プロジェクト本文
ミャンマーの最大都市であるヤンゴンに有機農業を学んだ農家の方のために、有機野菜を販売する専門店をつくりたい。
はじめまして、地球市民の会の柴田京子と申します。2002年よりミャンマーに在住、2006年から地球市民の会に勤務して、ミャンマーのシャン州の農家さんに有機農業・畜産業の技術を教えています。子供のころから農業を通じた国際協力に携わりたいと思い、現在有機農業の指導をすることができてとても幸せですが、ミャンマーの農家を取り巻く環境にはたくさんの問題があり、一つ一つが解決し農村生活が向上するといいなと思っています。この度は有機農業をしている農家の方が正当な報酬を得られるように販売所をつくろうと考えています。有機作物販売店の運営は、地球市民の会ではなく独立した形で
柴田を代表とした民営化という形で行います。
販売店を作るのに37万円不足しております。
一緒に農家さん達のお手伝いをしませんか。
(有機作物生産農家の方と一緒に畑の視察。)
私達は、1000人を超えるミャンマーの方に有機農業の技術を伝授する活動をしてきました。
地球市民の会は、2003年から10年以上にわたりシャン州で有機農業の指導をしてきました。私たちが指導してきた有機農業とは、無農薬・無化学肥料での栽培です。その代りとして、身近にある資材(草やトウモロコシや大豆の茎など)とその土地に生息する「土着菌」を使った堆肥や油粕などを使ったボカシ肥、忌避剤として木酢液などを使用します。当会が実施した農業研修の参加者は1,000人を超え、多くの人が有機農業の技術を習得しました。
(有機農業研修の参加者たちと。
2000年から始まった研修は、79回目を迎えた。)
ミャンマーの農家では、生産物を「ポエザー」と呼ばれる中間業者を何度も挟むため、農家の手元にはお金があまり入ってきません。
ミャンマーの農家は通常、生産物を「ポエザー」と呼ばれる中間業者に販売します。消費者の手元に渡るまで何人ものポエザーを仲介するため、農家はポエザーに買いたたかれる形になり、農家が手にすることができる収入は非常に少ないです。一方、化学肥料の価格は年々高騰しており、農家は収入が少ないのに支出が増えるという負のスパイラルにはまってしまっています。
研修に参加し、有機農業を実践する農家。普通の農法よりも手間がかかるにもかかわらず、販路はポエザーか普通の市場しかない。
しかし、ミャンマーでは先述のようにポエザーに生産物を販売するのが一般的で、「有機作物」として付加価値をつけて販売できる市場がありません。しかし、研修に参加した農家たちは、一生懸命手のかかる有機農業を頑張って実践しています。
そんな農家の皆さんに感想を聞くと「食べる人の健康のためよく、そして環境負荷の少ない農業を実践できることを誇りに思うし、農薬をまいていた頃よりも自分の体の調子もずっといい」ということを口をそろえて言っています。
(有機栽培で元気に生長したレタス。)
有機野菜を生産する農家のための販売通路を作り、付加価値をつけて売ることにより農家の生活を向上させたい。
ミャンマーの最大都市であるヤンゴンで、有機栽培を学んだシャン州の農民が生産した有機作物を販売したいです。そのため、ヤンゴンに有機作物専門店を出店、有機作物の販路を作ります。
そこで、有機農産物の販路を作り、付加価値をつけて販売することで農家の収入を増やす一方、化学肥料を使わないことで支出を減らすことで、収入支出の両面から農家の生活向上を目指したいと思いました。
そのための費用が不足しております。
お手伝いしていただけませんか。
有機農産物販売店の家賃として、まずは6ヶ月分の家賃を集めたいと思っています。農家さんが丹精込めて作った農産物を付加価値をつけて販売したいと思っております。
最後に
現在はシャンの農民のみを対象としていますが、ゆくゆくはミャンマー全土で有機農業を実施する農家の生産物を販売したいと思っています。ミャンマー中の農家さんが有機農業を実践し、その生産物を「有機農作物」として付加価値をつけて販売できることによって、収入が向上し生活が楽になると思います。
生活が苦しい農家たち。でも笑顔はとびきり!
頑張っている農家さんの笑顔が見たい!
ミャンマーは雨季が5か月、乾季が7か月と雨の降らない期間も長い。そのため水遣りも必須。
◆◆◆◆◆◆◆◆引換券について◆◆◆◆◆◆◆◆
ご支援いただいた方には以下の物をお送り致します。
・サンクスレター(農家からのメッセージ)
・有機栽培ローゼルティー
・有機栽培コーヒー(パウダーもしくは豆)
・ミャンマーの農村女性の手作りタティング編み小物(いずれか一点)
・「ミャンマー有機野菜の農園見学ツアー」
アテンド&通訳
プロフィール
1999年より有機農業を指導するNGOに勤務、2002年よりミャンマー在住。2006年から地球市民の会に勤務、同会ミャンマー事業に携わる。
リターン
3,000円
サンクスレター(農家からのメッセージ)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
サンクスレター(農家からのメッセージ)
有機栽培ローゼルティー
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
サンクスレター(農家からのメッセージ)
有機栽培ローゼルティー
有機栽培コーヒー(パウダーもしくは豆)
ミャンマーの農村女性の手作りタティング編み小物
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
サンクスレター(農家からのメッセージ)
有機栽培ローゼルティー
有機栽培コーヒー(パウダーもしくは豆)
「ミャンマー有機野菜の農園見学ツアー」アテンド&通訳
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
1999年より有機農業を指導するNGOに勤務、2002年よりミャンマー在住。2006年から地球市民の会に勤務、同会ミャンマー事業に携わる。