「いま何もしなければ」なくなってしまう琉球諸語の絵本を出版

島ことば絵本の出版をご支援くださっている皆さまへ

 

こんにちは。「言語復興の港」の絵とデザイン担当、山本史です。
前回の記事からしばらく間があいてしまって申し訳ございません。

本日は刊行した絵本の情報や、制作中の絵本の進捗状況についてお知らせします。

 

●シリーズ3冊目、塩一升の運（ましゅ いっしゅーぬ  くれー）刊行

 

絵本シリーズ3冊目、沖永良部島の塩一升の運（ましゅ いっしゅーぬ  くれー）が1月半ばに完成、ひつじ書房さんより刊行しております！調査、ことばの訳、録音、取材、絵本制作、という段階を経て出来上がった絵本は見ごたえ・読みごたえたっぷりの仕上がりとなっています。島の方に寄贈したり、書店さんやオンラインでの流通を開始したりと、多くの方に手に取ってもらえるよう活動しているところです。

また、クラウドファンディングのリターンとしてお待ちいただいている方にはまだ絵本をお送りできておらず、大変申し訳ございません。4冊目の絵本「ディラブディ」の発送と合わせてお送りいたしますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 

 

刊行した絵本は書店やAmazonでも販売を開始しておりますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

「塩一升の運」

https://www.amazon.co.jp/dp/482341053X/ref=cm_sw_r_tw_dp_3VC259WNBE8GXSTBN23F 

 

 

 

●シリーズ4冊目、「ディラブディ」の制作状況について

 

「ディラブディ」の制作はあともう少しで絵の着彩と最終のチェックを完了し、印刷の工程に入る予定です。長らくお待たせをしており、大変申し訳ございません。絵本が刊行次第、ご連絡を差し上げます。

 

 

 

 

●絵本の島の方々への寄贈や書店販売の様子について

 

竹富島での絵本の寄贈の様子や、石垣島、東京の書店での絵本の販売の様子をお伝えします。

 

こちらは竹富島のPTAこぼし文庫と竹富小中学校に絵本を寄贈した時の様子です。皆さんの笑顔がとても素敵です！（撮影：水野暁子さん）

 

 

 

いろいろな地域の複数の書店さんでも絵本を取り扱ってくださっています。こちらは石垣島の書店、タウンパルやまださんのツイート。平積みで丁寧なポップまで作ってくださって、どうもありがとうございます…！

 

 

こちらは東京、丸善多摩センターの児童書コーナーです。シリーズ揃えて置いてくださってありがとうございます！（撮影：ひつじ書房 野崎さん）

 

 

 

 

絵本のリターン送付について、刊行予定、寄贈の様子など、また引き続き定期的にお知らせします。

 

お住まいの地域によってはまだまだ寒いと思いますが、春のきざしがそこここに見えてきていますね。皆さまが穏やかで明るい春の季節を楽しまれることを願っております。

 

 

 

言語復興の港