寄り添う無料の電話相談「認知症110番」の継続にご支援を。
寄り添う無料の電話相談「認知症110番」の継続にご支援を。

寄付総額

5,287,000

目標金額 7,500,000円

寄付者
439人
募集終了日
2022年1月14日

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2021年11月12日 12:53

電話相談事業の成り立ち

相談風景

             ある日の相談風景

 

 たくさんのご支援をいただきまして、本当にありがとうございます。私たちが電話相談を始めたいきさつについて、いくつかお問い合わせをいただいておりますので、ご説明させてください。

 

 それは1991年に私たちが開いた介護のシンポジウムがきっかけでした。会場には多くの介護家族の方がお見えになっていたのですが、終了後、介護の合間を縫ってかけつけたという参加者のお一人が、パネリストにこう伝えました。

 

 「今日はいい話をありがとう。ただ、ここに来ることができた人は幸せなんです。私は無理して来ましたが、来たくとも24時間介護の手を放せず、外出できない人はたくさんいます。そのことを知っておいてください」


 介護で苦労し、孤立されている方が少なくないことは分かっていました。それでも、情報や交流を切実に必要としている人に手を差し伸べることができていない事実を突きつけられ、ショックを受けたというのが実情です。

 

 こうした思いのなかで、無料の電話相談を翌92年から始めました。当時はまだ認知症という言葉もなく、「ぼけ110番」という名称でした。

 

 発足時を知る相談員によると、「おじいちゃんが何度も同じことを聞くんだけど」「時々うちのばあさんがいなくなるのはなぜ?」などなど、病気という認識はなく問い合わせてくる方が多かったといいます。相談も「寝たきりの親への対応方法」が中心だったそうです。

 

 それから30年。ネットを通じていろいろな情報を得ることができるようになりました。相談も「介護のノウハウ」ばかりでなく、介護ストレスの癒やしを求める方が増えてきました。そして認知症への関心の高まりを反映してか、「私は大丈夫でしょうか」というご本人からの相談が目立つようになっています。

 

 当時に比べると、認知症に対する認識は変わってきています。とはいえ、「認知症になったら終わり」といった偏見を持つ人もまだまだいます。介護で孤立化し、ひっそりSOSを発している人は今なお少なくないでしょう。高齢化が進むなか、家族や当事者に寄り添う「認知症110番」が真に必要な局面はこれからだと確信しています。

 

 

ギフト

3,000


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3,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書

申込数
124
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

5,000


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5,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書
・「認知症110番」の活動報告書(PDFにて送付)

申込数
103
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

3,000


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3,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書

申込数
124
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

5,000


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5,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書
・「認知症110番」の活動報告書(PDFにて送付)

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2022年4月
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