このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】22年7月の活動状況について
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
8月12日現在、支援者の数が34名、月単位の寄付総額は60,000円となりました。支援現場のなかでのニーズも安定してきて、同じ若者が継続して利用する段階に入っています。
また、今回の活動報告にも書かせていただきましたが、交通費を補助することによって発見できた困難ケースもありました。
私たちは支援活動を始めるために必ず発生する「出会う」「つながる」「選ばれる」という3つのアクションをどれだけ多くの人に広げられるかという課題と常に向き合っています。このサポ―トプログラムがこの点でも有効であることを知っていただけたら嬉しいです。
今回も、実際に実費負担の補填を行ったケースについてご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――ミサキさん(17歳・女性)―――
今年の初頃、学校を中退したことをきっかけに支援プログラムの利用登録をされましたが、予約をいれても当日キャンセルになってしまったりとお話しする機会が作れない状況が続いていました。
春ごろに来所されたとき、保護者からのサポートが受けられず金銭的な負担があることがわかり交通費の補助を始めました。その後は予約日にしっかりと顔を出してくれるようになり、安定した支援の基盤が整えることができました。
これで支援活動が進むだろうと思ったのも束の間、ミサキさんのお話を聞いていくと、家庭内の環境の厳しい状況が見えてきました。
精神保健福祉士の視点も借りながら虐待にもとれる状況に、就労支援よりもまずは児童相談所で話を聞いてもらった方が良いと考え、相談をすることとなりました。
――支援スタッフの声―――
まだ何も決着も将来の道筋も見えていない現状で、このような報告をするのは悩みましたが、この交通費の補助ができたことで、ミサキさんの現況の把握が早くなってこの段階で適切な社会リソースにつなぐことができたと思います。
日々、支援活動をしているとフェ-ドアウトしてしまう若者がいるのですが、その背景にあるものが今回は垣間見えたように思います。接点を持つことができた若者との関係を保ち、私たちがつながることの意味とその価値を新たに発見できました。
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【2022年7月の活用状況と残高】
■活用可能金額:39,558円
■活用した金額:24,478円
・ICカードによる補填‥‥14,000円
・個別の交通費補填‥‥10,478円
■受益者数:5名(8月12日時点)
■繰越金:15,080円
【寄付の引き受け状況について】
2022年7月分(翌月25日着金)について
寄付金額:63,000円/寄付者数:34名
活用予定額:41,706円(※1)
繰越金含残高:56,786円
★月内の寄付はまとめて翌月25日に振り込まれます。
【今後の予定】
・新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って来所の相談件数が減り、オンラインでの相談や来所を見合わせた方が増えたため先月と比べると活用した件数が減りました
・感染者数の状況を見ながら、ストックになっている交通費を活用できるようにチラシなどで説明がしやすい環境を整えます。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません