こよみッションのクラウドファンディングに興味を持っていただきありがとうございます!メンバーの加藤です!
 

ありがとうございます!!昨日、クラウドファンディングの目標金額である120万円を達成しました。支援いただいた皆さまにお届けできることをうれしくおもいます!でも、まだ多くの人に届けたいので最後までがんばりますー!応援よろしくおねがいします。
 


XSCHOOL
http://makef.jp/xschool/
 

こよみッションは、福井市の未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクトのプログラムXSCHOOLから生まれたことは何度かお話をしてきたかと思います。

 

2016年の秋から福井に通い、約半年にわたってアイデアを育ててきました。24人集まったメンバーが8つのチームに分かれて、それぞれ考えたアイデアの一つが「こよみッション」です。
 

「こよみッション」のアイデアは福井という場所で、カレンダー会社にしばたさんの伴走がなければ生まれなかったと思います。

プレゼンテーションの様子
 

2月に開催された東京発表会、3月の福井発表会でプレゼンテーションさせていただいて、たくさんの人にこよみッションを知ってもらうことができたことが、今回のクラウドファンディングにつながっています。
 

プレゼンテーションがんばったのですが、1個だけ忘れ物があるんです。準備をしていたのに、東京でも福井でも言えてないフレーズがあってそれについて書きたいと思います。
 

発表会でのプレゼンテーションの大きな流れは、
 

福井のこと
・家族で仲良し
・学力が日本一の話
・大正時代から行われていた自発教育
日本人と暦の関係
なぜ、福井でこよみッションを作るのか?
こよみッションの紹介


プレゼンテーションでは福井県の学力の高さと、大正時代から行われていた自発教育の部分では、三国尋常小学校4年生の授業で行われていた教育実践の様子、アルコールランプにふたをしたら、なぜ火が消えるのか?という疑問に対して、子どもたちが想像を働かせて思考する様子を、『福井県史』通史編から紹介しました。引用部分を紹介します(また、引用!)。

福井県史

 

“子どもたちがもっとも深く考え悩んだテーマは、アルコールランプにふたをしたら、なぜ火が消えるかという疑問である。三通りの意見が出た。1「空気が入らんから」(三人)、2「空気が出られないから」(三九人)、3「ふたをすると、中の空気が熱の為めにふくれて火を押すから」(二人)。この三つの考えのどれが正しいのかを、子どもたちは実験を通して試行錯誤しながら解明していった。
 

1の賛成者からランプのふたに穴をあけて実験をしたいという要求が出されるが、ガラスに穴をあけることは不可能なので、その代わりに広口瓶を逆さにして下を少しあけて空気が入るようにし、なかにローソクを入れて実験をすればよいという案が子どもから出される。2の賛成者からはジョウゴみたいなものを逆さにしてローソクにかぶせて実験をしたいと案が出される。
 

この二つの方法で早速実験が行われた。その場面を鍛治は、「競争本能の著しい彼等は手に汗を握り、物凄い眼光で一種ゆかしき教室の空気をつくった。後者の方は先に消えた。三児の万歳の声は人数にも合わぬ大声であった。歓声の終らぬ中にポット消えたのは前者の実験だった。三十九児の叫びは一通りではなかった」と記録している。
 

 両者の考えの誤りに気づいた子どもたちは、二つの考えを統合して、空気が入りかつ出られるような装置を考え出した。ある子どもは、「家の改良カマドも同じわけです。下の口と煙突のつゝの方の口とをしめると火は消えてしまひます」と身近な例を出している。この授業の展開をおっていくと、まさしく子どもたちが探究活動を行い、試行錯誤しながら実験をとおして科学的思考を身につけていくプロセスが明らかになる。”

なぜ火は消えるのか。


尋常小学校4年生は、いまの小学4年生です。いろんなことを想像したり、考えたりすることが出来るようになって、自分の考えを言葉にでき始めるのでおもしろいですね。
 

1「空気が入らんから」(三人)
2「空気が出られないから」(三九人)
3「ふたをすると、中の空気が熱の為めにふくれて火を押すから」(二人)
 

なぜ、ローソクの火が消えるのか?をという問いに対して3種類の意見がだされています。
 

「空気が出られないから」という意見には、39人が手をあげています。たぶん、ドラえもんでいうところの出来杉君のような子が意見したのに多くの子どもたちが、影響を受けているような気がします。


プレゼンテーションでお話したかったのは、「ふたをすると、中の空気が熱の為めにふくれて火を押すから」という意見の愛しさについてなのです。


ぼくは「ふたをすると、中の空気が熱の為めにふくれて火を押すから」という意見が一番好き。という一言をプレゼンテーションで言い忘れちゃったんです。


「空気がふくれて火を押す」というのは、とても映像的(空気なので見えないけど)で、頭の中でイメージしないと出てこないアイデアだし、酸素や二酸化炭素の知識がまだない状態で火が消えるということについて、せいいっぱい想像しているのがいいなあと思うのです。


なんとなくですが、「ふたをすると、中の空気が熱の為めにふくれて火を押すから」といったタイプのアイデアから、まったく新しい発見や発明があるような気がします。


今年の夏休みに子どもたちにはいろんな「こよみッション」を通じて、へんてこな仮説を立てて、へんてこな検証してもらいたいなあと思います。

それを大人の頭で、正解だとか不正解だとか思わずに、その想像力に対してほめてあげることが出来ると楽しいなあと思います。


あと1日、出来るだけ多くの子どもたちにこよみッションを届けることができればと思っています。応援の程、よろしくおねがいします!

こよみッション