プロジェクト概要

岩手県越喜来にある不思議な建物「潮目」の魅力を写真集で伝えたい!

 

チームオキライで活動しております、写真家の中村紋子です。チームオキライは岩手県大船渡市の沿岸部にある越喜来という町を応援する同志のあつまりで、越喜来の魅力を伝えるためのお手伝いをしています。今回はその越喜来にある不思議な建物「潮目」の写真集を出版しようとしています。震災資料館でもあり楽しい遊び場でもある潮目の魅力を多くの人々に伝えたいです!

 

しかし、写真集出版のための費用がまだ足りません。皆様のご支援をいただけませんか。

 

(越喜来にある建設当初の「潮目」2012年7月頃)

 

不思議な建物「潮目」について

 

「潮目」とは、地元に住む片山和一良さんが旧越喜来小学校のかたわらにつくった津波資料館のことで、元々は2011年の5月に子供たちの絵の展示をすることから始まった場所でしたが、やがて公園、ゲートボール場になり、2012年7月に現在のかたちである「潮目」となりました。

 


「潮目」は津波の被害を受けた越喜来の建物たちの部品を集めてつくられており、中では震災時の越喜来の写真や以前の街のようすなどが展示されています。片山さんは多くの人が集う場所になるように、これらを少しずつつくりあげてきました。その成り立ちと経過を、片山さんの文と、地元の方、私、そして外から訪れた人々の写真で紹介したいと思っています。

 

(2013年お正月 潮目の内部でお茶をする片山夫妻)

 

昨年12月には、チームオキライと地元の人たちとの合同で原宿のギャラリー・ブロックハウスで「越喜来展」を開催し、越喜来の人たちがつくったしめ縄を販売したり、しめ縄づくりのワークショップを開催したのですが、その中で「潮目」の写真の展示も行ないました。今回、その展示の際に使用した「潮目」の写真と、「潮目」の製作者である片山和一良さんの文とで、1冊の本を出版したいと考えています。

 

ただ、出版のための費用がまだ足りませんので、皆様のご協力いただけたらと思っております。

 

(ブロックハウスでの写真展の様子 2013年12月)

 

「潮目」はユニークな建物でもあり、震災の記録でもあります。


片山さんの活動はこれまでにも地元の新聞などで取り上げられてきましたが、建物自体のユニークさ、おもしろさについては、まだあまり語られていないように感じています。いろいろなものを寄せ集めてつくった建物を「ブリコラージュ」の建築といいますが、今も遊具などの増築が進んでいる「潮目」は私にとって、とても希望的なブリコラージュの創作物に見え、その経過が楽しみで仕方がありません。


もちろん、「潮目」はただユニークなだけな建物ではありません。津波が町を襲った際、奇跡的に71名の児童全員が無事に避難するのに役立った旧越喜来小の非常用通路が今は「潮目」に移設され、滑り台の一部になっているなど、震災の記録としての意味も強く持っています。

 

市議の「遺言」、非常通路が児童救う 津波被害の小学校|asahi.com


しかし、津波の悲しみを記録する、そのかたちとして、不思議な明るさを持っているのが「潮目」の特徴です。この「潮目」の建物としてのユニークさを伝えることは、越喜来という土地へ興味を持ってもらうときのポイントになるんじゃないかなと思ってます。そしてこの先、時間が経ったときに、越喜来でなにがあったかを知ってもらうきっかけになりうるものだとも思っています。

 

(旧越喜来小学校の避難通路の移設後、幸せの黄色いハンカチと新しい遊具をつけたお正月の「潮目」2014年1月)

 

本当の芸術とはなんだろうか?

創造物としての「潮目」の価値を伝えたい!


おそらく片山さん自身には作品をつくっているのだという意識はまったくなく、ただひたすら越喜来の未来のことを考え、なにより自分も楽しみ、周りも楽しませようと「潮目」をつくっていると思われますが、私は一人の作家として、創造物としての「潮目」がとてもすきです。

 

「潮目」を前にすると、

「もし自分が同じ状況にあったとして、震災の年の5月から子供の絵の掲示板をつくり、公園をつくり、ついには建物まで建てるほどのものづくりができるだろうか?」

「あんなにおもしろくてたのしい建築をつくれるだろうか?」

「“ものをつくる”ってこういうことじゃないだろうか?」

「これはものすごい“美術”としての価値も内包する大事なものなのではないだろか?」
など、自分の中でさまざまな問いが浮かんできますが、今は私が感じている「潮目」の価値を、ちゃんと伝えるべき時期だと思うのです。

 

(「潮目」製作者の片山和一良さん)

 

(潮目をつくるまでの経緯を語る片山氏のインタビュー)


写真集の作成を通して、多くの人々に越喜来を知ってもらいたい!


出版ではなく、直接の投資を、という考えもあると思います。あえて本をつくるのは、「潮目」と越喜来という土地のことを知ってもらったり、伝えていったりするときの一助になるんじゃないかと考えているのと、形としての「記録」をきちんと残すことが、この先伝え続けていくために大事だと思っているからです。普段、写真と絵で活動している自分にとって、出版というかたちで伝えていくことが一番現実味があり、また、意義をもってやれることだと考えています。

 

今回の写真集は、昨年12月の越喜来展のために編集した写真約300枚からさらに100枚程度に絞り込んだ写真を収録する予定です。そのなかで、2011年5月、最初こどもたちの絵の展示をした掲示板の時から、2014年春までの変化を見せていきたいと思います。また、片山さん本人に「潮目ができるまで」と現在の状況を文章にしてもらおうと思います。

そして、今の越喜来の見所を紹介する地図や、越喜来で活動をしている人たちを紹介するページをつくり、越喜来に来てもらうきかっけになるような本にします。

 

(チームオキライのメンバー)

 

この本を通じて「潮目」の建築そのものに興味を抱いてくれたり、越喜来という町のことを知ってくれた人が、背景にはどういうことがあって、なぜこの建物ができているのか、今はどのような状況なのか、ということを考えはじめ、越喜来に足を運ぶようになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

 

本は8月末に、1500部から2000部程度をポット出版から出版し、一般書店・ネット書店でも流通する予定です。その際の印税はすべて片山さんにお渡しし、越喜来のために使っていただけるようにします。

また私自身作家として今夏にBEAMSが運営するBギャラリーでの個展が決まっているのですが、「潮目」の本を出版することができたなら、会期の半分を使って「潮目」の展示ができることになっています。ぜひ本を出版し、展示を行って、より多くの人に「潮目」のことや、今の越喜来のことを伝えていきたいと思っています。

 

(越喜来には、震災後に出来た新しい見所も。「潮目」の隣の土地ではNPO法人リグリーンがかわいい羊を放牧しています)

 

引換券について

 

・「潮目」の掲示板にお名前を掲載
今回のプロジェクトを片山さんにお話ししたところ、支援をしてくださった方全員のお名前を「潮目」の掲示板に掲載したいと言っていただきました。
「潮目」を伝え、残していくために、ご協力をいたただけたらうれしいです。

 

・オリジナルポストカード

本に収録する写真を使ってオリジナルのポストカードをつくり、中村紋子からのお礼のメッセージをお送りします。

 

・「潮目」缶バッヂ

「潮目」の製作者・片山さんが作る特製缶バッヂをお送りします。

 

・写真集

完成した本をお送りします。

 

・わかめ

チームオキライのメンバーで三陸出身の大磯渚ちゃんの実家・小磯水産が生産する三陸わかめ「ナライの風の便り」をお送りします。

  

 

・おつまみセットとご飯セット

越喜来の漁師のお母さんたちが結成した「漁師のおつまみ研究所」がつくる、越喜来の旬の食材を使ったオリジナルのお試しおつまみ詰め合わせセット・お試しご飯詰め合わせセットです。おつまみセットは2200円相当、ご飯詰め合わせセットは5300円相当のものをクール宅急便でお送りします。(*漁獲量によって、おつまみの商品内容が変更することがあります。ご了承ください。)

 

(おつまみ研究所“ひいかと大根の煮物”)

 

・お試しおつまみセット

カナガシラのクルクル巻き揚げ/ひいかの串煮/イカ寄せフライ/酢鮭/さんまの蒲焼/サクラマスのハンバーグ/イワシの梅肉揚げ/たらこと人参の小松菜炒め/ひいかと大根の煮物/キミちゃん味噌の鱈/キミちゃん味噌の鱈炒り(それぞれ少しずつ)

 

・お試しご飯セット

さんまのつみれ汁(一人前)/どんこのマリネ(一人前)/イカ寄せフライ(一人前)/トシルの甘露煮(二人前)/さんまのハンバーグ(二人前)/桜粒の炊き込みご飯(二人前)

 

(漁師のおつまみ研究所のみなさん)

 

・奥付に名前

写真集の奥付部分にお名前を掲載します。

 

・額装写真

写真集に使用した写真を額装してお送りします(ラムダプリント/8×10inch/エディション各1枚ずつ/中村紋子撮影写真よりお選びいただきます/サイン入り)

 


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