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ガーナで炭窯2基作るも失敗、職人の指導で真の窯を造りたい

和田洽史

和田洽史

ガーナで炭窯2基作るも失敗、職人の指導で真の窯を造りたい
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は2月12日(金)午後11:00までです。

支援総額

110,000

目標金額 4,980,000円

2%
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プロジェクト本文

植林と炭焼きと有機農業。ガーナ・サバンナに、“森をつくる村”を創る

赤道に並行して、ギニア湾に畳1枚を立て掛けたようなガーナ国土の北緯7度5分以北は移行帯と呼ばれ、かつては南から北へ、森林が濃度勾配(グラデーション)する地帯でした。しかし、ガーナ建国以来60余年、国土の70%を占める移行帯森林は、サバンナ諸部族民の自家用熱源あるいはほとんど唯一の現金収入源になる薪・木炭商品として乱伐され、乾燥サバンナに変じています。長年にわたる乱伐は、それでなくても低い農業生産の低下に直結して貧困をますます悪化させているのです。

なぜ、辺境サバンナに木を植えるのか? 

理由は単純です。人間の生活圏である広大なサバンナは必ず森林に接しています。サバンナが森を失ったのは、つい50年かせいぜい60年来の出来事でしかありません。砂漠化するサバンナのただなかに木を植えるより、乾燥に追い詰められた移行帯の南端の森林境界から森つくりを始めるのが、はるかに理にかなっているからです。

このサバンナの50年は、国連「気候変動に関する政府間パネル」が 「過去50年の人間活動が温暖化の要因である可能性は95%以上である。」と警告する50年でもあります。またこの50年は東京タワーの竣工した1957年から、2012年の東京スカイツリー竣工までの54年間にピッタリ重なっています。

この 「二つの塔の時代」 の54年間は、戦後わずか11年の1956年の経済白書が高らかに「もはや戦後ではない」と謳った未曽有の高度成長経済の始まりでした。列島改造は、伝統的美意識“花鳥風月”さえ木っ端微塵に破壊したばかりか、返す刀で文化住宅建築ラッシュのコンパネ、ラワン合板のために東南アジア熱帯雨林を乱伐しつくし壊滅させました。

日本国土の10倍を超えるほど広大無辺な西アフリカ移行帯サバンナの森林再生は、地球規模の自然環境保全に大きな、しかも即効的な効果をもたらします。森の再生は、農業生産の低落に歯止めをかけ、間断なく続く南部森林帯への 「環境難民的人口流出」を抑制するはずです。

森林の大切はわかっているのです。誰もかれも理解はしているはずであるのに、熱帯雨林もサバンナの森林資源もますます絶望的な減少の一途にあるのです。人為を変えるのが人為であることは誰にもわかっていると言いますのに。

 

惨憺たる2号窯天井部の亀裂 2018

 

ガーナを支援してください。クフォー候補の一言が、ぼくの余生に息を吹き込んだ

1999年9月、友人に招かれてガーナを訪れた私は、2000年末の大統領選挙に野党NPPから立候補、ガーナ初の民主政権を樹立することになったJ.A.Kufuor候補に会見する機会に恵まれました。会見後、「ガーナを支援してください」と言われた候補に、できることが見つかればやってみますと私は答えていたのです。

2000年の帰国後、NGO「ガーナ国民の友」を設立。2006年まで年1か月ほどのガーナ調査行を繰り返し、何ができるかを考えつづけました。常宿が黄熱病研究で客死した野口英世博士の研究室があった首都アクラのコレブ病院に近かったこともあって、私は病院の広大な敷地を散歩する習慣ができました。しだいに私は、敷地内に執念的に植栽された形跡のあるNeemの大木に注目するようになっていました。早成樹ニームで炭を焼けば、木酢液で抗マラリア剤が作れるはずだと。

インドの伝統医書アーユルヴェーダが謳うNeemの抗マラリア薬効に頼ったイギリス植民地政府は、ガーナ内陸への鉄道敷設工事でバタバタ斃れる白人のマラリア、黄熱病対策のためコレブ病院を建設しました。植民地政府は圧政を敷くインドから、わざわざNeemの苗木や種子を持ち込んでむやみに植栽したのです。木酢液なら効くかどうか?

 

クフォー大統領候補と会見、2000年1月(右Dr. Brempong)

 

森林再生樹種にNEEMを! 吉野式密植植林がサバンナに遷移する

サバンナの調査行をつづけるうちに、小さな集落でも都市でも町並みにニームが植栽されていること、また原野にも自然散生したニームの自生が見えることに私は気づきました。インド洋沿いに東アフリカに伝播したニームは、東アフリカからさらにサハラ砂漠南岸サヘル伝いに人とともにガーナ北部サバンナに進出していたのです。

西アフリカには地図で見る限り日本国土の10倍以上、森林帯に接する移行帯サバンナが広がっています。西アフリカの移行帯(湿潤サバンナ)はガーナ以上に乾燥化、砂漠化しつつあると報告されています。

乾燥しきった炎熱のサバンナをうろつきながら、私は「サバンナに森をつくる」方法を考えつづけました。すさまじい勢いでサハラ砂漠に飲み込まれているサバンナの森林再生は、喫緊の地球環境保全のテーマです。

 

                                                                              コレブ病院前のニーム街路樹、樹齢90年以上 2000年

 

たしか2005年東北へ旅した折、二戸駅あたりの沿線の深い森を眺めていた私は、ハタとひらめくことがあって驚きました。吉野・熊野の密植林業技術をサバンナに遷移すればどうなる?

1962年、高校卒業を記念すべく私は屋久島・宮之浦岳の単独山行を計画しました。その資金稼ぎに熊本から出向いたのが、吉野・熊野。近鉄吉野線終点大和上市から吉野川を遡行して大台河原の山裾、根雪の凍てつく上北山村の国道トンネル工事でした。

休み日には山に入り、吉野杉の密植林業現場を見聞し林業家の話を伺うこともありました。その1ヘクタールに1万本以上植栽する、吉野式密植林業がアイデアにひらめいたのです。

年400日雨が降るといわれる大台河原の多雨が、峩々たる岩山に白無垢の杉を育てます。対するガーナ・サバンナには、年中無休の熱帯太陽がある。尽きない光合成があるじゃないか!

 

マンクランソのニーム実験林、間伐前の3年生

 

四百年前、世界の誰が植林していたか? 日本には、木とともに生きる民がいた!

耕地の乏しい吉野・熊野では、地主も民も木とともに生きるしか生活の道はありません。銘木吉野杉に育てるまでの百年、1万本から数百本を選りすぐっていく間伐材を商品に変え、人びとは400年もの間生計を立ててきたのです。密植林業は、民が木とともに生きる知恵でした。木を伐りながら森をつくる。吉野・熊野の山村民は、植林の先駆者であったばかりか、誇るべき植林技術の発明者でもありました。

一方のガーナは、この100年で90%の森林を失ったといわれます。主たる原因は急激な人口増からくる焼畑の開墾と家事燃料の薪・木炭消費にありました。人口増のとどまらない黒人アフリカの家事熱源は、ますます森林資源を枯渇させるはずです。

家事燃料が森林資源枯渇の主要因であるとき、間伐材を炭に焼きながら森をつくることができるなら、魔術に等しい「絶対矛盾的自己同一」であります。西田哲学的Sustainableモデルではないか! 世紀のアイデアだと私は狂喜したのであります。

 

2020年ニーム8年生、胸高径30cm

 

どっちみち死んじゃうんだから愛し合い、種を蒔き、木を植えよう

サバンナに適性のある早成樹Neemは、マホガニーと同じセンダン科に属する高級材です。ただ枝下が短く、分枝性が強いために用材に育てるのが難しい木です。しかし、早い時期から慎重に枝打ちを行えば、大変高級な家具材、板材が得られます。

また、気乾比重0.6以上と硬く、成長も早いNeemは木炭には絶好の材料になります。密植をどんどん間伐して炭をつくることによって、まっすぐな材木が生長するという一石二鳥。密植育林は、枝分岐を抑制しますから、Neemの吉野式密植育林は理想の林業になります。

私は実験のためにある程度広い林地を探しました。土地の話があった2007年5月、私は永住覚悟でガーナに渡航しました。ところが着いて間もなく、あっけなく騙されて有り金すべてを失ったのです。

友人たちの「救う会」の助けで帰国したのは2009年1月、体重22kg減の幽鬼状態。友人たちは破れたボールをパス回しに、世田谷区生活保護課に蹴りこんでくれました。

アクラの家賃は払っていましたが、絶体絶命はかわりません。お粥と卵1個を1日3回で8か月。卵ジンマシンにくるしみながらもガーナ友人の支えで、40年書きあぐねていた小説書きに没頭しました。

二つの小説を書きあげねば、死ねたものじゃない。突貫に突貫! 鬼神にとり憑かれた私は、『壁なしの箱』(2011年上梓)と『豚神』(2020年完成、未刊)合わせて1000枚を2008年の8月、家賃契約のギリギリに脱稿したのです。

ところが、書き抜けた私は次第に強く生きることを願い始めていました。野垂れ死にが怖くなったのではなかったはずです。どう読んでも作品が未熟すぎた。死ぬに死ねなくなった私は、恥をしのんで友人に救出を懇願したのでした。

2010年、生活保護受給の身で「非営利活動法人ガーナ農林工芸振興協会」を設立。2年6か月間の生活保護の間に炭焼きを何度か見習い学習。あろうことか生活保護のカネを切り詰め鍬、手鋸、鎌等の農具や道具類を買い揃えたのです。

2011年11月、ガーナ渡航。今回はガーナ人でNPOのメンバーでもある友人、Edward Amponsahにアシャンテ州Mankransoの所有地15エーカー(6ヘクタール)を無償で借り受けたのであります。

 

2018年1月。2号窯をツルハシ1本の炎天! 炎天!

 

TV朝日「こんなところに日本人」出演。局は古希誕生日に放映してくれた

2012年、便所も井戸もない。電気も来ないマンクランソでしたが、ニームの育苗から植栽、下刈り、枝打ちの施業をつづけました。アシャンテ州は有数の製材地帯です。焼却廃棄されるオガクズを再利用する堆肥をつくり、トマトやオクラの有機栽培も始めました。堆肥効果宣伝に選んだ丈高いトウモロコシの連作は、見事な3年6連作に及びました。

2014年、テレビ朝日の番組 こんなところに日本人の取材を受けました。ニームの苗が幼く、絵にならないとの判断で、オガクズ堆肥製造と有機農業を主に取材されました。

2015年、教本を見ながらアフリカ大陸初になるだろう日本式黒炭窯を独力で築造。翌年炭材になる3年生ニームで2回炭焼きしましたが、窯内の温度が上がりません。原因不明の不調窯でした。原因を探す知識も経験もないことを思い知らされました。

2018年元旦、教本を読み直しながら2号窯築造に着手しました。7か月要した完成は、その年の七月、異常に雨量の多かった大雨季のさなかでした。Neemの育林は順調でした。6年生ニームの平均胸高直径は30cm前後になっていました。2号窯の炭焼が成功すれば、実験はほぼ終了です。いよいよ本番の「植林開拓村」建設に着手しなければなりません。

見かけは立派な2号窯も焼いてみなければわからない不安窯でした。しかし炭窯完成を区切りに、クフォーさんに私が逃げずにガーナに踏みとどまっていること、氏の言葉を忘れていないことだけでも報告したいと願う私は、東京代表の瀬川宗生さんの来訪を待ち、友人Dr.Brempong(クフォー政権2期の国会議員、駐日大使)を誘ってKufuor元大統領邸を伺候したのです。私には18年ぶりの再会でありました。

2018年、瀬川氏ブリンポン氏と18年ぶりにクフォー氏訪問

 

八百万の神々よ、助けてくれ!

廃れいく日本伝統文化を、滅びる前にサバンナに移植させてくれ!

職を辞して10年、国父とも敬愛されるクフォー元大統領は80歳になられたはずです。青葉繁るニームの巨樹のようにクフォーさんは矍鑠と、並び待つ表敬客に表情豊かに応接しておられました。

私たちは大いに歓待され、「新しい村」の用地についても支援を約されたのでした。ところが戻って窯に火を入れますと、何日も窯温度が上がらない。1週間で炭が出せるはずであるのに、10日燃やしても自己炭化の温度に上がらないのです。炭材の半分が焦げただけ、原因をあれこれ考えても空箱から知恵が出る由もありません。

我が国が世界に誇る窯作り・炭焼きは、相伝の技能であり、茶道までも包み込む伝統文化をなしています。教本は、形は伝えますが感覚は伝えません。素人とガーナ人が粘土の捏ね具合、叩き固め加減を頓着できるわけはなかったのです。補修して、補修して火を入れ似たような失敗を2度繰り返して2020年、煙道が細いという結論に行き着いたのでした。

窯の命と言われる煙道の改修は、心臓手術に該当するようです。「国際炭やき協力会」の廣若剛さんにメールで指導を受けながら、煙突口径をおよそ倍、高さを20cmほど高くすることに成功。火を入れました。自己炭化温度も難なくクリアー。不気味なほどの順調、廣若さんも90%成功の太鼓判を押してくれました。

ところが、焼きあげて窯を完全閉鎖した後、煙道口温度が40℃までは順調に下がったものの外気温30℃まで下がらないのです。40℃で1週間。こらえきれなくなった私は、窯焚口を開放したところ奥に炎が立ち上がります。口を塞ぎにかかって間に合うものではない。高熱が吹き付け髪の毛をチリチリ焼くのです。

打つ手はなく、少なくとも600kgもの炭を灰にしてしまいました。後日の点検で、窯内壁は肌色に光り、ある所は崩落、天井裏粘土は軽石のように脆く、いたるところを縦横に微細に亀裂が走っているのでした。

補修はしたものの自信は失せていたところに臆病心が居ついて途方に暮れているとき、ある人がクラウドファンディングという山が日本にあり、八百万の神々がいらっしゃると聞いていますと教えてくれたのです。

長らく日本を離れている私には、思いもしないニュースでした。神々に懇願して専門家を招聘すれば、アフリカ大陸初の真の日本炭窯は築造できます。世界一の技術を誇りながら絶滅の途にある日本の炭焼き技術は、私がギブアップしたいまこそアフリカに相伝されねばならないのです。

 

2018年、12月窯補修後の火入れ

 

NPOガーナ農林工芸振興協会の考えること

クラウドファンディンの発見は、大事件でした。私たちは、森をつくるためには、人が木とともに生きねばならないと信じています。いまや、80億の人間が生きる地球のどこにも原生林は残されていません。原生の森は、檻の中の殺されないライオンでしかないのです。

いま森林はイネやジャガイモのように人が管理し、栽培しなければ拡張も保全もできなくなっているのです。にもかかわらず森を知らない人間は、吉野・熊野の森でさえ荒廃の一途にあるというのに、明治神宮に森林があるとうそぶくのです。

かつて木材輸出国であったガーナも、いまは製材業の稼働率20%前後という惨状です。木は盗まれ、無法に伐採され、生乾きの曲がった板が闇に売買されています。

吉野・熊野の林業は、四百年さかのぼって共同管理される栽培林業でした。土地こそ地主の所有でしたが、木は山地民コミュニティの共有資産でした。百年吉野杉をつくる密植林業は、人びとが編み出した植・育林技術の共有でもあったのです。

百年間、資産と技術を共有するコミュニティが、悪しき封建社会と一律にみなされる江戸時代初期に形成されたことに私たちは驚きます。ジャガイモは栽培者のものであるでしょう。しかし、100年を超えて生長する木を共有資産(コモンズCommons)とした先人の知恵に、私たちは深い感銘を覚えずにおれません。

1本の木を植えるごとに、地球が全人類の共有資産であることを知っていきたい。

植林と炭焼きを両輪とする私と瀬川宗生の「サバンナに森をつくる」活動は、ちっぽけなものです。しかしその植林事業が神々の支援を得られれば、私たちは“神”とともに木を植えることになります。これ以上の喜びがどこにありましょうか?

 

2号窯、胴焼き

 

「Akumadan-Daaso植林開拓村」は、八百万の神々がつくる村

クフォー元大統領の助力もあって、私たちNPOは、現在地マンクランソの北60kmの移行帯の南端、Akumadan地区のDaaso村に土地購入を確定しています。50ヘクタールは一度に買えないので順次買い足していく計画です。最初は5ヘクタール。

八百万の支援神が、私たちの炭窯築造、新しい村づくりをご支援くださるなら、2021年、私たちは「Akumadan-Daaso植林開拓村」のシンボルであり、エンジンであり、車輪でもある真のアフリカ大陸初の日本黒炭窯を築造できます。

初年2021年は、2ヘクタール2万本の植林になります。加えて2ヘクタールの有機栽培農業用地も確保します。しかし、ブッシュの奥まった原野に、「新しい村」をつくることは容易なことではありません。

「Akumadan-Daaso植林開拓村」は、導入路と水利・電力の整備や居住施設の建築、炭窯の基礎工事をはじめる一方でニーム2万本の育苗、植栽作業を並行します。

炭窯築造プロジェクトは、ニーム植栽が山場を過ぎる7月に着手、9月の初回炭焼きを持って完了する段取りです。

 

炭材置き場

支援金の使い道

「新しい村」で炭を焼くためには、同時に共同体村民の生活設備、水利や電気設備等々も順次充実していきます。

加えて9年間使いつづけ摩耗し、故障し、盗まれた私たちの農具や工具、機械類の補給もあって、目標金額は500万円近くになってしまいました。もちろん、すべては「Akumadan-Daaso植林開拓村」の共有資産(コモンズCommons)になります。

民が木とともに生きる森林再生は、サバンナ社会の経済基盤強化に貢献できなければならないのです。そのために私たちNPOは、“八百万の神々”に数次にわたる 「サバンナに森をつくる村」 建設資金の支援をお願いしたい。日本の民とガーナの民が結びついて西アフリカ・サバンナに木を植え、森をつくっていきたい。みなさんとともに森をつくっていきたいと願います。

目標金額の明細は、

●招聘炭焼師の経費   60万円

●日本で購入する農具・工具・機械類   40万円

●炭窯建屋・居住施設等の資材・施工費    70万円

●ガーナ向け購入資材輸送費   30万円

●リターン品の購入・制作・郵送費   20万円

●実行者の帰国経費(資材購入・打合せ)   30万円

●現地購入の中古トラックと乗用車費   160万円

●井戸掘削・太陽光発電設営費   30万円

総計440万円

経費の詳細は、プロジェクト終了時に支援者に報告します。

 

 

お礼の品目について

ニーム植栽後4年間は、下刈り・枝打ちなどの手入れがつづきます。間伐が始まり、炭焼きができるようになるまで4年を要します。4年以後の植林開拓村は自立しますから、今回ご支援を願うのはこれより始まる4年間です。私たちはこの間の育林費を1本当たり1000円と試算します。例えば10000円ご支援いただいた方を10本植林者して、その陰徳を「名誉村民登録簿」に記させていただき、ともに、それぞれの生きる場所で木を植える同志でありたいと願います。

木を植える行いは、孤独である星・地球とともに生きることであります。文明に破壊されるかけがえのない地球を思いつづける民の村を、私たちは辺境サバンナに作りたいのです。

 

・感謝の手紙

支援いただいたすべての方々にメールでお届けします。

 

・Akumadan-Daaso村から現地報告

現地(当面はマンクランソとダソ村の2か所)で活動する駐在員和田洽史の折々の報告になります。ご支援いただいたすべての方々にメールでお届けします。

 

・Akumadan-Daaso植林開拓村名誉村民登録

ご支援をきっかけに「サバンナに森をつくる村」活動を支援していただくことを願う気持ちをこめて、非公開の「名誉村民」になっていただきます。プロジェクト終了後も、私たちの植林活動、「新しい村」つくりの現場報告をつづけていきます。

現段階で特典を考えることはできませんが、将来はサバンナ植林や有機農業を実地に体験してもらうべく、あるいはずいぶん先のことになるかもしれませんが、ガーナ国内旅行の拠点に利用できる受け入れ施設を準備したいと考えています。

 

・小説『豚神』デジタル原稿

1971年、惨憺たる挫折を抱えてパリ遁走から帰還した冬の夢が、胚子になって膨らんだ物語です。寓意小説467枚は、49年後の2020年3月に完成。地球環境の破綻に始まる豚神(ピッグバン)マダラの異常な肥大と飛翔に始まる生物大量絶滅事件を背景に、空の島・アーカニータの少年少女たちの冒険の物語です。シャーマンとして成長するアイレという少女と豚神の交感が天の横糸になっています。『ガリバー旅行記』を眼下にみる宇宙的文明批判の寓意の仕組みに、生物絶滅物語の最後の最後に一縷の光明が射すのが希望です。コロナ・パンデミックに苦悶する世界のただなかに誕生した『豚神』は、一縷の希望のゆえに生きる勇気をもたらすでしょう。現在、読者は2名を数えるのみ。

在庫数:制限なし

 

『壁なしの箱』(2011年、第三書館刊、1500円)

四年間、電工として列島改造プラント工事従事から1969年、立命館大学の「わだつみの像」倒壊の翌日朝までの半自伝的小説。この小説を書くためパリに遁走、書き終えて野垂れ死にを覚悟したのです。いま思えば苦い青年特有のロマンティシズムでした。が、1年半の滞在でも小説は入り口さえ見つからず悲惨な帰還に終わったのであります。

脱稿したのは2008年8月、惨憺たるガーナ出戻り後の2011年上梓。版元第三書館とトラブルがあり絶縁し絶版。ブログに無料公開して出直しのガーナに旅立ったのでした。

ほぼ同期して40年以上私の生とともにあった二つの小説は、『豚神』が花も実もなる枝葉部であるなら、『壁なしの箱』は光の差し入らない地下茎部に該当します。上梓後10年を経て、なおブログで読み継がれる60年代青春の伝説的作品。著者サイン入り。在庫数:55

 

Asunafo焼き特注茶碗

大阪芸大の森淳さんの『アフリカの陶工たち』中公新書、1992年刊が、1970年代以後のアフリカ陶業を詳しく報告されています。西アフリカの土器はすべて野焼きで、焼成温度は低く釉薬を用いる事例はなかったのですが、6年前頃からアクラ-クマシへ間の幹線道路アニナム周辺の土器露店に、色のついたものを散見するようになってきました。

3年前、友人の車に同乗した折にようやく手に取って眺めたのが写真の土器です。釉薬を使うとなれば野の地面で焼く方式では難しいので、80年代以後のどこかで、誰かが始めた窯焼きが伝播しているのだと思います。尋ねると窯はAsunafoという森深くに入った集落にあると聞きました。窯はいくつかあるようです。現在は草創期になるのでしょう。今後の展開が楽しみです。私はこのAsunafo焼きが気に入って愛用しています。今回、お礼の品に茶碗仕立てを特注してお届けすることにしました。ガーナの大名物(おおめいぶつ)と宣伝できるほど親しく美しい茶碗です。

在庫調達数:50

 

 

【プロジェクト終了要項】


製作物    
日本式黒炭窯築造

 

製作完了予定日    
2021年9月末日

 

製作個数    
1基

 

その他    
本プロジェクト実行の為に必要な金額のうち、クラウドファンディングの目標金額との差額との差額分に関しては、自己資金で賄う予定です。なお、クラウドファンディングが成立したにも関わらず、上記計画通りに差額分を確保できなかった場合、規模を縮小して実施。(2020年11月30日現在)

 

「中古トラックと乗用車の購入について」
・実施予定月日:2021年4月20日頃予定
・実施内容:購入 用途:炭材・農作物・資材の運搬と営業

 

 

 

 

 

プロフィール

和田洽史 1944年、旧満州国吉林生まれ。父母の生地・広島に引揚げ。国家は、軍は民を棄てます。開拓民と家族はその生贄でした。しかし時と場合によって民は、敵の民を助けることを苦難の中で学びました。父たちの金馬村開拓団600余人は、8万の死者を “道端に埋けた”開拓団24万人のなか、全員が帰還できた(病死や、事故死は除く)唯一の、稀有の開拓団だったのです。国家が民を棄てるとき民もまた国家を棄て、民を探す旅に発つのです。私が行き着いたのは西アフリカ・サバンナでした。茫々たる地平にわずかな木立が見えればそこに集落があります。電線も見えず、役場も学校も、病院も警察も銀行も見えない地平で、ひとは禽獣の小さな群れのように生きている辺境で、私は孤独のなんであるかを知らされたのです。無残に殺された開拓団の子供たちが、ここでいまを生きていると。

リターン

10,000

一本植えては地球供養!

一本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝のメール
・Akumadan-Daaso村から現場報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年4月
このリターンを購入する

30,000

十本植えては地球供養!

十本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝のメール
・Akumadan-Daaso村から現場報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録
・ご希望の方に小説『豚神』デジタル原稿PDFをメールでお届け

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年4月
このリターンを購入する

50,000

百本植えては地球供養!

百本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝のメール
・Akumadan-Daaso村から現場報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録
・Asunafo焼き特注茶碗

支援者
0人
在庫数
35
発送予定
2021年10月
このリターンを購入する

50,000

千本植えては地球供養!

千本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝のメール
・Akumadan-Daaso村から現場報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録
・小説『壁なしの箱』

支援者
1人
在庫数
44
発送予定
2021年10月
このリターンを購入する

100,000

万本植えては地球供養!

万本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝の手紙
・Akumadan-Daaso村の現場からの報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録
・小説『壁なしの箱』
・Asunafo焼き特注茶碗

支援者
0人
在庫数
10
発送予定
2021年10月
このリターンを購入する

100,000

千百万本植えては地球供養!

千百万本植えては地球供養!

・ガーナ、Akumadan-Daaso村から感謝の手紙
・Akumadan-Daaso村の現場からの報告
・非公開のAkumadan-Daaso村名誉村民登録
・ご希望の方に小説『豚神』デジタル原稿PDFをメールでお届け
・Asunafo焼き特注茶碗

支援者
0人
在庫数
5
発送予定
2021年10月
このリターンを購入する

プロフィール

和田洽史 1944年、旧満州国吉林生まれ。父母の生地・広島に引揚げ。国家は、軍は民を棄てます。開拓民と家族はその生贄でした。しかし時と場合によって民は、敵の民を助けることを苦難の中で学びました。父たちの金馬村開拓団600余人は、8万の死者を “道端に埋けた”開拓団24万人のなか、全員が帰還できた(病死や、事故死は除く)唯一の、稀有の開拓団だったのです。国家が民を棄てるとき民もまた国家を棄て、民を探す旅に発つのです。私が行き着いたのは西アフリカ・サバンナでした。茫々たる地平にわずかな木立が見えればそこに集落があります。電線も見えず、役場も学校も、病院も警察も銀行も見えない地平で、ひとは禽獣の小さな群れのように生きている辺境で、私は孤独のなんであるかを知らされたのです。無残に殺された開拓団の子供たちが、ここでいまを生きていると。

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