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令和に息づく新たな文化財を創る。酬恩庵一休寺 開山堂修繕にご支援を

令和に息づく新たな文化財を創る。酬恩庵一休寺 開山堂修繕にご支援を
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月24日(金)午後11:00までです。

支援総額

6,673,000

目標金額 10,000,000円

66%
支援者
130人
残り
20日

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hiro
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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月24日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

和時代に新しい文化をつくる!開山堂修繕プロジェクト

 

 

 

京都にある酬恩庵一休寺は、元の名を妙勝寺といい、鎌倉時代に高僧大應国師が中国の虚堂和尚に禅を学び、道場をここに建てたことに始まるお寺です。「一休さん」の説話で知られる一休禅師が、元弘の戦火にかかり荒廃していた当寺を再興し、後半の生涯を送ったことから、「一休寺」の通称で知られるようになりました。

 

境内にある開山堂は、大應国師の木像を祀っているお堂です。現存の建物は二代目にあたり、大正時代から約百年にわたり、風雪に耐えてきました。

 

現在の開山堂

 

しかし殊に檜皮屋根については、長年の風雨による損傷が著しく、激しく雨漏りをしている状態です。

 

檜皮葺きは伝統工法である一方、耐用年数は四十年ほどと言われており、実に短命です。昨今普及した銅板でさえ酸性雨に弱く、腐食により周辺環境を傷つけ、屋根材にはそぐいません。

 

そこで今回、「チタンによる開山堂修繕プロジェクト」が立ち上がりました。このプロジェクトは修繕のプロジェクトであると同時に、令和に息づく新たな文化財の在り方を提案する試みだと考えています。その観点から導き出した計画が「チタンによる葺き替え」なのです。

 

比較写真(左:葺いたばかりの檜皮、右:今現在の開山堂屋根の檜皮)

開山堂屋根内部の様子(檜皮が朽ちて中にスズメバチが巣をつくっており、巣を駆除した際に撮影したものです。)

 

 

統と革新、新しい工法、チタン材の可能性

 

 

 

現在、日本の文化財に使用されている屋根材は、檜皮、こけらなどの植物由来のものが多くあります。こうした日本の技術の高さは世界からも評価されており、文化財指定の建築はほとんどが伝統工法を守っています。

 

しかしながら伝統工法をあまりにも重要視するがために、今の時代とそぐわない部分があるのもまた事実です。植物由来の屋根材は火に弱く、過去に全焼の事故もありました。また耐用年数が短いため、修繕にかかる金銭的負担が大きいことも事実です。国からの補助があると言えども、文化財を保持する社寺はその修繕費用に悩まされています。

 

今こそ、これからの文化財の在り方を考え直す時代にきているのではないでしょうか。

 

写真左からチタン(30年前)、銅板(40年前)、檜皮(40年前)の屋根の比較

 

今回、開山堂の屋根の葺き替えには「チタン」を使用します。チタンは軽く、強く、錆びにくく、生体親和性に富んでいるため人や環境に優しい金属です。航空、医療等の先端分野でも広く用いられているほか、近年は加工技術の進歩により意匠的な表現の幅も広がり、日本の伝統建築にも違和感なくフィットし活用される事例が増えています。

 

今までの材に比べて多額の初期費用が必要ですが、圧倒的に耐用年数は長く、一度採用されれば長期間にわたり保存することが可能となります。

 

このようにチタンは、令和時代の文化財の保存技術の一つとして、大きな可能性を秘めた材料だと私たちは考えています。今回のプロジェクトがロールモデルとなり、近い将来、国からの助成が出るような技術として認知されることを願っています。

 

 

下孝一 棟梁と一休寺のご縁によって

 

 

このプロジェクトの総監督は、匠和 心傳庵、木下幹久棟梁です。東京の武者小路千家の茶室の仕事など日本の数寄屋建築において第一線で活躍されている方です。 

 

実は、木下幹久棟梁の義父である木下孝一棟梁こそが、今回使用するチタンの開発に携わっていた本人なのです。「日本の伝統建築とは?」「文化財とは?」と自問自答し続けていた木下孝一棟梁が辿り着いた答えが、「チタン」でした。

 

木下孝一棟梁はこのチタンによって金閣寺の常足亭や光悦寺を手掛けました。光悦寺は2003年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得ています。温故知新、歴史と現代をつなぎ、伝統建築に新しい息吹をもたらしたのです。

 

「現代の藤五郎」と呼ばれた名工、木下孝一棟梁と一休寺のご縁 

〜未来への鍵はご縁がもたらしてくれた〜

 

実は木下孝一棟梁と一休寺は、一休禅師のご縁で結ばれています。

 

木下孝一棟梁は1947年に16歳で上京。数寄屋大工に魅了され修行に励み、惹かれるように一休禅師の元に訪れます。1971年、この地に自身の手で住まいを建て、木下孝一棟梁は京都で生きていくことを決意します。先々代のところへ訪れた木下孝一棟梁は、一休禅師と対面した時にとても深い縁を感じたと言います。

 

この頃から木下孝一棟梁は、「日本の伝統建築とは?」「文化財とは?」と自問自答し続けてきたそうです。伝統とはただ古い歴史にあるのではありません。それは常に革新を続けてきた人の力にありました。先人たちの思い、これは木下孝一棟梁に課せられた課題。公案だったのかもしれません。

 

 

 

恩の歴史で繋いできた伝統を、次世代へ

 

 

開山堂の修繕に必要な費用は、およそ7000万円。文化財未指定の建築物のため、残念ながら補助金等をいただくことはできません。そこで今回こうして、クラウドファンディングでのご支援の呼びかけをすることにいたしました。


新型コロナウイルス感染症が広まりもうすぐ2年がたち、日本、そして世界が閉塞感に包まれています。お寺も問題が山積みで、の考え方や方法が通用しなくなってきています。特に文化財などの境内環境の維持管理は難しく、多くの寺院が頭を悩ませています。

 

これからの時代のお寺はどうあるべきか。お寺にしかできないことは何か。お寺から新しい文化を提案し、そして先人から受け継いできたものを未来へと繋げることが、皆様にとっても希望となることを願います。

 

一休寺は、これまで様々な法難にあってきました。しかしその度、多くの人の思いが法をつなぎ、伝統をつなぎ、心を傳(つた)え、今に至っています。多くの祖師方が守ってきた法燈を私たちの代で絶やすわけにはいきません。今回のプロジェクトは、大應国師から伝わる法を絶やさず、私たちが次の世代へとつなぐ、まさしく心を傳えるプロジェクトです。

 

どうぞ皆様からのあたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

酬恩庵一休寺 酬恩の歴史

 

酬恩庵一休寺は、鎌倉時代に創建された妙勝寺が元となっています。当時は広い伽藍をもち、多くの修行僧を要するお寺であったと寺伝で記されています。しかし元弘の乱により寺は焼け、荒廃してしまいました。

室町時代、かの大応国師の6代の法孫である一休禅師が妙勝寺が荒廃していることを嘆き、再興したのが現在の酬恩庵です。この時禅師は、国師の恩に酬いるという意味を込めて酬恩庵と名付けています。

その後、明治の廃仏毀釈運動などにより寺は混迷期を迎えました。大正時代には先代が開山堂を売却し、境内の修繕費に充てました。

 

目標金額:1,000万円

プロジェクト実施内容: 2023年12月31日までに開山堂の修繕を完了すること

 

 

 最後に 副住職 田邊宗弘より


 

あるがままに let it be

 

一休寺の副住職をしております田邊宗弘と申します。一休寺では4年前にもクラウドファンディングに挑戦し、無事目標金額を達成することができました。このプロジェクトを通してご縁の力のすばらしさ、可能性をとても深く感じました。

 

お寺の拝観には、ただ見学すること、お参りすること以外に、別の意味があると考えています。それは心のリセットです。

 

自然はいつも無理をすることなくあるがままで、常に自然体です。自身をリセットする方法のひとつとして、多くの方に一休寺の自然の美しい風景に触れていただき、些細なことからでもお寺が皆様に元気を与えることができるなら、これほど嬉しいことはありません。自然はいつも大きく私たちを見守ってくれています。


その昔、一休禅師が大応国師のご恩に酬いたように、私も少しでも今までいただいたご恩に酬いたいと思っております。皆様からご賛同のお声をいただけるよう精進していく所存です。合掌。

 

一休禅師のご命日である11/21には毎年、境内にあるもみじが真っ赤に色づきます。

 

 

ターンについて

 

今回、お寺に縁ある皆様と共にリターンを制作しました。いずれもクラウドファンディング限定のグッズで、私たちが自信をもってご紹介するクリエイター、作家の皆様の素敵な作品です。

 

一休さんオリジナル手拭い/伊野孝行

 

 

NHK Eテレ「オトナの一休さん」の作画を担当した伊野孝行さんが、今回のクラウドファンディングの為に制作したオリジナル手拭いです。

 


伊野 孝行(イノ タカユキ)

1971年三重県津市生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー卒業。講談社出版文化賞、高橋五山賞、グッドデザイン賞を受賞。著書に『となりの一休さん』『画家の肖像』 他、 Eテレの番組に「 オトナの一休さん」「昔話法廷」などがある。  

 

 

一休寺オリジナル朱印帖/寺脇扶美

 

 

一休寺の境内の鳥観図などを書いていただいており、日本画家として活動する寺脇扶美さんに、一休寺オリジナルの御朱印帖のデザインをお願いしました。一休禅師の「雨ふらばふれ、風ふかばふけ」をイメージしたデザインです。(制作:サンエムカラー)

 


寺脇扶美(テラワキフミ)

1980年愛知県生まれ。2007年金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科絵画専攻日本画コース修了。ジュエリーデザイナーとして勤務したのち、2011年より本格的に作家活動を開始。見ること・視点のシフトを考察し、日本画技法をベースとした平面作品を制作している。最近の活動に「シェル美術賞2020」入選、「sanwaconpany Art Award / Art in The House 2021」サンワカンパニー社長特別賞受賞、「清須市第10回はるひトリエンナーレ」佳作など。今年12月11日スタートのグループ展「現代美術のポジション 2021-2022」(名古屋市美術館、愛知)に出品する。 

 

 

祖師三師人形(大燈・一休・虚堂)/moga

 

 

少年の一休さんの人形をつくっていただいているmogaさんに、今回初となる老年の一休禅師の人形をつくっていただきました。こちらとセットになる2体は一休禅師が尊敬してやまないお二方。お一人は中国の虚堂和尚、そしてもうお一人は大徳寺の開山、大燈国師となります。どちらも一休禅師を語るには欠かせないお二方です。

 


moga(モガ)

京都精華大学デザイナー学科卒業、某文具メーカー勤務(主にキャラクターグッズデザイン担当)。退社後、神戸ギャラリーVieにてイラストを学ぶ。出産後初個展、イベント参加展示販売などを行いつつ今に至る。2016年よりmoga×一休さん人形を製作し人気を博す。

 

 

とんち菓子「通無道」(ツウムドウ)/和菓子店 萬々堂

 

伊野氏の著書『となりの一休さん』の漫画から着想を得て、奈良の老舗和菓子店「萬々堂」さんとのコラボレーションによって2021年に生まれたお菓子です。萬々堂さんの「ぶと饅頭」をベースに、形を円相、中の餡には一休寺納豆を混ぜ込みオリジナルのお菓子としました。萬々堂さんでは通常販売されていない、一休寺限定のお菓子です。

 

限定記念色紙/伊野孝行

 

 

一休さんオリジナル手拭いをデザインいただいた伊野孝行さんによる、限定の記念色紙です。

 

10年間拝観パスポート

 

▼通常拝観パスポート

▼通常拝観+虎丘庵特別拝観パスポート

 

通常の拝観パスポートと、虎丘庵の特別拝観にもご利用いただけるパスポート、2種類をご用意しております。虎丘庵の特別拝観は梅の時期と秋の紅葉の時期、年に2回行っております。 パスポートの材には一休禅師も愛した材、竹を使用しました。

 

お茶碗「通無道」(ツウムドウ)/陶芸家 有本空玄

 

 

陶芸家の有本空玄さんに、クラウドファンディング限定となる茶碗を焼いていただきます。志野や瀬戸を得意とする有本さん。今回は近年力を入れている楽焼の黒茶碗となります。その名も柿渋。有本さんとお寺からの箱書きをした桐箱にて、進呈させていただきます。

 


有本空玄(アリモトクウゲン)

略歴1963年 広島県広島市に生まれる。1992年 独学で志野を志す。1995年 広島県二ヶ城山麓に窯を築く。1997年 田部美術館「茶の湯の造形展」入選、以後数回。2000年 初個展を開く。現代茶陶展入選、以後数回。2001年 織部の心作陶展入選、以後数回。2002年 益子陶芸展入選。2003年 氣比神宮より「空玄」の名を拝領。2010年 現代茶陶展Toki織部奨励賞受賞。2013年 広島女学院大学 非常勤講師就任。2016年 県民文化奨励賞受賞。収蔵先 氣比神宮(福井)、酬恩庵一休寺(京都)、薬師寺(奈良)、手向山八幡宮(奈良)など。

 

 

 

援メッセージ

 

 

芳澤勝弘

 

大応国師を開山とする妙勝寺内にあった酬恩庵が、一休和尚に寄進されたのは和尚が60歳ころのこと。そのとき、一休和尚はさっそく大応国師の木像を制作してこれを安置しました。このたび修復されるのはこの木像をお祀りしている開山堂です。このころ、妙勝寺の本寺である龍翔寺という寺が右京区安井にありました。後宇多天皇が大応国師のために寄進された寺域は、現在の大徳寺境内を上回るほど広大なものでしたが、いくたびかの戦乱を経て、堂宇は荒れ果てていました。これを見た一休和尚はその復興を志願し、一首の漢詩を作り、これを諸方に触れ伝えて資金を募ったところ、数千貫ものお金が集まったということです。一休和尚はいわば現代でいうクラウドファンディングをされていたのです。和尚が作った漢詩の一句には、「殿堂はいま散りゆく春の花とともに零落し、この寺の廃址には春というのに秋風が吹いている(殿堂只与花零落、廃址秋風二月春)」とありました。その後、さまざまな歴史の変遷を経て、龍翔寺は大徳寺山内に移り、妙勝寺は酬恩庵となって、大応国師の遺芳を伝えています。このたびのクラウドファンディングも、時空を超えて一休さんが呼びかけているというものでしょう。

 


プロフィール:

1945年、長野県諏訪郡原村生まれ。禅文化研究所主幹、花園大学国際禅学研究所教授・副所長を経て、現在は同研究所顧問。専攻は禅文化史。主著に『白隠-禅画の世界』(KADOKAWA)、『白隠禅画をよむ』(ウェッジ)、『白隠禅師法語全集』全十四巻、『荊叢毒蘂』乾・坤、『諸録俗語解』、『江湖風月集』(以上禅文化研究所)、『白隠禅画墨蹟』全三巻(二玄社)、『欠伸稿訳注』乾・坤(思文閣出版)など多数。また、『別冊太陽 一休―虚と実に生きる』(平凡社)監修、Eテレ『オトナの一休さん』監修も務めた。

 

 

矢内一磨

 

一休さんが偉大なことは、みなさんよくご存知ですが、そのお弟子さんたちが、お師匠さまに負けず素晴らしい人たちであることは、ほんとうに知られていません。お弟子さんや一休さんの跡を慕う一休派の人々の魅力に取り付かれ、30年以上の研究を続けてきましたが、まだまだ興味は尽きません。 この度、大応国師がお休みになっておられる開山堂のお屋根がチタン葺きに修繕されるとのこと。大応さんを慕ってやまない一休さんが、ねじりはちまきで奮闘するお姿が目に浮かびます。一休さんが大好きなわたしたちも、一緒にねじりはちまきで、開山堂のお屋根の修繕に集ってみませんか。とはいうものの、屋根から転落して、一休さんに看病されても困ります。勧進で応援しましょう。勧進の御世話は、一休さんのお弟子さんの宗弘和尚さんがしてくださるとのこと。 21世紀の 一休派の皆さん! 一休さんに続きましょう。

 


プロフィール:

昭和39年、兵庫県たつの市生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程後期研究指導修了。博士(文化史学)。堺市博物館学芸員、同志社大学講師。主な著書に『一休派の結衆と史的展開の研究』(思文閣出版)、『中世近世堺地域史料の研究』(和泉書院)など。平成23年、全国大学国語国文学会学会賞受賞。

 

 

飯島孝良

 

自分が一休寺と出逢ったのは、大学に入学したばかりの頃に遡ります。夏休みのひとり旅で京都市内の寺院を巡っていたのですが、有名な大伽藍には食傷気味となってしまっていました。その旅の最後、期せずしてこの南山城にある一休終焉の地に辿り着いたのでした。このときに眼にした一休の木像と頂相、そして開山堂の奥に控えている大応国師の尊像のことを、昨日のことのように想い起します。このときの自分は、恥ずかしいことに、一休についても「破天荒なエロ坊主」という程度しか知らず、大応国師については殆ど初耳でした。しかし尊像というのは本当に不思議なもので、大した知識のない人間にもその睨みがズドンと突き刺さってくるものでした。一休宗純とは、大応国師とは、果たして誰なのか――そうした素朴な問いが、自分をここまでの研究に導いてくれたように思われてきます。近現代に生きる我々は、この日本でいつの間にか「禅文化」というべきものに多く接しています。その淵源のひとつは、この大応国師が遺した禅風にあります。その法系に接続する一休宗純もまた、その“御恩に酬いる”ことを念じて、この開山堂に大応国師の尊像をお納めしたのだろうと思います。そうした願いが、令和の世に、そしてその後の世にも、永(とこしなえ)に伝えられていくことを願っています。

 


プロフィール:

1984年、東京・葛飾生まれ。現在は花園大学国際禅学研究所専任所員・講師。専攻は禅文化史・日本宗教思想史。主著に『語られ続ける一休像―戦後思想史からみる禅文化の諸相』(ぺりかん社)、主な論文に「一休の著作―『狂雲集』『自戒集』そして仮名法語―」(『別冊太陽 一休―虚と実に生きる』平凡社)、「禅・華厳と日本主義―市川白弦と紀平正美の比較考究を通じて―」(『近代の仏教思想と日本主義』法藏館)、「大拙の禅学における「霊覚」―「矛盾的自己」をめぐる問いとして―」(『西田哲学会年報』第18号)など。一休寺近くに美味い珈琲専門店ができたことを心底喜ぶ珈琲フリーク。

 

 

榊田隆之(京都信用金庫理事長)

 

酬恩庵一休寺は多くの方から愛されているお寺で、私も拝見した事がありますが、特に秋の紅葉はすばらしく、まだ御覧になられていない方は是非一度紅葉の頃に行かれることをお勧めします。また、一休寺は京田辺市のコミュニティの中心であり、一休寺を地域の要として多くの人が繋がっており、私達が目指すコミュニティ・バンクの考えに通ずるものがあります。

 

今回のクラウドファンディングのテーマであり目的は、京都の文化の次世代への継承とお聞きしています。老朽化した開山堂屋根の葺き替えにこれまでの檜皮葺きではなく、半永久的に使用可能なチタンを使用し葺き直すとお聞きし、そのチャレンジ精神に大いに敬意を表します。クラウドファンディングによる多くの皆様からの志のご資金により開山堂が新しく生まれ変わり、末永くチタン屋根が大応国師を、一休禅師の想いをお守りくださることでしょう。

 

人々から愛された一休禅師、地域に愛されている一休寺は時代を超えてご縁をつなぐコミュニティマネージャーであり、地域に根差し、情報を発信し、人々の想いを受け止め、時にはおせっかいを焼きながら過去と現在・未来をつなぐ存在であると思います。酬恩庵一休寺の今回のチャレンジを私も是非応援したいと思います。

 


プロフィール:

上智大学外国語学部を卒業後、日本輸出入銀行(現 国際協力銀行)勤務を経て、1985年に京都信用金庫入社、2018年に理事長就任。 徹底的な対話型経営により「日本一コミュニケーションが豊かな会社」をめざす。1971年に「コミュニティ・バンク」を世に提唱した金融機関の理事長として、地域の経済や文化形成への想いを込める。こころ豊かな地域社会、コミュニティをつくることがライフワーク。 

 

 

通圓祐介(通圓24代目当主)

 

「一休寺開山堂屋根チタン葺き替え」と最初に聞いた時、「おっ チタン屋根かっこいい!」と思いました。車好きの男子にとっては「チタン」や「カーボン」はその名前を聞くだけでテンションが上がります!そんな「チタン」が一休寺開山堂の屋根に! 最新技術は昔から伝統文化を支えてきました。例えば私どもが取り扱っております宇治茶の保管技術も茶壺から茶箱になり今ではアルミ製袋と冷凍庫、その時代の最新技術を使い、より良い状態を長く保存するよう努力しております。 この度のチタン葺き替えにより、こしかたも行く末も大応国師木像と共に末永く存続されますよう応援致します。

 


プロフィール:

創業1160年 宇治橋の袂にあるお茶屋通圓の24代目。通圓の7代目は一休和尚と親交が厚く一休作狂言通圓の木像は今も大切に祀られております。 

 

 

宮本我休(京仏師)

 

お寺には仏像や建物など沢山の文化財があり、それを維持していくには大変な労力を要します。時代の流れとともに寄付も募りにくくなる中で、このような取り組みはお寺を維持していく上で一つの希望となるものです。今回私は返礼品の制作という形で参加させていただきましたが、弟子と共に工房一丸となって励んだ作業は後継者を育成するための貴重な機会となりました。支援者、職人、お寺、三方良しの素晴らしい取り組みで大応国師が鎮座する開山堂が新たに甦ることを切に願っております。

 


プロフィール:

1981年京都生まれ。学生時代に服飾技術を学び、卒業後京都の仏像彫刻工房にて仏像の彩色を手掛けたことをきっかけに仏像彫刻の世界に入る。九年間の修行の後、平成二十七年四月に独立、京都西山に工房を構え「宮本工藝」を設立する。現在は京都市南区に新工房を移し、弟子三人と共に日々仏像・仏具、その他木彫刻の研究、制作に励む。学んだ服飾技術を活かし、リアリティのある衣紋表現を得意とする。平成二十七年度京の若手職人。京もの認定工芸士 認定番号第128 号。

 

 

薬師寺寛邦 キッサコ(今治市臨済宗・海禅寺 副住職)【11/4 追加】

 

伝統を守り、受け継いでいくためには、「変わらないでいること」と、「変わっていくこと」の両方が必要です。 私は「般若心経」を音楽に乗せて届けておりますが、その思いを大切に音楽活動を続けております。 今回、チタン材を使っての開山堂の修繕も、まさにその形そのものであり、これからの時代に、文化財を残していくための最善の選択だと私は感じています。 どうか多くの皆様にこのプロジェクトを知っていただき、 ご賛同いただけたら幸いです。

 


プロフィール:

1979年生まれ。僧侶であり音楽家。今治市臨済宗・海禅寺の副住職。 ”僧侶ボーカルプロジェクト”「薬師寺寛邦 キッサコ」として、仏教の教えをわかりやすい言葉に置き換え、懐かしいポップスのメロディーとハーモニーで伝えている。そして、僧侶として次世代に仏教をつないでいくため、音楽と仏教を掛け合わせ、般若心経に声を重ねアレンジしたアルバム「般若心経」を2018年5月にリリース。YouTubeでは300万回再生突破、般若心経関連動画の総再生数は世界で驚異の累計5000万回再生を超えている。また、アジアでの大反響を受け、2018年12月に、中国・香港・台湾を巡る全6都市、2019年9月からは規模を拡大し、日本を含む全10都市でのアジアツアーを開催し、約2年で1万人以上の動員を記録した。日本からアジア、そして世界へ、縁を繋ぎ、仏教を音に乗せ、伝え続ける。

 

 

森本健次(株式会社南山城代表取締役)【11/16 追加】

 

一休さんは、子どもの頃見ていたアニメの中の馴染み深い人物。報恩庵一休寺も同じ京都南山城地域にありながら、訪ねるようになったのはごく最近で宗弘副住職とご縁をいただいてから。一休寺納豆の仕込みやお寺の佇まいを拝見する度に、歴史や伝統を繋いでいくということの大切さと難しさを思い知りました。
我々の道の駅も「村で暮らし続けることを実現する」ことを理念に、先人に敬意を表しながら新たな取り組みを始めています。
今回のプロジェクトは、歴史あるものと新しい技術、どちらかの是非を問うものではなく、融合し令和に息づく新たな文化財として、どのように後世に繋いでいくかという試み。
一人でも多くの方々に共感いただけることを願います。

 


プロフィール:

1967年、京都府相楽郡南山城村生まれ。道の駅お茶の京都みなみやましろ村の運営会社、株式会社南山城代表取締役。
南山城村役場職員として、むらづくりの拠点となる道の駅整備に従事。プレイヤーが乏しい人口減少地域で、道の駅を拠点としたむらづくりの推進のために、2016年に退路を断ち現在に至る。

 

 

湯浅みき(漫画家/イラストレーター)【11/25 追加】

 

今回のチタンでの葺き替えは、最善を考慮され末永く遺していくための一大決心だったと思われます。 変わらず遺していくには余程の庇護がなければ難しく、時代の流れを柔軟に取り入れたからこそ護られた芸能や文化財も実際数多くあります。 一休さん自身、恩に報いるべく寄付を募り再建した酬恩庵。きっと今回の取り組みも「善きかな」と応援されていることでしょう。 当時も庶民から豪商。文化人や悪御所と呼ばれた将軍足利義教にさえ慕われ、江戸時代にはとんち噺が。昭和・平成ではアニメ化されたりと、時代時代で新たな風を巻き起こす一休さん。 是非皆さんもこの風に乗って、プロジェクトにご支援頂ければと思います。

 


プロフィール:

岐阜市生まれ。漫画家/イラストレーター。著書に「南総里見八犬伝序の幕外伝 唐獅子牡丹」「柳ケ瀬のアイドル やななやよ」他。現在勇者×保育漫画「KOSODATE QUEST」を連載中。また東宝特撮チャンネル「怪獣人形劇 ゴジばん」少年セリザワシリーズ#3より担当 漫画やイラストを通して、町おこしや和の文化をどうしたら興味を持ってもらえ、次に繋げるきっかけになるかを考え取り組んでいる。 淡交社「ぼくらの京都」にて町家を綿密に取材し、優秀賞を受賞。 東宝とAlphaBoatが共同運営のプロジェクトで、日本カルチャーを表現するキャラクター部門にて入賞。受賞後はニューヨーク最大のアニメコンベンション「Anime NYC」 に参加し、キャラクターを紹介した。 今年の12月26日、「能楽」を未来に繋げるため立ち上げられた「三間四方produce」の東京公演において、「碇潜」と「皇帝」の解説漫画も担当する。

 


注意事項

●第一目標金額達成後の返金・キャンセル等は一切できません。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などでご紹介させていただく場合があります。

●本プロジェクトの返礼品のうち、【お名前掲載】に関する返礼品の条件詳細については、「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

プロフィール

京都の禅寺酬恩庵一休寺で副住職をしています。お寺を人と人のコミュケーションをつなぐ場とするため日々活動をしています。

リターン

10,000


伊野孝行デザイン・一休さんオリジナル手拭い

伊野孝行デザイン・一休さんオリジナル手拭い

「オトナの一休さん」のイラストレータ伊野孝行氏による、クラウドファンディング限定「一休さんオリジナル手拭い」をお届けします。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い

支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

10,000


寺脇扶美デザイン・一休寺オリジナル朱印帖

寺脇扶美デザイン・一休寺オリジナル朱印帖

日本画家 寺脇扶美氏によるオリジナル朱印帖をお届けします。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休寺オリジナル朱印帖

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

19,300


一休さん(193)コース

一休さん(193)コース

オリジナル手拭い&朱印帖をセットでお届けする一休さん(193)コースです。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い
●一休寺オリジナル朱印帖

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000


moga作・祖師三師人形(大燈・一休・虚堂)

moga作・祖師三師人形(大燈・一休・虚堂)

人形作家mogaによる、老年の一休和尚人形を含む祖師三師の人形をお届けします。(写真左から大燈国師、一休禅師、虚堂和尚)
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い
●一休寺オリジナル朱印帖
●祖師三師人形(大燈・一休・虚堂)

支援者
7人
在庫数
43
発送完了予定月
2022年6月

50,000


伊野孝行 限定記念色紙+とんち菓子「通無道」

伊野孝行 限定記念色紙+とんち菓子「通無道」

伊野孝行氏による限定記念色紙と、奈良の老舗和菓子店「萬々堂」さんとのコラボレーションによって生まれたとんち菓子「通無道」をお届けします。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い
●一休寺オリジナル朱印帖
●伊野孝行氏による限定記念色紙
●とんち菓子「通無道」

※とんち菓子「通無道」は食品販売の許認可を持つ萬々堂からお届けします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

70,000


10年間拝観パスポート(通常拝観)

10年間拝観パスポート(通常拝観)

10年間使用いただける、一休寺の拝観パスポート(通常拝観)をお届けします。 パスポートの材には一休禅師も愛した材、竹を使用しました。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い
●一休寺オリジナル朱印帖
●一休寺10年間拝観パスポート(通常拝観)

※パスポートの有効期限は2022年7月〜2032年6月です。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

100,000


10年間拝観パスポート(通常拝観+虎丘庵の特別拝観)

10年間拝観パスポート(通常拝観+虎丘庵の特別拝観)

10年間使用いただける、拝観パスポート+観梅の時期と秋に行う虎丘庵の特別拝観パスポートをお届けします。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●一休さんオリジナル手拭い
●一休寺オリジナル朱印帖
●伊野孝行氏による限定記念色紙
●10年間拝観パスポート(通常拝観+虎丘庵の特別拝観)

※パスポートの有効期限は2022年7月〜2032年6月です。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

300,000


有本空玄作・柿渋茶碗「通無道」+落慶法要にご招待

有本空玄作・柿渋茶碗「通無道」+落慶法要にご招待

有本空玄氏による柿渋茶碗「通無道」を、お寺と有本氏からの箱書きの桐箱つきでお届けします。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●落慶法要にご招待
●とんち菓子「通無道」
●10年間拝観パスポート(通常拝観+虎丘庵の特別拝観)
●有本空玄 柿渋茶碗「通無道」

※落慶法要は2024年実施予定、詳細は2023年12月中に改めてご案内します。
※とんち菓子「通無道」は食品販売の許認可を持つ萬々堂からお届けします。
※パスポートの有効期限は2022年7月〜2032年6月です。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2022年6月

10,000


応援コース(1万円)

応援コース(1万円)

返礼品をお届けしない分、いただくご資金をできるだけ多く開山堂修繕に充てさせていただきます。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000


応援コース(3万円)

応援コース(3万円)

返礼品をお届けしない分、いただくご資金をできるだけ多く開山堂修繕に充てさせていただきます。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

100,000


応援コース(10万円)

応援コース(10万円)

返礼品をお届けしない分、いただくご資金をできるだけ多く開山堂修繕に充てさせていただきます。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

300,000


応援コース(30万円)

応援コース(30万円)

返礼品をお届けしない分、いただくご資金をできるだけ多く開山堂修繕に充てさせていただきます。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●落慶法要にご招待

※落慶法要は2024年実施予定、詳細は2023年12月中に改めてご案内します。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

1,000,000


応援コース(100万円)

応援コース(100万円)

返礼品をお届けしない分、いただくご資金をできるだけ多く開山堂修繕に充てさせていただきます。
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●お寺からの感謝状
●開山堂に御芳名奉納(希望制)
●落慶法要にご招待

※落慶法要は2024年実施予定、詳細は2023年12月中に改めてご案内します。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

プロフィール

京都の禅寺酬恩庵一休寺で副住職をしています。お寺を人と人のコミュケーションをつなぐ場とするため日々活動をしています。

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