80%目前!学生支援員の声PART2!

AISESの山崎です。

 

ご協力の輪が広がり,ありがたいことに総支援額が目標の80%を越えようとしています。

クラウドファンディングを始める前は,皆様のご理解やご協力をいただけるかどうか不安な面もありましたが,

実際に始めてみると,私たちの活動にご理解をいただき,

私たちが元気づけられるばかりです。

 

さて,今回は実際に支援員として子ども達に関わっている学生の声PART2をお届けします。

 

実は今回感想を書いてくれたのは,自分でも今後貧困や虐待の影響を受けた子ども達の支援活動を立ち上げたいという思いを持っている学生です。

彼女はそのために遠方で開催される貧困支援の勉強会などに何度も足を運んでいます。

このように支援の輪がどんどん広がっていくこともまた,AISESとしてもうれしい限りです。

では,ご紹介します。

 

「学生スタッフのほとんどが、将来、教員として教育に携わることを考えています。学校教育とは少し異なる福祉という現場の中で行う学習支援は、学習塾のように「勉強を教える」「解けない問題を解けるようにする」というものではないはずだと感じながらも、では具体的にどのような支援ができるのか、はじめは手探りの状態で活動が始まりました。

 

「とにかくこの学習会が子どもたちにとって楽しく居心地のいい場所になることを目指してやろう。」そんなことを学生間で話し合い、勉強の合間にも子ども達の好きな話をしたり、学校や家庭での出来事を聞いたりしながら、子ども達に寄り添い、信頼関係を作ることを大切にしてきました。

 

ある日の支援中、中学生が「もっと人と話がしたい。」と話してくれました。学校で話をする友達はいないのか尋ねると、友達との会話で真面目な話や勉強の話をすると雰囲気が重くなってしまうから話しづらいこと、家ではあまり家族と会話をしないことなどを教えてくれました。

 

「それなら、ここで沢山話せばいいよ。」タテでもヨコでもないナナメの関係である私達だからこそできる支援があると、その時再認識しました。

 

それ以来、どの子に対しても勉強が終わった後に会話をする時間をつくり、子ども達の話したいこと、将来の目標や関心のあること、私達学生はどんな中学生時代を過ごしてきたか、どうやって進学先を決めたのかなどについても話をしてきました。

 

そうすると、初めの頃は時間が来たらすぐに帰っていた子ども達が、少しずつ学習会で過ごす時間が増え、1人では解けなかった難しい問題も諦めずに解けるようになるまで取り組むようになりました。

それまで全く提出していなかった学校の課題を前より提出できるようになったり、定期テストも初めから諦めてしまうのではなく「この問題は解ける」という自信のある分野をもって臨むことができるようになりました。安心感のある環境によって、ようやく学習に向かう姿勢ができてきたと感じています。

 

私達学生スタッフにとっても、この活動は本当に学びの多い場です。毎回子ども1~2人に対して学生が1人付いて支援が行われ、平日はほぼ毎日活動があるので、1人の子どもを複数の学生スタッフが順番で担当していることになります。そのため、自然と1人の子どもを数人の学生が支援するチームができていて、お互いに情報を共有することでその子の学習の様子を多面的に知り、教材選択などの計画を立てていくことができます。

 

このようなチームで支援するという形は、学生が将来的に学校現場に入っていってからも必要とされるものですので、とても貴重な経験になると思います。

今まだ子ども達の学習への意欲は、テストの点が思っていたより良くてその教科が好きになったり、できない問題にあたって嫌いになったりと多少の揺らぎがあります。

しかし、こうした活動は長く続けていくことに意義があります。彼らが将来について考え始め、学習に対して本気で向き合うようになった時、そうした必要なタイミングでいつでも頼る場所があることが、子ども達が安心感を感じるためにとても大切なことだからです。

 

今も私たちはボランティアで支援を続けています。施設では,毎日私たちとの活動を楽しみにしてくれている子どもたちがいます。

事前準備や往復の移動時間やそこにかかる費用も考えると負担もあるのですが、子どもたちがそこに待っていてくれるからこそ、私たちも今は頑張れています。

 

私はこの春卒業しますが、私たちの思いを引き継いだ後輩たちが、代わってこの活動を引っ張ってくれる準備もしています。

皆様の御支援があると、後輩たちも活動により力を入れて取り組めます。

皆様からの応援を、どうぞ宜しくお願い致します。」

 

これまでの母子生活支援施設での活動は、前回声を寄せてくれたAさんと、この感想を寄せてくれたYさんが中心になって進めてくれました。

感想の中には、子ども達とゆっくりあたたかい信頼関係を築いたことが記されていましたが、実は、これは並大抵の学生ではできることではありません。

前回もお話したように、様々な環境の影響から「大人」という存在への信頼感が薄く、コミュニケーションの仕方もうまくない子ども達の心を開かせるためにはあたたかい態度はもちろんのこと、子どもの行動の背景への受容的で客観的な理解やかかわりスキルが必要になるからです。

 

AISESで支援員をしてくれている学生は、全員がこうしたことについての講義やトレーニングを受けています。
きちんとした理論とスキルをもって子ども支援に本気で取り組んできた彼女たちだからこそ、色々なことを得て卒業することができるのではないかと思います。

 

ぜひ、この活動を続けられるよう、皆様からのご支援をいただければと思います。

よろしくお願いいたします!

 

 

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