支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 96人
- 募集終了日
- 2021年10月29日
緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 625,000円
- 寄付者
- 101人
- 残り
- 74日
座間駅前の坂道にみんなが使えるベンチを設置したい
#まちづくり
- 現在
- 272,000円
- 支援者
- 37人
- 残り
- 15日
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 18,421,000円
- 寄付者
- 351人
- 残り
- 43日
ほうぼくサポーター募集!「ひとりにしない」社会を一緒に作りませんか
#子ども・教育
- 総計
- 24人
てくてくサポーター募集中|闘病ママパパの子育て・暮らしのサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 8人
がん患者家族に必要な支援を!「がん家族」サポーター募集
#医療・福祉
- 総計
- 3人
制度化に取り残された障害児の為の施設訪問アドボカシー活動
#地域文化
- 総計
- 2人
プロジェクト本文
終了報告を読む
【2021年10月11日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。】
■目標を達成しました!
9月13日よりスタートしたクラウドファウンディング。おかげさまで、10月7日に目標金額150万円を達成いたしました。ご支援・応援してくださった皆様、心より感謝いたします。
好きなお花、自宅にあった木々、育てていた野菜、クリスマスを飾る楽しさなど、このクラウドファウンディングを始めたことで、ホームホスピスふさの家ではたくさんの会話が生まれました。交わされた会話を大切に活かしながら、庭の植物選びや工事の準備をスタートいたします。
その様子を、こちらのページでも発信いたしますので、引き続き一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
■お庭を維持管理し活用するために
ネクストゴールを設定たせていただきます。次の目標金額は、210万円です。ネクストゴールでいただいた支援金(+60万円)は、「ふさの家のお庭の維持管理と活用のための資金」に使わせていただきます。
ネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に庭の維持管理と活用を行いますが、皆様からの多くの支援をいただけると幸いです。
皆様からの想いを、入居者様・ご家族・そしてスタッフが穏やかに時間を過ごすために活用させていただきますので、引き続きご支援と、拡散・広報のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
最期まで自分らしく生きるために
〜ホームホスピスふさの家 × Green Hospital Project〜
こんにちは、特定非営利法人ホームホスピスふさの家、代表の東田敦子です。
あなたは人生の最期の日々を、どのような場所で、どのように過ごしたいでしょうか?
ホームホスピスふさの家は、ご本人の意思に寄り添い、最期の願いを叶えようとする家族を支えることを目指して、2016年に設立しました。それ以降、5年間でガンの末期の方やご高齢の方など18人の方々がふさの家で過ごされました。
30年前、祖母を看取った時の体験が、ふさの家を設立するきっかけです。近所の人たちが入れ替わり立ち替わりやってきて、食事やおむつ替えなどのお世話をしてくれました。最期、祖母は囲んでいるみんなの顔をぐるっと見渡して、息を引き取りました。悲しいだけではない、優しくて豊かな時間でした。
しかしその後、ヘルパーとして働いた現場は、理想とは全く違うものでした。施設では、お一人に丁寧に関わろうとしたら「他の人はどうするの?」と先輩に注意をされてしまいます。訪問ヘルパーでは、一人暮らしの高齢者さんが倒れて何時間も動けないままでいたこともありました。「限られた時間ではお一人お一人に寄り添ったケアができない」と悶々としていました。
やりたかったケアを求めて
そんな時に、テレビ番組をきっかけに知ったのが初代ホームホスピス、宮崎県の「かあさんの家」。ここを舞台に展開されていたのは、まさに、私がやりたかったケアでした。
早速研修を受け、大阪府枚方市のこの地にホームホスピスふさの家をスタートさせました。
ホームホスピスとは、病や障がいがあっても“最期まで尊厳を持って暮らせる家”のこと。スタッフは、入居者が自分らしい時間を過ごし、心の豊かさを感じながら最期を迎えるためのサポートをします。2004年に生まれたホームホスピス。この理念や仕組みに共感した人たちの手で、全国に広がりました。現在では60件近くが運営されています。
ご興味がある方は、ぜひ「一般社団法人 全国ホームホスピス協会」のサイトをご覧ください。
最初の入居者は、義母のふさでした。ふさは3ヶ月この家で過ごし、穏やかな最期を迎えました。
ホームホスピスふさの家
大切にしていること
一人ひとりの日々のケア
つい先日、新しく入居された方から「朝にパンを食べたいんだけれど」と聞かれました。もちろん可能ですよ、とお答えしました。
四国出身の方には、夜中でも食べられるように、小分けにしたうどんを常備していました。
今は食べたくないという方には、決して無理強いをしません。
お風呂も、決まった時間に入らねばならないということはありません。
コロナ禍ではありますが、十分な注意をしながらも、ご家族も一緒に過ごしていただけます。
病院でも施設でもない私たちだからこそできることがあると信じて、心を込めたケアを行っています。
天井ではなく、外の景色を
病院や福祉施設では、生き物の気配のない、四季もない環境に身を置くことになります。しかも、自由に外を散歩することも、もうできません。最近、目を開けることが減った女性がいます。どうして目を開けないの、と聞いてみましたら「だって、天井しか見えないから」と。
私たちは日々精一杯のケアをしています。しかし、人間にできることには限りがあります。そんな時は、涼しい風、太陽の光、色鮮やかな花々といった自然の力が大きな役割を果たしてくれます。庭の風景とそこに生きる生き物の存在が、目を開ける一つの理由になるかもしれません。
新たな気づきや、面白い会話のきっかけも生まれ、入居者さんやご家族に爽やかな刺激を与えることでしょう。
あとは、庭
しかし現在、ふさの家には自然の力を借りるための庭がありません。
昨年、幸いにも隣の敷地が空き、土地を取得できたのですが、土地代とバリアフリーの工事費がかかってしまいました。木々を植えたり、花壇を作ったり、ベンチを置くための予算が足りなくなってしまいました。
誰もがいつかは直面する大切な人や自分の最期を、少しでも豊かなひと時にするために、皆さんのお力が必要です。
植物も、この家で共に生きる仲間。新しい家族が増えるような気持ちがしています。
庭ができたら
お天気の良い日には……
縁側(ウッドデッキ)に出て、太陽の光を浴びたり、青空や月を眺めることもできます。暑い日には、庇の下で風に吹かれるのも気持ち良いでしょう。
もっと植物を感じたい時には……
車椅子のまま庭に出て、草花の葉っぱや花々に触れましょう。ご家族の方はベンチに座って、一緒にお茶の時間を過ごせます。お庭に出られない日には、ご家族が庭で摘んだ花を部屋に飾ることだってできます。
菜園があると……
ネギやシソなど、ちょっとしたお野菜を植えて、「庭で育ったのよ」なんていいながら、みんなで食べることができます。ここでしか味わえないご飯は、楽しみを増やしてくれるでしょう。
ご支援によって、花壇、ベンチ、舗装など(赤字の部分)を整えることができます。
曇りガラスを、透明ガラスに変えました。工事が終わったらカーテンを大きく開けて外の景色を楽しむ予定です。
お庭を作るためのご支援をお願いします
ホスピスは「死を待つ場所」ではなく、「最期の日まで生きる場所」であってほしい、というのが私たちの理想です。
そのために庭、そして植物や生き物たちといった”生を感じるもの”との関わり合う時間が必要です。
ぜひ、ご支援を賜りますようお願いいたします。
ご家族からのメッセージ
山城様のご家族より
母はお花が大好きで、一年中庭と門の回りにたくさんの花を育てていました。季節ごとに森林浴を兼ねて旅行にも出かけていました。部屋から花畑を愛でることができて、母の感情表現が豊かになってくれたらと家族一同期待しています。
小林様のご家族より
こちらにお世話になって半年が過ぎました。お陰様で穏やかに日々を過ごさせております。車椅子でお庭に行けるようになればと楽しみにしております。
田中様のご家族より
お世話になり5カ月、毎日会えることの安心と喜びを感じながら、少しでも長く元気でいたいと願います。緑の木や草花に囲まれて暮らすのは以前の家からの願いです。ぜひ身近に感じて生きる素晴らしさを享受したいです。
島﨑様のご家族より
この1、2年は24時間の見守りにも限界を感じていました。老人ホームではなく、母に毎日のように関われるホームを、と思っていた矢先に入退院を経て、「ふさの家」さんでお世話になることになりました。コロナ禍の中でも、安全に気を付けて頂き、スタッフさんにも恵まれています。自宅に戻るように、家族も母の元を訪れ「ただいま」や「お邪魔します」の感じで食事の介助に携わっています。寂しがり屋で甘えん坊の母には、大変ありがたい環境の中で見守られています。ホスピスの庭で、70歳まで草花や野菜の手入れをしていた、母も庭からの景色を楽しんでもらえたらと願っています。緑あふれる庭は、入居者さんたちの心を和ませます。花に触れる時間の少ない今、家族も共に楽しめることと期待し賛同したく思います。
谷内様のご家族より
庭の草花は豊かな自然を感じさせ、日々の成長を楽しませてくれます。ふさの家での生活が少しでも豊かで楽しいものになればと思います。
応援メッセージ
■大越猛さま (大越なごみの森診療所 医師)
「施設でもない 自宅でもない もう一つの家」、ふさの家にまさにぴったりの言葉です。
ふさの家にお住まいの方には、様々な事情から自宅で過ごしたくてもそれが困難になってしまった方が多くおられます。最初は緊張した面持ちで過ごされていた方も、自宅のような雰囲気とスタッフさん達の温かいケアで、すぐに自宅におられた頃の笑顔を取り戻されます。まさに第二の家のような場所、それがふさの家なのだと思います。この度、素敵な庭ができることで、ふさの家に暮らす方々が庭を眺めたり、庭に出て植物を愛でたりして、自然との繋がりや四季の移ろいを感じることができるようになることは、人生の終末期を過ごす方々にとってこの上ない癒しになると思います。素晴らしい癒しの庭ができることを心から応援しています。
本プロジェクトに寄せて、
関係者から皆様へ
■東田敦子(特定非営利法人ホームホスピスふさの家 代表)
緑は心を和らげ、私たちに元気をくれます。何よりも、庭の植物が、このふさの家で暮らし共に育つ新しい仲間になってくれることを想像してワクワクしています。皆様の力をお貸しいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
■有田喜代美(特定非営利法人ホームホスピスふさの家 主任)
大正や昭和初期の生まれの方々は、幼い頃から自然に触れてこられました。人工的な壁や天井に囲まれて過ごすのではなく、せめて体調の良い日は庭に出て、風を、空を、四季を感じて欲しいと思っています。庭でできたお野菜を食べていただけたら、なお嬉しいです。ぜひ、ご支援よろしくお願いいたします。
■栗原里佳(特定非営利法人ホームホスピスふさの家 ヘルパー)
いつも声掛けにお返事のない方が窓を開けると、外を見ておられることがあります。ここにはいつも窓にプランターのお花を置いています。もし庭ができたら、入居者様が起きる理由の一つになると思います。近所の方・入居者様・家族様・スタッフ・皆がふと足を止めて見ることができる場所作りに、皆様のお力添えを頂ければ幸いです。
■高木有紀(特定非営利法人ホームホスピスふさの家 ヘルパー)
緑やお花はいつ見ても、私たちの心を癒してくれます。ふさの家には素敵な入居者様・スタッフがいます。皆様にとって、そして地域の皆様にとって、四季を感じられ癒される素敵な空間になれば嬉しいです。
■奥田由味子(Green Hospital Project ホスピタルガーデナー・園芸療法士)
植物のちからを誰にも平等に多くの人に届けたいと日々活動している中で、ふさの家の皆さまに出会いました。 自然の眺め、包み込んでくれる樹木、四季折々に咲く草花、車椅子でも間近に見て触れるレイズドベッド(立ち上げ花壇)や菜園が、入居者様の穏やかな毎日につながるようにと準備をしています。 どうぞよろしくお願いいたします。
■珠数美穂(Green Hospital Project 代表)
病院や福祉施設に豊かな緑を届けたいと、3年前にGreen Hospital Projectを立ち上げました。昨年末、義父をふさの家で看取りました。暖かいサポートを受けながら、家族みんなで義父を囲む賑やかな最期のひとときとなりました。見舞いでふさの家に通う中でお庭の計画を知り、ご一緒させて欲しいと申し出ました。医療や介護のお世話になっていたとしても緑に触れることができる。それが、日本のスタンダードになればと願っています。
▼プロジェクト終了要項
オープン完了予定日: 2021年11月30日
建築・改修場所:大阪府枚方市須山町48-7
建築・改修後の用途:最期のひと時を過ごされる患者様・ご家族が自然と触れ合いゆったりと過ごす場所としての庭づくり
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
ホームホスピス「ふさの家」の庭づくりを進めています。入居者、ご家族の皆様が、少しでも豊かな時間を過ごしていただけるよう企画しています。
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リターン
2,000円
感謝のメール
●感謝のメールをお送りします
●報告書(pdf形式)をメールでお送りします
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
5,000円
感謝のお手紙 & 活動報告
●感謝のお手紙(ご希望の方にはメール)をお送りします
●報告書(ご希望の方にはpdf形式のメール)をお送りします。
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ホームホスピス「ふさの家」の庭づくりを進めています。入居者、ご家族の皆様が、少しでも豊かな時間を過ごしていただけるよう企画しています。