プロジェクト終了報告
皆様にご支援のお願いをしてから、もう1年が経とうとしております。
新着情報をなかなか更新できず、大変申し訳ありませんでした。
皆様のご支援は、全て保護施設と運動場建設のために使わせていただきました。
その施設は、
当初の目的通り、殺処分対象となったワンコの命を守り、
さらには、
台風被害で大変だったワンコと飼い主さんたちを守って下さいました。
昨年秋、東日本大震災の津波の被害を思い出されるような
甚大な被害を受けた岩手県岩泉町のすぐ隣りでしたので、
我が家の被害は無かったため、すぐに、保健所と連携をとりながら、
被害ワンコの一時預かりのボランティアを始めました。
(ご支援で建てたプレハブの中に棚を作り、2階建てにして、
どのくらい来るか分からない被災犬へ対応を、
ボランティアの皆さんと共に急ぎました。)
17頭の子が我が家にお泊まりし、
お散歩ボランティアさん達のご協力のもと、
12頭が無事、飼い主さんの元に帰り、
2頭が、新しい飼い主さんのところへ行き、
残りの3頭が里親さんを募集となりました。
(詳しくはhttp://icchokunn.blog.fc2.com/の里親募集をご覧下さい)
他にも、
保健所で迷子となって保護され、飼い主さんが現れないまま数ヵ月が過ぎた子達や
ご縁あって、福岡県の愛護センターで殺処分の期限ギリギリで保護された
野犬の2頭など、
本当に皆様のおかげで、
人間に勝手に『命の期限』を付けられてしまった子たちが、
救われております。
今後は、
人になかなか馴れない、攻撃性が強い等、
ひと癖あるワンコたちのお世話ができるようになる
『ひと癖犬サポートボランティア』の育成プログラムを作り、
「ダメ犬」とレッテルを貼られた子たちの変化を一緒に見守っていきたい
と思っておりますので、
今後ともよろしくお願い致します。
(梶山永江)