プロジェクト概要

 

地域にある未利用のバイオマス資源を「炭化」し発電!
地元資源を循環させる世界初の発電システムを開発したい!

はじめまして、有限会社紋珠(もんじゅ)高槻バイオマス粉炭研究所所長の島田勇巳と申します。わたしたちは、地元にある荒廃林や放置竹林からの伐採材や農業残渣(ざんさ)などさまざまな未利用のバイオマス資源を有効活用して発電するという、世界に類をみない新しい視点の再生可能エネルギーシステムの開発を行っています。

 

その発電システムのポイントは、地元で使われず困っている資源たちを炭化し電気にする事で、地元の資源と電気との環境負荷の少ないエネルギー循環が可能になること。つまり、環境にやさしいエネルギーの地産地消が実現できる新しい仕組みなのです。

 

動力を使わずに炭化するというアナログな手法を用い、地域の多彩な未利用資源を熱と電気エネルギーに変えて地域で使う。化石燃料電源に依存しない、新しいエネルギー循環型社会の実現への独自の取り組みに対し、皆さんご協力お願いいたします。

 

 

「循環型炭化力発電システム」とは……

このシステムは、製炭炉(地元資源を炭に変える。製炭時の熱で温水を作る)と、無圧式粉炭温水器(つくった炭を用いて温水を作る)、バイナリー発電機(80℃前後の温水で発電する)の3つからなる自己循環型発電システムです。

製炭時には、製炭炉の熱でつくる温水で発電。製炭していないときは、既に製炭した「炭」で温水をつくり発電するため、ほぼ24時間365日の発電が可能です。

 

再生可能エネルギーを生み出す

循環型炭化力発電システム 3つのオリジナル

 

1. 多彩な植物性未利用資源が炭化可能。地域汎用性の高い「地場発電」システム

未利用資源と言っても地域によってそれぞれで、ここ高槻では竹、新潟であればもみ殻、ゴルフ場や空港の滑走路の芝など。農業・林業をやっている場所であれば何かしら、それ以外の場所でも発生する有機性未利用資源を活用できます。

 

また、地域の資源を使うことができるので、山村や離島などのエネルギーインフラが整備されずらい場所への救世主となるのではと考えています。

 

2. ほとんど動力を使わず炭化。化石燃料に頼らない「エコ発電」システム

製炭時にもほとんど化石燃料は使わず、無圧式粉炭温水器、バイナリー発電機でもほぼ化石燃料を使いません。そんなシステムから「温水」「電気」といった2種類のエネルギーを取り出せるため、今後もっともっと注目されていくと思っています。

 

3. 天候に左右されず発電可能。24時間365日稼働可能な「フル発電」システム

炭化する、炭が燃えることによって自然燃焼で熱エネルギーを取得し発電するこのシステムは、太陽光発電や風力発電とは異なり、天候や季節や時間に左右されず24時間365日安定して稼働させることが可能です。

 

製炭炉に竹を入れている様子

 

 

和歌山大学客員教授、元・日本環境学会会長

前・再生可能エネルギー電力買取制度「調達価格等算定委員会」委員
和田 武先生より推薦文を頂戴しました

「有限会社・紋珠」代表の島田勇巳さんは、高槻バイオマス紛炭研究所で独自の「炭化技術」を用いて木質資源、竹、もみ殻等から多様な炭を製造し、すでにストーブやボイラー用燃料、土壌・水質改良材、住宅での脱臭・脱湿剤等に利用されています。里山資源や農業残渣物等の地域の身近な未利用バイオマスを有効活用する創意的な取り組みで、すでに地元高槻だけでなく近隣の京都や兵庫県、遠くは福井県でも導入されています。

 

このたび、島田さんは製炭の際に発生する熱で発電し、さらに炭を燃料にして発電する、これまでになかった全く新しい発電方式「循環型  炭化力発電システム」を考案され、その実証試験をする計画を立てておられます。それぞれの里山等の地域の植物資源を用いる発電や熱利用は、植物がCO2を吸収して生育しているため、大気中のCO2を増加させませんし、地域の自立的発展をももたらします。

 

2012年から日本でも再生可能エネルギー電力の固定価格買取制度(FIT)が始まり、バイオマス発電も増加し始めましたが、最近、日本で導入される木質バイオマス発電の大部分が、ヤシ殻等の海外からの輸入燃料を利用した大規模発電なのです。海外や地域外のバイオマスをエネルギー利用する場合、燃料輸送のために余分なCO2を発生させてしまいます。また、大規模発電はエネルギー変換効率のよくない直接燃焼蒸気タービン発電方式です。

 

各地で豊富な里山森林資源を活用し、高効率の発電をするには小規模発電が適しています。「循環型  炭化力発電システム」が成功すれば、各地で採用され、里山保全や地域発展に貢献できるでしょう。実証試験を応援する支援者には、そのお礼としてオリジナルの竹炭製品や炭で土壌改良した畑で採れた農産加工品をいただけるそうです。私たち市民がサポートして成功させたいものです。私も協力しようと思っています。

 

和歌山大学客員教授、元・日本環境学会会長 和田 武

 

3つの機器をより効率的に連動させる実証試験スタート!

 

今回皆さんのご支援を頂いて実施するのは「製炭炉(熱交換器)」「無圧式粉炭温水器」「バイナリー発電機」を組み合わせた実証試験です。それぞれの機器の性能は実証済みなのですが、組み合わせることで発生する不具合はないか、単体で使うよりもエネルギー効率を上げられないか。システムとして、一式納品して使っていただくためにも、多くの方に使いやすいものにしていくためにも、必要な作業です。

 

 

再生可能エネルギー大国ドイツに負けない日本に!

 

4年前、たまたま目にしたドイツのバイオガスプラントの分布図。実はドイツ国内に7,700箇所も存在し、そのほとんどが地域住民自身で運用し、地域の主たる熱エネルギーとして利用されているという情報を知りました。日本に置き換えると各都道府県に約150箇所、基礎自治体(1741市町村)ではそれぞれに約4箇所存在することになります。ドイツでは、それらを地域エネルギーのベースとした上でバイオマスだけでなく太陽光や風力等の再生可能エネルギーの推進を行っているのです。

 

技術が、国の政策が、という話を越えて、昔から住民が自分たちで自らのエネルギーを生み出し循環させ活用していることに本当に驚きました。

 

ドイツの7,700箇所に広がるバイオガスプラント設備(事業構想2015年3月号より)

 

そして、今回のプロジェクトは、そんなドイツを越えていきたい!という思いを込めています。運用も非常に容易で、多種多様な地域の未利用資源をエネルギーに変えて地域で消費する。資源が豊富な日本なら必ず実現できると思っています。

 

今回の実証試験の後は、各地へこの炭化力発電システムを誘致したり、システムの運用者を育て雇用をつくったり、燃料炭の新たな活用法「チャコールペレット」の生産手法を開発したりなど、未来は広がるばっかりです。

 

その第一歩を皆さん応援していただけないでしょうか。
 

皆さんよろしくお願いいたします

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さんからいただいたご支援は、今回のシステム実証試験に使う3つの機器を購入する費用と実証試験の必要経費の一部に充てさせていただきます。

<内訳>

(製炭炉に設置する)燃焼機&熱交換器:134万円 →製炭炉の熱で温水をつくる

無圧式粉炭温水器:140.4万円 →温水器で温水をつくる

バイナリー発電機:739万円 →温水で発電する

実証試験経費(試験用測定機器及び分析作業費):210万円

合計:1223.4万円


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