川西市に流れる「塩川(しおかわ)」に生きる蛍の生息地を守りたい

支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 3人
- 募集終了日
- 2023年11月30日

「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!

#地域文化
- 総計
- 393人

ビキニ被ばく船員訴訟支援/マンスリーサポーター募集!
#国際協力
- 総計
- 8人

愛媛伊予大洲|180年の時を超え美意識が息づく武家屋敷を修復したい
#地域文化
- 現在
- 2,090,000円
- 支援者
- 108人
- 残り
- 4日

焼津神社|日本武尊の御事蹟を称え、千六百年の歴史と文化を未来へ繋ぐ

#地域文化
- 現在
- 7,375,000円
- 支援者
- 72人
- 残り
- 34日

平家物語ゆかりの寺|京都東山 長楽寺|茶室「折々庵」修繕にご支援を

#地域文化
- 現在
- 6,135,000円
- 支援者
- 230人
- 残り
- 4日

「The Book of MINO-美濃焼の解剖-」制作にご支援を

#地域文化
- 現在
- 2,425,000円
- 支援者
- 70人
- 残り
- 36日

800年の時を超えて、明恵上人の心を未来へ。内﨑山遺跡が存続危機。

#地域文化
- 現在
- 2,350,000円
- 支援者
- 96人
- 残り
- 32日
プロジェクト本文
▼自己紹介
永見 一樹
現職はITエンジニア。企業のシステム開発その他のプロジェクトに携わっています。
趣味はフットサル、その他スポーツ全般の観戦や映画鑑賞、他にもスキルをいかしたイラスト、ロゴの
作成および地域の発展を目指す社会づくりのために、地域に根付いた産業や飲食店、ペットショップなど
個人の事業主様が簡単に自店のPRする場としてWebページの制作も行っております。
また自身が所持している士業、その資格を目指す方々へ資格を目指すオンライン教室なども行っています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
<塩川(しおかわ)>
猪名川に残る自然と、蛍の生息地を守り続けたい。
兵庫県川西市には能勢電鉄というローカル線が走っています。この能勢電鉄は、兵庫県と大阪府を
またぐ一級河川、猪名川の上流から中流部に存し、その節々で自然の風景を垣間見ることができます。
以前、友人に会うために乗車した経験があり、鼓滝駅付近では、車窓から眼下に眺める景色は壮観です。
豊かな緑、その狭間からのぞく、天然の岩肌に囲まれた自然を残す河川。その緑と川の景色に魅せられて
2年ほど前に家を購入し引っ越してきました。
地元で蛍を見たのは、引っ越してきて初めての夏。
家と最寄り駅の間に、いつも通る「新田小橋」という橋があります。
歩道専用の橋のようで道幅2mもあるかないか、長さも5m程度と短い橋です。画像<北側の車道から>のように
手前北側にかかる橋が車両用になっています。
<下流側は歩道> <東側から見た橋>
<南側の歩道から> <北側の車道から>
その日、仕事を終えた私が最寄り駅から徒歩で帰路に着く途中、新田小橋から眼下を流れる小幅の川を
何気なく見降ろしたとき、 下の方で何かが光っているのを目にしました。
そして、その光は筋のようにいくつもふわふわと飛んでいるように見えました。
まさかと思い、小走りで橋を渡りきり、川の脇道から眼下を見降ろしてみてはじめて、その光の正体が
蛍だとわかりました。種類については、のちに地元で30年住まわれている方から、ゲンジボタルだと
教えていただきました(実際はどうなのかまだわかっていません)。
<ゲンジボタル>
ホタルを間近に見たのは子供のころ以来。私は大変感動し、急いで帰宅するとすぐに妻に伝えると
「こんなところに蛍がまだ生きているのね」
そうつぶやく妻の表情は、私には少し物悲し気に見えました。
「まだ」生きている、という言葉は、私たちが大人になるまでに、いったいどれだけの数のホタルが
いなくなったのかを表現するには十分でした。
元来、私は昆虫好きでも所詮は素人です。後日、自分なりにネットや図書館でホタルについて調べました。
結果、やはり昔に比べてホタルの数は年々減少傾向にあることがわかりました。そして将来、日本のホタルは
絶滅するだろう、とさえ書いてある記事もありました。
ホタルが大幅に減少した理由を引き続き調べました。すると、常日頃、人間が目や耳にしているものや手に
しているもの、日常的に使っているものこそが一因だったことを知りました。(なんとなく想像はしていましたが)
第一に河川の汚染です。その最たる原因はゴミの不法投棄です。
下の画像のとおり、しおかわの中、そしてその周辺には、ペットボトルなどのプラスチックやビニール製品などが
そこら中に投げ捨てられていました。
中には、本来は産廃物として取り扱わなければならないコンクリートの塊や、風呂釜のような大型ゴミまで。
このように様々なゴミが散乱していては、生物の生息だけでなく、河川の景観にも悪影響を及ぼしている可能性が
あると私には思われます。
<画像のように、ビニール袋・ペットボトル・風呂釜その他のゴミが散乱しているのがしおかわの現状です>
また、中性洗剤の普及による汚物の沈殿および農薬、化学肥料の使用、また、昨今は夏季において頻繁に発生している
台風の大型化や、車社会のためにヒートアイランド現象による集中豪雨が頻繁に発生し、一方で、逆に小雨による渇水で
湧水が枯れてしまったり、水量が減ったために水質悪化や水温上昇が発生し カワニナやタニシなど、蛍やその幼虫が
食べるものが減少し、実に多くの蛍の数に回復の見込みがない程の被害をもたらしていると考えられています。
<カワニナ> <タニシ>
宅地開発・ゴルフ場開発が行われると、ホタルの生息環境はすべて奪われてしまいます。
そして今まさに、新田小橋のすぐ下流でも、河川の改修工事が行われています。このように生息環境の一部の改修だけでさえ
ホタルにとっては重要な生息環境を奪われることになっているようです。
<工事写真>
しおかわを生息地とするのはホタルだけではありません。そして、それらもホタルと同じような運命をたどっています。
例えば、自動車の排気ガスによる付近への深刻な大気汚染により樹木の立ち枯れも起きています。
更には、有害物質の湧水への混入も起きています。当然それらは河川の広範囲に悪影響を及ぼし、周辺に生息してきた
ホタルをはじめ、多くの昆虫や植物を滅ぼし、全国各地の河川の生態系に大きな狂いを生じさせています。
「光害(ひかりがい)」もホタルの数の減少の大きな原因の1つだと言われています。
街灯などの人工の光が増えたことにより暗闇がなくなり、明るくなったことも要因だといわれています。
ホタルは、その光によってのみコミュニケーションが図られており、その美しい光によって、オスとメスが惹かれ合い
子孫を残していけます。ホタルにとって、彼ら以外の光は邪魔なもの以外の何ものでもありません。
<河川の東側にあるスーパー> <西側にある駐車場>
実際のしおかわの風景です。 夜、しおかわ周辺も河口を人工の光街灯が照らし続けており
それがホタルに対して悪影響を 及ぼしている可能性があると私たちは考えています。
<夜のしおかわ周辺の街灯の様子>
▼プロジェクトの内容
人間の便利さと自然を守ることの両立を考えてつつも、現在起きている河川内および河川の周辺の清掃を通して
しおかわにおける蛍の生息地、その他の生態系守り、生息地を広げる活動を行います。
河川の中、脇道のゴミ回収および産廃物、大型ゴミの撤去
河川へ通ずる通路、階段の設置
雑草、雑木林の伐採、剪定
▼プロジェクトの展望・ビジョン
▶しおかわから見える景色は、季節によってさまざまな表情があり、自然豊かで貴重な川です。
春は河川の両側に咲く桜が名所の地になり、夏は夕焼けに橋から見える山々の赤みを帯びた景色。 秋には紅葉に包まれ
冬場には雪が河川の脇を埋め、また春先に新芽が息吹く場所になるように。
このような景色が毎年見られる 場所にしたい。そして蛍の生息地を増やし、持続可能な生態系が生まれる場所が
広がることが私たちのビジョンです。
▶将来は下記のとおり、関係機関や地域と共に協力し合いしながら、プロジェクトを広げていきたいと考えています。
●河川の水質調査を管轄機関に実施依頼。基準値を上回る汚染が認められた場合においては関係者とともに汚染の除去に
つとめ、実施後の数値を公表。
●河川へのゴミ捨て防止の対策として、河川上へのネット張りなど
▶ゆくゆくは、小学生たちの課外活動の一環として、蛍の生息を観察できるような安心できる場所にしたい。
夜の闇の中で、蛍の群れが一斉に光を灯して飛び交い、子供も大人も笑顔が満ち溢れる場所にしたいと願っています。
そして子供達には、課外活動の中で、蛍も含めてしおかわにい生息している昆虫や植物の減少の実体を通して、
それらを身近に感じることのできることが当たり前でないこと、そして自然は、人間の経済活動により簡単に壊れてしまうこと、
回復するのには何年かかること、だからこそ 自然を 大事にするには、人々が継続して努力しなければいけないこと、
その大切さを学ぶことのできる場にしたいと考えています。
- プロジェクト実行責任者:
- 永見一樹
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
プロジェクト実施完了日までの実施: 行政へしおかわ周辺の環境に対して、更なる保全へのアプローチを実施。 敷地内でのゴミ収集作業や雑林の伐採等の許可取得済み 資金の使途: 【実行者が行うこと】 ・電動式芝刈り機(バッテリー等の付属品含む)、生垣バリカン:10万円 ・手動の芝刈り機、ガンファイター、刈込鋏、ノコギリ、カマなどの工具類:10万円 ・ブロワ集塵機、産廃砕用タンパー:5万円 ・作業手袋、ヘルメット、長靴、作業用眼鏡などの作業服(夏場用のファンを含む)などの作業装備:10万円 ・河川内への侵入、および雑木林の伐採の昇降のための梯子:5万円 ・ゴミ類、産廃物を車両まで運搬するための貨車:5万円 ・ボランティア活動及びリターンに必要なプリンタ及びPC付属品:20万円 ・産廃業者へ運搬するための車両費:135万円
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プロフィール
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リターン
500円+システム利用料
感謝のメール
感謝の気持ちをメールにてお送りいたします。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
1,000円+システム利用料
ポストカードをお送りいたします。
感謝の気持ちを込めて、河川の清掃など活動の様子など画像を添えたポストカードをお送りさせていただきます。。
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 700
- 発送完了予定月
- 2024年9月
500円+システム利用料
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