こんにちは、事務局長の岩附由香(特活ACE代表)です。

今日は、児童労働ネットワークを立ち上げた頃のお話を少しさせてください!

 

児童労働ネットワークを立ち上げたのは2004年。

 

実は2002年ぐらいから準備会合は始めていました。

 

その当時、ACEは専従スタッフはおらず、岩附とACE事務局長の白木が、フルタイムの仕事をしながらの準備を続けていました。

 

準備会合は確か18時半くらいからだったのですが、主催者である私たちが遅れてしまうこともあったりし、準備会合につきあっていてくれた方々の忍耐に感謝という感じでした。

 

そうしてようやっと立ちあがった2004年。

とある国際協力NGOに、加盟のお願いにいったときのことです。

 

「岩附さんの団体は、規模どれくらいなの?」

 

当時、前年度の決算は100万くらいだったと思います。

 

「ネットワーク作るより、まず、自分の団体をちゃんとやったほうがいいんじゃない?」

 

その帰りは、ちょっと泣きそうになりながら帰りました。

 

今回一緒にチャレンジをしている堀内さん(当時はILO駐日事務所代表)をはじめ、労働組合のみなさん、NGO仲間のみなさんと、2年近く、さんざん議論を重ねて作った趣意書や規約。

 

ACEのバリューに「ネットワークを最大限に活かします」というの

があるのですが、小さな団体でも、集まれば大きなインパクトを出せるのではと信じて、立ち上げようとしたネットワーク。

 

そんなネットワークより、自分のことちゃんとしなさいよ、それからなんじゃないのネットワークは?というご指摘に、「ごもっとも」と思ってしまう自分がいる一方で、「いや、絶対、ネットワークに意味があるんだ」と思っている自分もいて。「こんなネットワークを立ち上げるなんて、やっぱり私たちには無理なんだろうか」と自信を無くしてしまう出来事でした。

 

多分ACEのことを心配してくださってのご意見かもしれないのですが、その時の何とも言えない気持ちは、今もありありと思い出せます。

 

2017年で13年目を迎え、これまでのキャンペーンや署名活動の参加者の数が170万人以上となる中で、

 

「ああ、あの時、立ち上げるのを、あきらめなくてよかったな」

 

と、この時のことを思い返すことが、何度かありました。

 

未だに、ネットワーク運営は難しいなぁ、と思うことも多々ありますが、やはり何かアクションを起こそうと思った時、一からネットワークを築いていたのでは遅いのです。

個々の団体がそれぞれの活動に従事しながらも、共通の目的に向かい協働してアクションを起こしていく。そして連携して、外へと働きかけていく。

 

その場を提供できるように、これからも児童労働ネットワークの事務局として、事務局長として、運営にあたりたいと思います。

(岩附由香)

新着情報一覧へ