翻訳者の想像から生まれた『架空の香水』を販売したい
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 26人
- 募集終了日
- 2024年5月5日
日本武尊ゆかりの神明社修復プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 141,000円
- 支援者
- 12人
- 残り
- 24日
世界形選手権U-23「柔の形」目指せ世界一
#スポーツ
- 現在
- 1,000,000円
- 支援者
- 85人
- 残り
- 3日
あわねこサポーター ~保護猫園児の医療費のご支援を~
#まちづくり
- 総計
- 72人
世界遺産の島で「五島焼」を復活させ、陶芸工房をつくる
#地域文化
- 現在
- 2,508,000円
- 支援者
- 134人
- 残り
- 21日
時を刻む永遠の美・伝統技術が生んだ『Sランク』職人の未来の為に
#地域文化
- 現在
- 243,870円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 25日
歩けるのがうれしい失明犬の光ドッグバンパー製作費の継続支援をぜひ!
#医療・福祉
- 総計
- 4人
ペットロスに一石を。*tricot-parrots.com*
#地域文化
- 現在
- 5,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 40日
プロジェクト本文
▼自己紹介
皆さん、はじめまして。私たち、株式会社テンナイン・コミュニケーションは2001年に設立された東京にオフィスを構える通訳・翻訳エージェントです。『Helping you communicate better』をミッションに掲げ、プライム市場上場企業や官公庁などに通訳・翻訳サービスを提供しています。
この度、弊社初めての試みである『オリジナル商品開発プロジェクト』の一環として、テンナイン・コミュニケーション翻訳部が『オリジナル香水』の販売に向けたクラウドファンディングを実施いたします。
※目標金額は50万円(香水製作費+送料+広告費)となります。
※All-or-Nothing形式(達成しなければ全額返金)で実施いたします。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
このプロジェクトは、「翻訳エージェントが『AI翻訳にできないことをやる』」が、AIの台頭がめざましい翻訳業界で生き残るための一つのヒントであると考え、開始するプロジェクトです。
私たちは翻訳から生まれたアイデアを形にして世の中に届け、翻訳の可能性や価値を広げるプロジェクトを実施し、通訳・翻訳業界と社会の活性化に貢献する企業となることを目指します。
⇒テンナイン翻訳部 オリジナル香水プロジェクトについての詳細はこちら
▼『架空の香水』とは?
きっかけは2023年に行われたテンナイン主催の翻訳者グランプリ。AIに負けない翻訳者の育成を目指して実施した賞品200万円のグランプリで翻訳課題は、香水好きの翻訳者が考えた「架空の香水」のプレスリリースでした。
この「架空の香水」から着想を得て、「翻訳者のための特別な香り」を作りました。
「架空」とは「本来ならば存在しなかったもの」です。この香水を世の中に生み出すことが出来るのはテンナインだけという誇りを持って製作しました。
▼香水製作会社
今回のオリジナル香水は八ヶ岳南麓に工房を構える香水メーカー「金熊香水」様に製作を依頼しました。
《テンナイン・コミュニケーション様 オリジナル香水プロジェクトに寄せて》
株式会社ピノーレ代表 頭金 周介 様
この度は、素敵なプロジェクトに関わることができ、とても嬉しく思っています。
私たちは、20年近く香水づくりを営んでおりますが、ここ数年、翻訳の世界と同じく香りの世界にも、AI、テクノロジーの波が押し寄せていると感じております。私たちも正にテンナインコミュニケーションの皆さまと同じように、これから来る世界とどう向き合い、どんな価値を提供して行けるのか?について悩み、日々考えているところです。
今回のお話を頂いて、改めて「翻訳」とはどのような仕事、行為であるのか?それは自分たちの「香りをつくる」仕事とどんな共通項があるのか?を自分なりに考えてみました。素人考えなので、間違っているかもしれませんが、下のように考え、定義してみました。
翻訳とは、時間、空間を隔てた遥か未知なる世界と、私たちが生きている今、この世界とを「繋げる」作業である。
私たちが「香り」を通してやりたいこともまた、様々な時間、空間、自然、人間が育んだ「素材」を使って、今この世界を生きる人々の様々な「想い」や「イメージ」に、温度、手触り、におい、味などのアナログな「感覚」や、喜び、悲しみ、愛着、怒りなどの「感情」を伴う一つの物語の「世界」を立ち上げることです。
それは一言で表せば、「あなたの『好き』を香りに『翻訳』したい」というメッセージになります。
やはり、翻訳という仕事と、香水づくりには、共通している部分が多くあると思いました。
そして、AI、デジタルの世界には無くて人間だけが持っているものは何か?についての一つの考察ですが、それはアナログな「ノイズ」であると思っています。
香水は科学的に合成された「合成香料」と、自然界の動植物から採取された「天然香料」の両方を使って作られます。合成香料は、安全性、安定性、再現性、コストなど優れた面が沢山あり、合成香料が無ければ現代香水は作れません。しかし、天然香料には、合成香料には無い「ノイズ」が多く含まれております。それは、香りの主成分以外の多くの微量な含有成分のことを指しますが、これが合成香料だけでは出せない「深み」や「奥行き」を与えてくれます。それを料理に例えるならば、「うま味調味料」と「昆布や鰹節で引いた出汁」のようなものであり、音楽ならば、AIが作曲したデジタルな楽曲と、目の前で聴く楽器の生演奏の違いとも言えます。
翻訳も同じように、AIには出すことができないアナログなノイズのようなものがあると考えます。それが言葉に奥行きや深み、揺らぎ、温度や手触りを与え、読み手の心に届くのではないでしょうか。
テンナイン様のHPのMissionの欄に、以下の文章があります。
~言葉は相手に伝わってはじめて価値が生まれます。(中略)「記憶に残る通訳・心に届く翻訳」が、私たちのコミュニケーションサービスです。~
まさに私たちも同じ思いで香りを創っております。「伝わる/記憶に残る」のは相手の「心」に向かうからであり、その「心」は(今のところ)人間にしかないものです。
目覚ましい勢いで発展するAI、テクノロジーを活用しながらも、情報の海に呑まれてデジタルの世界に折り畳まれてしまわない為には、アナログな「手触り」のある言葉、香りが必要であり、それは寧ろ、これから益々価値を増していくものだと思っております。
さて、今回創られた「翻訳者のための香り」は、とてもクリアで瑞々しいシトラス・ハーバルな香りです。頭脳が研ぎ澄まされて思考のピントがぴたりと合ってくるような、透明感のある香りになりました。しかし、ただシャープなだけでなく、複雑に凝り固まったものを解きほぐしてくれるような、柔らかく仄かな甘さも備えているように思います。この香りとともに、多くの素晴らしい翻訳作品が生まれてくれたらと願っています。
長くなってしまいましたが、テンナイン・コミュニケーション様の益々のご発展をお祈りいたします。
2024年3月6日
株式会社ピノーレ代表 頭金 周介
▼香水製作担当者
▼翻訳者シェーン・ヒリからのメッセージ
1. About the perfume
Imaginary Perfume is a fragrance inspired by the experience of translating, the exhilarating feeling of your brain firing on all cylinders in two languages at once.
It opens with an eye-opening splash of fresh citrus and aromatic herbs, then leaves you in the gentle embrace of white musk and lily-of-the-valley. Evoking pristine waters and crystal-clear seas, this fragrance invigorates the senses and opens the mind with a refreshing blend of lemon, rosemary, and bergamot.
Perfect for sitting down to work on a sunlit morning clear-headed and alert, ready to fulfill the promise of the blank white page spread before you.
Top: Lemon, Lime, Aqua
Heart: Bergamot, Rosemary, Petitgrain
Base: Lilly-of-the-Valley (Muguet), Geranium, White Musk
2. Message
This perfume began as a work of fiction.
While I was writing the English texts for the first Ten Nine Communications Translation Grand Prix, I thought long and hard about what cannot be achieved with machine translation alone.
As we all know, recent advances in neural machine translation and artificial intelligence have generated much discussion over whether these new tools will eventually render language professionals obsolete. Machines may not be able to think per se, but they can process massive amounts of data at speeds several orders of magnitude faster than we can, which may be (to paraphrase Clarke) virtually indistinguishable from cognition.
What, then, is our secret weapon? As human translators, we can use our own judgment and make our own decisions - in other words, we can create something from nothing. This ability comes from embodied experience, from perceiving the world around us with all five of our senses. We can see, hear, smell, touch, and taste; our bodies are infinitely more complex than the machines we have created.
This perfume, then, was also a process of creating something from nothing. The Grand Prix was conceived of as a way for translators to develop the skills they would need to thrive (not merely survive) in a post-NMT world. That’s why I wanted to write about something that had never been written about before, something that had to be imagined rather than researched - a fictional product of my own creation.
Perfume is something very difficult to describe in words; even seasoned fragrance houses face the challenge of using sight and sound to market products that can only be experienced via scent. To sell a perfume, you have to be able to tell a story about how it feels to wear it, about who the buyer will become once it hits their skin. In other words, you have to translate a scent into words, to bridge a seemingly irreconcilable divide - what could be a better way to hone our skills as translators?
I hope that this perfume can liven up our daily routines as language professionals and awaken us to new possibilities for understanding and interpreting the thoughts and experiences of others.
<メッセージの翻訳は後日公開予定です。お楽しみに!>
▼応援メッセージ
テンナインに長年に渡り、デザイン観光ガイドブック「d design travel」の日英翻訳のご依頼を頂いている神藤様より応援メッセージを頂戴しました。
神藤秀人 様(JUNGE DESIGN / d design travel 編集長)
デザイン会社で働く身として思うのは、「翻訳」といっても「デザイン」に近い行為でもあるんじゃないか、と思っています。働く環境をどれだけ心地いいものにできるかどうかで、アウトプットは大きく変わってもきます。難しい日本語のニュアンスをどう解釈してもらうか、翻訳ってやっぱりAIでは務まらない、職人の仕事だと思います。翻訳者のポテンシャルを最大限に発揮させるためにも、このフレグランス(香水)はある意味発明なのかも? デザインや編集の仕事をする上でも、私自身欲しいものです。
▼オリジナル香水プロジェクト・ブログ『なぜオリジナル香水を販売するのか?』
「翻訳会社がなぜ香水を作るんだ?」と疑問に思った方が多いかもしれません。
しかし私たちはこのプロジェクトがテンナインや、テンナインにご登録いただいている翻訳者の皆様にとって重要な役割を果たす価値ある挑戦であると確信しています。
その理由を以下のブログでお話しています。ぜひご一読くださいませ。
1. AI翻訳に対抗するために
3. 翻訳コーディネーションと営業活動の質を向上させるために
▼リターン
《リターン:『架空の香水』》
※下記の金額+システム利用料(220円(税込))がかかります。
・リターン1:『架空の香水』×1個=5,400円(10%OFF) \!先着20名様!/
・リターン2:『架空の香水』×2個セット=9,600円(20%OFF) \!先着20名様!/
・リターン3:『架空の香水』×5個セット=21,000円(30%OFF) \!先着2名様!/
・リターン4:『架空の香水』×1個=6,000円(通常価格)
《リターン:『製作応援コース』》
※香水を使う予定はないが、プロジェクトを応援して頂ける方向けです。
※下記の金額+システム利用料(220円(税込))がかかります。
・リターン5:製作応援コース(お礼のメール)=3,000円
・リターン6:製作応援コース(お礼のメール)=5,000円
・リターン7:製作応援コース(お礼のメール)=10,000円
▼最後に
私たちの最終的な目標は「翻訳業界の活性化」です。
私たちはAI翻訳の進化をただ嘆いて、無策に何もしない企業にはなりません。常に新しい挑戦を続け、社会に「翻訳のファン」を増やし、50年100年続く企業を目指します。
例えば、今回の『架空の香水』という商品は、最初で最後のオリジナル商品ではないかもしれません。今回のプロジェクトを成功させ実績を作り、「架空の〇〇」という商品をシリーズ化して、毎年違った「翻訳者の頭の中にあるさまざまな架空の商品・サービス」を販売することも面白いのではと考えています。
今回が、長く続いていく伝統あるプロジェクトの第1回目となれば嬉しく思います。
このプロジェクトにぜひご賛同とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
※掲載している名称および画像はお客様、並びにご本人様より許諾を得て掲載しています。
- プロジェクト実行責任者:
- 工藤浩美(株式会社テンナイン・コミュニケーション)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
株式会社テンナイン・コミュニケーションが、オリジナル商品開発プロジェクトの一環で香水を販売する。香水製作費30万円、送料・広告費等に20万円使用します。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
【特別なリターン不要】制作応援コース:3,000円
お礼のメールをお送りさせていただきます。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
5,000円+システム利用料
【特別なリターン不要】制作応援コース:5,000円
お礼のメールをお送りさせていただきます。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
3,000円+システム利用料
【特別なリターン不要】制作応援コース:3,000円
お礼のメールをお送りさせていただきます。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
5,000円+システム利用料
【特別なリターン不要】制作応援コース:5,000円
お礼のメールをお送りさせていただきます。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月