「バングラデシュの看護師が直接的な患者ケアに費やしている時間は、業務時間のわずか5.3%!!」

 

この写真は、国立病院ICU内の様子です。

 

看護師・医師・病院等の不足状態にあるバングラデシュでは、床で処置を受けざるを得ない患者もいます。


2006年に、より患者中心で実践的な内容である看護師教育の新カリキュラムが、改訂されたのですが、看護師一人当たりの人口5782人という、深刻な看護師不足も影響し、(詳しくは、8月19日更新レポート「現地の看護師は今」をご覧下さい。)

他の国では看護師が行っているような業務も内容によっては、医師だけではなく、患者の家族や病院のサポートスタッフが行っていることもあり、患者の入院に付き添う家族の負担も大きなものとなっています。

 


(国立病院ICU内で患者の入院に付き添う家族の様子)

 


バングラデシュの看護師の社会的地位は低く、バングラデシュにおける看護師のイメージは、「お手伝いさん」であると言います。

 

バングラデシュでは看護について、文化的背景から、夜間に勤務をすることで売春婦と思われたり、女性が男性の患者の身体に触れることを良く思わなかったり、汚い仕事というイメージをもたれていることから、看護師の社会的地位向上を妨げ、これらがまた、看護師不足へと繫がっている現状があります。

 

このプロジェクトにおける、専門的な知識・技術習得により看護師としての自信に繋げ、看護師の社会的地位向上に少しでも役立つように尽力して参ります。



最後となりましたが、多くの方の温かいご支援、メッセージを頂きまして、本当にありがとうございます。
スポンサー募集終了まで残すところ、あと22日となりました。

みなさま、お一人お一人の温かいご支援があってこそ、このプロジェクトを行っていくことができるのです。
引き続き、みなさまの温かいご支援の程、よろしくお願い致します。

 

2013年8月23日 Future Codeバングラデシュ支部 ラーマン真理子

 

参考文献
Hadley, M.B., Blum, L.S, Mujaddid, S., Parveen, S., Nuremowla, S., Haque, M.E.,       
  Ullah, M.(2007). Why Bangladeshi nurses avoid 'nursing': Social and structural     
  factors on hospital wards in Bangladesh. Soc Sci Med. 64(6), 1166-77.
Zaman, S. (2009). Ladies without lamps: Nurses in Bangladesh. Qualitative Health                   
  Research, 19(3), 366-374.
Hadley, M.B., and Roques, A.(2007). Nursing in Bangladesh:
  Rhetoric and reality. Soc Sci Med. 64( 6):1153-65.

 

新着情報一覧へ