このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】22年8月の活動状況について
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
夏は新たにつながる若者が少ない時期であります。気候のこともありますし、世間のムードもあるのかもしれません。新型コロナの影響も相変わらず続いていることもあります。ただでさえ最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるのに、このタイミングはよりハードルの高さを感じるのかもしれません。
一方、すでに活動を始めている若者にとっては、普段より頑張ることが多いぶん、自信がつきやすい時期。農業のお手伝いや草刈りなど外での仕事体験プログラムも続き、日焼けした彼らの表情はずいぶんと頼もしくみえます。
そんな成長する姿の背景にある「お金」を心配せず利用できることが重要と考えています。今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――アキラさん(21歳・男性)―――
5月の活動報告でお伝えしたアキラさんが、アルバイトをはじめました。
ご家族とは不仲で別居状態でサポートは期待できない状況が続いており、交際相手の実家にお世話になっていました。
その状態を良しとせず就活を続けていましたが失敗続き。自信を失って、家でも肩身の狭さを感じている状況のなかで支援を行ってきました。
当時は予定を組んでもドタキャン…と、ヤキモキする場面も多かったのですが、交通費の補填を始めてからは支援機関に通えるようになり、スムーズに支援活動が進むようになりました。
社会の動きが少しずつ活気づいてくるなか、アキラさんは飲食店でのお仕事が決まりました。まだ始めたばかりではありますが、初日にはわざわざ電話をくれて「疲れたけど続けられそう、頑張りたい」と話をしてくれました。
――支援スタッフの声―――
まずは「はたらく」という彼の目標が実現できたこと、それが今後も続けられそうでホッとしています。
実は交通費の補填は途中からかなり少なくなって、先月は当初の半分以下になりました。お金のめどがついたわけではなく、メールや電話のように会わないでもできることが増えていったからです。
対面で50分ほどの時間をかけてグッとモチベーションを引き出すこともありますが、働き始めてからもずっとそのままというわけにはいきません。
そこまでの力をかけなくても、「やってみよう」と電話で声をかけるだけでも行動をできるようになったアキラさんの未来は明るいと感じています。
その段階まで彼を見守ることができたのは、ほかでもない交通費の補填をすることができたからです。
みなさんのお力をお借りできたから、これだけ早期の段階でアキラさんの次のステップが決まりました。本当にありがとうございます。
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【2022年8月の活用状況と残高】
■活用可能金額:56,786円
■活用した金額:56,768円
・ICカードによる補填‥‥14,500円
・個別の交通費補填‥‥33,528円(※)
・漢検・Vもぎ受講交通費‥‥8,740円
※4月から8月の間にかかった交通費をまとめて精算した方がいましたので大きな金額となりました。
■受益者数:30名(9月9日時点/延べ)
■繰越金:18円
【寄付の引き受け状況について】
2022年8月分(翌月25日着金)について
寄付金額:64,000円/寄付者数:35名
活用予定額:42,367円(※1)
繰越金含残高:42,386円
【今後の予定】
・すでに利用を始めている若者のうち、経済的な負担を抱えている方を優先して交通費の補填についての声掛けを行います。
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※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません