてさまざまな地域にお声がけをしていき、2020年中には、全国4地域、箱根、大阪、沖縄、屋久島、で開催できたらと考えております。そして、2025年までに全国制覇を……!!


これにより演劇ごはん®による「食と演劇」のコミュニティが全国に広がり、食に対しポジティブに取り組む社会、演劇が身近な存在になる社会に大きく近づくのではないかと考えています。


さらにそこに、その場にいない多数の人にもリーチできるようVRの導入と、ナイトタイムエコノミーの一つとして外国人向け同時翻訳システム(電光掲示板等)を導入することにより、地方の飲食店をハブとした6次産業化まで実現できたらとも考えております。

 

 

 

リターンについて

 

■演劇ごはん@伊豆公演ご招待+ドミトリー宿泊

 

「伊豆のお宿の演劇ごはん」ご招待とKONA STAYドミトリー宿泊権が目玉です。
夜公演の場合は当日KONA STAYドミトリー宿泊権、昼公演の場合は前泊か当日泊かでお選びいただけます。

 

Dormitory / ドミトリー https://www.konastay.jp/stay/
ドミトリーは、ひとり旅でもプライバシーを保ちながらリーズナブルに泊まれるよう3方が壁に囲まれたバンクベッドタイプをご用意致しました。
女性専用ドミトリーもございますので、女性グループでも安心してお泊り頂けます。

>チェックイン:15時〜22時
>チェックアウト:10時
>Wifi:全館無料

>朝食サービス:
・午前7時〜9時45分(入店)
・2階コモンダイニング 簡易な洋食ビュッフェ(無料)
>利用制限:

・小学生以下のお子様はドミトリーでのシングル利用不可(貸切の場合は可)

・全室禁煙(喫煙スペースをロビー横中庭〈BBQテラス〉に設置)

・ペットと同伴でのご宿泊はできません。

・2階フロアへのエレベーターはございません。

・1階にバリアフリートイレをご用意。

 


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