川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第四拠点干し芋工場

川越に広げる、障害児が学校卒業後に働く場。第四拠点干し芋工場

寄付総額

3,257,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
240人
募集終了日
2020年11月6日

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プロジェクト本文

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障害児の学校卒業後の行き場、働く場を。

 

障害が重くても、働ける場、成長を保証する場が必要です。

 

生まれ育った地域の中で、安心して生き生きと働ける環境を。

 

その想いで、これまで作業所を3つ開所してきました。

 

障害者家族にとっての拠り所となる拠点を、ここ川越に根ざして広げ、点ではなく、「面」の広がりを作っていきたい。

 

今回、川越の特産!川越芋を使って作る「干し芋工場」を第4作業所として開所します!

 

 

【2020年9月30日更新:達成御礼!最終日までチャレンジは続きます。】
 

お陰様で、第一目標金額を達成することができました。第4川越いもの子作業所「干し芋工場」開所のための費用に充てることができます。本当にありがとうございます。
 

この事業は事業総額の半分が自己資金となることから、社会福祉法人皆の郷に大きな財政的な負担がかかっています。来年の開所準備金も3千万円必要です。そのため、第4川越いもの子作業所の設立資金作りを行っているスタッフは、少しでも法人の負担を軽減するため、川越の地域の中で資金づくりの活動を今も行っています。READYFORのチャレンジもこの一環として、ネクストゴールを500万円と設定し、11月6日まで続けていきます。

 

障害のある人も、主人公として参加できる地域の居場所作りを進めています。どうか最終日まで、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます! ▶︎達成御礼のメッセージはこちらから

 

 

 社会福祉法人皆の郷のこれまで

 

社会福祉法人 皆の郷は、「障害の重度、軽度または種別を問わず、埼玉県川越市の地域の中で、労働・生活・文化・経済、その他あらゆる場面で機会を得て、障害者も1人の人間として自立していけるよう支援していく」という理念のもと、各事業の運営を行っています。


設立から30年間、「どんなに障害が重くても働きたい、地域の中で暮らしたい」という想いに寄り添い、活動を続けてきました。

 

1985年:「川越いもの子作業所をつくる会」発足

1987年:川越いもの子作業所が設立

1991年:社会福祉法人皆の郷設立

 

そして、障害者の家族や職員が集まり、障害者福祉の向上を願い、「皆の郷をささえる会」を発足。法人をささえる活動を行っています。

 

 

 

 学校卒業後の行き場が、ない。だから作る。

 

学校卒業後、障害ゆえに働く場がないことは、今でも多くあります。障害が重ければ重い人ほど、卒業後、在宅生活になってしまうことが今でも少なくありません。働くことは、生活の糧を得ることであり、社会の中に居場所を作り、友達を作り、生きがいを作っていきます。「卒業後の行き場がない」ことは、人間にとって、そして家族にとってもとてもつらいことです。

 

こういった子どもたちを取り巻く環境を変えるために、現在は、第3川越いもの子作業所まで開所しています。

 

 

第1 川越いもの子作業所:木工作業とリサイクル

 

障害の重い90名の人が働いています。木工作業は、木のおもちゃやファンシーグッズを制作し、川越のお店で販売しています。リサイクル作業は、ご近所にリヤカーでアルミ缶を回収したり、車でスーパーマーケットを回りアルミ缶回収を行っています。アルミ缶は機械でプレスをして業者に納品しています。1か月5トンを目標にしています。障害の重い人も参加しやすい仕事です。

 

 

 

第2 川越いもの子作業所:おせんべい

 

1997年に、せんべい作業は始まりました。川越が観光地であることから、お土産になるものを考え、在庫を抱えても日持ちがすること、せんべいの生地屋さんが、市内にあり、入手がしやすいことが背景にあります。せんべいを並べたり焼いたり味付けしたりと作業工程がわかりやすく、包装や配達もコンパクトでまとまりやすい作業です。


 

 

第3 川越いもの子作業所:パン

 

1995年に、川越駅の西口に地域活力の総合拠点施設として「ウエスタ川越」が生まれます。その中で障害者の働く福祉喫茶構想が企画され、社会福祉法人皆の郷も応募して運営を任されるようになりました。「カフェ&ベーカリーどんなときも」は、15名の障害者が働くA型就労継続事業所です。ウエスタ川越の利用者だけでなく、多くの地域の方に立ち寄っていただいています。また、壁には市内の方が描いた障害者アートを飾り、毎月一回作品が変わっています。


 


いもの子作業所に通っている親御さんの声

毎日喜んでいもの子に通っています。コロナ禍でも家に閉じこもることはなく、送迎の車が来るのを朝から待ち望んでいます。作業所の工賃の袋を大切に持って帰ってきています。作業所に友達、仲間がいることが、とてもうれしいです。

 

 

そして今回は、第4川越いもの子作業所として、「干し芋工場」を建設します!

 

 

 

 第4川越いもの子作業所は、干し芋工場

 

なぜ干し芋?


 

いもの子作業所は、アルミ缶をリヤカーで集めることから始まり、牛乳パックを集めて紙すきをし、川越が観光地であることから、木のおもちゃや紙すきはがき、そしてせんべいやうどんを作ってきました。

 

そして、第4の拠点施設が必要となった時に、「川越いも」が全国的に知られていることから、さつま芋を栽培して甘く柔らかい干し芋をコンセプトに、新しい川越のお土産を作ろうと計画しました。

 

川越であまり干し芋が作られてなく、十分な利益を生む可能性が高く、干し芋作りは、障害のある人たちの工賃を保障していくためにも適しています。

 

 

 

作業もしやすい、干し芋づくりの工程

 

畑で芋を作り、その芋を洗いボイラーで蒸し、そして手で皮を剝く。数本並んだピアノ線に干し芋を通し、平らなチップを作る。そのチップをせいろの上に並べ、乾燥機にせいろごと入れて完成。どの工程もわかりやすく、障害のある人も作業に加わりやすいと考えています。

 

 

 

みなさんとつくる干し芋工場:第4川越いもの子作業所

 

 

鉄骨造2階建て

1階:767㎡

2階:171.06㎡

総面積:938㎡

敷地面積:1,857㎡

 

この工場が完成すると、最大60人の障害者を受け入れることができます。

 

その向かい側には、1,720㎡の畑地があり、ここで芋を栽培する予定です。1日に、125キロから250キロの干し芋を生産し、1か月500万円から1,000万円の売上を目指します。

 

建設スケジュール(予定)

 

・10月6日:工事委託先決定 (一般競争入札)

・10月10日:工事開始

・3月20日:工事終了 

・5月1日:受け入れ開始、生産開始   

 

建設予定地:埼玉県川越市石田町156-1

 

第4川越いもの子作業所の総工費は、総額:430,000,000円です。補助金や福祉医療機構借入、そして、独自に、「3,000円 2万人募金」と打ち出してご寄附を集めたり、自己資金で干し芋工場が現実のものになりつつあります。

 

工場設立は、とても大きなプロジェクト。私たちだけでは限界があります。ぜひ一緒に押し上げていただけませんか。


 

 

 障害者の働く拠点を「面」で配置。それが、障害者家族が住みやすい地域への道。

 

障害種別は多様であり、重さも多様です。障害の重い人たちにとっても、生まれ育った地域の中で暮らしていくためには、近場の暮らしや働きの拠点となるセンター的な施設が必要です。

 

拠点を点ではなく、「面」として配置していく。そして障害者家族を守る場として、そして障害者家族の地域活動の拠点として重要な役割を果たします。第4川越いもの子作業所は、その拠点施設としてなくてはならない存在です。

 

障害者家族も住みやすい地域を目指して、主体的に活動する場となっていきます。この第4の必要性をクラウドファンディングを通して地域の多くの人に知らせていく。それが、地域の福祉の向上につながっていくことを、チーム一丸となって皆さんに力強くお伝えしたいのです。

 

 

 

 税額控除について

 

寄附金につきましては、所得税法第78条第2項第3号及び法人税法第37条第1項と第4項に該当し、寄附金控除の対象になります。

 

<領収書の発行について>
寄附をされた方には、寄附金受領後、当団体より「寄附領収書」を発行いたします。

領収書名義:ご寄附時にご入力いただいた「寄附者情報」の氏名を宛名として作成します。

領収書発送先:ご寄附時にご入力いただいた「寄附者情報」のご住所にお送りします。

寄附の受領日(領収日):原則 2020年11月6日付(READYFORのプロジェクト終了日)となります。

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

社会福祉法人皆の郷は1991年3月に生まれ、川越いもの子作業所を設立しました。「川越市に一人ぼっちの障害者を出さない。」「どんな重い障害者も地域の中で働き暮らすことを通して発達、成長できる社会をめざす。」「障害のある人たちの地域のセンター(生活拠点)的なより所となる施設作りを目指す」ことを理念に、現在5つの働く場、8つのグループホーム、入所支援施設、障害者地域生活支援センター、相談支援センターを川越市内に運営している。現在5つの働く場に230名が通い、グループホーム8カ所と1カ所の入所支援施設に85名が暮らしている。社会福祉法人皆の郷の障害者、家族は、「皆の郷をささえる会」を結成し、「障害者、家族が住み慣れた地域の中で暮らし続けられるよう」、行政や地域に働きかけ、障害者、家族も暮らしやすい川越市を目指している。そして、現在「第4川越いもの子作業所」の建設を計画している。

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ギフト

3,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
57人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


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【干し芋もぜひ!味わって応援】

■干し芋(100g)


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
78人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■報告レポート(PDF)


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

10,000


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【いものこグルメセット!味わって応援】

■干し芋:100g

■いもの子せんべい:2種類の味) エビ、ごま (60g:2パック)

■クッキー:2種類の味) 塩、いもチョコ( 45g:2パック)

■うどん(乾麺):300g

■手すき絵ハガキ:2枚セット


■お礼のお手紙

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
63人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

30,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)


■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

50,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■社会福祉法人皆の郷のHPにご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)


■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

100,000


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障害児の学校卒業後の行き場・働く場を!

■お礼のお手紙

■報告レポート(PDF)

■工場の壁に、サンクスボードを掲げてご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■社会福祉法人皆の郷のHPにご寄附いただいた方のお名前を掲載いたします(希望制)

■寄附受領書
*受領書は、2020年12月にお送りします。

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

プロフィール

社会福祉法人皆の郷は1991年3月に生まれ、川越いもの子作業所を設立しました。「川越市に一人ぼっちの障害者を出さない。」「どんな重い障害者も地域の中で働き暮らすことを通して発達、成長できる社会をめざす。」「障害のある人たちの地域のセンター(生活拠点)的なより所となる施設作りを目指す」ことを理念に、現在5つの働く場、8つのグループホーム、入所支援施設、障害者地域生活支援センター、相談支援センターを川越市内に運営している。現在5つの働く場に230名が通い、グループホーム8カ所と1カ所の入所支援施設に85名が暮らしている。社会福祉法人皆の郷の障害者、家族は、「皆の郷をささえる会」を結成し、「障害者、家族が住み慣れた地域の中で暮らし続けられるよう」、行政や地域に働きかけ、障害者、家族も暮らしやすい川越市を目指している。そして、現在「第4川越いもの子作業所」の建設を計画している。

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