このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
マンスリーサポーター総計
テキサス州ヒューストンから(フレッデリスクバーグに到着)の速報その5です!
8月25日(日)はハ号プロップのレクチャーも終わったので、ハ号プロップは車庫の中でお休み。しかしスタッフは炎天下、猛暑のテキサスで一日かけて47mm戦車砲の取り外し作業に挑んだとのこと。もちろんNPO派遣スタッフ3名も全力支援したとのことです。
事の始まりは、警察庁からの指導に基づいて戦車砲の砲身に詰め物を入れて無可動化する必要があることから大騒ぎとなりました。まずは戦車砲を外して無可動化するか、前回英国から里帰りした九五式軽戦車4335号車同様に複製品(モデルガン)を製作して搭載するかを検討しようということになったのですが・・・
ご覧のとおり駐退器と砲身が錆びついて動こうとしません・・・
さらに砲身被弾時の衝撃からか?トラベルロックとなる砲を上下方向に動かないように固定するピンが変形してまったく抜ける気配がありません。
ですから下の写真でお判りの通り、少し上方を向いた47mm砲を車内に引き出せたとしたら、どんどん下方に向かってしまうので、砲塔後部のアクセスハッチから引き出すまえに砲塔基部のターレットリングに引っかかってしまうという恐ろしい罠が待ち受けていることが判明。
ということで、本当に面倒だし出来れば避けたかったのですが、防盾基部ごと砲塔から戦車砲を外すという選択と相成りまして、全員総出で作業に当たってくれた結果・・・・
見事にぱっくりと外れました!!
取りはずした47mm戦車砲は早速工場内に運ばれました。明日以降、ロックピンを抜いて砲身と防盾の分離作業に取り掛かるとのことです。
この47mm戦車砲は無可動化することで機械としての機能を失うことになるので、今回は輸入を見送りたいと我々は考えております。里帰り時には軽合金製の複製品(モデルガン)を搭載する方向で検討中です(詳細についてはコチラを参照ください)。マンスリーサポーターのみなさまにもご意見をお寄せいただきたいと存じます。
NPO派遣スタッフ3名と現地協力スタッフのドミニクさんはフレデリックスバーグの最後の夜を現地名物のドイツ料理店で堪能したとのこと。速報によると、太平洋戦争国立博物館では11月2日(土)にはコンバットゾーンでハ号プロップのお披露目を兼ねたイベントも計画中とのことなので、みなさまにもお声がけして希望者を募ってミニツアー開催というのも楽しいかもしれませんね。
2024.8.28追記:上記アンダーラインのお披露目イベントはその後の調整で2025年3月に変更なったとのこと。開催時期は改めて決定次第にお知らせいたします。
その6へ続く
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