政府の地震・津波予知その5

内閣府の巨大地震モデル検討会が発表した内容はセンセーショナルな話題を呼びました。 これに対して文部科学省の調査研究プロジェクトが発表した図には南海トラフと日向灘にクエッションマークがついていました。担当者は「南海トラフ沿いの震源域が連動して動くとは現時点で思っていない。動く可能性はあろうから、これから時間をかけて調査する」と言っているそうです。 南海トラフ地震対策ワーキンググループは最終報告書で「地震の規模や発生時期の予測は不確実性を伴い、直前の前駆すべりを捉え地震の発生を予測するという手法により、地震の発生時期等を確度高く予測することは、一般的に困難である」としています。 今後検討すべき主な課題として「変化が観測されている時期には、不確実ではあるが、地震が発生する危険性が普段より高まっている状態にあるとみなすことが出来る。この場合においても、南海トラフ沿いのいずれの領域で地震が発生するか、あるいは複数の領域で同時に発生するかなど、発生する地震の領域や規模の予測は困難である」としています。

 

【 政府の地震・津波予知その6

文部科学省の地震調査研究推進本部は宮城沖地震をどのように予知していたかを見てみましょう。今後30年間に99%の確率でM7.5の地震が起きると中央防災会議と同じ想定をしていました。しかし、日本海溝により近い震源の地震が連動する場合には M8.0の地震が8090%の確率で起きると想定していました。実際にはM9.0の巨大地震が起きました。 M8M9ではエネルギーで32倍も違います。政府も地震学者の殆どもM9の巨大地震を想定していなかったと言います。 東日本大震災があまりにも予知と大きく異なったために、風向きが変わりました。つまり最悪の地震を想定しないと予知が当たらなかった時の批判が大きいので最悪の過大想定をするようになったのです。 20133月末に内閣府の巨大地震モデル検討会は東海、東南海、南海地震に加えて日向灘地震、さらに南海トラフ沿いを震源とする地震を入れて5連動の巨大地震の発生可能性を発表しました。想定津波は20m(黒潮町に最大34m)とし、32万人に犠牲者が出ると発表しました。

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         2015年1月20日  BOUGUボーグ開発者/原田 純一

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