このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
【報告】22年6月の活動状況について
日々、私たちの活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
育て上げネットのPR担当の山崎です。
本クラウドファンディングによる寄付の引き受け状況と、利用状況に関する情報をお伝えします。
7月15日現在、支援者の数が32名、月単位の寄付総額は55,000円となりました。法人内でもこの活動の定着が進んでおり、知見の蓄積がされるなかで声の挙がっていなかった拠点からも活用検討が進んでいます。
新たなコロナ株による感染拡大が広がっていることもあり、対面支援の不安が募りつつありますが「交通費が出るなら会って話したい」という声も強いニーズです。感染症対策を万全に行いながら今後も対応してまいります。
今回も、実際に実費負担の補填を行ったケースについてご報告します。
※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。
―――レイコさん(21歳・女性)―――
育て上げネットのプログラムの利用を始めたのは2年ほど前。保護者と一緒に来所されました。人と対面して関わることに不安が強く、コロナ禍以前からマスクを常に着用しています。お顔を拝見したことはほとんどありません。
他者との関わることが得意でないことを感じながら、このままではいけないと支援プログラムへの参加を希望されました。
拠点から離れたところに住んでいらっしゃるため、決して安くない2人分の交通費の負担をかけていることに申し訳なさを感じていて「交通費がかかるので・・・」と来所を中止したことも過去にありました。
それでも自身のありたい姿に近づけるよう、時間はかかっても丁寧に支援を継続してきました。
ご本人から
①保護者同伴ではなく、ひとりで利用できるようになりたい
②保護者に負担をかける後ろめたい気持ちから解放されたい
そんな要望がでたことから、本クラウドファンディングによる交通費の補填を決定しました。
補填を開始して以来、まだ短い期間ではありますが、スタッフはレイコさんの変化を感じ取っています。
――支援スタッフの声―――
この2年間を通じて、社会に対して抱いていた不安はだいぶ薄れてきました。電車への抵抗は薄まり、内職希望からアルバイトへの意欲も自分から発言するようになりました。レイコさんにとって、いまは頑張りどきと感じています。
交通費の補填を始めてから、保護者と離れ、ひとりでの行動が増えてきました。いまは毎週来所してスタッフや利用者と関われるようになって、工場見学など社会体験プログラムに参加したいと手を挙げました。
これまでの経緯もあって保護者の方はまだ不安を感じておられるのでしょう。理由をつけ同伴しようとされています。
それでも「ひとりで行く」と言い出して同伴を断わるようになりました。
自分のなりたい姿へ、自立の一歩を踏み出したレイコさんに勇気を与えられたのは、みなさまからのご寄付のおかげです。このスパートの期間をしっかりと支えていくことができることに感謝しています。
―――――――――――――――
【2022年6月の活用状況と残高】
■活用可能金額:35,316円
■活用した金額:29,520円
・ICカードによる補填‥‥21,500円
・個別の交通費補填‥‥8,020円
■受益者数:8名(7月7日時点)
■繰越金:5,796円
【寄付の引き受け状況について】
2022年6月分(翌月25日着金)について
寄付金額:51,000円/寄付者数:29名
活用予定額:33,762円(※1)
繰越金含残高:39,558円
★月内の寄付はまとめて翌月25日に振り込まれます。
【今後の予定】
・夏休みが近くなると学齢期の子どもたちの支援も活発化します。個々のケースに合わせ支援を展開します。
・すでに利用を始めている若者のうち、経済的な負担を抱えている方を優先して交通費の補助についての声掛けを行います。
――――――――――――
※1‥‥Readyfor社への手数料およびクラウドファンディングページの運営や寄付いただいたみなさまの情報管理、調査・研究をはじめとするバックオフィス業務にかかる人件費を主なものとして、実費補填するための振込手数料、本活動に関係する広報活動の費用を事務費としてしています。
コース
1,000円 / 月
1回分の相談費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
3,000円 / 月
週1度の相談相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
5,000円 / 月
1か月分の通信費相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません
10,000円 / 月
1か月分の定期券相当で若者を応援する
・活動報告を本プロジェクト内で掲載します(月1度程度)
・税額控除に使用できる寄付金受領証を発行します(毎年1月末頃)
※活動報告の情報は一般公開されるもので、寄付者限定のものではありません