ゴミ山の子ども達にファッションショーという晴れ舞台を!

ゴミ山の子ども達にファッションショーという晴れ舞台を!

支援総額

886,000

目標金額 800,000円

支援者
69人
募集終了日
2014年8月11日

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プロジェクト本文

ゴミ山の子ども達にファッションショーという晴れ舞台を!

 

はじめまして。杉野服飾大学4年生の笠井美和と申します。大学にて服飾技術を学ぶ傍ら、学生NGO ALPHAにてフィリピンでの教育支援に携わってきました。「ファッション×ボランティア」の実現を目指し、同じ想いを持つ都内大学生たちと共に学生団体「HALLE(ハレ)」を立ち上げ、フィリピンで子ども達と共にスモーキーマウンテンファッションショーを企画中です。

 

ゴミ山で懸命に生きる子ども達と共に、ファッションショーを開催します。

しかし、学生である私たちには、まだ資金力が足りません。

皆様、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

(現地の人々の笑顔)

 

フィリピンのゴミ山、スモーキーマウンテンって?

 

スモーキーマウンテンはゴミの投棄場です。フィリピン各地にありますが、パナイ島イロイロ市にあるゴミ山は1986年に当時水田だった土地を市が買い上げ、投棄場に制定しました。東京ドーム5.6倍のゴミ山には、毎日人口40万人のイロイロ市内全域のゴミがほぼ無分別に運び込まれます。積み重なったゴミが自然発火し煙が上がることから、スモーキーマウンテンと呼ばれるようになりました。

このゴミ投棄場で働く住民は資源ゴミを集め、ジャンクショップ(リサイクル業者)にて換金することで生計を立てています。彼らは自らをWaste Pickersと呼び、危険物が散乱する劣悪な衛生環境の中でゴミ拾いを行います。そして、そこで働く13歳までの子どもは132人に上ります。(2008年 現地NGO LOOB調べ) ゴミ拾いで収入を得られた日にしか、学校へ通うことが出来ない子ども達もいます。

 

(スモーキーマウンテン)

 

(ゴミ山で働く子ども達)

 

 

 

スモーキーマウンテンファッションショー

 

(現地の子ども達と創り上げるファッションショー)

 

私たちは、2014年8月、フィリピンパナイ島イロイロ市でのファッションショーを企画しています。現状、スモーキーマウンテンに生きる子ども達は、灰色のゴミ山の中で働き、子どもらしい時間を持てない場合が多いのです。そんな子ども達が主人公となれる「晴れ舞台」を作りたい、それが私たちの願いです。ただ服をプレゼントするだけでなく、モデルの経験を通して「あなたもこの企画に欠かせない大切な存在」ということを感じて欲しい。企画を創り上げる側に、彼らはいます。

 

ファッションの力 〜10色のペア服〜

 

ショーでは、舞台上に日本人と現地の子ども達がペアとなって登場します。

赤、ピンク、オレンジ、黄、黄緑、緑、水色、青、紫、白。
それぞれの色をテーマとした10色の衣装を製作し、ペアで1色ずつ色を担当します。
なぜ子ども服だけではなく、ペア服なのか。それは、日本人と現地の子どものペア同士が「ともだち」になって欲しいからです。ショー本番に向けて一緒に準備し、一緒に練習し、一緒に舞台に立つことで絆が生まれます。そして、その絆が子ども達の心に長く残るものとしたいと考えます。

 

(製作中の衣装)

 

「ファッション×ボランティア」

 

私は入学から今まで、服飾技術の勉強とボランティア活動をひたすら行ってきました。この活動の中で2013年春、学生NGO ALPHAのワークキャンプにて、フィリピンパナイ島のスモーキーマウンテンへ訪れる機会がありました。そこは「ゴミ山」という言葉から連想する以上に劣悪な環境でした。人々が登るゴミ山は10m以上、そこからは異臭が漂い空気は淀み、ハエも飛び回っていました。そんな環境で黙々と働くWaste Pickersの中には、ガリガリな体をした子どももいました。自分の好きな道を歩むことを許されて育った私には、非常に心が苦しくなる光景でした。

 

(学生NGO ALPHAによる、フィリピンでの教育支援)

 

(ゴミ拾いで生計を支える子ども達)

 

今までの3度のフィリピン渡航で、支援先の人々はどんなに生活が貧しくても幸せを感じていると知っていたので、ここの人々も100%不幸な人々だとは思いません。しかし、人が出した「ゴミ」の中で過ごす子ども達は何を考えているのか、「ゴミ」に子どもの明るさが消されてしまわないのか、この子ども達に光が当たることはあるのか。そんな心苦しい気持ちが消えず考え続け、ここで私にできることがあると確信し、この企画にたどり着きました。

 

スモーキーマウンテンファッションショーのその後

 

ファッションは生きるために不可欠ではありません。しかし、いつの時代にも人々を魅了してきました。

ファッションの魅力は、贅沢な暮らしが出来る人にだけわかる感覚なのでしょうか。それとも、ゴミ山に登り必死に生きる人々をも魅了することが出来るのでしょうか。

 

(杉野服飾大学でのファッションショーの様子)


このゴミ山の人々は、廃棄されたジュースのパックを再利用してカバンなどを作っています。服飾小物を手作りする技術の下地は既にあるのです。ここからさらに、子ども達主役のショーが最初の一歩となり、 ファッションを楽しみ、ファッションを生み出していくパワーの源になってくれればと思っています。つまり、これが続く先は、まずは縫製技術を教える等、技術提供のステップ。そして人々が服を作ることができるようになれば、服を家族に作ることも、生きてゆくための仕事にすることも出来ます。
「それならば、教える所から始めればいいじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、何を作っているか分からずただ何時間もミシンに向かう人と、ファッションの楽しい瞬間に出会った人が着る相手を想像しながらミシンに向かうのでは、「そこから何かが生まれるかどうか」という差があると思うのです。人々が技術を習得し、その輪が広がった際に、現地の人自らが魅力的な服を、誰かのために作りたいと考えて欲しい、そう願います。

 

ファッションショーへの協力のお願いと引換券

長文に目を通して頂き、誠にありがとうございます。私たちがこの企画を進めるにあたって、ファッションショー会場費用、モデル協力費、衣装生地、渡航費等に80万円が必要です。学生である私たちには、まだ資金力が足りません。皆様、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

引換券
● お礼状
● 活動報告書
ショーに向けた準備、本番の様子を写真と共にお伝えします。

● フィリピン土産

現地の特産物をお送りします。ご要望がございましたらお聞かせください。

● ファッションショーのビデオ
ショーの練習、準備、そして本番を録画し編集します。
日本の大学生とフィリピンの子ども達が共にショーを創り上げる様子をお伝えします。

● 参加大学生手作りブックカバー
本企画で衣装を製作するのは、杉野服飾大学に通い服飾技術を学ぶ大学生です。

私たちが、ショーで実際に着用した生地と同じ布を用いてブックカバーを手作りします。

● フィリピンNGO LOOB ジュースパック/ペーパービーズ製品

(ジュースパックから作られたキーホルダー)

(ジュースパックから作られたミニバッグ)

(ペーパービーズから作られたピアス)

フィリピンでは、小学校などで子ども達が飲むジュースパックが「リサイクル不可のごみ」として大量に廃棄されてきました。現地NGO LOOBによる職業訓練では、これをきれいに洗浄・消毒して、バッグやポーチを縫製しています。また、雑誌等を再利用したペーパビーズを用いたアクセサリーも製作しています。裁縫技術の向上を促し、製品をフィリピンと日本に紹介することで、スモーキーマウンテン近隣住民の自立を後押しします。

今回は、ご支援と引換にキーホルダー、ミニバッグ、ピアスのいずれか1つ(選択制)をお送り致します。

● 当日パンフレットにお名前記載

宣伝と当日案内用に現地にて配布するファッションショーパンフレット、プログラムに、本企画の支援者としてお名前を記載させて頂きます。

● 日本での打ち上げ参加
(希望者のみ)

帰国後、参加者協力者で今後の検討を含めた打ち上げを都内にて行います。現地で撮影した写真やビデオの上映も行いますので、よろしければご参加ください。

 

最後になりましたが、企画をフィリピン現地からサポートして頂いていますNGO LOOB様、生地協賛に快く協力して頂きました静岡県繊維協会様、遠州織物協同組合様、ぬくもり工房様に改めてお礼申し上げます。

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プロフィール

杉野服飾大学4年。服飾技術を学ぶ傍ら学生NGOにてフィリピン教育支援に携わる。学生団体HALLEにてファッション×ボランティア実現を目指す。

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リターン

3,000


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・お礼状
・活動報告書
・フィリピン土産

申込数
62
在庫数
制限なし

10,000


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・お礼状
・活動報告書
・フィリピン土産
・ファッションショービデオ

申込数
21
在庫数
制限なし

3,000


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・お礼状
・活動報告書
・フィリピン土産

申込数
62
在庫数
制限なし

10,000


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・お礼状
・活動報告書
・フィリピン土産
・ファッションショービデオ

申込数
21
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 5

プロフィール

杉野服飾大学4年。服飾技術を学ぶ傍ら学生NGOにてフィリピン教育支援に携わる。学生団体HALLEにてファッション×ボランティア実現を目指す。

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