
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 175人
- 募集終了日
- 2022年4月11日
あと3日|自然放牧を通して出会った“仲間”を応援したい
クラウドファンディング終了まであと3日となりました。
開始からここまで120名以上の方にご支援をいただいており、本当に嬉しくありがたく感じております。
本日は、このプロジェクトを立ち上げるまでの裏側、クラウドファンディングを通して感じたことについてREADYFORさんにインタビューしていただきました。
このプロジェクトを立ち上げるまでの2年間、全国各地で出会った大切な仲間について、プロジェクトにかける思いについてお話ししています。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
ここまでご支援いただいた皆さんの想いとともに、最終日まで駆け抜けますのでどうか見守ってください。
(聞き手:READYFOR )
全国の自然放牧に取り組む牧場のことを、たくさんの人に伝えたかった。父の夢の実現はもちろん、“仲間”を応援したい気持ちが原動力に。
Q. このクラウドファンディングをどのように見せたいか、色々と考えながらメッセージを選ばれてきたと思います。一番伝えたかったのはどんなことだったのでしょうか。
今回つくるミルクスタンドは、レストランのように自分の料理の腕や技術を提供するものとは違い、「牛乳」そのものの美味しさをあじわっていただくところです。なので、牛乳のこと、その牛乳をつくる自然放牧の牧場のことをもっと知ってもらいたいと思っていました。
実際に、2年以上かけて仕事の合間に全国各地の牧場を訪ねたのですが、1つとして同じ牧場がないことに気づきました。牛の種類や、頭数、草の育て方、搾り方、殺菌方法、売り方。牧場それぞれに牛乳、牛、牧場に対する想いやこだわりがあります。
実際に訪れないとわからない牧場の魅力、牧場主のこだわりやメッセージをこのミルクスタンドを通して伝えたいと思っています。それはお店にとっての意味はもちろんですが、自然放牧をもっと多くの人に伝える上でも大切なことだと考えています。

※薫る野牧場の花坂さん。10頭くらいと少数の牛を丁寧に育てている。
Q. 2年かけて全国各地の自然放牧の牧場をまわられたとのことですが、最初から全国各地をめぐることを計画されていたんでしょうか。
初めから全て訪ねるつもりはなかったんです。もちろん、ゆくゆくは全部の場所に行けたらいいなと思ってたんですけど。ただ、実際に牧場を訪問する中で「これは全部まわらないとだめだな」と気づいたんですよ。
最初は、訪れた牧場以外は、電話をして話を聞いたりしながら牛乳を取り寄せていたんです。色々なところから取り寄せて、味の違いを調べていたのですけど、それだけだとやはり分からなくて......。周りの人に牛乳を飲んでもらった時も、やっぱりやっぱり現場を見たところは自分もすごく伝えやすかったんです。
ページ本文や新着情報にも出てくる北海道の「ありがとう牧場」は何度も訪れていて、牧場主の顔も見えるし、牧場のことをいくらでも話せるんですよ。そういうことが僕たちのミルクスタンドでは1番大切なんだなと思いました。それで、遠くても、できる限り全国各地を訪ねたいと考えるようになりました。
また、ミルクスタンドは父と一緒にやるので、なるべく父と訪ねるようにしていました。僕1人だけで行った牧場もありますが、しっかりその魅力をお客さんに伝えられるようにするためには2人で行くことが大切だなと思っています。お店ができる4月末までに、北海道にも改めて一緒に行こうと考えています。

※薫る野牧場で、父と一緒に牧場のこだわりを教えていただく。
たしかに、それぞれの牧場の空気や現場の様子は、実際にいかないとわからないところも多そうです。
今回、訪れた牧場から応援メッセージをもらっています。本当に嬉しいメッセージをいただいてとても感謝しています。何度も訪ねた牧場も多くて、冗談を話せる仲間のような関係性の牧場主の方もいて。だからこそ「仲間」の思いを伝えたい。仲間になったからこそ、その人の思いを純粋に伝えられると思うのです。
このクラウドファンディングで伝えるメッセージも、単純に味だけを伝えるのではなく、牧場のことやその魅力を伝える内容になっているのかもしれません。

※インタビューの様子。
Q. お仕事をしながら、30箇所も牧場を訪ねることは決して簡単なことではないと思います。大変だったことはありましたか?
実際に現地を訪れるのは本当に大変でした。どの業界もそうだと思いますが、インターネットにすべての情報が載ってるわけではありません。もちろん最初はインターネットでひたすら調べたのですが、それでも10箇所ちょっとしかなくて......。ネットに出ている情報は有名な所が多いんです。なので、そこからは現地へ訪問し、牧場主伝いに知り合いがいないか紹介をしてもらって......それをひたすら繰り返すという感じでした。
牧場主から名前を聞いて、あとはネットで調べて、直接牧場に電話することが多かったです。そんなことを来る日も来る日もやっていました。
あとは、オーガニック系や高級スーパーで知らない牛乳を見つけたりもしました。その場合は、すぐに購入して飲む。そして、美味しかったら、パッケージの裏面を見てすぐに電話するという感じですね。今度静岡の牧場へ行くのですが、そこは誰からも教えてもらえなかった所なんです。スーパーもあなどれません。

※さまざまなスーパーに行き、牛乳売り場をチェックしました。
今でこそリストにたくさんの牧場が書かれていますけど、初めのリストは10くらいしかなかったので、そこからよく35くらいまで積み上がったなと思います。宝物の資料です。
「自然放牧の牛乳を扱いたいんです」
突然の訪問に、はじめは苦戦も...いまでは1番の理解者であり、大切な仲間に。
何度も行った所は信頼してくださっているなと感じることが多いです。「ありがとう牧場」の吉川さんや「しあわせチーズ工房」の本間さんは、特に仲良くさせてもらっています。お二人からはたくさんの牧場をご紹介いただいて、そこからどんどん繋がりが広がりました。応援メッセージをくださった元農林省の原田さんもそうです。僕が知る限り、日本全国でも一番自然放牧の牧場を周った方だと思うんですが、その原田さんにリストを見ていただき、行っていないところやおすすめをたくさん教えていただきました。

※北海道足寄の「ありがとう牧場」。牛たちが生き生きしている。
Q. 心強い仲間に支えられていたのですね。牧場の皆さんと今の関係性になるまで、気をつけていたこと、大切にしていたことはありますか?
自然放牧をされている方は、いい意味でこだわりが強いです。牛舎で育てる一般的な酪農のスタイルではなく、あえて自然放牧をしている人がほとんどなんです。お金も補助金ももらいにくく、ビジネス的にも簡単ではない。それをあえてやっているということは、ものすごく信念があるんです。
なので、僕が「自然放牧の牛乳を扱いたいんです」と伝えると、距離感を置かれることも多々ありました。オーガニックブームのなかで、「自然放牧」に安易に飛びついたやつと思われて。
ただ、僕の場合は、少しラッキーだったんです。元々祖父の代から父親まで100年ほど牛乳屋をやっていたので、そのことを伝えると皆さんちゃんと牛乳のことを考えているんだなと理解してくださりました。
僕も色々な牧場に行っていたこともあり、仲良くなった牧場主の方々とは牧場で5時間くらい話すこともありました(笑)。
Q. 徐々にお店のオープンが近づき、さらにクラウドファンディングのページを公開して、牧場の方々からの反応はありましたか?
ページを公開したあと、牧場主の方々に応援メッセージをいただけないかお願いしていました。実は正直もらえないかも......と思っていましたが、皆さんすごくポジティブに応援してくださって。応援メッセージだけでなく、自らページをシェアしてくださったり。実際に、酪農関係者の方々が見てくださることも増えてきたように実感しています。
※ミルクスタンドのイメージ図。
あと、うれしかったのは昔の知り合いが応援してくれることですね。Facebookで投稿したとき、今までで一番いいねの反応が多かった気がします。それはつまり、酪農関係だけでなく、今まで付き合ってきた多くの人が反応してくれたということです。大学時代の同級生や昔繋がった友人など、みんなが応援してくれて、とても嬉しいです。しばらく話していなかった友人たちからもメッセージをいただいたりもして。
2年前とは違う、応援してくれる“仲間”がいることが一歩を踏み出すきっかけに。
Q. 実は今回、世の中の情勢を踏まえ、一度公開の延期を決断しましたよね。とはいえお店をオープンすることも決まっているし......当時の木村さんの心境についてお伺いしてもいいでしょうか。
連日ウクライナのニュースが報道されて、本当にいま公開すべきなのかとても悩みました。でも、店がオープンすることは決まっていたので、結局翌週には公開しました。ただ、正直投稿してしばらくは、これが良い判断だったのかよくわからなかったですね。
結果的には、開始したら応援をいただき、ほっとしました。日常が続いていくことも事実ですし、ミルクスタンド作りも進んでいる。そんな中で、会社を続けながら、親子で店を作ることに、「親子ですごいね」「こんな時代だけどいいニュース」という感じでポジティブな印象を持ってくれる方もたくさんいました。そういう意味では良かったなと思いましたね。

※父と私。店ができる実家兼倉庫の屋上で撮影。
Q.木村さんはクラウドファンディングは2回目の挑戦だと思いますが、何か気持ちに変化はありましたか?(1回目:こちら)
3年前にFUKKO DESIGNという復興支援を行う社団法人を立ち上げたのですが、その時と今の自分はかなり違います。あの時はまだ仲間づくりがうまくできなかった気がします。一緒に社団法人を立ち上げた河瀬さんをはじめ、いろんな方々と行動を共にする中で、今ではありがたいことに「仲間がいるな」と感じているんですけど、そういう気持ちが昔はまだなかったんです。
今は誰かが応援してくれてるだろうという自信があります。いつも一緒にプロジェクトをやっている仲間たちはきっと応援してくれるだろうなっていう気持ちが強かったです。
正直、前回はみんなでやったプロジェクトでしたが、今回は僕と父だけ。自分自身を試されているようで怖かったのですが、そんな自信があるから、今回クラウドファンディングの実施に踏み切れた部分はあります。
今は、ほんとに困った時に絶対助けてくれるなと思う仲間がぱっと思い浮かべられます。それは本当にありがたいです。そういう人が思い浮かべられるうちは頑張れるなって気がします。
リターン
3,000円+システム利用料

お気持ちコース
木村義之・充慶の親子から感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
8,000円+システム利用料

自然放牧の牛乳3種を飲み比べ(@武蔵野デーリー)
厳選した「自然放牧の牛乳」3種類をお店で飲み比べできる権利をお届けします。
木村義之・充慶の親子が実際に30箇所以上の自然放牧の牧場を回って厳選した牛乳になります。
訪れる時期によって牛乳は異なりますのでお楽しみに!
ー期間:ご案内から半年内が有効になります。
◎感謝メールのご送付
◎放牧酪農の牧場主とのオンライントークイベントにご招待(※)
◎ロゴ入りステッカー
※ オンライントークイベントは、5月上旬の平日夜に開催予定です(4月中には詳細の日時のご案内をメッセージ機能を通して送付いたします)
- 申込数
- 57
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円+システム利用料

お気持ちコース
木村義之・充慶の親子から感謝のメールをお届けします。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
8,000円+システム利用料

自然放牧の牛乳3種を飲み比べ(@武蔵野デーリー)
厳選した「自然放牧の牛乳」3種類をお店で飲み比べできる権利をお届けします。
木村義之・充慶の親子が実際に30箇所以上の自然放牧の牧場を回って厳選した牛乳になります。
訪れる時期によって牛乳は異なりますのでお楽しみに!
ー期間:ご案内から半年内が有効になります。
◎感謝メールのご送付
◎放牧酪農の牧場主とのオンライントークイベントにご招待(※)
◎ロゴ入りステッカー
※ オンライントークイベントは、5月上旬の平日夜に開催予定です(4月中には詳細の日時のご案内をメッセージ機能を通して送付いたします)
- 申込数
- 57
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月

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