朝市センター保育園では、子どもたちが「梅干し作り」や「味噌作り」を体験する。
梅はなんとお散歩先の梅の木から実を採るところから。
味噌も朝市のお豆やさんで大豆とこうじを買うところから。

親ですら、梅干しを漬けたことも、味噌を仕込んだこともないのに、子どもが先に体験してきてしまう。

 

4歳の子どもができて、大人の私にできないはずがない。
一念発起、梅干し作りと味噌作りに挑戦してみた。

 

梅の実を採るまではさすがに体験できず購入したが、青い梅が黄色く熟すのを数日待つ。
酸っぱい梅干しからは想像できない甘いフルーティな香りを発する。
(梅の実ってこんな甘い香りなんだ・・・)
30歳を過ぎて初めて体験する母。

 

「つまようじで こうやってとるんだよ」
梅干しのヘタの採り方を、子どもに教えてもらう。
さすがに細かい分量までは子どもはわからないので、そこはインターネットにお世話になったけど、手順はちゃんと子どもが体験しておぼえていた。

 

味噌は子どもたちが大豆とこうじを購入したお豆やさんに相談。
「子どもが作れるんだから、私も挑戦してみたいと思って」
子どもたちが使ったのと同じ種類の大豆を教えてもらい、味噌づくりのレシピも一緒にいただいた。
大豆をゆでて、つぶして、こうじを塩切りして、味噌玉をつくって、保存容器に入れて、発酵するのを待つ。

 

「味噌は何でできてる?」と聞けば
「だいずと こうじと しお」とちゃんと答えるわが子。

 

職場で味噌づくりをした話をしたところ、
「味噌って自分でつくれるんですか?何でできてるんですか?」と20代後半の同僚。

年輩の方は「おい!」と突っ込みたくなるかもしれないが、味噌はお店で買うものと思って育ったので、本当に知らない。

さすがに「大豆」が原料であることは知っていても、どんな工程でできるか知らないのだ。
でも朝市っ子は知っている。

 

仕込んですぐには食べられないのがまたいい。
「まだかな? まだかな?」と出来上がりを待つ時間が愛しい。
朝市っ子たちもこうやって楽しみに待ってるんだろうな。

 

そして出来上がった梅干しと味噌は格別な味。
すっかりはまってしまった。

子どももよろこんで食べてくれてうれしい。

 

親が子に教わる日本の伝統の味。
 

素敵な体験をいっぱいさせてもらえる朝市っ子たち。
心からうらやましい。
私も子どもの頃そんな体験したかった。
親として、少しおすそ分けしてもらえることがしあわせ。

 

ありがとう、朝市センター保育園。
これからも親子一緒にここで育ちたい。

 


 

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