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ストリートチルドレン30人に食事を届ける「給食プロジェクト」

ストリートチルドレン30人に食事を届ける「給食プロジェクト」
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支援総額

253,000

目標金額 593,000円

支援者
27人
募集終了日
2015年6月27日

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プロジェクト本文

フィリピンのストリートチルドレンのお腹を満たし、彼らが学校に行ける環境を整えたい!

 

こんにちは!現在フィリピン大学に留学し、現地の学生に混じり正規の学生として地域開発学を専攻している林大貴と申します。さて、私の在学している国立フィリピン大学では、キャンパス内にもかかわらずストリートチルドレンの姿が見受けられます。彼らは拾ったペットボトルや鉄くずをリサイクル業者に売ったり、学生に物乞いをして、食べ残りの焼き鳥やスナック菓子等を食べ、飢えを凌いでいるという現状があります。

 

しかし、そんな子どもたちにも夢があります。その夢の実現のためには、学校へ行って教育を受ける必要があります。ですが、その日を生きるための食糧すらままならない状況下では、学校へ行くこともできません。

 

彼らに食事を提供することによって、生活を豊かにし、学校へ行ける環境を整えたい。そうすることによって、彼らの夢を応援したいです。どうか皆様お力添えいただけないでしょうか?

 

 

 

■僕とストリートチルドレンの出会い

 

裸足の子どもたちがボロボロの服を着て、肌に多くの傷をつくりながらも一日中照り付ける太陽の下働き続ける。そんな光景はフィリピン大学の他の学生にとっては当たり前のもので、誰も気にすることはないのですが、日本人の私にとって、その光景は見るに堪えないものでした。

 

私のところにも、ストリートチルドレンがお金を乞いにやってきました。私はお金をあげる代わりに、彼らに言葉をかけました。「兄弟はいるの?」「学校には行っているの?」。大人から話しかけられることに慣れていなかった子どもたちは最初は戸惑っていましたが、対話を重ねるうちに彼らも私に心を開くようになりました。

 

ある夏の暑い日、私を見つけた子どもたちは、私の名前を叫びながら走り寄ってきました。そして「暑いから、水浴びをしよう」と言いました。授業が終わりその後予定もなかった私は彼らに賛成し、ついていくことにしました。

 

大学から20分ほど歩いたところに川がありました。そこでは地域の女性たちが洗濯物を洗い、子どもや青年は体を洗っていました。これは、地方ではなくマニラ首都圏での光景です。

 

 

この川のすぐそばに、子どもたちが住む地域がありました。ストリートチルドレンといっても、路上で生活している子どもだけをそう呼ぶのではありません。私の知るストリートチルドレンの多くには住む家があります。しかし、一日の大半を路上で働いて過ごすため、ストリートチルドレンと呼ばれているのです。地方での貧困に耐え切れず出稼ぎに都市部へと移動してきた人たちがこの場所に住みつき、スラム街を形成しているのです。

 

 

キャンパス内で物乞いをする子どもたちはどのような家に住んでいるのか、彼らの親は一体子どもたちを学校に行かせずに働かせておいて、何をしているのか。そういった疑問を解消するために、実際に彼らの家を訪れました。

 

彼らの家を訪れて知ったことが、まず半数ほどの子どもたちは親と共に生活をしていないという状況です。もう半数の子どもたちは親と共に生活をしています。それにも拘わらず、親が重い病気もしくは怪我をかかえているため働ける状況にない。またそれを助けてくれる親族もいないため、子どもを働かせるしかないのだという状況があることが分かりました。

 

このスラム地域では貧困が蔓延しています。その中でも、学校に行かずに路上に出てゴミ拾いや物乞いで生き延びている子どもというのは、「The poorest of the poor」と呼ばれています。貧困層の中でも最も深刻な貧困に苦しんでいるのは、こういった、社会的経済的に最も弱い立場にいる、路上で働く子どもたちなのです。

 

(兄弟8人が住む家。雨が降るたびに浸水します)

 

 

■ストリートチルドレンにも夢があります。

 

私は子どもたちに彼らの夢について聞きました。驚くことにすべての子どもたちは将来の夢、ビジョンを持っているのです。

 

1人の女の子はこう私に語りました。

「将来は先生になりたい」

「どうして先生になりたいの」

「私は先生になって、学校に行く余裕のない子どもにも勉強を教えてあげたいんだ」

そして、子どもたちは彼らの夢を叶えるためには学校へ行く必要があるということを知っています。そして、彼らは学校で勉強することを望んでいます。

 

そんな彼らが学校で勉強することを可能にするために、私は何ができるのだろうか。まず、子どもたちが学校へ行けない理由について考えました。フィリピンの公立の学校は授業料が無料です。それでも子どもが学校へ行かない理由というのは、学校へ行っても食べ物を得ることができないからです。学校では、給食が提供されることがありません。まず、生き延びるためには外で1日中働くか物乞いをするしかないため、学校へ行く時間がありません。

 

私たちが思いついた解決策というのはとても単純なことで、それは、彼らのお腹を満たすということです。彼らは何か食べるものさえ確保することができれば、学校へ行くことができます。子どもたちの親もこの意見に同意しました。

 

 

■子どもたちに食事を届ける「給食プロジェクト」

 

そこで、私たちが考えたのは地域密着型の給食プロジェクトです。子どもたちが住むスラム地域にある大衆食堂に、前もって集めたお金を払います。そして、本プロジェクト受益者であるリストアップされた30人のストリートチルドレンたちが、その食堂で1日に2食、栄養価の高い食事を提供されるというものです。

 

(地域の食堂の様子です)

 

子どもたちの通う学校とも提供し、彼らの出席率を常に確認できるようにします。そして、本プロジェクトにより子どもたちが新学期から入学または再入学し、高い出席率を達成することを可能にします。地域の大衆食堂を利用することは、地域の経済サイクルを活性化することにもつながります。

 

対象となる6〜16歳の30人の子どもは、フィリピン大学キャンパス内にて毎日働き、学校へ通学していません。そして親がいないもしくは働ける状況にないため、援助を本当に必要としているストリートチルドレンです。

 

 

■彼らが学校へ行って夢を実現できる環境を整えたい

 

この給食プロジェクト3か月分と、新学期準備用品の提供に必要となる資金を試算させて頂きました。1日2食、30人の子どもに3ヶ月に渡って食事を提供するのにかかる費用、新学期準備用品(文房具、鞄等)購入資金が必要となります。

 

皆さまからの寄付は、直接子どもたちのお腹へと届きます。彼らのお腹が満たされれば、学校へ行くことができるようになり、危険な環境下での児童労働を強いられることもなくなります。

 

子どもたちには夢があります。そして、子どもたちにはその夢を追う権利があります。貧困は、その子どもたちから夢を奪います。子どもたちの将来を決めるのはもちろん私ではなく、彼ら自身です。私は、その彼らが夢を追うことのできる環境を実現するために、彼らに協力しているだけです。日本にいる皆さまのお力添えをいただければ、彼らが夢を追える環境を実現することができます。どうか、ご協力お願いいたします。

 

 

 

■引換券について

 

・お礼のビデオレター
・活動報告書を毎月メールにて送らせていただきます
・お礼の絵葉書
・スカイプを通じて子どもと対話をする権利
・フィリピンの伝統的民族布とリサイクルされたプラスチックで作られたポーチ
・フィリピンの伝統的民族布とリサイクルされたプラスチックが融合された鞄

 

・スタディツアー参加権
現地に訪れて頂き、実際に子ども達と触れ合って頂きます。また、フィリピンの貧困問題についてワークショップ形式で考えます。この引換券1枚につき5名様までの受け入れをさせていただきます。

(交通費、宿泊費、食費などは支援者様のご負担となります)

 

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プロフィール

元いじめられっこ。フィリピンで飢えに苦しみながらも懸命に生きる少年の姿に、生きる希望を与えられる。現在、フィリピン国立大学、地域開発学専攻。

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リターン

3,000


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・お礼のビデオレター
・活動報告書を毎月メールにて送らせていただきます
・お礼の絵葉書

申込数
21
在庫数
制限なし

10,000


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3,000円の引換券に加えて
・スカイプを通じて子どもと対話をする権利
・フィリピンの伝統的民族布とリサイクルされたプラスチックで作られたポーチ

申込数
6
在庫数
制限なし

3,000


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・お礼のビデオレター
・活動報告書を毎月メールにて送らせていただきます
・お礼の絵葉書

申込数
21
在庫数
制限なし

10,000


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3,000円の引換券に加えて
・スカイプを通じて子どもと対話をする権利
・フィリピンの伝統的民族布とリサイクルされたプラスチックで作られたポーチ

申込数
6
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 4

プロフィール

元いじめられっこ。フィリピンで飢えに苦しみながらも懸命に生きる少年の姿に、生きる希望を与えられる。現在、フィリピン国立大学、地域開発学専攻。

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