がん専門の医療人「がんプロ」を育てるプログラムの継続を!

寄付総額

13,083,000

目標金額 4,500,000円

寄付者
304人
募集終了日
2022年3月24日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

セカンドゴール達成のお礼、および、ラストゴールに向けて!



大阪大学拠点がんプロ事業推進責任者の小泉雅彦です。これまで、大変多くの方々にご支援いただき、心より御礼申し上げます。皆様の心からのご支援によりまして、3月17日にセカンドゴールの900万円を達成することができました。大変ありがとうございました!


今まで、患者様をはじめ多くの皆様にがんプロ人材養成の必要さをお伝えしてまいりました。その中で、皆様から頂きました数多くの心温まるお言葉から、当がんプロ教育事業の大切さをひしひしと感じることができました。


災害やパンデミックが起こっても患者様に寄り添い、最適な治療やケアを受けることができる、がん専門の高度な医療人を育成していくことは、最先端医療・未来医療に大きな力となります。この度のセカンドゴール達成により、がんプロ教育活動維持・継続の体制構築のみならず、キャンサーボード・エキスパートパネルなどの開催、学外の連携大学との合同研修会・患者交流会が実現可能となりました。


今後さらにがんプロ教育を発展させるために、1200万円のラストゴールを設定することを決定いたしました。
最終の第三ゴールでは、セカンドゴールでの活動を更に深め、各種連携教育活動の支援を行っていきます。全国がんプロ拠点は以下の日本地図に示す11拠点、81大学が属しています。

 

 

当大阪大学拠点としましては、全国がんプロ協議会の事務局として、この全国規模のがんプロ医療人材事業の情報共有のための事務連絡を担って参ります。


既に筑波大学(北関東)拠点から全国がんプロへ提供されているe-learningクラウドのコンテンツの更新・追加といった発展的維持への支援をし、今後は全国規模での連絡会議、合同教育フォーラムの開催をサポートおよび各種医学実習の実施への支援などをしていきます。


新着情報のコーナーには更に最新情報をアップしていきます。是非、ご覧いただければと思います。取材は最後までお引き受けしております。今後も広く全国の皆様方に「がんプロ人材育成」の必要性と重要性を今後もお伝えしていきます!


ラストゴール達成まで、残り7日となりますが、最後の最後までご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます!

 

 

 

これからのがん治療を支える人材の養成

ページをご覧いただきありがとうございます。大阪大学大学院 医学系研究科 教授の小泉雅彦です。

がんの専門医療人材の養成プログラム「がんプロ」に事業責任者として携わっています。

 

大阪大学拠点がんプロ

「がんプロ」とは、がん医療を専門とする職域人材(がん医療のプロフェッショナル)を養成するために、文部科学省の補助事業として2007(平成19)年度から開始されたプロジェクトです。  

 

全国の11拠点の医療系大学院で実施され、私どもは大阪大学を拠点校として5府県(京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の医療系7大学が連携・協力をしてがん専門の医療人材を養成してきました。

 

がんプロには「がんのプロフェッショナル人材」という意味と、「がんの専門人材を育てるプロジェクト」の2つの意味を込めて使っています。

 

 

近年の医療技術の高度化に伴い、現在のがん治療は、それぞれの専門医、様々な専門医療技術者がそれぞれの役割を果たし、多数のチーム医療で行われています。がんプロでは、多数の連携大学がそれぞれの特徴を活かして多職種の各専門医療職種間の連携でのチーム医療を学ぶことができます。

 

 

これまで文部科学省の補助事業として運営を続けてまいりました。補助事業は今年度で終了となります。

 

そこで来年度以降もこのがんプロ養成事業を継続するため、今回、クラウドファンディングにてご寄付を募らせていただければと思い、起案に至りました。コロナ禍においても、これからのがん治療を支える人材育成へ、どうぞ皆さまの温かいご寄付のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

がん治療の、いま

 

がんの治療方針は大きく外科手術、抗がん剤、放射線治療の三大柱から成り立っています。部位・がん病理組織・ステージが診断されたのち、それぞれに応じた最適な治療方針が決められていきます。

 

がん診療を担うがん専門医療人は多種多彩です。

 

腫瘍外科医、腫瘍内科医、放射線治療医、緩和医療医、腫瘍病理医、がん専門薬剤師、がん専門看護師、細胞検査士、医学物理士、放射線治療専門技師などが、それぞれの専門性を活かし、治療を進める過程で、それら多職種間の連携でのチーム医療でなされます。

 

さらに近年は、がん診断時にがんゲノム(遺伝子型)に即した方針選択がなされるようになっています。

 

 

医療現場での課題〜専門人材の不足〜

 

このようながん医療の現場では、専門人材の不足が大きな課題の一つとなっています。

 

さまざまな専門人材が連携して診断・治療を進めるがん医療において、どこかの専門が欠けることは、その地域での医療でできることに限界をつくることとなってしまいます。

 

元々地域に応じて、がん診療機関の多寡には違いがありました。そのため、地方ではそれぞれの規模の診療機関で役割があり、相互の連携で補っていかなければなりませんでした。

 

さらに拍車をかけるように、コロナ禍の影響から病院のベッド不足となり、一層地域医療・地域社会との連携、在宅医療との関わりも必要となってきています。まだまだがん医療の均てん化は克服すべき課題となっています。

 

また、近年のがん診断時のがんゲノムに即した方針選択においてゲノム医療医、がんゲノム・遺伝コーディネーターの必要性、小児・AYA(思春期~若年成人)・希少がんに対しての専門医不足もあります。

 

 

和歌山県や奈良県、大阪、兵庫でもがん専門医療人を一部擁していない地域があります。具体的な例では、緩和医療医、細胞検査士、医学物理士などです。がん専門薬剤師は潜在的に多くの地域で不足しています。

 

15年前すなわちがんプロ事業開始以前は、腫瘍外科医以外、例えば腫瘍内科医、がん看護専門看護師、緩和医療医など多くの職種で今よりも不足しておりました。

 

がんプロ事業 第Ⅲ期('17H29~)以前ではゲノム医療医・遺伝コーディネーター、小児・AYA・希少がん専門医も特に不足していたため、この5年間でこのがんプロ事業で養成してきました。

 

 

プログラムの活動実績について

 

がんプロフェッショナル養成プランは、文科省により2007年度より開始された大学院の教育事業です。

 

2007 - 2011年度 : がんプロフェッショナル養成プラン(第Ⅰ期)

2012 - 2016年度 : がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン(第Ⅱ期)

2017 - 現在:多様な新ニーズに対応するがん専門医療人材養成プラン(第Ⅲ期)

 

各5か年計画として、現在2021(令和3)年度が第Ⅲ期の最終年度となっております。全国11拠点の医療(医歯薬保健)系の全80大学大学院において実施されています。

 

 

そして、私ども大阪大学拠点がんプロがこの全国がんプロ協議会の事務局も担っています。全国の連絡業務を取り行っています。全国レベルでの情報共有の点で大きな役割を果たしてきています。現在までに、多くの学生がこのプロジェクトに参加し、全国のがん医療専門職の数は飛躍的に増加しています。

 

 

 

 

 

|第Ⅲ期(H29~R3年度)「ゲノム世代高度がん専門医療人の養成」

 

現在2017(平成29)年度から第Ⅲ期がんプロの多様な新ニーズに対応するがん専門医療人材養成プラン」が始まり、「ゲノム診断に基づき、小児・AYA・希少がん分野を加えた多職種が協力し、ライフステージに合わせ世代に応じ、患者様に寄り添った」がん専門医療人を養成しています。

 

 

私たちの教育プランの最大のキーワードは「連携」です。すべての医療職種が互いに交流を重ねながら学び合うことにより、信頼関係を醸成し、真のチーム医療を実践してきました。

 

具体的には、以下の様な、がん専門医療人(がんプロ)を育成しています。

 

 

全国のがんプロ拠点のうち、私ども大阪大学拠点のがんプロでは、唯一がんに関係する全ての医療職種*の養成を行う教育プランを立案しています。

(*歯科口腔外科医や婦人科腫瘍医などの個別外科医名を冠したコースを除きます。)

 

|大阪大学拠点がんプロで実施している教育コース大別

 

1, がん専門医養成コース

外科治療、薬物療法、放射線治療、緩和医療、がん病理診断、ゲノム医療、小児がん、AYA・希少がんなど専門医の養成

 

2, がん専門医療スタッフ養成コース

がん看護専門看護師、細胞検査士、がん専門薬剤師、医学物理士、放射線治療技師など医師以外の医療技術者の養成

 

3, がん専門インテンシブコース

大学院コース所属院生以外の一般の医療職に公開し、がん診療レベルの向上を目的としたコース

 


それぞれが、個々の医療職者の高い専門性を互いに理解しあうことによる他職種連携、地域連携を重要視したプランを構築しています。大阪大学の特徴の一つである「がん専門医療スタッフ養成コース」は、保健学科が主体となり、医学科、大阪大学医学部附属病院と連携して人材育成を展開しています。

 

例えば「高度がん看護専門看護師コース」ではがん看護専門看護師の育成、「細胞検査士スキルアップコース」では細胞検査士の育成、「先進医学物理コース」「先進ゲノム医学物理コース」では医学物理士の育成に取り組んでいます。

 

 

【 実施例 】

|学生への実習

実際に医療現場で実習を行うと医療従事者になるという心構えが芽生えるきっかけにもなり、「実習」は大きな意味をもちます。これまでにもそれぞれの職種ごとに実習を行ってきました。

 

医学物理士の病院施設実習風景

 

細胞検査士の実習風景

 

|研究を通したがんプロ教育

がんプロでは、座学のみならず研究を通して常に最先端のがん治療に関する知識を習得します。

 

学生は、それぞれの分野で研究テーマを持ち、日々の実験・解析・ディスカッションを通じてがんへの理解を深めていきます。多くの学生が在学中に英文原著を執筆し投稿するまで至っており、将来のがん医療に有益な成果を発信しています。

 

また、実験成果はその都度カンファレンスで議論され、学生同士が互いに意見や質問を出し合い検討します。これにより、発信力・洞察力・考察力を養います。

 

 

 

        

がんプロ医学物理士コース大学院生からのビデオメッセージ

 

 

がんプロ医学物理士コース博士後期課程大学院生からのメッセージ

私は博士前期課程のがんプロコース(先端医学物理コースⅡ)を修了しました。

 

現在は、博士後期課程に進学しがんプロコース(先端ゲノム医学物理コース)に参加しております。

 

学部は薬学系出身であったため、入学当初は放射線物理学系、放射線生物学系の講義についていくのが大変でした。

 

 

しかし、充実した講義内容、研修環境はもちろん、がんプロ合同研修会や、阪大病院にて行われるキャンサーボードなどに参加することができたため、物理系の知識だけでなく、放射線治療をはじめとしたがん治療についての知識を広い視野で効果的に得ることができました。

 

このように、他分野出身であっても医学物理士を目指しやすいコースだと実感しております。

 

将来的には、がん治療に貢献する医学物理士を目指しているため、今後もがんプロの活動や、研修を通して医学物理士に必要な素養を習得していきたいと考えております。 

 

  

|患者交流会

毎年10月頃の土・日に患者さん、患者会との交流会を持ちます。全教員・学生が参加し、患者さんの診療経験を聞きます。患者さんと相互に語り合うことで、貴重ながん患者体験を学ぶことができます。

 

患者さんの診療にあたっての思い、各ライフステージに合わせた対応を考える上で、またとない機会となります。在宅医療を含めた地域医療に関する対応の仕方もここで学ぶことができます。

 

 

 

|がんプロ合同研修会

毎年9月第一日曜日に連携7大学の教員・学生が一堂に会し、一日かけて研修する一大イベントです!貴重ながん診療に関するアップデートな講演会を行います。

 

午後には疑似キャンサーボード(がん診療の要となる症例検討会)、疑似エキスパートパネル(ゲノム診断に基づく症例検討会)を行い、各ワーキンググループに分かれて学生同士が討論し、成果発表を行います。大変貴重な教育の機会となります。他職種の考え方もここで学ぶことができます。

 

 

 

|市民公開講座

がんプロ教育を踏まえて、一般の市民の皆様へのがん診療に関する教育講座を開催することも重要と考えています。どなたでもご参加できる公開講座として無料でがんに関する啓蒙活動を行っております。各連携大学の各教育コースで盛んに行われています。  

 

何よりこのがんプロの意義を知ってもらうことが大切です。

 

そして、様々な点で悩まれている現状の担癌状態の患者様への最新のがん診療の情報提供を行うことは意義深いことです。その中で、患者、その家族、市民の皆様のお声を聴くことも可能になります。

 

 

コース修了者は、がん看護専門看護師の資格取得後、放射線治療看護をサブスペシャリティにして活躍する者や、薬物療法、緩和ケアを専門にする者などがいます。

 

全国各地のがん診療連携拠点病院において、がん看護の質の向上に寄与しています。医学物理士の資格取得者も同様に、全国各地のがん診療連携拠点病院において放射線治療の質の向上に寄与しています。

 

その他、教育全体のプランニングと実践を行う場として大阪大学大学院医学系研究科にがん教育研究支援センターを設置しております。

 

教育実習を行うのみならず、がん診療の拠点として、腫瘍内科、放射線治療科、緩和ケア科などを組織し、これまで各科がばらばらに統一性を取らずに行って来た診療を統括するため、大阪大学医学部附属病院にオンコロジーセンターを設置しております。

 

キャンサーボードの様子

 

 

資金使途

 

今回のクラウドファンディングでは、第一目標を達成することができれば、最初に述べた様な講義・実習はもちろん、学外実習を行うための最低限の活動ができます。

 

さらに第二目標の達成により、オンコロジーセンターでのキャンサーボードやエキスパートパネルなどの開催の支援、市民公開講座・患者交流会・がんプロ合同研修会など、患者様と医療従事者の交流の場を作ることができます。第三目標を達成した場合には、全国がんプロ事業であるe-learningクラウドをコンテンツの更新・追加や、医学実習(ゲノム外来実習、ベッドサイド実習)にも応用することができるようになります。

 

 

 

今後の展望

がんは2人に1人が罹患し、5人に1人が死亡する言わば「国民病」です。*

*参考) 最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計] (ganjoho.jp

 

様々な病気の中で、最も重要な病気であると言っても過言ではありません。先日の世界がん撲滅サミット2021 in OSAKAでは小児がんで亡くなられた女の子へ送る、世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA代表顧問の中見利男さんの追悼文が紹介されました。

 

人材育成の先に、一人ひとりの患者さんがいることを私たち教育者も忘れてはいけません。コロナ禍で医療機関がひっ迫した中でも、がん診療の重要性は高まっています。その専門人材の養成を続けて行かなければなりません。

 

この約2年間は実習の受け入れ先の医療機関や実習施設では新型コロナウイルス感染拡大を恐れ、実習ができない状況もあったり、患者様と向き合う交流会や、連携7大学が集まる研修会の実施も、控える形になっていました。

 

ようやく、今後再開できそうという時に、補助事業終了を理由にプログラムの続行ができなくなることは、絶対に避けたいと考えています。これからのがん治療を支えていく人材を育てていくために、どうぞ温かいご寄付のほど何卒よろしくお願いします。

 

 

 

プログラム代表者からのメッセージ

 

大阪大学 医学研究科 保健学専攻 生体物理工学講座 放射線腫瘍学 教授

小泉 雅彦(事業代表者)

改めましてページをご覧いただき、ありがとうございます。大阪大学の小泉雅彦と申します。本関西がんプロ事業の推進責任者を拝命しております。これまで研究や学生の教育をしながら、自身は放射線治療医として医学部附属病院、阪大関連病院で診療を行っています。

 

大阪大学は特にチーム医療を大切にして、患者様のQOLの保持や、がんと共生しながら各ライフステージに応じ、自分らしく生きるための治療を行うことが出来るように努めてまいりました。

 

がんになったからこそ見えるもの、感じるもの、価値観や心の変化に寄り添いたいという想いから、何方でも何処でも最先端医療を受けて頂くために「がんの専門医療人」の育成に力を注いできました。

 

何より重要なことは患者さんの思いとその病状を正確に隈なく把握することです。個々の患者さんへ、地域・家族関係も含めた最適ながん医療を提供することが重要です。

 

昨今、各種がん医療の発展ぶりは凄まじく、がん専門医療人は、より高度な最先端のがん医療を習得し、個々に応じた集学的治療へ対応することが必要です。各種がん専門職との信頼関係に基づくチーム医療の中で存分に活躍できるがんプロを育成することが使命と心得て、私は大学院教育に携わる一員として日々努めております。


 

全国がんプロ協議会 会長
大阪国際がんセンター 総長
大阪大学大学院医学系研究科 特任教授

松浦 成昭(統括)

近年、がんの診断や治療の顕著な進歩がみられるようになりました。しかし、高度な進行がん・再発がんに対する治療手段は限られており、全国的にも地域によって医療の質に格差があります。

 

多くの方々が安心して治療を受けられるよう、また全国的な医療の均てん化を実現し継続させるため、「がん専門医療人の育成」は大変重要であります。是非皆様のご支援、お力添えをお願い申し上げます。


 

大阪大学医学系研究科長、 呼吸器・免疫内科学 教授

熊ノ郷 淳(共同代表)

ここ数年、がんの治療は最新の医学を取り入れながら格段の進歩を遂げました。がんの遺伝子変異を標的にした分子標的薬、ヒトが生まれながらにしてもつ免疫力によりがんを排除するがん免疫療法も登場しています。一人一人の患者さんに応じて、外科的治療、放射線治療、化学療法、分子標的薬治療、がん免疫療法を使い分ける時代になってきています。このような急速に進歩するがん治療をしっかりと理解し、そしてそれを医療の現場で実践する人材が国内外で求められています。今日、そして明日のがん医療を担う人材育成のため、是非皆様のご支援、お力添えをお願い申し上げます。


 

大阪大学医学部附属病院 病院長、消化器外科 教授

土岐 祐一郎(共同代表)

大阪大学医学部附属病院は、「良質な医療を提供すると共に、医療人の育成と医学の発展に貢献する」という理念のもと、安全かつ高度な医療の提供を目指しています。また、チーム医療を実践し、多職種間で連携を取りながら、患者様とそのご家族が心より安心して過ごし、治療に専念できるような人材育成を行っております。

 

コロナ禍において、受診控えやがん治療への不安を軽減し、在宅におけるケアなども充実させるため、がんプロクラウドファンディングを始めました。ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます


 

医学系研究科 保健学専攻長 生体病態情報科学講座 分子生化学 教授 

三善 英知(共同代表)

松浦成昭先生(大阪国際がんセンター総長)が立ち上げられたがんプロフェッショナル養成プラン(がんプロ)は、現在第3期を迎え、小泉雅彦先生を中心に新しい展開を見せています。

 

特に小泉先生が指導される医療物理士は、最先端の放射線治療に直接かかわる重要な医療職で、がん治療において医師以上の働きをしていると聞きます。

 

今、保健学科専攻では看護/放射/検査の3専攻が一体となって推進するIHDi(Integrated Health Design initiative)構想が展開されています。その中で、がんプロは間違いなく人材育成部門の大きな核になるでしょう。保健学科のキャッチフレーズは「継続する力と夢見る勇気」になります。

 

がんプロに「継続する力」を与えるためにも、皆様からのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


 

生体病態情報科学講座 分子病理学 教授 

山本 浩文(プロジェクトメンバー)

細胞検査士養成コースを担当している大阪大学分子病理の山本浩文です。ガンプロ事業のおかけでこれまで毎年1-2名の大学院卒業生を細胞検査士として継続的に病院の病理検査室に送り出すことが出来ました。

 

彼らは単に細胞検査士の資格を有しているのみならず、大学院教育を通じて高度な応用力を持ち合わせており、昨今のゲノム医療やAI医療化にも対応できることは勿論、研究開発の眼を持って未来の日本の医療を切り拓いてゆく貴重な人材です。

 

2021年度はがんプロ事業は終了となりますが、我が国のがん医療支える未来モンスター達の人材育成は一時たりとも休止にするわけにはまいりません。是非このクラウドファンディングを通じて十分な教育環境が維持できるよう皆様のご協力を切にお願いいたします。


 

保健学専攻・教授 

荒尾 晴恵(プロジェクトメンバー)

高度がん看護専門看護師コースでは、がん医療の領域で活躍できる専門性の高い看護師の教育を行っています。がんの診断早期から患者さんとご家族に寄り添える知識と技術、サイエンスとアートを兼ね備えた看護師の育成にお力添えをお願い致します。


 

★他、プログラムメンバー一覧はこちらからご覧くださいませ。

 

 

 

応援メッセージ

 

一般社団法人 日本の技術をいのちのために委員会

代表理事 妙中 義之 

がんプロフェッショナルの養成活動は医療従事者としての能力の向上だけではなく、がん医療に関わる患者、患者家族、医療従事者、病院・診療所、研究者、保険者、製薬・医療機器企業、広くは社会全体も含めて、全ての関係者・ステークホルダーに価値を提供するという、いわばValue Based Healthcareにとって極めて重要です。

 

従来は診断や治療に焦点が当てられていましたが、現在~未来に向けては予防、予後、全ての関係者のQuality of Lifeの改善が大切で、これらの観点への貢献も大変期待されます。

 

コロナ禍で明らかになったように、現在健康な人も含む医療の受給者と、保健所・病院・診療所・医療従事者などの供給者は階層として切り分けられていた現状から、今後は直接ネットワーク状につながる社会になります。このプロジェクトはその社会基盤の構築にも大きな役割を果たすと考えています。

 

皆さんのご協力をお願いいたします。

 

 

寄附による税制優遇のご案内

 

大阪大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。
 
- 個人の皆さま-
■所得税の軽減
大阪大学への寄附金は、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)として 財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の40%を限度とする。)から2,000円を除いた額を所得から控除することができます。
 
■住民税の軽減
大阪大学への寄附金を個人住民税の控除対象としている都道府県・市区町村にお住まいの皆さまは寄附金税額控除の適用を受けることができます。具体的には、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に対し、以下の率を乗じた額が、翌年の個人住民税額から控除されます。
  ・大阪市:10%(府民税2%+市民税8%)
  ・吹田市・豊中市・茨木市・箕面市:10%(府民税4%+市民税6%)
  ・堺市:2%(府民税のみ)
  ・上記以外の大阪府下の市町村:4%(府民税のみ)
 
大阪大学への寄附金は、例えば以下の都道府県・市区町村の個人住民税控除対象となっております。
 
【具体例】
吹田市・豊中市・茨木市・箕面市にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に10%(都道府県民税4%・市区町村民税6%)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。
 
大阪府(個人住民税控除対象外の市町村)にお住まいの方は、寄附金の額(当該年分の総所得金額等の30%を限度とする。)から2,000円を除いた額に4%(都道府県民税)を乗じた額が、翌年の個人住民税から控除されます。
 
- 法人様-
大阪大学への寄附金は、法人税法上の指定寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。具体的には、寄附金の全額を、一般の寄附金の損金算入限度額と別枠で、損金算入することができます。

 

 

その他ご留意事項

 

・大阪大学クラウドファンディングの他のプロジェクトについては、大阪大学クラウドファンディング特設ページをご覧ください。( https://readyfor.jp/lp/osaka_univ/index.html )

 

・大阪大学未来基金ホームページに掲載及び、施設内に掲示するお名前については、リンク先の「リターンに関する留意事項」をご確認ください。

 

 

お問い合わせ

プロジェクトに関するお問い合わせは以下宛先までご連絡ください。

お問い合わせ先:阪大がんプロ事務局 宛

mail:ganpro-jimu@office.osaka-u.ac.jp

TEL:06-6879-2472

 

プロジェクト実行責任者:
小泉雅彦
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

がん医療関連講義講師謝金:40万円 講師旅費:30万円 オンラインシステム(Zoom等)使用料:20万円 全国がんプロe-learning使用料: 100万円 事業実施用ホームページ 使用料: 50万円 会議室使用料:30万円 学生実習費:40万円 学会参加料・旅費:25万円 雑費: 3万円 事務補佐員人件費:50万円

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ギフト

3,000


alt

3000円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ(小)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
78人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

10,000


alt

10000円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
139人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

30,000


alt

30000円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

50,000


alt

50000円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

100,000


alt

10万円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

300,000


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30万円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

500,000


alt

50万円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

⑦顕彰プレート(ブロンズ:ご芳名をブロンズプレートに記し、大阪大学中之島センターに掲示させていただきます)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

1,000,000


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100万円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

⑦顕彰プレート(ブロンズ:ご芳名をブロンズプレートに記し、大阪大学中之島センターに掲示させていただきます)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

2,000,000


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200万円のご支援

①お礼状、寄附金領収書の発行(寄附金控除証明)
2022年7月末までに送付します。
領収書の日付は大阪大学に入金がある2022年5月の日付になります。

②大阪大学未来基金ホームページに寄附者のお名前を掲載 (ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

③阪大がんプロ ワニグッズ

④活動報告書(郵送あるいは電子媒体にてお届け)

⑤活動報告書に寄附者のお名前を掲載(ご希望者のみ/ 法人名でも個人名でも可能)

⑥公開講座情報のお知らせ

⑦顕彰プレート(ブロンズ:ご芳名をブロンズプレートに記し、大阪大学中之島センターに掲示させていただきます)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大学会館に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金に対するご寄附を累計いたします。大阪大学未来基金についてはホームページをご覧ください。https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

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