当番組の出演者のひとり、二本松進さんの体験を克明につづった「不当逮捕」(林克明著/同時代社)が出版されました。寿司店経営者の二本松進さんは「築地署警察官によってでっち上げられた公務執行妨害・傷害事件」の冤罪被害者。仕入れに訪れた築地市場で違法駐車への取り締まりに抗議をしていたところ、婦人警官が「暴行を受けている」と通報。駆けつけた5-6台のパトカーに乗っていた警察官に逮捕され19日の拘留生活を余儀なくされる。暴行などなかったという大勢の目撃証言より、2人の婦人警官の嘘の証言をもとに調書が作られ、裁判所もそれを認めてしまうという、日本の司法制度の闇が鮮明に描かれています。映像を観るような臨場感、何もしていないのに自分が取り調べを受けているような錯覚に陥る問題作です。こうして冤罪は作られるのか、と呆れるやら、情けないやら。ともかく読んでいただきたい1冊です。

当番組「塀の中の白い花~ほんとに何もやっていません」は痴漢冤罪事件から殺人事件まで、様々な冤罪をご紹介していきます。

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