プロジェクト概要

パキスタンにエシカルジュエリーを製作する工房を設立し、

職人の研磨技術を継承するとともに、研磨産業で地域活性化に貢献したい!

 

皆さま、はじめまして。EARTHRISE代表兼デザイナーの小幡星子と申します。2011年にジュエリーブランド【EARTHRISE(アースライズ)】を立ち上げ、人にも自然にもやさしいエシカルジュエリーの制作・販売を行っています。エシカルジュエリーとは、生産、流通の過程において、人権・社会・自然に配慮をして作られるジュエリーのことです。

 

そしてこの度、プロジェクトの一環として、パキスタンに研磨工房を設立することになりました。このプロジェクトを始動するにあたり、研磨工房設立と研磨機購入の費用150万円が必要となります。

 

(研磨職人と宝石の研磨について話し合っているところ)

 

かつては「東洋のスイス」と言われた、パキスタン・スワット渓谷。そこには、良質のエメラルドやピンクトルマリンが採れる鉱山があります。しかし、3年前までタリバンの支配下にあったため、産業が立ち行かなくなってしまいました。研磨技術があるにも関わらず、採掘された原石はそのまま取引されるため、現地の人々の利益に結びつかないのが現状です。


そこで、スワット出身で30年に渡り宝石の研磨をしてきた職人たちの夢でもある研磨工房をつくり、後継者を育て、スワットの研磨産業を活性化させるプロジェクトを立ち上げました。

 

(美しい景色の広がるパキスタン・スワット渓谷。

この地に工房をつくります)

 

(職人の手により、美しく研磨されたアクアマリン)

 

 

 

パキスタンの研磨職人との出会いは、2010年。当時、エシカルな宝石を探し求めている中、知人の紹介で出会いました。彼は、長年に渡りパキスタン中の鉱山へ足を運び、彼らと信頼関係を築いてきた職人。時には自宅から車で20時間以上もかけて鉱山へ通い、宝石の原石を仕入れ、ひとつひとつ丁寧に研磨をしていました。

 

そんな職人の夢は、故郷のスワット渓谷に工房をつくり、若手を育て、技術を継承してゆくこと。そして、宝石の研磨をひとつの産業として、地域を活性化させてゆくことでした。

 

 

 

 

パキスタンでは、様々な宝石の原石が採掘されます。その原石を求めて、隣国のインドを始め、多くの国のバイヤーたちが仕入れにやってきます。しかし、研磨をせずに原石のまま取引され、原石自体も買い叩かれることが多いため、適正価格よりも低い金額で流通しています。買われていった原石はインドや中国、タイなどで研磨され、日本にも多く入ってきています。

 

これでは、現地の人々が利益を得ることができません。宝石も、原石のまま取引を行うよりも、研磨された宝石の方が高い値段で取引することが可能となります。

 

さらに職人の故郷であるスワット渓谷には、研磨専門の工房がありません。個人で仕入れた原石を研磨・販売するだけで、そもそも職人を育成することや、研磨産業という考え方自体も存在しませんでした。

 

 

そこでこの2つの問題を解決する方法として、研磨専門工房をつくることを決意したのです。

 

しかし、2007年に武装勢力タリバンがスワット渓谷を占拠したことで、全てが変わりました。毎日、至る所で銃撃戦が繰り広げられ、200以上の学校が破壊されました。市長をはじめ、警察官の8割近くが殉職しました。子供たちは学校へ通うこともできず、大人たちも外出することができずに家の中で怯える日々が続きました。スワット渓谷にあったエメラルド鉱山はタリバンが支配し、武器購入の資金源として利用されました。タリバンがこの地域に来るまでは世界中から観光客が訪れる、のどかで平和な場所でした。それが一転、仕事はおろか、まともな生活すら送ることができなくなりました。

 

2012年、パキスタン軍によるタリバン掃討作戦が成功し、再び平和を取り戻したスワット渓谷。しかし、昔のような活気はなく、現在もこの地に観光客が訪れることはありません。この地域一帯の経済は停滞したままで、失業者も増え、景気は悪くなる一方。職人の孫娘は7歳という若さでこの世を去り、追い討ちをかけるかのように身内が次々と病気にかかりました。そして、医療費を工面するために、やむなく職人の仕事道具であった研磨機を売り払わなければならなくなりました。

 

 

2015年9月にこの地を訪れた際、話で聞いていた以上に職人たちの状況が切迫していることが分かりました。この素晴らしい研磨技術を残したい。職人たちの夢を一日も早く実現させたい。人材も技術も鉱山もある。あとは工房と研磨機だけ。そこで、若手職人の育成と地域活性化の礎を築くために、2016年5月を目標に研磨工房を設立することにいたしました。

 

(職人にしかできない研磨技術も若手に継承していきたいと考えています)

 

(パキスタンで採掘・研磨されたペリドットを用いた指輪)

 

(「世界で最も美しいエメラルドを採掘していることを誇りに思っている」

鉱山労働者たちの言葉がとても印象的でした)

 

 

 

研磨工房を設立したら、いずれは女性の研磨職人を育てること。これも今回のプロジェクトの延長線上にあります。パキスタンでは、男性は外で稼ぎ、女性は家事や育児をするという家族システムが代々続いてきました。しかし、近年女性の高学歴化に伴い、女性の社会進出が進んでいます。しかし、女性が働ける環境や職業の選択肢は、大都市を除いて多くありません。

 

「子育てをしながら、仕事をしたい。」

 

研磨技術を習得出来れば、工房ではなく自宅でも仕事ができるようになります。女性のライフスタイルに合わせた働き方、生き方を選択できる。研磨産業は、女性にとっても就業の機会になると確信しています。

 

美しいエシカルジュエリーを創造するお手伝いを、

皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
 

(学校へ通う女の子たちと)

 

 

 

— 紛争も国境もない。ただ そこには美しく輝く地球があった。

 

1968年クリスマス・イヴ。人類初の有人月周回ミッションを果たしたアポロ8号の乗組員たちは、荒涼とした月面から、生命に満ちあふれた青い地球が昇る「地球の出 “EARTHRISE”(アースライズ)」を見ました。そこには、言葉では言い尽くせないほどの美しい地球があったのです。この地球上に生きる命が、月面から見た[EARTHRISE]のように真に輝く存在であってほしい…という想いを込めてブランド名を付けました。

 

(アポロ8号乗組員撮影(1968年12月24日))

 

EARTHRISE Co. Ltd.
・公式ウェブサイト http://www.earthrise-j.com
・Facebookページ https://www.facebook.com/earthrise.jewelry
・Instagram https://instagram.com/earthrise_j


 

◆◇◆◇◆◇引換券について◆◇◆◇◆◇

 

50,000円、100,000円の引換券には、2016年度中に発表予定の新作ジュエリーコレクションの特典をご用意いたしました。宝石やジュエリーを見つめる度に、このプロジェクトのことを思い出していただけますと幸いです。

 

[ジュエリーの種類]
50,000円:有料でネックレスへ加工いたします。
100,000円:有料でピアス、もしくはイヤリングへ加工いたします。

 

[金性]

フェアトレードのシルバー、もしくはK18イエローゴールド(フェアマインド認証)からお選びいただけます。
※イヤリング金具につきましては、シルバー(ロジウムメッキ、ゴールドメッキ)、もしくはK18イエローゴールドの金具となります。

 

[宝石の形状]

2種類からお選びいただけます。

A.スクエア 

B.しずく

 

[宝石の種類]

5種類の中からお選びいただけます。

①ミルキークォーツ

②ローズクォーツ

③シャンパントパーズ

④クォーツ(無色透明)

⑤アクアマリン

 

※100,000円の引換券は宝石を2つお付けいたしますが、ピアス(イヤリング)への加工をご希望の場合は、同一形状・同種の宝石をお選びください。

 

※宝石の表面のカットは変更となる場合がございます。予めご了承ください。


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