私のファンディングを見て下さっている方、支援をしてくださっている皆様、ありがとうございます。
株式会社リーガル・テクノロジーズCEO、弁護士の勝部です。

 

前回は、法律相談をする顧客の側から法律相談の分析をしました。法律相談というサービスがどういうものなのかが理解されないまま、漫然と有料の法律相談をしてしまうことにより、ミスマッチが生じてしまうということです。

 

もちろん、全ての法律相談でミスマッチが生じているというわけではないのですが、結構な確率でモヤモヤ感を残しながら法律相談を追えてしまうケースが少なくないように思います。

 

ちょうどこのプロジェクトの準備をしていた4月末に、NHKでドキュメント72時間「街角の法律相談所」という番組を見ました。

 

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/210/1199215/index.html より

 

オンデマンドで視聴可能です。

 

この番組でいくつかの法律相談事例が紹介されていましたが、半分以上は、「せっかくに来たのにスッキリしない感じで話が終わってしまった」相談でした。

事案ごとにスッキリしなかった理由は異なりますが、何より残念だと思うのが、「予約したり足を運んだりしたのに無駄足に終わってしまっている」ということです。

 

もっと早いタイミングで相談していれば結論が違っていたかも知れないと思うものもありました。

 

取材対象だった法律相談所は弁護士会が運営しているものですが、全ての相談が無料というわけではありません(債務整理等は無料ですが、一般相談は30分5400円で、事案によって異なります)。

 

取材に応じていた方々は取材に応じるくらいなので良い方が多かったように思います。「とりあえず話せただけでもスッキリした」という感想の方が多かったように思います。

 

確かに法律相談には、人に相談して心が落ち着く、不満に思っていることを喋ってスッキリする、という側面もあります。

しかし、一番重要なのは法律的な解決につながるかどうかだと思うのです。

そこに対するこだわりは絶対に必要だなと思っています。

 

法律相談のオペレーションを短縮したい

 

以下の図は、AI×Rのサービスイメージです。

 

 

普通の法律相談は、相談をしたいと思った状態から、アドバイスを受けられるまでの間に多くの手間がかかります。通常のケースは予約から相談をするまでに数日はかかってしまうでしょう。

 

そのアクションを、チャットのやり取りの中ですぐに解決してしまいたい、というのが、実現したいサービスイメージです。

 

法律相談で知りたい情報というものには、法学部卒業くらいの知識でも回答できる情報から、知識経験がないと答えられない情報、弁護士によって結論が変わってしまうような微妙な情報まで多岐に渡ります。

 

応用的な回答についてはなかなか自動回答で再現することは難しいでしょう。

しかし逆に基本的な情報であればわざわざ弁護士が答える必要はありませんし、その基本的な情報を先に知っておくことにより、より応用度の高い問題点の解決に長い時間をかけることができるようになってきます。

 

このように、まずは法律相談のプロセスを細分化し、自動的にできることのみをAIに任せるという開発をすれば、法律相談したいけれどもできないという状況をなくすことができるのではないかと考えています。

 

また明日に続きます。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。