寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 140人
- 募集終了日
- 2018年5月18日
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プロジェクト本文
終了報告を読む
目標達成のお礼
皆様からのご寄附により、お陰さまで目標金額の200万円を達成することができました。
皆様からのご芳志、応援は誠にありがたく、心から御礼申し上げます。
いただいたご寄附を有効に活用させていただき、国産スケルトン用ソリの開発に全力で取り組んでまいります。
新たな目標の設定について
より良いスケルトン用ソリを開発するためには、テストランによるデータ測定・分析が必要であり、当初より、いただいたご寄附を活用し、進める計画としておりました。
しかしながら、スケルトンコースは海外にしかなく、また一番近い平昌オリンピックで使用されたコースも存続が不透明となっており、テストランに要する費用が大幅に増加する見込みとなっております。
そのため、目標金額を新たに300万円とし、当初の募集期限である5月18日(金)まで、今一度皆様からご支援いただけるようクラウドファンディング継続に挑戦する所存です。どうか皆様引き続き応援よろしくお願いいたします。
平成30年4月17日追記
室蘭工業大学 教授 清水 一道
鉄の街 室蘭の誇りをかけて、存続が危ぶまれるスケルトンを救いたい。
はじめまして、清水一道と申します。私は、室蘭工業大学で、ものづくりや鉄に関する研究を15年以上進めてきました。室蘭工業大学は、製鉄業や石油産業などが発達した工業都市にあり、科学技術のチカラをもって、地域の企業や人たちが元気になるような研究や活動をしてきました。そして、ここ室蘭は大きな工場群はもちろん、それらを加工する技術力の高い中小企業が多い街です。
そんな私たちのもとへ、北海道ボブスレー・スケルトン連盟から、「これからを担う若手選手を応援するために、スケルトン(ソリ)を開発してくれないか」という依頼がありました。2020年のジュニアオリンピックを目標としている若者(中・高校生)が使用するものです。彼らが置かれている厳しい状況をお伺いし、これは、鉄の街 室蘭 として、最新の設備と技術、そして匠のワザをフル活用して、やらなくてはいけない、と思いました。
しかし、研究開発、製造にもお金がかかります。2名の選手に1台ずつつくり、テストラン~試験するまでで、200万円かかってしまいます。どうか皆さま、室蘭の誇りをかけて若者の背中を押すこのプロジェクト、応援いただけないでしょうか。
体感速度時速300kmのスケルトンって知ってますか?
ボブスレーやリュージュと同様、現在は冬季オリンピックの正式競技種目である「スケルトン」は、1人で、頭を進行方向に向け、うつ伏せで滑ります。最大で、時速130kmに達することもあるうえ、滑走スタイルもあってか、体感速度は時速300kmとも言われてます。
そんな刺激的なスポーツの未来が危ぶまれています。①スケルトン(ソリ)を作っているメーカーが日本にはなく、海外製の新品は200万円以上で、多くの選手が海外選手から譲ってもらっています。しかし、体型が異なるため、安定した操作ができず、思うような成果が残せないでいます。②1998年に開催された長野オリンピックにあわせて作られたコースは2018年シーズンで終了することになってしまい、それ以降練習する場所がありません。
競技をするために必要不可欠なソリを手に入れる資金、練習場所(一番近くて韓国・平昌)への遠征費などを考えると、あまりに選手の負担が大きすぎる…むしろこの環境でチャレンジしていける人なんているのか、という環境に置かれているのです。
研究者としての探求心 と 鉄の街 室蘭の誇り
2017年、縁あって北海道ボブスレー・スケルトン連盟の方々と出会い、このような状況にあることをお聞きしました。そして、そんな環境を少しでも変えていくために、若手選手(ジュニア選手)のサポートからしていきたいということも。
お恥ずかしい話、スケルトンというものを知りませんでした。ただ話している中でマイナースポーツの厳しさを知り、若手の挑戦の機会を奪っている現状を少しでも打破できればと思いました。
そしてもう一つ、湧いてきた思いは、「研究者としての探求心」と「鉄の街 室蘭の誇り」です。まず、構造がシンプルだからこそ、ソリの材質で差がつくことも多いのでは?と思っています。一概に鉄と言っても、伸びやすいもの、硬いものさまざまで、操縦感(しなる、硬い、荷重のかかり方やタワミの制御など)に違いが出ると思いますし、選手に合わせることで十二分に力を出せると思っています。ただ、スピードを決定づけるソリのブレードは規格統一のため協会から提供するものに限られてしまうのが残念ですね。
また、室蘭市は、日本有数の製鉄所で街が大きくなってきた歴史もあり、大規模工場も多いが、金属を加工する中小企業もとても多いという特徴があります。室蘭工業大学とのかかわりも深く、これまで多くの共同研究開発などを実施してきた豊富な経験があります。
技術の粋を集約し、選手にぴったりあったスケルトンを開発
今回は、皆さまから頂戴したご支援金で、2名のジュニア選手に1台ずつのソリを開発して提供することと、そのソリの性能を図るための遠征費用、試験・測定費用に充てさせていただきます。前出の通り、長野のコースは使えなくなってしまうので、アメリカやカナダ、ヨーロッパの競技場に行かざるをえません。
<開発スケジュール>
2018年6月~2018年7月:データ解析
2018年8月~2019年1月:ソリの試作(1号:体型への調整、2号:材質検討・製造)
2019年2月:テストラン@平昌 および データ測定
2019年3月~4月:最終調整しスケルトン用ソリの完成
今回の開発では、大学として研究室を上げて取り組むため、最新の設備やこれまで蓄積した知識をフル活用できると思っています。また、多くの専門を持った教授陣がいることも強みです。これまで、技術力と勘で進めてきた匠のワザを、科学的な根拠から数値化し、サポートして、結果を出していくことが可能です。選手はもちろん周囲の人にも定性的なフィードバックが可能になるため、新しい扉を開けるのではと考えています。
鉄の街 室蘭の技術を生かし、スケルトンの輝かしい未来に挑む!
今回のプロジェクトには大きく2つの意味があると思っています。
ひとつは、マイナーなウィンタースポーツを多くの人たちのチカラをお借りして応援しようというものです。スポンサーのつきづらさ、加えて練習だけでかかる大きな費用。『経験不足から世界と戦うのは容易ではない ⇒ 結果が出ない ⇒ スポンサーがつかない ⇒ 金銭的に恵まれない ⇒ 若者が目指そう、挑戦しようと思わない』。こんなスパイラルから抜け出すには、今回のクラウドファンディングのような外部からのきっかけが必要なのではないでしょうか。
また、中小企業のワザを存分に発揮する場所、そして注目される場所の創出です。室蘭に限らず、もっと光が当たってもいい中小企業が日本には多くあると思っています。
私たちに利益があるというよりは、もっと、光が当たるべき場所に当たるように、応援されてもいい人が応援される世の中を作っていくための一歩だと思っています。そんな一歩をここ室蘭から、室蘭らしいアプローチで踏み出していきたいと思いますので、皆さま応援よろしくお願いします。
■本プロジェクトへのご支援について
室蘭工業大学へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。
■優遇措置の内容
▶個人でご寄附をされる場合
− 所得控除
所得税法上の「寄附金控除」の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)の税法上の優遇措置を受けることができます。具体的には、総所得金額等の40%を上限とした寄附金額について、「寄附金額-2,000円」の額が所得から控除されます。
− 住民税の軽減
お住まいの都道府県・市区町村が、条例で室蘭工業大学を「寄附金税額控除」の対象として指定している場合、総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、下記の金額が翌年の個人住民税額から控除されます。
・都道府県が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×4%に相当する額
・市区町村が指定した寄附金 [寄附金額 - 2,000円]×6%に相当する額
※県・市町村の両方が、寄附金税額控除対象指定を行っている場合、都合「寄附金額 - 2,000円」の10%に相当する額となります。
※本学を寄附金税額控除対象指定している自治体は、「北海道並びに室蘭市、登別市、伊達市及び岩見沢市」です。
▶法人の寄附の場合
寄附金は、全額損金に算入することができます。
▶優遇措置を受ける手続き
本学では、寄附金のご入金を確認しますと、ご寄附を頂いた方へ「寄附金領収書」をお送りしています。2018年7月中を予定しています。この領収書を添えて、所轄税務署で確定申告を行ってください。(住民税の寄附金控除のみを受ける場合は、市区町村に申告することになります。)なお、この領収書は、税制上の優遇措置を受けるために必須の書類ですので、大切に保管してください。
※一般的な所得税の確定申告提出期間は、毎年度、翌年2月16日から3月15日までの1ヵ月間です。なお、この期日が土曜日・日曜日と重なると順次繰り下げ、月曜日までとなります。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
国立大学法人室蘭工業大学 もの創造系領域 教授 国立大学法人室蘭工業大学 ものづくり基盤センター センター長
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ギフト
3,000円
国産スケルトン開発に微力ながら応援する。
▶サンクスメール
▶寄附受領証明書
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年7月
10,000円
国産スケルトン開発を応援する。
▶サンクスメール
▶寄附受領証明書 ※2018年7月中に送付します
▶開発・試験報告書 ※ご支援者さまとしてお名前掲載
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年5月
3,000円
国産スケルトン開発に微力ながら応援する。
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▶寄附受領証明書
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- 51
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- 2018年7月
10,000円
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- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年5月
プロフィール
国立大学法人室蘭工業大学 もの創造系領域 教授 国立大学法人室蘭工業大学 ものづくり基盤センター センター長