子供たちに映像と音楽と朗読で、「水育」（水の大切さ）を伝える

今日の写真は、昨年のちょうど今頃、神奈川県西丹沢の檜洞丸（ひのきぼらまるという山の名）に登り、新緑のブナ林を撮ったものです。

おはようございます。NPO法人海の森・山の森事務局の理事長・豊田直之です。
4月30日から支援募集開始となりました。募集期間のほぼ3分の1の日数が経過しました。


https://readyfor.jp/projects/mizuiku


現在、このプロジェクトを実現すべく、このプロジェクトで提供する映像コンテンツのさらなるクオリティーをアップするために取材を続け、また開催する会場の確保に動いています。ただ、達成率27%と伸び悩んでいる状況で、このままではこのプロジェクト実現も危うい状況です。ここで今一度お願いいたします。是非ともみなさまのおチカラを貸してください。みなさま、ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。



昨日の海の中の森とは変わり、今日はまさに新緑のブナ林の写真です。季節は巡り、初夏の今頃、標高1,000メートル前後の丹沢の山に新緑のシーズンが訪れます。今年は例年になく雪が多く、この山にも相当降ったのではないでしょうか。その雪は溶けて地中にしみ込み、ブナや他の木々は根から水分を吸って、この若葉を開くエネルギーを得ています。
土中にしみ込んだ水は、深くしみ込んだものは丹沢の地質で濾過され、山の途中で再び滲み出したり、あるところから湧き出たりします。つまり、山が、森がしっかりとしていないと、いい水は生まれないのです。

最近、この丹沢の山でも、ブナハバチ（小さなハチの仲間）が異常発生して、その幼虫がブナの葉を食い荒らしてしまったり、特に山頂付近に多く見られるのですが、原因不明のブナの木の立ち枯れ現象などが起きています。この不明の原因は、どうやら大気汚染によるものらしく、風の通り道である山頂付近にその影響が強く出ているものと考えられています。私たちの暮らし方の影響は、こんなところにも症状として人知れず出始めています。美しい丹沢の水も、私たちの今後の暮らし方で、今まで通りの美しい水でいることも、劣悪化してしまった水にもなってしまいます。

私たちの活動は、この巡る水の輪廻を、地球という大自然を常に意識して生活することが必要であるという観点から、クオリティーの高い映像に音楽や読み聞かせを加えるといった方法で、子供たちに水の大切さについて楽しみながら考えてもらうプログラムを提案しています。

私たちの活動をぜひご支援ください。みなさまのご支援お待ちしております。なにとぞよろしくお願いいたします。

https://readyfor.jp/projects/mizuiku