
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 53人
- 募集終了日
- 2016年2月8日

【フィリピン地震 緊急支援2025】一人でも多くを救うために
#国際協力
- 現在
- 154,000円
- 支援者
- 30人
- 残り
- 37日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 5,352,000円
- 寄付者
- 585人
- 残り
- 38日

緊急支援|被災重なるフィリピン、台風25号被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 574,000円
- 寄付者
- 66人
- 残り
- 33日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,636,000円
- 寄付者
- 224人
- 残り
- 7日

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
#子ども・教育
- 現在
- 13,345,000円
- 寄付者
- 677人
- 残り
- 19日

継続寄付でミャンマーに希望を ~繋がる支援で避難民の明日を~
#国際協力
- 総計
- 111人

ごかつら池どうぶつパーク|命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦
#観光
- 現在
- 5,903,000円
- 支援者
- 374人
- 残り
- 33日
プロジェクト本文
終了報告を読む
フィリピンの農村で農民を支える志の高いNGOスタッフに日本の技術を学んでもらいたい!
はじめまして、皆元理恵と申します。私がフィリピンで毎日共に汗を流しているフィリピン人NGOスタッフたちを日本に招き、農業機械や農業、事業運営やノウハウを学んでもらいたいと思い、プロジェクトを企画しました。現在、私はフィリピン・ルソン島北部のヌエバ・ビスカヤ州の稲作地帯で、小規模稲作農民を支援する「ARMLED」というソーシャル・ビジネス事業のマネージャーを務めています。
2013年、初めてフィリピンに足を踏み入れ、都市部の急激な経済成長の裏で貧困に喘ぐ小規模稲作農民を目の当たりにしてきました。その一方で、彼らは「何とか生活を良くしたい」と貧困と闘っています。私は、そのような農民の生活を支えているARMLEDをもっと発展させたいと思い、気がつけば3年間この仕事を続けてきました。
この度「フィリピン人NGOスタッフたちを日本に招き、農業機械や事業運営のノウハウを学ばせたい!」と企画しました。みなさまのご協力をどうかお願いいたします。
(手作業での農作業を行うことを余儀なくされている農民が大勢います)
フィリピン小規模稲作農民は貧困の悪循環から抜け出そうと努力しています。
フィリピンは世界でも有数のコメ消費国ですが、生産性向上に必要な機械化はまだ十分に進んでいません。豊かな大規模農民は高価な機械を購入し効率的に農業を営むことができますが、一方で小規模農民は機械を購入するお金はなく、種子や肥料を買うために高利貸しから借金をするなど、「貧困の悪循環」から抜け出すことのできない深刻な状況に陥っています。
ARMLEDのサービスを利用している農民の約8割は、借金を背負っています。その中には年率120%以上といった高額の金利を高利貸しに払っている人もいます。例えば、この地域の平均的な農民の年間収入は15万円ほどで、農業のために4万円借り入れただけで、次の年に年間収入の半分以上を取り立てられることになります。

(ARMLED事業が行われているヌエバ・ビスカヤ州バヨンボン町の様子)
(水牛を使用した農作業を行う農民が大勢います)
ARMLEDは何をしているのか?
ARMLEDは、このような苦境にある小規模稲作農民を支援するため、ソーシャル・ビジネスとして、低価格での農機のレンタルサービスや低利子のローンを提供しています。さらに、地域の農民を農機オペレーター(農機を操縦する人)として雇用することによって、彼らに貴重な追加収入の機会を提供しています。

(ARMLEDの事業概要)

(青いポロシャツを来た人がメンバーです。左から、エドワード、アルヴィン、皆元、エマーソン、ロマリー。)
ARMLEDのサービスを利用することで、自身の生活を掴みつつある小規模農民が出てきています!
そして、事業開始から約3年が経過した今、ARMLEDの運営スタッフたちが日々「小規模農民を支援したい」と思い、懸命に働き続けた成果が出つつあります。年間200名近くの小規模稲作農民がARMLEDのレンタルサービスを利用し、60名以上が農機オペレーターとして働くまでになりました。ARMLEDのサービスを利用することにより、小規模農民は借金を減らしたり、生産量を増加させたりすることができているのです。

(脱穀機作業を背景に笑顔の小規模農民(左)とARMLEDスタッフ(右))
農業機械の保守管理や組織運営の能力強化が急務となっています!
しかし、まだ重大な課題が残っています。ARMLEDスタッフやオペレーターの農機に関する適切な知識や技術が不足しているため、サービスの質はまだ十分な水準には達していません。機械がほんの数年で動かなくなったり、誤った操作や修理の仕方により壊れてしまったりすることも・・・。農業機械の保守管理や組織運営がこれから身につけていかなければならない大きな課題となっています。
しかし、 フィリピンの地方ではそれら技術を学べるチャンスは極めて少なく、「きちんと管理をして農機をより長く使えるようにする」という予防の意識が人々の間に浸透していないというのが現状です。多くの農民に自らの生活をより良いものにしてもらうためにも、今まさに、より水準の高い農機や農業、事業運営の知識が必要となっているのです。

(農機を点検するARMLEDスタッフ(右)。奥は農機オペレーターの家です。)
このプロジェクトでは、「様々な問題を抱える小規模稲作農民を助けたい!」という願いのもと、ARMLEDのフィリピン人スタッフにサービス向上と運営能力強化のために日本で学んでもらいます。私は「日本の進んだ技術」や「日本らしいきめ細かな工夫」「日本人の農機に対する丁寧な姿勢」を直接目で見て肌で感じて欲しいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。日本での研修は、彼らを飛躍的に成長させると信じています!

(精米機を掃除するARMLEDスタッフ)
研修後には、日本の技術や知識をフィリピンの農村で普及させます。
日本での研修を終えフィリピンに帰国した後には、農機オペレーターや小規模稲作農民にそれら技術や知識を伝授します。そして、日本の農業機械に関する技術や知識をフィリピンの農村に普及させ、コメの生産性向上を目指します。
この研修によって、これまで以上に多くの稲作農民が農機を適切に使用することできるようになり、ひいては稲作生産活動の効率化と地域の雇用創出を通じて、コツコツ地道に農業を営む小規模稲作農民の生計向上に必ず繋がると、私は信じています!
(耕耘作業の準備をする農機オペレーターたち)
「日本のちから」をフィリピンの農村へー。
私は、この3年間、フィリピンの農村でARMLEDスタッフと共に小規模稲作農民の支援に奮闘してきました。私の頼もしい仲間たちは「いくら働いても生活は良くならない」と努力することを諦めてかけていた農民に希望の手を差し伸べようと日々必死に活動しています。
日本の技術を4人のフィリピン人スタッフたちへー。
そして、その4人のスタッフからフィリピンの小規模稲作農民たちへー。
フィリピンへ「日本のちから」を橋渡しするプロジェクトへご協力いただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします!

(現地の農民は必死に努力しています。彼らが自立して農業を営むことができるよう応援していきます!)
◆◇引換券について◆◇
・スタッフより、こころを込めたサンクスレターをお送りいたします。
・~NEW~無農薬・無化学肥料栽培トマトジュース
・今回の活動とその後の変化も追った報告書をお送りします。

・研修中に都内(予定)で実施するセミナーと懇親会へ招待します。来日中のスタッフと意見交換や交流ができる貴重な機会です。

・研修先の農家で ARMLEDスタッフが手伝った無農薬米などの美味しいお米2kgをお送りします。

・ARMLEDスタッフがデザインしたオリジナルシャツをお送りします。

・マニラ集合&解散の現地訪問ツアーにご招待します。ARMLEDの農機レンタル作業や農民の生活を直に見学していただけます。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
2013年より、農機レンタル事業のフィールド・マネージャーとして、フィリピン人スタッフたちと共に小規模稲作農民の支援に奮闘してきました。
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リターン
3,000円
お手軽支援コース
・スタッフによるサンクスレター
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
5,000円

報告書コース
・スタッフによるサンクスレター
・プロジェクト後の変化も追った報告書
(イメージ写真はパンフレットですが、報告書は冊子で発行します。)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
3,000円
お手軽支援コース
・スタッフによるサンクスレター
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
5,000円

報告書コース
・スタッフによるサンクスレター
・プロジェクト後の変化も追った報告書
(イメージ写真はパンフレットですが、報告書は冊子で発行します。)
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
プロフィール
2013年より、農機レンタル事業のフィールド・マネージャーとして、フィリピン人スタッフたちと共に小規模稲作農民の支援に奮闘してきました。









