茨城県初県民投票を実現したい！話そう 選ぼう いばらきの未来

　ここのところ、自分の中で今の日本の社会に対する怒りが増幅していました。いのちが蔑ろにされていくことへの怒りと不安。こういう世界でありたい、という思いがあるからこそ生じる怒りなのに、その心に思い描く世界はどんどん霞んで遠のき、怒りに取り込まれていく自分を感じていました。

　そんな時に、この「茨城県初県民投票を実現したい！」の呼びかけを知りました。 自分の街で、みんなが参加できる一歩。自分の中にある思いや考えを見つめ表明すること、そして今隣にいる人、同じ街に住む人と考えを持ち合い、右か左かだけでなく、第三の道を共に探していくこと。わたしたちが、心から望む世界にしていくために。

　茨城県初の県民投票の実現、そしてそこにたくさんの対話が生まれることを応援します！！！

　そしてわたしも、自分の街で、東京で、できる一歩を。

●纐纈 あや

東京生まれ。自由学園卒業。'10年に上関原子力発電所に反対し続ける島民の暮らしを映し撮った映画『祝の島（ほうりのしま）』を初監督。大阪貝塚市の北出精肉店の家族の暮らしを描いた『ある精肉店のはなし』（2013年）。現在は、日本の移り行く時代の中で消えかかっている人々の営みを映像に撮り続けている。

http://yashihofilms.com/ (やしほ映画社)