介助犬・聴導犬と暮らせる人を増やす。必要な車両を買い替えたい

皆さんが遭遇したことがある

補助犬（盲導犬・介助犬・聴導犬）は

パートナーである障害者の指示に従い

よく訓練されている印象があると思います

 

この素晴らしいチームワークで活躍している裏側には

障害者（補助犬ユーザー）のひとかたならぬ努力が

あります

 

 

犬達も感情があります。どんなに人懐っこい子でも

初対面の人と以心伝心で思い通りに動いてくれることはありません

 

補助犬ユーザーには

犬の健康管理・衛生管理・行動管理を行う義務があります

 

私達育成協会はこの3つの管理方法を補助犬ユーザーが習得し

社会に出た時、周囲の人達や施設に温かく

受け入れてもらえるよう教育する義務があります

 

 

ユーザーが3つの管理方法を習得することを合同訓練と言い

聴導犬は14日以上（実際には40日以上かかります）

介助犬は40日以上と法律で定められています

 

 

 

訓練士とたくさんレストランで待機する練習をしますが・・

人が変わると犬達は行動を変化させます

どんなに訓練をしても「人」が変わると

できていたことができなくなるのです

 

 

 

羽原さんとジュリ初めての飲食店訓練

足元で大人しく待機するのが補助犬のお仕事

 

 

合同訓練をスタートさせたばかりは

殆どの訓練犬は机の下でジッとしてくれません

ユーザーは犬が立つたびに何度も何度も

食事の手を止めて犬が伏せるまで支持を出します

 

慣れるまでは温かい食事が冷めてしまうこともシバシバ・・・

 

 

 

当会では商品を選ぶとき、メールを打つときなど

「犬」以外の物事に集中しなくてはいけない場合は

座らせるように指導します　

犬が自分勝手にウロウロするとトラブルになりやすいからです

 

 

 

ショッピングモールや駅ビルなど

色んな場所でユーザーと訓練犬で練習します

こうやって合同訓練を通じて

補助犬の健康管理（病気の予防や食事）

衛生管理（シャンプーやブラッシングなどの手入れ方法）

行動管理（犬をコントロールする技術）

を補助犬ユーザー自身が習得していくことで

社会で活躍する素晴らしいチームが誕生します