プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

東京の「際」大森を舞台に、現代美術展を開催したい!

 

はじめまして、「大森アート・ヴィレッジ プロジェクト」です。本プロジェクトは、NPO法人・大森まちづくりカフェを母体として、2011年に立ち上がりました。大森にゆかりのあるアーティスト・ギャラリー・ミュージアムのネットワークを作り、アートを軸にまちの魅力を発信するため、「大森アートフェスタ」の開催や「大森アートマップ」の発行などの活動を続けています。

 

特に大森アートフェスタは、2012年から毎年続けている、核となるイベントです。今年も3月に、東京都大田区大森エリアを中心としたあちこちで、在住アーティストやギャラリーによる展覧会、ワークショップ、ライブ等を開催します。

 

中でも、本プロジェクトの目玉企画の一つであるのが、3月18日〜20日の3日間限定の企画展です。大森に縁の深い現代アーティスト3人が集結し、「大森」をテーマに作品を披露する予定です。ただ、実はまだその会場(ギャラリー)費10万円が不足しており、このたび初めてクラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

大森アートフェスタは、これまでアーティストや地域の人々の有志で続いてまいりましたが、今回の企画展では費用の一部がどうしても不足しております。今後の継続的な開催のためにも、みなさま、どうかご支援いただけませんでしょうか?

 

昨年「大森アートフェスタ2016」の様子

 

大森はもともと、芸術のまちでした。

 

私たちが、なぜ大森とアートを掛け合わせようとしているのか。もともと、大正から昭和初期にかけて大森周辺は、芸術文化のまちでした。川端龍子、熊谷恒子、佐藤朝山、小林古径、川端康成、尾崎士郎……などなど、数多くの文士や芸術家で賑わったこのエリアは、「馬込文士村」と呼ばれていたのです。現在でも、大田区立郷土博物館や龍子記念館、熊谷恒子記念館、尾崎士郎記念館、山王草堂記念館で当時の様子に触れることができます。

 

「馬込文士村レリーフ」

 

しかし、昔だけではありません。大森は、いまもずっと、その伝統を引き継いでいるのです。

 

実際、大森には素晴らしいギャラリーがたくさんありますし、アーティストも多く在住しています。しかし問題は、彼らが大森の中で、大々的に作品を発表する場や機会をなかなか持っていないということ。いまなお宝が埋まっているこの大森を、かつての馬込文士村のように、「アートを軸とした様々な交流が生まれる賑わいのあるまち」にしたい

 

そこで、大森まちづくりカフェのメンバー4名が集まって立ち上げたのが、「大森アート・ヴィレッジ プロジェクト」事務局です。当初は何もかもが初めてでしたが、周囲の人々の支えによって、ここまで活動を続けることができています。


*これまでの主な実績*

大森アートフェスタ(年1回、約1ヶ月間開催)
●活動報告巡回展の実施
大森アートマップの制作・改訂
●国内外からアーティストを招聘し、アーティスト・イン・レジデンスの実施(平成25年度・平成26年度大田区地域力応援基金助成事業)
●ワークショップの実施
●交流会の実施
Facebookによる地域アートイベントの広報宣伝

 

昨年「大森アートフェスタ2016」の様子

 

大森アートフェスタ2017・主催企画展。「際 ー 橙色のUNERI」展

私たちの活動の核となるのは、年1回、約1ヶ月を通して開催するアートフェスタです。その中で、3日間限定で行う「主催企画展」は、昨年からスタートしました。

 

際 - 橙色のUNERI

KIWA, bitter orange zigzag

 

大森はひとつの人の営みをあらわす記号です。人が行き来することで意味付けられてきた地域です。大きな町がつくられ、都市となった平野の外れに、水際に臨む台地のうねがあり、眺望がありました。縄文人の足跡が露出し、武士の山城だったことも、文士が集う村としても呼ばれた、感情が地層のようになった舞台でした。大森アート・ヴィレッジプロジェクトは、その意味を探索するため、文化の観点で地域活動を続けてきました。そして「まちなかでのアートとは何か」を問い直すべく、絵画の伊勢裕人、立体の高橋輝雄、映像の松本力、3名のアーティストを迎え「際 ー 橙色のUNERI」展を開催します。彼らもこの町の住人であり、そこに流れる感情の表現者たちです。

 

この展覧会の観点は「際」です。これは町で感じている、ささやかな共感と違和感です。日々の視線の先におぼろげに浮かぶ、ひっそりたたずんでいる思いやかくされた意図を眺めているのです。坂から坂へ、暗渠になった川の流れに、うねりながらそってたどる日常の行為で感情を反復する、意味の瞬間があります。それらが囲んで重なりあう、どちらでもない場所で、意味の集合の境目に追いやられ、吹き溜まる曖昧な記憶は何か。境界線上を動きつづける視線で、燃える精神の太陽や土地の色として、橙色に照らされる感情の「うねり」を想像します。そのような空間の経験が、キワにはあるといえるのではないでしょうか。

 

ぜひ、まちなかの美術展に足をお運びいただけたら幸いです。

 

「際 - 橙色のUNERI」展 ビジュアル

 

*参加アーティスト*

伊勢 裕人(いせ ひろと)


1973年東京生まれ
2002年多摩美術大学二部絵画学科油画専攻卒業

多摩美術大学卒業生紹介サイト

右上:「春風」、右下:「残響」
左上:「蓮」、 左下:「不自然淘汰」

 

高橋 輝雄(たかはし てるお)


現代美術家。大田区在住。

駿河台大学法学部卒、Ontario College of Art & Design, BFA. Sculpture & Installation 中退。㈱北嶋絞製作所勤務。
鉄と雨により生まれる美しい錆。錆は朽ちてやがて「無」になる。「無への道」をコンセプトとし、 自然と偶然を表現に取り入れ、立体・平面作品を創作。

東京、トロント(カナダ)、ロンドン(UK)などで展示活動中。同刻誕生アート集団「てれどろ(テレパシー・ドローイング)」をプロデュース。

公式サイト

 

​右上:「Unbearable lightness of being 」,2015
右下:「Stainless Steel Nipple 」,2013
左 :「マルコヴィッチな家」,2015

 

松本 力(まつもと ちから)

1967年 東京生まれ、在住
1991年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業
絵かき、映像・アニメーション作家。
1コマずつのドローイングと透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションの制作で、絵による映像表現を目指している。

異ジャンルのアーティストとのコラボレーションで、演劇やダンス公演での上映、特に音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」との映像と音楽の時空間表現を行う。

映像作品の国内外での展示や、手製映像装置「絵巻物マシーン」シリーズを用いたワークショップを地域の学校や公共または美術施設などで積極的に実施している。
公式サイト

「Day and Night Watch」,2012
「Tales of Flower」,2012

 

 

※今回の展示内容については、新着情報で随時更新していきます。

 

来場者に、「大森にも意外とたくさんアーティストがいるんだな」「こんな近くに素敵なギャラリーがあったなんて」という日常の中の"新しい楽しみ"を提供するような企画展になると確信しています。

 

どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

◆大森アートフェスタ2017◆
2017年3月4日(土)~3月26日(日)
※開催時間は各イベントによって異なります
場所:大田区大森エリア周辺
参加企画:54企画

 

「際 - 橙色のUNERI
  KIWA, bitter orange zigzag」展

【日時】2017年3月19日(日)~3月20日(月・祝)

        12:00~18:00

◆3月18日(土)は内覧会になります。
   15:00~ 内覧会
 17:00~ チェロ四重奏演奏会
   18:00~ レセプションパーティー
 ※内覧会はどなたでもご自由にご覧いただけます!


【会場】パロスギャラリー

       所在地:〒143-0016 東京都大田区大森北4-23-12
           TEL    : 03-3761-1619


【参加作家】伊勢裕人、高橋輝雄、松本力


【問い合わせ】大森まちづくりカフェ事務局
       TEL/FAX : 03-5935-7881(営業時間 平日13:00-17:00)

 

昨年「大森アートフェスタ2016」イベント紹介の様子

 


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