プロジェクト概要

 

 § 処女作の「幻の初演」をリベンジしたい 

 

ページにお運びいただき心より御礼申し上げます。

脚本・演出を務めます、福島県出身の鈴城 千尋(すずき ちひろ)と申します。

本プロジェクトについてのご説明、どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

平時は映像制作会社で制作やら秘書やら時々シナリオ書きやらと、なんでも屋でございます。

元々、高校教員の道をなげうって文筆業に飛び込んできたという猪突猛進型の人間でして、ひよっこ作家ではありますが今回5年ぶりに自主作品の再演をということでプライベートの時間で変わらず猪突な感じで鋭意準備を進めております。

 

 

phote by Syuhei Inoue
Chihiro Suzuki Phote by Syouhei Inoue

 

 

 § 「新島八重」と彼女を支えた人たちの生き様をたくさんの方に 

 

2013年、勤務地であった会津管内の高等学校で上演した朗読劇「今日、ここのへに咲く。」主人公はその年の大河ドラマのヒロイン・新島八重でした。

 

調べるほど書くほどに、八重という人の聡明さや胆力に驚き「人財」を育む会津の土地に深く根付いた教育精神、そして明治以降に最後の伴侶となった新島襄と心血を注ぎ開拓した「同志社」の気高い姿勢に胸を打たれました。

以降、教育に携わる際に私の核となっていきます。

 

なぜ私たちは学ぶのか。どのようにして生き抜いていくのか。

絶対解のない答えを導き出せるのは自分しかいないということがあきらかになりつつあると感じます。


平成というひとつの時代が終わりますが、作品の舞台である江戸から明治へと向かった幕末に似るところがあると感じています。

既存の社会システムや概念の多くが、技術や知識の流入で崩壊したのにも関わらず、人々は以前の常識で生きていることが少なくありません。多面的な役割を数々に担い、目まぐるしい。けれど現代人はどこか寄る辺なく孤独です。そんなモデルとなる解なき様は幕末の日本の姿とどこか重なります。

 

新時代へ力強く歩き得た彼女を支えたものが何であったのか、明治施政=戊辰戦争から150年であったこのタイミングで考える機会としたいと願っています。

 

 

2013年「幻の初演」上演台本

 

 § スタッフが集中して作品作りに集中できるよう。

  舞台制作においてひとつの冒険をしてみる。  

  御縁を繋ぎ、恩をおくることをしてみたい。  

 

〈作品をおひとりでも多くの方のお目に掛けること〉

そのためにも作品の質を上げるべく、関係者一同尽力している最中です。最大の懸念は制作費。小劇場での公演でも通常およそ100万円程度を要すと言われています。チケット代での補填は当日劇場の蓋を開けてみるまでわからないという恐ろしさが拭い去れません。

また物販のストック数もやはり当日にならなければわからないというのは大変なリスクです。在庫が多すぎては場所も取り損もする。少なければ需要にお答えできず喜んでいただく機会を失し損もする。

 

なるべく早い時点で様々な数字がみえることでストレスも減りスタッフが安心して舞台づくりに専念することができます。

クラウドファンディングによる数的管理の一元化を試みます。

過去制作の立場からいくつかの舞台に関わってきたからこそ、そして自主公演であるからこその試みとして購入窓口をクラウドファンディング1か所に集約するというのは意外と面白く妥当性があるのではないかという思い付きのためです。

いざ、自分自身を実験台に。

 

チケット・物販の取り扱いは基本的にこのクラウドファンディングを通してお受けします。

こちらのプロジェクトを経由して御購入いただけた方には割引を設定しています。

同時にいわゆる普通のクラウドファンディングとしての御支援のお願いも同一のプロジェクト内で住み分けることにも挑戦します。

(ご不明な点はお気軽にお問合せください)

 

そしてこの舞台には、初演を支えてくれた「ある人」にお返しをしたいと考えています。

 

作品のモチーフは、あらゆる植物に先駆けて花開く「梅」

 

 § 御縁ある土地の未来に 一粒の麦を蒔く 

 

新年度を控えた学校という場所で、随分過酷な準備期間を経た初演を支えてくれたのは「生徒たち」「八重の故郷・教育文化根付く会津」「同志社と新島襄の言葉」です。この3つの特別なきっかけと、初演のキャストお二人のお力をお借りして果たされたものです。

今回は特に前者へのご恩返しとなればと願い、試算にて移動のための時間も費用も同程度で可能な2府県の高校生以上の学生の方へ招待をご用意しました。


今回チケット代は企画が負担となりますがそれのみならず旅費支援も決定した理由があります。

東京というモノが溢れる場で「舞台前後の時間に何かひとつでも見聞きし体験しあるいは出会い、自ら心を動かしてもらいたい」と考えたためです。

その時間で得られる感情の良し悪しはわかりません。が、この珍妙な招待企画に勇気を持って、かつ面白がってくれる学生さんがお一人でもあるのならお心意気に報いるべく、独特な力のある東京という街でご自身やご家族の大切なお金と時間を使っていただきたいと願いました。

また朗読劇というコンテンツは、東京にあっても数が多いとは言い難いジャンルだと感じています。理と情を育む言葉に浸る機会としていただけたら。国語科としては幸いに思います。

東京という不思議な場とちょっとニッチな領域の舞台。心みずみずしい学生さんに接してもらえたら大変嬉しく思います。 

 

「誰かから信じられた記憶こそが何かを信じ、歩を進める勇気へと繋がるのではないか」

八重に見る覚悟、そして他ならぬこの作品を得た体感です。未来そのものである若い皆さんを信じ、出来ることを手渡すことから始めたいと思っています。本企画がひとつの決意の証となるよう、まずはお運びいただくに値する作品作りに邁進してまいります。

 

多くの幸せを与え続けてくれる我が教え子たちに、相変わらずの無茶を素敵なチームに支えられて走るこの今を見せられることも願いつつ。 

 

 

 

 

 § リターンについて(購入と支援の区分についてと注意事項について) 

 

今回はシンプルにチケットや物販品を定額で購入いただくものと、制作費や学生招待企画への支援を含めた支援の区分的に分かれていきます。

御決済についてはくれぐれも内容のご確認のほどお願い申し上げます。御不明点はお問い合わせいただけましたら幸いです。

 

クラウドファンディングを経由してのチケット購入の方は500円引きとなります。

また学生で御購入くださった方は当日受付にて学生証提示に限り、さらに500円現金バックを行います。

各コースの注意書き等くれぐれもご確認お願い申し上げます。

 

 

クリエイトする人間として、そして教育に関わる人間として。

ふたつの観点からこの舞台を成功させたいと強く願っています。

「幻の初演」を叶えてくださった素敵な大人がいてくださったことで、夢を信じて生きていくことができるようになりました。僭越ながらほんの少し先を生きている人間として、次の世代に機会をお手渡ししていきたいと思うのです。

先行きの見えない時代だからこそ、自分で思い描いた通りに道を切り拓くことができるのだと、八重たちの生き様から教わっています。

 

 

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

願わくば、皆さまとこの舞台と学生支援の体験をたのしんでいただけますように。

 

御支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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・プロジェクトの終了要項
2019年2月1日(金)から2019年2月3日(日)までの間、Cherokee LIVE TAVERNにて朗読×空間美術×音楽劇「今日、ここのへに咲く。」を開催したことをもって、プロジェクトを終了とする。


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