支援総額
目標金額 8,000,000円
- 支援者
- 433人
- 募集終了日
- 2021年11月30日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 40,401,000円
- 支援者
- 1,804人
- 残り
- 15日
岡山県 別格本山 木山寺|白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。
#地域文化
- 現在
- 6,206,000円
- 支援者
- 152人
- 残り
- 8時間
春岳院|天下人の右腕 豊臣秀長の菩提寺を未来へ。本堂修繕にご支援を
#地域文化
- 現在
- 7,868,000円
- 支援者
- 375人
- 残り
- 2日
守り伝えられる文化を未来へ 令和6年能登半島地震文化財復興緊急支援
#災害
- 現在
- 759,000円
- 寄付者
- 66人
- 残り
- 16日
松江城国宝指定十周年|後世に想いを伝える「節目」をみんなで祝いたい
#地域文化
- 現在
- 5,530,000円
- 支援者
- 251人
- 残り
- 16日
森鴎外『舞姫』執筆の旧居 根津神社への移築プロジェクト【最終章】
#地域文化
- 現在
- 6,760,000円
- 支援者
- 135人
- 残り
- 21日
国立新美術館|時代を映す、挑戦的でダイナミックな展示をこれからも
#本・漫画・写真
- 現在
- 6,835,000円
- 寄付者
- 233人
- 残り
- 16日
プロジェクト本文
終了報告を読む
改めてサードゴールに目標を設定することについて
皆さま「世界遺産登録時院 高野山金剛三昧院の重要文化財経蔵の修復にご支援を」プロジェクトへのご支援 ご声援誠にありがとうございます。
10月2日よりスタートした「重要文化財経蔵の修復にご支援を」ですが、お陰を持ちまして、27日目に目標金額の800万円を達成することが出来ました。続けてネクストゴールとして新たに1,000万円に設定させて始めさせていただきました。10月28日から始めたネクストゴールは、11月3日に1週間もかからず成し遂げることが出来ました。驚きとともに改めて御礼いたします。
もともとこのクラウドファンディングを行う一番の理由は、高野山の金剛三昧院と言う寺の事を知ってもらうことでした。それにより、金剛三昧院とご縁が深くない方々からの支援をいただく機会が増え、名前を知っていただきたいと言う目的は果たせたかなと思っております。
ぜひ皆さまには高野山にお越しの際、金剛三昧院という自分が支援した寺に立ち寄ってもらえればと考えております。
ネクストゴールの1000万円を突破し、現在およそ1300万円に届こうかというところにまでやってきました。
そんな中先日、文化庁の調査官の方を筆頭に、和歌山県の文化財課担当者、高野山文化財保存会担当者、高野町教育委員会文化財担当者が来院し、改めて経蔵の現状を確認しました。経蔵の修復だけであれば所有者の負担としては十分に支援が届いていますが、
修復後の経蔵を護るためには
※陽当たりと風通りを確保するために周辺の木々の伐採や移動
※隣の六本杉からの落枝予防
※六本杉の根を護りさらに通行しやすい参道の整備
が必要ということを伺いました。
ここでサードゴールを再設定するに当たり、上記の整備が全て賄えるわけではありませんが、皆さまからのご支援で経蔵だけでなく周辺の整備も出来れば、より大勢の方が来院しやすい上に拝観もしやすくなると考えました。期日までに集まった支援総額に応じて分配金額を決定し、できる範囲でおこないます。
再設定金額は
1,500万円
11月30日の支援応募期間終了までおよそ2週間。最後まで皆さまからのご支援を募らせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
11月16日追記
高野山金剛三昧院
台風で被害を受けた重要文化財の経蔵
修復にご支援を。
その昔、弘法大師空海が造り上げた天空の宗教都市、高野山。金剛峯寺など複数の世界遺産を有しております。また高野山には多くの寺院があり、日本仏教の聖地とされています。
その中の一つである金剛三昧院は、鎌倉幕府をお開きになった源頼朝の妻、尼将軍と呼ばれた北条政子が源頼朝の死後に建立した真言宗寺院で、高野山の中央南側の少し奥まったところに建立されているため、街中の喧騒とは無縁の静かな環境に位置しております。
緩やかな坂を上っていくと「長老坊 金剛三昧院」と書かれた石門が現れ、寺院内に足を踏み入れます。しばらく歩くと右手に表門。境内の中に入ると正面に本堂とゴールデンウィーク開けに満開を向かえる天然記念物の大シャクナゲ。左手に御神木である大きな六本杉。さらに左手には現在高野山でもっとも古い建立物である国宝の多宝塔が見えてきます。六本杉の奥にひっそりと建っているのが重要文化財の経蔵です。
その経蔵が、令和2年9月の台風による落枝にて、屋根に10cm四方の穴が空 くという被害を受けました。重要文化財のため、修理も容易ではなく、現在では浸水が進み、劣化が激しくなってまいりました。加えて屋根に使われている桧皮葺は特殊な作り方を必要としており、穴が空いた箇所のみの修復というわけにはいかず、屋根全面の修復が必要となっております。
本来であれば拝観料を中心に修復にかかる費用を賄う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、この費用を賄うことがどうしても難しくなってしまったのです。しかしこうしている間にも劣化は進んでしまいます。どうにかできないかと考え、クラウドファンディングの実施を決意いたしました。
どうか皆様、お力添えのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
世界遺産登録寺院 高野山金剛三昧院
高野山別格本山金剛三昧院について
高野山別格本山金剛三昧院は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻、北条政子によって、源頼朝の菩提を弔うために造られた寺院です。その後、規模を拡大して息子である三代将軍源実朝の菩提も弔う寺院となりました。以降源将軍家、北条執権家との関係により鎌倉幕府と、後に足利尊氏、直義兄弟が開いた室町幕府と、高野山内においても重要な位置付けとなる寺院の一つとしてその価値を有しております。
現在は高野山真言宗の寺院ですが、北条政子が当時鎌倉で最も高僧であった臨済宗の開祖 栄西に建立を依頼します。一番弟子の行勇(ぎょうゆう)が派遣され建立に尽力し、初代住職となりました。そのため、建立当初は真言宗と禅宗の両方を兼ねた寺院として珍しい存在でした。
境内には現在高野山で最も古い建立物である国宝の多宝塔や、今回修復を行う重要文化財の経蔵をはじめ、本坊と台所、四所明神社、小栗宗旦が描いた大広間のふすま絵、千手観音像、不動明王像など多くの重要文化財があります。
また和歌山県の天然記念物指定である大シャクナゲなども有しており、平成16年7月に高野山が「紀伊山地の霊場と参詣道」で世界遺産に登録された際、高野山地区の指定構成要素の一端を担いました。高野山には117もの寺院があり、そのうち約50件が宿泊することの出来る宿坊寺院として存在しておりますが、その中で唯一世界遺産の登録を受けております。
本尊の愛染明王は、源頼朝をモデルにして造られた念持仏で、仏師運慶作と伝わっております。
源頼朝死後、金剛三昧院を建立するに際し、鎌倉から運ばれてきたものと言われており、縁結びに特化した仏様です。縁結びというと恋愛と思われる方が多いですが、人と人との縁、人と仕事の縁も結んでくださいます。
まだまだ紹介しきれないものがありますが、最近評判なのは住職自らが行う「阿字観」という真言宗に伝わる瞑想法です。呼吸法を中心に気持ちをリラックスさせ自己のストレスを解き放つ体勢に導くのがスムーズで上手と言われており、来院して受けられるリピーターだけではなく、オンラインでもリピートで受ける方が増えております。
世界遺産指定を受けている高野山金剛三昧院の重要文化財 経蔵が台風被害に
|重要文化財 経蔵とは
金剛三昧院で国宝の多宝塔と時期を同じくして経蔵が建てられました。奈良の正倉院と同じ校倉造りで造られており、重要文化財に指定されております。
経蔵の中には、高野版と呼ばれるお経や弘法大師空海が書かれた文献を木版に彫ったもの約500枚や、同じく重要文化財の愛染明王図や釈迦涅槃図、伊藤若冲の絵画も数点所蔵されております。その歴史的価値の高さから重要文化財の指定を受けております。
|被害状況
令和2年9月の台風の強風で折れ落ちた枝が刺さり、屋根に約10センチの穴が空 いてしまいました。早急に修復作業が必要でしたが、重要文化財のため、工事も特殊ですぐに修復することも出来ず、トタン板を乗せて応急措置をしている状態です。
しかし応急処置ではうまく穴を塞ぎきれておらず、桧皮葺も予定より早く痛んできました。桧皮葺は特殊な作り方を必要としており、穴が空いた箇所のみの修復というわけにはいかず、屋根全面の修復が必要となっております。これ以上の劣化を食い止めるためには本格的な修復作業を急がねばならない状況です。
クラウドファンディングを実施する理由
今回の修復に際して、必要な金額は総額で約2,000万円です。もちろん補助金の申請も行いますが、総額のうち約半分は自己資金で賄わなければならず、費用の捻出が難しいのが現状です。
現在不足が予想されるのは約800万円。この資金をどのように捻出するか悩みに悩み、広くご支援を呼びかけることができるクラウドファンディングの実施を決意いたしました。
皆様からいただいたご支援は、来年予定している経蔵の屋根の修復にかかる費用として大切に使わせていただきます。
●第一目標金額:800万円
●資金使途:
・重要文化財 経蔵の屋根の修復費用
・その他手数料やリターンにかかる費用
●実現すること:集まった支援金を使い、宗教法人金剛三昧院が2022年12月31日(土)までに経蔵の屋根を修復したことを以てプロジェクト実施完了とする。
通常期であれば高野山にお参り、宿泊にこられる方は、年間約100万人ほどいらっしゃいます。しかしその多くは総本山金剛峯寺、奥の院、壇上伽藍を拝観して宿坊に泊まるか、精進料理を食べて日帰りで帰るというパターンが大半です。
金剛三昧院は国宝や重要文化財の建物を中心に、拝観だけでも立ち寄って貰えるものが多いにもかかわらず、知名度が低く、訪れる方は少ない状況です。
クラウドファンディングを通じてより多くの方に金剛三昧院を知っていただき、総本山金剛峯寺、奥の院、壇上伽藍の次に立ち寄るべき寺院にまで地位を高めていきたいと思います。そして目標を越えて多額のご支援が集まれば、拝観ルートの整備や飲食のスペースを作り、もっと見やすく、もっと休みやすい、もっと楽しみやすい境内を造っていきたいと考えています。
今回返礼として、金額に応じて、経蔵の中に寄進者のご芳名が書かれた木札を永代に渡って納めます。
さらに新たに葺き替えられる桧皮に芳名を書かせてもらい、常に皆様とともに経蔵を守っていくことを考えています。どうか経蔵や金剛三昧院を守っていく一員となっていただけますと幸いです。
金剛三昧院からのご挨拶
高野山真言宗総本山金剛峯寺 第五百十六世法印
高野山金剛三昧院長老 高野山東南院 住職
久利 康彰 前官
尼将軍北条政子がこの地に金剛三昧院を建立しておよそ八百年。何度も風雨や地震といった天災に耐え忍んできた重要文化財経蔵ですが、この度の落木は予想外で、金剛三昧院の宝物が納められている内部にも被害を出してしまいました。内部は幸いにも早めに移動したので被害は最小限に食い止めましたが、いつまでも屋根に穴が空いているままにしてはおけません。
どうか檀信徒の皆様だけでなく文化財を、高野山を、金剛三昧院の文化財保護を、護持してくださる方々からの御助力をお願い致します。
合掌
世界遺産登録寺院 高野山金剛三昧院 住職
久利 康暢
READYFORで金剛三昧院の支援募集を見つけてくださりありがとうございます。
鎌倉時代から続き私で57代目となるこの寺の重要文化財である経蔵の屋根に、台風による落枝で穴が空 いてしまいました。もちろん日常から修復資金を貯めておりましたが、コロナの影響で来客が減り、人件費等に充てざるを得ない状態となってしまいました。
国指定物件のため国や県、町からも補助金は出ますが、所有者負担金はおよそ半分あり、皆さまのご助力を必要としております。
皆様、温かいご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
応援のお声
西畠清順(にしはた せいじゅん)そら植物園株式会社代表取締役
日本各地・世界各国を旅してさまざまな植物を収集し、依頼に応じて各国の様々な王族貴族から企業、行政機関などに植物を届け続けるプラントハンター。植物を使った様々な開発や企画を成功させ植物業界に旋風を巻き起こしている。著書に『そらみみ植物園』『教えてくれたのは、植物でした』など多数。https://from-sora.com/
おおよそ800年。気の遠くなるような時間守り継がれてきたこの建物は実に素朴でピュアな佇まい、まるで久利住職のお人柄の印象そのものだ。そんな彼が一念発起し、クラウドを使ったいまの時代にタイムリーな手法を用いて支援を集め成そうとするこの修復工事を想うと、大願成就してほしいと願うばかりでなく、視点を変えれば我々一般人が実際に文化財の修復に一役買える、貴重な機会でもある。ぜひ、みんなの力で修復した経蔵の姿を見たいものだ。
公益財団法人日本相撲協会 木瀬部屋 師匠 木村瀬平 (元肥後ノ海)
私は従前より仏縁が深く高祖弘法大師のお力に大変救われております。金剛三昧院は知人の紹介で伺い、本尊の愛染明王を初見した際強い縁を感じました。その後部屋の力士達の成績も上がり、令和二年初場所では徳勝龍(後列いちばん右端)が幕内優勝を果たしました。以降、年に数回お参りさせていただいております。
今回の修復には微力ながら私個人としても支援させていただきます。どうぞお相撲とご縁がある方々にもお知らせとお願いを申し上げる次第です。
一級建築士 藤本 壮介
https://www.projectdesign.jp/202102/pioneer/008902.php
昨年、冬の晴れた日に、高野山で最も古い建築が残る金剛三昧院を訪れました。門をくぐった瞬間に、空気が張り詰めるような、そこだけ時間の流れが違っているような、凛とした空間が広がります。正面の本堂や、左手に見える経蔵の美しい屋根が、周囲の山々の木々と溶け合って、遥か昔からこの風景を形づくってきたのだなと感じられます。このかけがえのない場所を、守り、未来の人々へと受け渡していくご支援を、ぜひよろしくお願いします。
ご注意事項
●本プロジェクトの返礼品のうち、【お名前掲載】に関する返礼品の条件詳細については、「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
●その他ご支援方法に関するご質問は、こちらをご覧ください。
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プロフィール
金剛三昧院は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻、北条政子が、源頼朝の菩提を弔うために造られた寺院です。 境内には現在高野山で最も古い建立物である国宝の多宝塔や重要文化財の経蔵など、多くの文化財を有している、世界遺産登録寺院です。 近年では国内外問わず、観光地としても親しまれています。高野山にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
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リターン
10,000円
A|スタンダードコース
・お礼状
・ホームページにお名前掲載(希望制)
・蒔絵シール1種(シールの種類はお任せとなります)
・クラウドファンディング限定御朱印(郵送)
- 申込数
- 210
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
15,000円
B|クラウドファンディング限定御朱印帳
・お礼状
・ホームページにお名前掲載(希望制)
・蒔絵シール1種(シールの種類はお任せとなります)
・クラウドファンディング限定御朱印(郵送)
・クラウドファンディング限定御朱印帳
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
A|スタンダードコース
・お礼状
・ホームページにお名前掲載(希望制)
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- 2022年3月
15,000円
B|クラウドファンディング限定御朱印帳
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・蒔絵シール1種(シールの種類はお任せとなります)
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- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
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金剛三昧院は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻、北条政子が、源頼朝の菩提を弔うために造られた寺院です。 境内には現在高野山で最も古い建立物である国宝の多宝塔や重要文化財の経蔵など、多くの文化財を有している、世界遺産登録寺院です。 近年では国内外問わず、観光地としても親しまれています。高野山にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。