「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト 2枚目
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト 3枚目
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト 4枚目
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト 5枚目
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支援総額

12,910,000

目標金額 5,000,000円

支援者
709人
募集終了日
2023年3月16日

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2023年01月16日 08:39

「明日のために、昨日を語る」プロデューサー 鎌倉幸子

「仏壇を掃除していたら、目につかないところに、隠れた小さな扉があったの。そこを開いたら、セイ子について書かれた紙が入っていたの」今年の正月に帰郷した際、母がつぶやいた。セイ子さんは、母親の妹だ。

 

母は昭和19年、樺太生まれ。昭和20年、1歳のとき、祖母(母の母)と一緒に樺太から引き揚げてきた。そのとき祖母のおなかにはセイ子さんがいた。

北海道で出産。しかし、生後間もなくセイ子さんは病気のため、短い生涯を終えた。確か破傷風で亡くなったと聞いた記憶がある。

 

私の祖父(母の父)は樺太の郵便局で局長をしていた。戦争中は、逓信省の船に乗り無線技士をしていたと聞く。昭和20年8月21日、乗組員86人、警備隊員13人、引揚者約600人を乗せ小樽港へ向かった小笠原丸に乗船。翌22日に、三船殉難事件で沈没。祖父も犠牲となった。

 

終戦の日の8月15日は、ただのベンチマークに過ぎない。祖父も、叔母も死んだのは8月15日を過ぎてからだ-毎年夏が来るたびに、テレビを見ながらそう思っていた。

 

私自身、内戦の傷跡が深く残るカンボジアに身を置くこととなる。カンボジアに初めて行ったのは1997年のこと。1998年からはカンボジアに駐在し、2007年までの9年間を現地で過ごした。

 

カンボジアでは、国民の4分の1が、たった3年8カ月20日間で餓死や処刑されなくなった。その恐怖政治を行ったポル・ポト時代は歴史の教科書上では1975年4月17日から1979年1月7日までとされている。

 

しかしポル・ポトは1998年まで生きつづけ、政府軍との戦闘を続けてきた。ポル・ポトの死をもって内戦は終結したが、いまでもカンボジアの大地には地雷が残りつづけている。

 

命とは、戦争とは、と問い続けてきた。特に「戦争の終わりはいつだ」といまでも問い続けている。

 

誰もがこの世に生まれてきた以上、死を迎える。

 

だが、天命を全うすることなく「命を阻むもの」により突然、命を奪われることもある。最たる原因が「戦争」だ。特にそのことを、ここ数年で強く感じるようになったのは私だけではないだろう。

 

--

 

有楽町駅前にあるルノアール。とある映画のクラウドファンディングの相談を受けた。その映画はまだシナリオもできていなければ、撮影のめどもついていなかった。クラウドファンディングは終了してから原則1年以内に映画ができている状態じゃないといけないので「まだ、クラウドファンディングは早いですね。時期が来たらまたお声がけください」とやんわりお伝えした。

 

これでこの会議は終わりと思った矢先、五十嵐監督いった一言に、コーヒーを吹き出しそうになった。

 

「青森県の人物の映画を撮りたい。手伝ってくれないか」

 

その青森の人物は「花田ミキ」。私の母校青森県立弘前中央高等学校の先輩である。高校卒業後、岩手県盛岡市の看護学校で学び、日本赤十字社青森県支部の看護師となる。昭和の初め、凶作の年になると女の子は売られ、そして結核になるなどボロボロの体で帰ってくる。家族は病気の娘を隠すため、光が入らない部屋に閉じ込める。そんな村々を赤十字の看護師として巡回し、不条理な現状を見てきた

 

そして、昭和に入り戦争が勃発すると、従軍看護婦として3度、戦争へ招集された。戦場で亡くなる多くの兵士を目の当たりにしてきた。そして何より治療を施し、歩けるようになった兵士は、また戦場へと駆り出されていく。死を免れ、治療をして元気になった人をまた、戦地に送ること-

 

花田ミキは「自分は被害者であり、加害者でもある」と生涯言い続けた。

そして「命を阻むものは、すべて悪」という信念のもと、戦後の青森県看護協会設立、青森県立高等看護学院(現在の青森県立保健大学)の開校、保健婦・助産婦団体と協力し「もったらころすな運動」の展開、そして保健婦の不在の町村をなくす「派遣保健婦制度」の確立を推進した。

 

そこには一貫して「命を阻むものは、すべて悪」というぶれない軸があった。

 

---

 

私がこの映画の手伝いをしようと決めたのは、この花田ミキの言葉があったからだ。

 

このクラウドファンディングを通じて実行したいこと。それは映画をつくることをこえて、みんなで「命を阻むものは、すべて悪」について考える機会にしたい。

 

花田ミキの自伝『鎮魂のうた』の84ページに、当時東奥日報東京支社長菅勝彦氏とのやり取りが書かれている。昭和18年にアッツ島でお父さんが玉砕された菅さんの手紙である。

 

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「戦争は善なのか、悪なのか」
「善なる戦争はありえるのか」
「腐った平和に甘んじるべきなのか」
難しい理屈を立てることも可能でしょう。
しかし、僕は、「腐った平和」でもいいといいきることにしています。

 

>>

 

いまも海の中で眠る祖父、生を受けて数日で亡くなった叔母、そして今でも戦争・紛争下にあるアフガニスタン、ミャンマー、イエメン、ウクライナ、エチオピア、エルトリア、ソマリア、シリア、そして南スーダンを思い、手を合わせながら「腐った平和でもいい」と叫びたい。

 

そしてこの映画を世界に発信していきたい。

 

クラウドファンディングは1月16日(月)から3月16日(木)まで。

「命を阻むものは、すべて悪」という花田さんの信念にご賛同いただける人にご協力いただければ心強い。

 

【1月16日(月)から3月16日(木) 第一目標金額500万円】
「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画制作プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/hanadamiki/

 

リターン

10,000+システム利用料


五十嵐匠監督オンライントークイベントご招待、ウェブサイトへお名前掲載

五十嵐匠監督オンライントークイベントご招待、ウェブサイトへお名前掲載

▶五十嵐匠監督オンライントークイベントご招待します
2024年6月の映画完成後を予定しています。2024年3月中に、日程についてご連絡いたします。参加できない方には録画を期間限定でご覧いただけるようにします。

▶公式のウェブサイトにお名前を掲載します(サイズ小)
映画の公式ウェブサイトに感謝の気持ちを込めて、お名前を掲載いたします。
掲載するお名前は「質問」の回答のところにご記入ください。掲載不要の方は「不要」と書いてください

▶感謝のお礼メッセージをお送りします

▶全国どこからでも映画をオンライン視聴いただけます
5千円コースの説明欄をご参照ください。

申込数
199
在庫数
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発送完了予定月
2024年6月

5,000+システム利用料


オンラインで映画を鑑賞いただけます

オンラインで映画を鑑賞いただけます

▶感謝のお礼メッセージをお送りします

▶全国どこからでも映画をオンライン視聴いただけます映画完成後に、視聴できるURLをお送りします
映画の完成は2024年6月を予定しています。視聴期間は、お知らせから2週間を予定しております。

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在庫数
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発送完了予定月
2024年6月

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五十嵐匠監督オンライントークイベントご招待、ウェブサイトへお名前掲載

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2024年6月の映画完成後を予定しています。2024年3月中に、日程についてご連絡いたします。参加できない方には録画を期間限定でご覧いただけるようにします。

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