社会問題解決の力を!全国高校生社会イノベーション選手権開催へ

社会問題解決の力を!全国高校生社会イノベーション選手権開催へ

支援総額

294,000

目標金額 250,000円

支援者
29人
募集終了日
2018年6月13日

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2018年06月08日 08:00

関係者インタビュー 三回目!


赤坂「こんにちは!インタビュー三回目です。おはようございます!」

小松崎「おはようございます。」
 
赤坂「今回は、普段私たちが授業を受け、指導頂いている講師の方に来ていただけることが出来ました。それでは、自己紹介をお願い致します。」

小松崎「東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻・講師の小松崎です.当専攻の堀井秀之・元教授が主宰するi.schoolに2012年ごろから参加して,イノベーション教育に取り組んできました.」
 
赤坂「今回は、小松崎先生が主導でプロジェクトが立ち上がったようにおもえますが、なぜ今回の立ち上げを考えられたのですか?」

小松崎「i.schoolのサマープログラムは立ち上げ時から関わり,地域の高校生や住民の皆さんとイノベーションワークショップを行ったり,教育プログラムを提供したりしてきました.サマープログラムから派生して,国内外でイノベーション教育プログラムを実施する内に,ごく限られた機会の教育に限界を感じるようになっていました.そのときは楽しんでもらえるし,アイディアも出るんですが,毎年同じ教育に終始していたんです.やはりトレーニングは継続してこそ,効果が得られるものかなと.
同時に,大学での研究・教育の上でもイノベーションが重要と言われながら,多くの学生は自らイノベーションを起こす力に自信を持てず,モチベーションも必ずしも高いとは言えないという危機感がありました.i.schoolでは,スキルセット(新しいアイディアを生み出す作法に関する知識),マインドセット(新規性や多様性などに対する受容性など,アイディアを生み出し,受け入れるための態度),モチベーション(イノベーションによって社会を変えようとするような衝動・欲求)の3つの要素が,イノベーション人材に求められると考えています.大学生も十分若いですが(笑),もっと早い段階からマインドセットやモチベーションを育てる体験があってもいいのかなと思っていました.
そこで,特に高校生たちが日ごろからイノベーションの力を磨く上での目標を創出してみようと思い立ちました.他方,こうした目標となる大会運営を通じて,大学生のマインドセット,モチベーションの涵養もつながるんじゃないかという期待もありました.
自分自身新規事業を興したことなどなかったので不安も大きかったのですが,現在大会を運営してくれている学生諸君と話をするうちに,「彼らならアイディアを具体化して,実現できるんじゃないか」と思えるようになりました.その後自然と集まってくれたり,声をかけたりした学生諸君と,一緒に企画を立ち上げてもらったんです.」
 
赤坂「高校生がイノベーション教育に関わる機会創出という事ですかね。先生は、どんな高校生でしたか?」

小松崎「年齢よりずいぶん年長に見られる高校生でした(笑).中身はそうでもなかったと思いますが.普通に学校に通って,吹奏楽(部活)やゲーム,カラオケ,ボーリングなどで遊びつつ,塾も行ったり….特に皆さんと異なるところはなかったのではないかと,少なくとも自分では感じています.
生まれてから「都会」に住んだことがなく,岡山の自然豊かな(笑)場所にある高校に通っていたのですが,高校1年生のときに交換留学でアメリカ(ニューヨークの近く)に数週間滞在して,ずいぶんアメリカかぶれして帰国したものです.でも,その体験がきっかけになって,自分の世界観が広がった記憶があります.」
 
赤坂「好きな授業とかありました?」

小松崎「英語・地理・歴史・国語ですかね.理系でしたが(笑)
ただ,さほど教科によって好き嫌いはなかったように思います.得手不得手はあるにせよ.」
 
赤坂「いざ今、授業する立場になって考えというか授業というものの印象は変わりましたか?」

小松崎「授業を受ける立場の気持ちを考えることが決定的に重要ですね.授業を受ける側にいたときには,授業をする立場の気持ちを考えることの意味は認識していなかったと思います.イノベーション教育をはじめとした,いわゆるアクティブ・ラーニングを積極的に学んで実践しようとしてきたのは,その方が学生にとって楽しく学べると思ったからです.」
 
赤坂「双方向から授業を見つめることが大切なんですね。最後に高校生に伝えたいことであったり、期待していることはなんですか?」

小松崎「理系・文系とか,大学とか,受験する学部とか,どうしても「枠」で選択することが多いと思いますが,自分がやりたいこと,社会を(小さくでも)変えることは,往々にして既存の「枠」からはみ出すものです.高校生,あるいはそれ以前からでも,「枠」の中で何ができるかではなく,自分のアイディアや理想を最大限実現するためにどうするか,という考え方も体験してみてほしいと思っています.
そのためには,自分ひとりではなく,周りの友人たち,先生方,地域の皆さんとの協力が不可欠です.イノチャンが,自分の可能性,地域の可能性,みんなで協力することの可能性に気づくきっかけになればと期待しています.」
 
赤坂「「枠」を突き破る高校生のアイデアに期待したいですね!今日はありがとうございました。講師の小松崎先生でした。」

リターン

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在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

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