ばあちゃんたちを見てくれる若者も育てます

 

カンボジアは若い人たちばかりだ。ポルポトの暗黒時代が終わって、プノンペンには14歳以下の少年たちばかりだった。その子たちの子供の世代がこの子達。

カンボジアでは日本語能力N4レベルで日本語教師をやっている。自腹で日本語を勉強してN3までになったら、プノンペンの日本企業に就職できる。なんで好き好んで介護の技能実習で日本の年寄りの糞便の世話をしなければいけないの。ってとこかな。他の技能実習で工場や農家や建築に行くのなら、N5かN6(はないけど)レベルで十分。

カンボジアは一握りの金持ちと圧倒的多数の貧乏人しかいない。この子達もその圧倒的の方。だからN6(はないって)レベルでも日本に行って技能実習を1年務めて20万円貯めて、親に家を買ってやった。

もちろん、せっかく日本に行っても工場と寮の行き来だけで日本を見るわけでなし、日本語は一向に上達しないままで帰ることになる。

そんな若者の中には日本にもっといたい、介護の仕事も厭わないという人材が少なからずいる。介護を勉強していずれの日かカンボジアに帰って、今の平和の礎になってくれたお年寄りを大事にしたい。そう感じてくれる優しい子もいるのだ。だからこそ、日本の介護の仕事をしたければ、N3レベルじゃないとだめだなんて言わずに、N6レベルの子でも青田買いして育てる。それでなくては間に合わないと思うよ。日本の介護の現場は。

物乞いが物乞いにお金を分け与える姿が自然に見ることができる、それがカンボジア。しかしその一方で、子供を売り、年寄りを捨てる人たちもいる、それもカンボジア。一歩一歩、自利利他でやっていく。

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)
Facebookページでおすすめプロジェクトを毎日配信しています