障害者の可能性を閉ざさない フィリピンたった1つの盲学校の挑戦
寄付総額
目標金額 8,000,000円
- 寄付者
- 195人
- 募集終了日
- 2017年2月15日
現地からの声ーーアイリッシュの話し
今回ご紹介するアイリッシュは、フィリピンの視覚障害者で他に例を見ないくらいのエリート中のエリートです。兄弟全員が私立の一流大学に行くくらい生活には困らない家庭に生まれ、彼女自身大学院まで通いました。ですがそんな恵まれた環境課にある彼女でさえ、やはりフィリピンという国において学校に通い続けるには、沢山の困難があったようです。
地方に生まれ、フィリピン国立盲学校に通学するには距離が遠かった彼女は、通信教育を選びました。弱視で大きな文字なら読むことができたため、点字のテキストがもらえない通信教育でも何とか課題を終えることができていたのです。週に2日、通信教育を受けている生徒たちが学校に集まって、共に授業を受ける日があったのですが、家庭科や体育など実技を伴う授業にはまったく参加させてもらえなかったと言います。
「体育は、たぶん先生はどうしたらいいのか分からなかったのだと思います。だから、たとえば私にボールを渡して、みんなが体育をしている間、運動場の隅っこで一人で遊んでおくように言われたり、あとはほとんどの場合はただ見学したりするだけでした」
少し視力があることから、「見えているのにどうしてサポートが必要なの?」と言われることも多く、先生に、友達に、いつもいつも自分の状況を説明しなければいけない、説明しても信じてもらえない、そういう毎日もものすごくストレスだったと言います。
「友だちもほとんどできませんでした。フィリピンでは言葉で挨拶をする代わりに、相手に微笑みかけることがあります。私の場合、友達が微笑みかけてくれたことが分からなくて無視してしまう…、そうすると周囲は、私が友達を作る気はないのだと誤解するのです。最初だけ、周囲は好奇心から渡しを取り囲んで、いつから見えないのか、原因は何なのかなど聞きます。その答えに満足したら、もう話しかけてはくれない、離れて行くのです」
学生時代、授業にもほとんど参加できず、友達の輪にも入れずに苦労した彼女の夢は、先生になること。
「今でもまだ多くの視覚障害者が、適切な学習支援が受けられず苦労しています。だから私は先生になりたい。私が学校制度を変えるとまでは言えないけれど、でも障害者にとって通いやすい学校を増やしていきたいのです」
ギフト
5,000円
5,000円寄付コース
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- 95
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10,000円寄付コース
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