筑波大|持続可能なデジタルと自然へ向けた開発研究と人材育成に支援を

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寄付総額

11,635,000

目標金額 15,000,000円

寄付者
267人
募集終了日
2021年10月31日

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2021年10月14日 12:00

研究開発センターメンバーからのメッセージvol.4 山本健太

いつも応援をありがとうございます.現在までに510万円を超えるご寄付をいただきました.誠にありがとうございます.

 

本日はデジタルネイチャー開発研究センターのメンバーの紹介vol.4として、人間総合科学学術院 博士後期課程 1年 山本健太さんにインタビューを行いました.ぜひご覧ください.

 

Tatsuki Fushimi

筑波大学 人間総合科学学術院 博士後期課程 1年 山本健太

 

プロフィール:

1996年生まれ.筑波大学大学院 人間総合科学学術院 情報学学位プログラム 博士後期課程在学.2017年04月に筑波大学に編入学し,編入学直後よりデジタルネイチャー研究室に所属.学部時には,プロジェクターやデジタルファブリケーション分野の研究に,博士前期課程では,ホログラムやニアアイディスプレイに関する研究に従事.現在,博士後期課程ではライティングデザイン支援に関する研究に取り組んでいる.

 

ーーデジタルネイチャー開発研究センターへ入るきっかけは何だったのでしょうか.また日々どのような形で活動をされているのでしょうか.

 

自分はもともと慶應義塾大学の経済学部に所属していたのですが,小さい頃に憧れたスターウォーズに出てくるようなホログラムを作りたい,という気持ちが芽生えたことから転学先を探していました.ホログラム関連の研究室をいくつか見学する中で,偶然にも『Fairy Lights in Femtoseconds』という空中3次元映像の研究をやっている落合さんの存在を知り,見学にやってきたのが最初の出会いです.

 

その後,筑波大学には学部3年生として編入学でやってきました.最初は右も左もわからないような状態でしたが,毎日研究に取り組む中で少しずつ慣れていき,今に至るという流れです.

 

 

ーー今一番興味のある研究分野はなんですか。またそれはなぜですか。

 

今現在,自分は『実写撮影におけるライティングデザイン』に関する研究に取り組んでおりまして,興味の分野を大きな括りでまとめるならば,『照明』に関する研究を行っていきたいと考えています.これは,筑波大学に編入学する直前に建築照明の設計事務所でアルバイトしていた経験からも来ているものです.

 

夏に編入学の合格通知を受け,以降春入学までの半年間の時間を持て余した当時,「落合研に行ったら光とマテリアルに関する研究をするに違いない」と考えた自分は,本屋でそれっぽい本を色々と読み漁っていました.その時にたまたま手に取った照明デザインに関する本が大変面白く,掲載されていた事務所に応募してアルバイトをするに至ったのです.そこからずっと「空間」や「照明」に関してもっと深く関わりたいと思ってきていたのですが,ようやく今このタイミングだと思える時になったので,研究として取り組んでいるという訳です.

 

 

ーー最も思い入れの強かった研究はなんですか.

 

自分の夢の1つを叶えたという点で言えば,修士の間取り組んでいたホログラフィックニアアイディスプレイに関する研究です.これは,研究室に入るきっかけにもなったホログラム技術を自分で身につけて,実装まで行ったので,その意味では夢を叶えたと言っても過言ではありません.

 

ただ,ある意味一番記憶に残っているのは,『Solar Projector』という太陽光を使ったプロジェクターの研究です.学会の〆切数日前に,どうしてもリザルトを撮影しなければならなかったのですが,つくば周辺は曇っていて太陽光が得られない状況でした.そこで,プロジェクターのセットアップを全て車に詰め込み,ラボのメンバー数人で静岡県まで太陽光を求めて実験をしに行ったのは今でも忘れられない思い出です(無事に実験をすることができ,学会にも採択されました).

 

 

ーー研究資金がもっと潤沢になれば実現したいことはなんですか.

 

ペイロードの大きいロボットアームやドローンを使った撮影に関する研究を行いたいです.

 

研究のプロトタイプ試作としては,ペイロードの小さいものを使った原理検証から行いますが,より実際の撮影現場に近い状況を再現しながら研究が行えると,より面白い研究成果が出せるのではないかと考えています.特に,等身大の対象物の撮影において,大型の照明をロボットアームに取り付けながら撮影するなどできた暁には,研究成果のみならず,リザルトとしての映像もとても興味深いものが出来上がるのではないか,と期待しています.

 

 

ーーこれからデジタルネイチャー開発研究センターを通じてどんなことを実現していきたいですか.

 

既に述べてきたように,博士課程における研究テーマとしては『実写撮影におけるライティングデザイン』をメインとして取り組む予定でして,その先には照明デザイン全般に話を広げられるような研究の展開を目論んでいます.そしてこれらの研究の根本にあるのは,「人間はどういった光/照明のデザインを美しい/好ましいと感じるのか」という興味であり,自身の研究を通じて人間の生活空間・クリエイティビティにおける光/照明のデザインの可能性を引き上げたいと考えています.

 

 

ーー最後に今回のクラウドファンディングの実施についての想いを教えてください.

 

研究というのは一見するとアカデミックに閉じたものに思われがちですが,特に我々が取り組んでいるような応用領域における研究は社会との接点なくして成り立つものではありません.今回のクラウドファンディングによって実現した研究成果を社会に還元していく上でも,こうした取り組みを通じた社会との接続は重要な役割を果たすと信じています.ワークショップやセンターのツアーなどでの交流も楽しみにしております.ぜひよろしくお願い致します.

 

ギフト

10,000


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スタンダードコース

●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1

※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。

申込数
175
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

30,000


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クラウドファンディング限定 ワークショップ

●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
●クラウドファンディングでご支援いただいた方限定のワークショップ(親子でのご参加も大歓迎です) ※2

※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※2 2022年3〜4月に実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更・オンライン実施となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。

申込数
42
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

10,000


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スタンダードコース

●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1

※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。

申込数
175
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

30,000


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クラウドファンディング限定 ワークショップ

●サンクスメール
●寄付金受領証明書
●支援者限定ステッカー
●センターウェブサイトにお名前掲載(希望制)
●落合陽一によるセンター案内ツアー(オンライン)※1
●クラウドファンディングでご支援いただいた方限定のワークショップ(親子でのご参加も大歓迎です) ※2

※1 ライブ配信・1週間アーカイブ有。2022年3月までに実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更となる場合があります。
※2 2022年3〜4月に実施予定、詳細は実施1ヶ月前までにご案内します。感染状況によって日程変更・オンライン実施となる場合があります。
※寄付金受領証明書に記載する寄付金受領日は、READYFORから本学に入金のある2021年12月10日となります。2022年1月末日までにお手元にお届けします。

申込数
42
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月
1 ~ 1/ 10

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