「入院中の子どもたちを笑顔に」の先へ 心のケアでつなぐ家族と未来

「入院中の子どもたちを笑顔に」の先へ 心のケアでつなぐ家族と未来

支援総額

15,576,707

目標金額 10,000,000円

支援者
911人
募集終了日
2021年12月16日

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100パーセント達成の御礼

およびネクストゴールについて

(2021年12月6日追記)

 

シャイン・オン!キッズ事務局長のニーリー美穂です。

この度は多くの皆さまのおかげでクラウドファンディング終了10日前で1000万円の目標を達成できました。ご寄付くださった664人の皆さま、この挑戦をSNSなどで広めてくださった方々、そして、あらゆる面で応援してくださった全ての皆さま、本当にありがとうございます!今回100%達成できたことで、来年も全国25病院で展開する ”心のケア”のプログラムの運営の継続が可能となりました。

 

コロナ収束に光が見えたかと思いきや、新たな変異株の課題が生まれてしまい、世界中の人々が長期戦を強いられています。来年予定していたリアル会場での寄付金調達イベントの開催も不透明となり、私たちの活動の運営も厳しい状況は続きそうです。

 

しかし、一番大変な思いをしているのは入院中のお子さま達です。

 

緊急事態宣言下での、厳しい制限がいつ再開するかわかりません。面会は保護者1人のみで数時間、外出、外泊もできず、ご家族やごきょうだい、そしてお友達にも会えない毎日。多くのお子さまやご家族が「辛かった」と語っていたあの日々がまた訪れる可能性があるのです。

 

ほとんどのNPOやボランティアの皆さまが病棟に入れなくなっているコロナ禍で、昨年緊急導入したシャイン・オン!コネクションズも含め、おかげさまで私たちのプログラムは通常通り実施されています。特にファシリティドッグ・プログラムは、4月より新規導入病院が増え、現在全国4病院。経験を積んだ看護師であるハンドラーが、感染対策を十分に行い医療従事者の皆さまと文字通り”協同” しているからこそ運営が可能なのです。

 

私たちシャイン・オン!キッズは多くの皆さまのお力添えのもと、2022年より国内でのファシリティドッグ育成を本格化いたします。そこで、より多くの病院でファシリティドッグが勤務できるよう、ネクストゴールを2000万円に設定させていただきます。

 

コロナ禍でのニーズの高まりをうけ、2022年より新モデルによる追加チーム育成に着手することをここで発表いたします。

 

現在、理事長のキンバリがオーストラリアで、新たな候補犬の選定を進めております。候補犬の迎え入れの準備と並行し、トレーニングや既存チームの研修を本格化させるための体制構築・人材確保も水面下で進めております。

 

ファシリティドッグの育成は、皆さまの応援なくしては取り組めません。初の国内でのファシリティドッグ育成にあたり、タイとマサのチャレンジは、一頭あたり約800万円のコストがかかりました。

前例のない挑戦には、従来の助成が難しい部分もありました。しかしご寄付を原資とした自己資金があったからこそ、成功させることができました。皆さまと力を合わせて実現できた成果を糧に、今後の育成をより安定化できるよう、努力し続ける所存です。

 

クラウドファンディング終了まであと10日となりました。

 

ネクストゴールに向けていただいたご支援は、ファシリティドッグ育成費をはじめとするシャイン・オン!キッズの運営費に充てさせていただきます。

 

一人でも多くの小児がんや重い病気と闘うお子さまの「笑顔」と「輝く未来」のために、引き続き温かいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

 


理事長キンバリがCareer Dogs Australiaを12月2日に訪問した時の様子。

パピーを抱えているのは娘のナタリー(故タイラーの姉  https://readyfor.jp/projects/facilitydog4/announcements/189158)。

 

 

 

Message

心のケアで   いまも未来も

子どもたちを笑顔に

 

 

こんにちは。認定NPO法人シャイン・オン・キッズです。

 

私たちは、入院中の子どもたちとその家族に、笑顔と勇気と“心のケア”を届けるために、2010年から日本の病院にファシリティドッグを導入する活動を行ってきました。

 

前回のクラウドファンディング「ファシリティドッグの寄り添いを未来へつなぐプロジェクト2021」では、皆さまから1321万6000円ものご寄付をいただき、本当にありがとうございました。おかげさまで、コロナ禍でご寄付をお願いできる機会が激減している状況においても、なんとか活動を継続することができました。

 

ファシリティドッグをはじめとする私たちの活動は、新型コロナウイルス感染拡大前から、多くの皆さまからのご寄付によって支えられてきました。

 

団体設立から15年、ファシリティドッグプログラム導入開始から11年が経ち、ファシリティドッグと接してきた子どもたちは延べ6万人*を超えました。

 *2020年度(2021年3月31日)までで3病院合計延べ61,583人

 

彼ら彼女たちは今、次々と大人になりつつあり、専門学校や大学で学んでいる人や、すでに社会人として働き始めた人、なかには看護師や理学療法士など医療の道を志す人も出てきています。また、彼らのごきょうだいで、闘病経験を身近に感じ、医療系の進路を選ぶ人もいます。

 

「入院中の子どもたちを笑顔に」

 

をミッションに掲げ、シャイン・オン!キッズはこれまで活動を続けてきました。

 

今では入院中のみならず、病との闘いがひと段落し、次のステップへと羽ばたいていく子どもたちやご家族からも多くの声をいただくようになり、改めてファシリティドッグの活動意義を感じています。
 
そして、さまざまな新しい取り組みにもチャレンジしながら、“心のケア”のさらなる可能性を広げていこうとしています。

 

 

ファシリティドッグをはじめとしたシャイン・オン!キッズのプログラムは、現在国内25箇所で展開されており、延べ1万人の入院中・長期療養中の子どもたちとそのご家族への支援が予定されています。

 

私たちの取り組む“心のケア”の継続には、皆さまからのご支援が必要です。

 

「入院中の子どもたちとご家族を、今も未来も笑顔に」

 

私たちの今と未来の展望をより多くの方に知っていただくとともに、来年に向けても私たちの活動を支えていただきたく、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

入院中の子どもたちに寄り添うファシリティドッグ

 

「ファシリティドッグ」とは、小児がんや重い病気とたたかう子どもたちと家族に寄り添うための特別なトレーニングをつんだ犬で、専任のハンドラーとチームを組み、病院に常勤して活動しています。

 

シャイン・オン!キッズではこれまでに、6頭のファシリティドッグを送り出してきました。


現在は、静岡県立こども病院の「タイ」、神奈川県立こども医療センターに「アニー」東京都立小児総合医療センターに「アイビー」、国立成育医療研究センターで「マサ」という4頭のファシリティドッグが4つの病院で活躍しています。

 

活動中の初代ファシリティドッグ「ベイリー」

(残念ながら2020年10月1日にお空に旅立ちました)

 

左上より時計回りに

「アニー」、「アイビー」、「タイ」、「マサ」

 

9月に引退した「ヨギ」。

静岡県立こども病院の活動は「タイ」が引き継ぎ、

のんびりと長野で余生を送っています。

 

 

|コロナ禍でも中断せず活動中

 

昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大は、入院中の子どもたちに大きな影響を与えました。現在は緩和の傾向にありますが、病院ごとに事情は異なるものの、面会は1名のみで時間は極端に短くなり、週末の外泊も不可となっている時期が長くありました。

 

こうした状況下で、身近な人や仲間との交流を失った子どもたちの“心のケア”が緊急性を増すなか、4頭のファシリティドッグとハンドラーたちは、一度も中断せずに活動を継続できています。

 

理由は2つ。

 

1つ目は、

ハンドラーが医療従事者であるため、感染対策をした上での訪問が可能であること。

 

これまでの活動においても感染対策を徹底してきた結果として、過去11年事故やトラブルがないという実績が、コロナ禍での継続も可能にしています。

 

2つ目は、

ファシリティドッグが、助成金や皆さまからのご寄付によって支えていただいているからです。

 

ファシリティドッグの活動には、病院からも業務委託費をいただく形で成り立っていますが、これらは実施費(訪問のための経費やハンドラー人件費)を賄う部分です。

 

プログラムの管理やコーディネート、膨大な費用がかかる国内でのファシリティドッグ育成などができているのは、皆さまからのご寄付のおかげにほかなりません。

 

 

 

今年7月1日からは、国立成育医療研究センターでも新たにファシリティドッグ・プログラムの本格導入がスタートしました。

 

コロナ禍で“心のケア”の必要性が増すなかでより一層求められ、子どもたちの治療を励ましている存在。それがファシリティドッグなのです。

 

活動も11年目を迎え、ファシリティドッグがいることで、治療やリハビリに対して前向きになれたという子どもたちは年々増えてきています。また、その様子をそばで見ていたご家族からも、ファシリティドッグのサポートの重要性を感じるという言葉をたくさんいただいています。
 

 

プログラム体験者の声

「真子さん」は小児白血病で入院し、2010年、初代ファシリティドッグのベイリーがデビューしたての頃に出会いました。


高校生の真子さんにとって、病気で奪われた学生生活と、小さい子どもの多い病棟での毎日には大きなギャップがありました。

 

心を閉ざし、治療の副作用で苦しむ中、ベイリーがやってきたことで大きな変化がありました。辛いだけの毎日が「またベイリーに会える」と思うことで明日を楽しみにできるようになったのです。

 

現在、ファシリティドッグは週に5日の常勤が基本ですが、当時日本では初めての取り組みであり、週3日の限られた病棟への訪問だけが許されていました。
 

そんななか、真子さんはお友達と一緒に「毎日ベイリーに来てほしい!」と院長先生に直談判し、結果、毎日お仕事に向かえることになったのです。

 

ベイリーとハンドラーの森田優子に出会い、真子さんの将来への夢は大きく変わりました。

 

そして現在、真子さんは看護師として働いています。

 

  真子 さん

左:​救命は難しいと言われた感染を乗り越えたあと、麻酔から目覚めた時の第一声が「ベイリーは?」だったそうです

右:看護師になり、シャイン・オン!キッズのイベントでベイリーと再会

 

ベイリーは、言葉を話すわけではないけれど、治療の副作用で辛い時にはそれを理解しているかのように横で見守ってくれて、体調の良い時には私に甘えてきたりして、私や私の家族を癒してくれました。

 

もともとは病院が大嫌いで、看護師になるなんて考えられませんでした。

 

でも今は、自分が経験してきたことだからこそ、患者さんの気持ちがわかるんです。

 

 

子どもたちの未来を育む多彩なプログラム

 

近年、医療の進歩によって小児がんの治癒率は約7割~8割と向上しています*

 

それに伴い、小児がんを経験した子どもたちが社会復帰、自立した生活をするための支援の必要性は増加しています。新たに身体的、精神的課題が出現する”晩期合併症”と向き合いながら一生を過ごす経験者は6割に及ぶと言われているからです。

 

*小児がんの患者数(がん統計) https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/patients.html

 

 

子どもたちの心理的ケアは、退院後の未来を支えていく意味でも、より重要になってきているのです。

 

シャイン・オン!キッズでは、これまでのさまざまな出会いと気づきを糧に、ファシリティドッグ以外にも下記のような多彩なプログラムを企画・展開しています。

 

 

・  ・  ・

 

シャイン・オン!フレンズ

 

 

今年9月にスタートした、小児がん経験者による小児がん経験者のための交流を叶えるWebサイト。


小児がん医療の世界では、親の会を中心とした当事者団体が各医療機関・各小児がん種別ごとに立ち上がっており、ピアサポートの文化が広がってきている一方、子ども本人の経験を共有したり対話をしたりする場が少ないことが課題でした。


そこで、小児がん経験者である子どもたちを中心に、小児がん経験者による小児がん経験者のための交流を叶えるWebサイト「シャイン・オン!フレンズ」を開設しました。(https://shineonfriends.org/

 

 

・  ・  ・

 

ビーズ・オブ・カレッジ

 

 

ビーズ・オブ・カレッジ(Beads of Courager®=勇気のビーズ)は、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシ氏によって考案されたプログラム。

 

たとえば、採血したときは黒いビーズ、髪が抜け始めたときは顔のビーズなど、色とりどりのビーズを繋ぐ作業により、子どもたちは前向きに治療に取り組めるようになるほか、辛い経験を自ら語りやすくなります。つないだビーズは"勇気の証"と認識し、ストレスの軽減や自己意識を高める効果もあると考えられています。

 

2021年9月現在、全国24のこども病院や小児病棟で、“心のケア”に繋がるプログラムとして展開しています。

 

 

・  ・  ・

 

キャンプ・カレッジ

 

 

「キャンプ・カレッジ」は小児がんのサバイバー、通院中の特に思春期”AYA世代”の方を対象としたワークショップで、2017年から行っています。

 

中・高生以上を中心とする小児がん経験者が集い、キャンプの企画運営や、将来につながる学びと交流の体験をします。それぞれの得意なことや好きなことで壁を乗り越えていけるような強い輪を作り、「小児がんの治療」という経験を「自信」に変えていくコミュニティを目指しています。

 

 

・  ・  ・

 

シャイン・オン!コネクションズ

 

 

昨年実施させていただいたクラウドファンディング「コロナ禍で入院中の子どもたちへオンラインでのアクティビティを」にて、皆さまからいただいた541万6000円のご寄付によって実現できたプログラムです。

 

いただいたご寄付で、11の病院に22台のiPadやプロジェクターを配布し、入院中の子どもたちにオンラインアクティビティを届けられました。

 

南アフリカのクルーガー国立公園への「バーチャルサファリツアー」、子どもたちの将来に向けた学習にもつながる「バーチャル職場体験」など、次々と人気の企画が生まれています。

 

オンラインだからこそ叶う、夢やビジョンを与えられる活動には、新たな可能性を感じています。

 

 

 

プログラム体験者の声

「いちのさん」は、5歳の時に神経芽腫という小児がんを発症。再発した10歳の時、ビーズ・オブ・カレッジに出会いました。

 

病気の記録をつけている自覚はあったものの、同じ病室の子どもたちと一緒にかわいい手作りのビーズを選んだり、集めたりすることは、入院中のささやかな楽しみだったそうです。

 

退院後には、入院中に繋いだビーズを少しバラして、キーホルダーなどにつけられるチャームに作り直し、お友達や支えてくれた人たちにプレゼントしました。

 

中学生になったいちのさんは「何か自分にできることがしたい」と、お母様と一緒にさまざまなイベントに出向くなかで、シャイン・オン!キッズ主催の小児がん啓蒙セミナーに参加。それから、シャイン・オン!キッズのスタッフたちと交流するようになりました。

 

  いちの さん

 

将来、医療関係の仕事がしたい、と思いつつ、まだ漠然とした思いだけだった中学生の頃です。シャイン・オン!キッズのチャリティガラパーティーで、ビーズ・オブ・カレッジの紹介スピーチをしないかと誘われました。

 

お客さんの7割ほどが外国人の大きなパーティーです。そこで英語でのスピーチに挑戦しました。あの頃から急に弾みがついたというか、しっかりと自信を持てるようになった気がします。

 

何百人も集まるフォーマルなパーティーのステージで話す機会なんて、普通の中学生にはありません。緊張したけど大きな拍手に包まれて、ステージを降りるといろいろな人に『イチノー、よかったよ』と声をかけられ、一緒に写真を撮ったり・・。少しだけチャレンジすると、違う世界が広がっていくのを実感しました。

 

その後、高校生になってから、オーストラリアでホームステイもしました。腎臓を1つ取り、晩期合併症のある私を受け入れてくれる団体はほとんどなく、行くまでが本当に大変で…。経験できたのは私以上に果敢にチャレンジする母のおかげです。調べて動いて諦めない(笑)。

 

それに、いろいろな団体の企画に参加したこと。特にシャイン・オン!キッズのイベントやガラパーティーでの経験がプラスになっていると思います。

 

「やりたいことをあきらめない」。私が諦める前にチャレンジしようと思えるのは、支えてくださる、たくさんの方のおかげです。

 

いちのさんは現在、臨床検査技師を目指して大学で学んでいます。

 

実は、いちのさんが入院し、今も外来で通う病院では、ファシリティドッグプログラムも開始されています。いちのさんが「ファシリティドッグを導入してほしい」と病院に手紙を送ったことがきっかけで、周囲の声が集まり、実現の後押しになったのです。

 

最近では、運転免許も取り、家族で長距離ドライブも楽しむようになったとのこと。さまざまなチャレンジを重ねながら未来を切り拓いている、いちのさんです。

 

 

ご寄付の使いみち・活動計画

 

シャイン ・オン!キッズは約15年間、動物介在療法、アート介在療法、小児がんサバイバーのピアサポート、そしてコロナ禍での緊急支援としてのオンラインプログラムなど常に革新的なプログラムを投入し、小児がんや重い病気の子どもたちやそのご家族に寄り添ってきました。

 

私たちが“心のケア”でサポートさせていただいたプログラム参加者の皆さまが、前向きに治療に取り組み退院され、ご自身の経験を生かし社会に出てさまざまな分野で活躍、社会に貢献されています。これは本当に感慨深いことです。

 

皆さまからいただいたご寄付は、シャイン・オン!キッズの活動のために、大切に使わせていただきます。応援をよろしくお願いいたします。

 

資金使途:

1. 事業費  800万円

  内訳:ファシリティドッグ(30%)、ビーズ・オブ・カレッジ(30%)、シャイン・オン!コネクションズなどその他(20%)

 

2. 管理費  200万円

 

<活動内容>

・ファシリティドッグ(2010年より)

 常勤全国4施設での継続活動(延べ8000訪問)/学会参加/オンラインでの啓発活動/研究発表など

 

・ビーズ・オブ・カレッジ(2009年より)

 全国25施設での実施/約500人の小児がん患児支援/医療従事者向けビーズ大使研修(年間30回以上)/年に一度の医療従事者のための勉強会(11月開催予定)

 

・シャイン・オン!コネクションズ(2020年より)

 全国18施設・毎月15前後のオンラインワークショップ開催(延1000人支援)

 

・キャンプカレッジ(2017年より)

 小児がん経験者が企画し夏休み中に2回開催予定(参加者約30人)

 

・シャイン・オン!フレンズ(2021年より)

 小児がん経験者のオンライン交流 / コミュニティ活性化のための各種イベント開催 / 小児がん経験者がインタビュアーとなって社会で活躍する先輩と対談する企画

 

 

今後のビジョン


新型コロナウイルス感染拡大の影響で、入院中の子どもたちはこれまで以上に辛い思いをしています。


緊急事態宣言解除で現在は緩和傾向にはありますが、プレイルームの閉鎖や週末外泊の禁止、面会時間の縮小や会える家族は両親のどちらかのみ、といった制限がある病院はまだたくさんあります。

 

シャイン・オン!キッズは、ファシリティドッグやビーズ・オブ・カレッジのプログラムをコロナ禍でも停滞することなく子どもたちに届けることができています。そして、ファシリティドッグは2病院、ビーズ・オブ・カレッジは3病院から新規導入を希望されています。

 

昨年から開始したシャイン・オン!コネクションズも病院からのリクエストが途切れることなく、オンラインでの展開を継続しています。

 

 

当法人は設立当初から、診断から退院、そしてその後の人生がより豊かになるよう”トータルケア”の理念に基づいた”寄り添い”をミッションに活動を行っています。

 

入院中の子どもたちの“心のケア”が大切なこと、その先の未来につながっていることは、長年、傍で支援し見守ってきたからこそ実感しています。

 

私たちは今後、主力のファシリティドッグ・プログラム、ビーズ・オブ・カレッジともに、全国15箇所ある小児がん拠点病院を中心に、全ての病院の治療のスタンダードとして導入されるよう活動を広げていきます。

 

また、社会状況に合わせた変化にも対応していくため、デジタル化や世界の最新の“心のケア”の手法などを調査分析しながら、必要に応じて新たなプログラムの開発、導入も行い、一人でも多くの子どもたちを支援してまいります。

 

2021年、withコロナの現在だからこそ、必要とされている子どもたちの未来に繋がるプログラムを安定して届けていきたい。
 

そのためには、資金が必要です。皆さまの温かいご寄付をどうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

|シャイン・オン!キッズの事業内容と存在意義

 

  シャイン!オン・フレンズ

小児がんサバイバーのピアサポート

・小児がん経験者による小児がん経験者のための交流サイト

・小児がん経験者の経験談や感想コメントの情報発信の場

・専門医療期間や支援団体へのリンク集

 

  ファシリティドッグ

動物介在療法

・小児総合医療施設4施設にて動物介在療法として導入済み

・病棟の多職種との連携による介入効果調査、研究の発信

・育成中及び早期引退後に他の社会課題領域への派遣の可能性

・国内ファシリティドッグ育成事業

・小児専門ハンドラー研修カリキュラム

 

  ビーズ・オブ・カレッジ

アート介在療法

・米国Beads of Courage®より日本で唯一展開を公認されたアート介在療法

・主に小児がん患児の自己意識・自己肯定感の向上

・医療スタッフと患児の強力なコミュニケーションツール

・振り返りビーズワークショップにより治療を客観視することで辛い経験を自己効力感の向上につなげる効果(未導入病院の患児対応)

 

  シャイン・オン!コネクションズ

オンラインプログラム

・全国のこども病院に向けて4G付きタブレット端末やプロジェクター、関連機器を配布し、“心のケア”や学習サポート

・遠隔操作型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」による学習支援やバーチャル職場体験

 

  キャンプ・カレッジ

キャリア支援

・小児がん経験者が集うピアサポートコミュニティ

・リーダーを務めるのは小児がん経験者自身

・トータルケアの一環としてのキャリア学習支援

 

 

寄付金控除について

 

認定NPO法人 シャイン・オン・キッズへの寄付は、寄付控除の対象*となります。

 

*今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和4年(2022年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和5年(2023年)2月となります。

 

認定NPO法人に対する個人の方からの寄付は「寄付金控除(税額控除)」の対象となり、税制上の優遇措置を受ける事ができます。


本来であれば税金として国に納め、行政の決定により使い道が決まり、配分されます。しかし「認定NPO」に寄附し、約半額が税額控除されるという事は寄附者自らが直接選んだNPOに行政を介さず税金を使ってもらう事ができる仕組みです。


法人の場合も、認定NPO法人に対する寄附は税法上、経費として認められる枠が大幅に広がりました。

 

 

個人の寄附者様

 

認定NPO法人に対する税額控除を確定申告される場合は、その年度中(1月1日から12月31日まで)の期間内に合計2,001円以上の寄付をされた場合に税額優遇が受けられます。内閣府NPOホームページで詳しく説明されていますので、ご覧ください。

 

個人が認定・仮認定NPO法人に寄附した場合(内閣府NPOホームページ)

寄附に伴う確定申告の手続き(内閣府NPOホームページ)

 

 

|リターン

 

リターンのうち、★印がついているものは税制控除の対象になります。印のないものは、【寄付】扱いとならず、税制上の優遇措置の対象とならないためご留意ください。

 

Aコース|3,000円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Bコース|1万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Cコース|オーガニックティー “PUKKA” と ファシリティドッグ ポストカード

Dコース|ビーズ・オブ・カレッジ絵本「ビーズのおともだち」

Eコース|2万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Fコース|ミセスマイヤーズボディソープ 458ml (6本セット)+ ビーズ・オブ・カレッジトートバッグ

Gコース|オンラインサファリツアー

Hコース|3万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Iコース|ファシリティドッグぬいぐるみ

Jコース|パスタセット + ビーズ・オブ・カレッジトートバッグ

Kコース|5万円寄付コース【税制優遇対象】 ★ 

Lコース|天山酒造 〈ありがとうベイリー酒〉日本酒・柚子酒各1本 + オリジナルトートバッグ

Mコース|メソッド ハンドソープ ジェルタイプ 354ml(6本セット)+   ビーズ・オブ・カレッジトートバッグ

Nコース|10万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Oコース|あなたの愛犬をミニチュアに。羊毛フェルトでつくる「MY CHIBI ワン」(オーダーメイド)

Pコース|30万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Qコース|ファシリティドッグ オリジナル絵画

Rコース|ノリタケ ✖️ シャイン・オン!キッズ スペシャル

Sコース|50万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Tコース|ファシリティドッグ オンライン ミート&グリート

Uコース|100万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Vコース|200万円寄付コース【税制優遇対象】 ★

Wコース|プライベートZoomコンサート

 

 

リターン内容の詳細は、各リターンの説明をご覧ください。

 

また、寄付金領収書の発行については、下記のご留意事項もご確認いただけますようお願いいたします。

 


●プロジェクトに関する留意事項

 

○ 寄付金領収書のお名前は、リターン送付先にご登録いただいたお名前となります。ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。


○ 寄付金領収書はご希望の方に郵送します。発行・発送は2022年3月を予定しております。

 

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

○ 一部のリターンについては、メーカーやスポンサーから直接発送させていただきます。ご支援いただく際は、リターン提供の目的に限り、ご支援者さまの個人情報を第三者に提供させていただくことについてご同意いただいたものとします。該当のリターンについては、各リターンの説明をご覧ください。

 

○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
 

○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

○ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
キンバリ・フォーサイス(認定NPO法人シャイン・オン・キッズ)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

シャイン・オン!キッズが団体プログラム(ファシリティドッグ、ビーズ・オブ・カレッジ、シャイン・オン!コネクションズ)の通常の運営資金に使用

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リターン

3,000


alt

Aコース|3,000円寄付コース【税制優遇対象】

■お礼のメール
■寄付金領収証

※本コースは、税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和4年(2022年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和5年(2023年)2月となります。
※寄付金領収証はご希望の方に郵送します。
※複数口でのご寄付も可能です。

申込数
434
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


alt

Bコース|1万円寄付コース【税制優遇対象】

■お礼のメール
■寄付金領収証

※本コースは、税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和4年(2022年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和5年(2023年)2月となります。
※寄付金領収証はご希望の方に郵送します。
※複数口でのご寄付も可能です。

申込数
242
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

3,000


alt

Aコース|3,000円寄付コース【税制優遇対象】

■お礼のメール
■寄付金領収証

※本コースは、税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和4年(2022年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和5年(2023年)2月となります。
※寄付金領収証はご希望の方に郵送します。
※複数口でのご寄付も可能です。

申込数
434
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


alt

Bコース|1万円寄付コース【税制優遇対象】

■お礼のメール
■寄付金領収証

※本コースは、税制優遇の対象となります。今回のプロジェクトへの寄付に税制優遇が適用されるのは、令和4年(2022年)の所得に対してです。税制優遇を受けるための確定申告の時期は、令和5年(2023年)2月となります。
※寄付金領収証はご希望の方に郵送します。
※複数口でのご寄付も可能です。

申込数
242
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月
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「小児がんや重い病気とたたかう子どもたちと家族の支援のために」をミッションに、エビデンスに基づいた”心のケア”のプログラムを全国31病院に提供しています

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