人とクマとの共存のために働く犬「ベアドッグ」を未来へ繋げたい!

人とクマとの共存のために働く犬「ベアドッグ」を未来へ繋げたい!

支援総額

8,341,300

目標金額 3,000,000円

支援者
780人
募集終了日
2024年1月31日

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プロジェクト本文

English Description

 

 

第二目標の達成の御礼と今後について

 

12月11日にスタートした「ベアドッグ未来プロジェクト」のクラウドファンディング。
皆さまからの温かいご支援のおかげで12月24日に第一目標の300万円を達成でき、終了5日を残して第二目標としていた大きな目標(600万円)も達成することができました。

 

クラウドファンディング開始当初は、これほどまでご支援の輪が広まり、たくさんの皆さまからの応援メッセージをいただけるとは思っておりませんでした。自然環境や社会構造が大きく変化しているこの時代、人とクマ双方を守るこの活動は一筋縄には行かず、苦しい局面も多々あります。しかしながら、この度、皆さまからいただいたご支援はもちろん、温かい応援メッセージにより、スタッフ一同、活動への自信と頑張る力をいただきました。

 

改めまして、心より感謝申し上げます。

 

皆さまからのご支援で、過去2度にわたり水害により被災したベアドッグ繁殖・育成小屋をこれまで以上の施設へと修繕しつつ、1度目は失敗に終わったレラの繁殖に再度挑戦させることができます。また、レラをしっかりサポートしながら何とか繁殖を成功に導き、跡を継ぐ次世代ベアドッグやハンドラーの育成を進め、体制の安定化を図ってまいります。

 

その上で人とクマとの親善大使としてベアドッグたちが活躍できる場面を少しずつでも増やせるように力を尽くすと共に、ご期待以上の施設、活動をもって御礼に代えさせて頂ければと思います。

 

【今後について】
このクラウドファンディングは、最終日である1月31日(水)23:00最後の瞬間まで、引き続きご支援の募集を継続いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

第二目標として掲げていた600万円を超えていただいたご支援は、現在、クマ保護管理の最前線で頑張っている4頭、そしてこれから加わる予定の次世代ベアドッグたちのこれらからの育成管理に関わる資金(医療費、訓練用トリート、ドッグフード等)へ充てさせていただきます。

 

改めまして、ここまで本当にありがとうございました。
最後の瞬間まで頑張りますので、何卒お力添えを賜りましたら幸いです。

 

追記:2023年1月26日

NPO法人ピッキオ

 

 

はじめに
- 本プロジェクトの趣旨 -

 

この度は、特定非営利活動法人ピッキオが挑戦するプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

私たちはこれまで長野県軽井沢町にて、同町からの委託を受けて、野生のクマの保護管理や地元住民をはじめとした皆様に向けた環境教育をおこなってきました。

 

クマ類は繁殖能力が低く、世界に現存する3属8種のクマのうち、すでにヒグマとアメリカクロクマの2種を除いた6種において絶滅が懸念されています。しかしながら、クマ類は生息地の消失が進む一方で、人身事故や農林業被害など、人に対して大きな負の影響を与えるため、駆除や乱獲も進みがちであるのが実態です。

 

そのため、今後は非致死的な手段も含めた総合的な施策、及びそれを実行する体制の構築が喫緊の課題となっています。

 

サクラの果実を食べるツキノワグマ(20190706撮影)。

 

私たちはこのような背景を受け止め、ずっと「人とクマが共存できる社会」の実現を目指して活動してきました。その中で尽力してきた取り組みの一つが「ベアドッグ」活動です。

 

ベアドッグとは、 クマの匂いを察知する特別な訓練を受けた犬で、大きな声で吠え立てることで人里近くにいるクマを森の奥に追い払います。クマは学習能力が高いため、これをハンドラー(飼育兼指導手)と繰り返すうちに「人は怖い存在だ、ここはいてはいけない場所だ」と理解するようになるので、クマを捕殺することなく被害を防ぐことができるのです。

 

ベアドッグとして活躍する「タマ」。

 

もちろん、ベアドッグさえいればクマの出没がおさまるということはありません。

ですが、ベアドッグたちの活躍は、「捕殺」という選択肢以外にも人身事故等の被害を未然に防ぐための手立てがあるということを示してくれると信じています。

 

だからこそ、もっと多くの方にこの「ベアドッグ」という存在を知っていただき、この活動を未来に繋げていくことで「人とクマとが共存できる社会」の実現をご賛同いただける皆様と目指していきたい。そう思い、この度クラウドファンディングに挑戦し、次世代ベアドッグの繁殖・育成、及びハンドラーの育成をはじめとした活動資金の一部を募らせていただくことを決意しました。

 

将来的には、他の地域にもベアドッグたちが活躍できるように、活動を展開させていきたいと考えています。

どうか皆様からの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

 

ハンドラー田中とベアドッグ「レラ」。

 

 

私たちについて:

- 特定非営利活動法人 ピッキオ とは -

 

"Wild bears for the future."  私たち特定非営利活動法人ピッキオの標語です。

 

この言葉は、「人由来のゴミ等に依存せず、人との間に適度な緊張感を持って生きるクマを未来に残そう」ということを意味しています。

 

私たちの活動拠点である長野県軽井沢町は、年間800万人もの人々が訪れる日本を代表する国際保健休養地です。その大半が国指定鳥獣保護区の広大で豊かな森林に包まれているために、人の生活域とクマの生息域が完全に重複しており、他の地域以上にクマとのすみ分けが困難な場所といわれています。

 

町東部の高台から臨む離山(手前)と浅間山(奥)。
写真の中の林内にも何千軒という別荘や商店街なども存在する。

 

だからこそ私たちは、クマをむやみに捕殺することなく、人も安全に暮らせるようにするために、地元に根ざしながら、将来は野生動物そのものの存在を地域の財産にしたいと考え活動してきました。

 

その結果、現在は別荘地も含めた人間活動エリアでの人身事故を防ぎ、クマの捕殺を限りなく抑えることに成功しています。

 

私たちの主な活動

 

ツキノワグマの保護管理

 

人の安全を守ること」と「野生のツキノワグマを絶滅させないこと」。

この両立を目指して、長野県軽井沢町で1998~2000年にかけて独自にツキノワグマ(以下、クマ)の調査を行い、この成果が元となって、2000年に町からクマ対策事業を委託されました。

 

その後、クマに荒らされないゴミ箱の開発やベアドッグ(クマ対策特殊犬)の導入を進め、住宅地やゴミ集積所での目撃や被害をなくすことに成功し、クマとのすみ分けによる共存の形を築き上げてきました。長野県からは「クマ対策員」に任命され、クマが出没した理由の究明や捕獲されたクマの解放等に携わっています。

 

ゴミ箱にはクマが開けないよう、取手に工夫を。
捕獲したクマに、個体管理のため電波発信器を装着。
発信器をつけたクマを効率的、効果的にベアドッグと共に追い払います。
これにより、市街地でのクマの出没数を減らすことができます。

 

環境教育

 

地元小学生に対する自然や野生動物との付き合い方についても積極的にレクチャーを行っています。

近年では、クマ保護管理活動の運営資金を確保するために、クマの冬眠期(クマ対策のオフシーズン)を使って、ベアドッグと森を歩くツアーや、同町のクマ対策の歩みを辿るスタディーツアーなども実施しています。

 

地元小学校でのレクチャーの様子。
スタディーツアーにて、ドラム缶檻を見学する様子

 

 

なぜ、クマ類との共存を模索するのか:

- 人とクマを取り巻く現状の課題 -

 

クマ類との共存を模索し実現することは、人類が地球上で生き続けていくための方法を見出すことにもつながるはずです。

 

なぜなら、空気や水、それによる産物など、自然は人類にさまざまな恵みや癒しを与えてくれる傍ら、時には自然災害などの脅威になることを考えれば、森を豊かにしてくれる一方で脅威としても認識されるクマは「自然」そのものと言えるからです。

 

よって、クマ(≒自然の脅威)と真っ向から争うのではなく、彼らとうまく付き合う方法を見つけ出していくことは、人類生存の一つのテーマと言えるのではないかと感じています。

 

 

しかしながら、クマ類は生息地の消失が進む一方で、人身事故や農林業被害など、人に対して大きな負の影響を与えるため、駆除や乱獲も進みがちです。

 

世界に3属8種(ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、アメリカクロクマ、アンデスグマ、ナマケグマ、マレーグマ、ジャイアントパンダ)が現存するうち、すでにヒグマとアメリカクロクマの2種を除いた6種において絶滅が懸念されており、国内でもすでに九州地方のツキノワグマは1950年代に絶滅しています。

 

その他の我が国のクマ類も例に漏れず、戦後の復興期に進められた奥山での天然林伐採や、その跡地に針葉樹を植樹する拡大造林政策によって多くの生息地を失っています。

 

彼らは、徐々に中山間地へとその生息地を拡大させていきました。それにより近年では人とクマとの距離が急激に近くなり、中山間地のみならず、市街地に出没する頻度も高まり、人身事故が多発するなど、人間の生活領域にも大きな影響を及ぼし始めています。

 

特に今年度は、環境省が人身事故の統計を取り始めた2006年以降で最悪の事故件数となっており、早急な人とクマとの適切な関係構築が必要となっています。

 

リアルなクマの情報を出すための看板設置。
情報の形骸化と住民の無関心を防ぎます。

 

クマ類は繁殖力が低い動物であるため、本来はできる限り捕殺に頼らず、適切に保護管理する必要があります。しかし実際には、緊急的に出没個体を駆除するのみの対応に留まるケースが多いことが現状です。このような対処療法的な取り組みだけでは「人身事故防止・クマの保全」の両観点からもリスクが高すぎます。

 

よって、今後は非致死的な手段も含めた総合的な施策、及びそれを実行する体制の構築が喫緊の課題です。

 

 

課題の解決を目指して:

- クマとの共存のため働く犬「ベアドッグ」 -

 

このような状況の中、私たちは1998年以降、同町でクマとの共存を目指してさまざまな取り組みを行なってきました。その中で尽力してきた取り組みの一つが「ベアドッグ」活動です。

 

ベアドッグたちはクマ出没の最前線での現地パトロールや出没個体の追い払いだけに留まらず、通報者(被害者や目撃者など)に対する心のケア、学校教育等での普及啓発など、人とクマとの親善大使とてしての役割を担い続けています。

 

「ベアドッグ」とは?

 

ベアドッグは、 クマの匂いを察知する特別な訓練を受けた犬です。

大きな声で吠え立て、クマを森の奥に追い払うことができます。

 

ピッキオは2004年に、アメリカのベアドッグ育成機関 Wind River Bear Institute (WRBI)より、日本で初めてとなるベアドッグを導入し、軽井沢町内の市街地においてクマの目撃を減らしてきました※。クマを傷つけることなく、人の居住エリアから遠ざけることができるベアドッグは、人とクマとの共存をめざす軽井沢町とピッキオにおいて、非常に重要な役割を担っています。

※「日本で初めてとなるベアドッグを導入」表記について…2020年7月11日掲載の毎日新聞などの新聞記事やさまざまなメディアにて、広く使用されています。

 

現在は2代目となる「タマ」「ナヌック」の2頭に、3代目の「レラ」「エルフ」の2頭を加えた合計4頭のベアドッグが活躍しています。「レラ」「エルフ」は、タマがベアドッグとして日本国内初の繁殖に成功※し、生まれた6頭の子犬の中から、厳正な適性テストに合格して選ばれたベアドッグです。

※「日本国内初」表記について…2018年5月16日掲載の日本経済新聞記事や2018年11月6日掲載の産経ニュース、2021年10月17日放映のTV番組「グッと!地球便」などにおいて多くのメディアにて広く使用されています。

 

左から、母タマ、タマの子レラ、タマの子エルフ

 


 

ベアドッグたちの主なお仕事

 

 

学習放獣、追い払い

 

最も重要な仕事です。捕獲されたクマに発信器を装着し、森に帰すときにベアドッグは激しく吠えて、ハンドラーも大きな声で叫びます。同時に鈴の音も聞かせます。これにより、クマに人の怖さを教えます(学習放獣)。

 

また、そのような一度捕獲されたクマが人里近くに来た場合は、ベアドッグとハンドラーが接近し、再び激しい吠え声と叫び声で出没現場から森の奥へと追い払います。クマは学習能力が高いため、これらを繰り返すうちに「人は怖い存在だ。ここはいてはいけない場所だ」と理解するようになるので、被害を防ぐことができます。追い払いは、主に人の活動が始まる前の未明から早朝(2~6時頃)に行います。

 

捕獲したクマにベアドッグの力を借りながら人の怖さを学ばせる「学習放獣」を実施。

 

追い払い途中、ベアドッグにより木に追い上げられたクマ。

このような状態に追い詰められるとクマは場所の怖さや人の怖さをより強く学ぶ。

木から離れるとクマは木から降りてきて一目散に森の奥に退散する。

 

移動経路の特定

 

出没現場に駆けつけた時には、既にクマが立ち去っている場合があります。そのような時も、匂いを元に付近の安全を確認し、侵入経路を特定できます。今後の予防方法の提案につながります。

 

 

スタッフの安全確保

 

発信器をつけていないクマが潜んでいる場合も、匂いでその存在を知らせてくれます。夜間を含めスタッフは安全に活動できます。

 

 

これらの取り組みを進めてから、同町では、別荘地も含めた人間活動エリアでの人身事故は2011年以降発生しておりません。また2001年以降、過去23年間での年間のクマの平均駆除頭数は1.8頭です。長野県でクマによる人身事故が32件発生し、656頭のクマが捕殺された2014年にも、同町では人身事故を0件、駆除されたクマを1頭に抑えることができました

※軽井沢町調べ(2022年)(調査方法・内容:2001年以降の町内全域を対象としたクマに関する通報情報、及び捕獲統計より算出。)

 

このような地域に根差したクマ保護管理の総合的な取り組みと成果は、国内外で高い評価を受け、過去には軽井沢町での「国際クマ会議」のアジア初開催をはじめとしてさまざまな賞を受賞することができました。現在では世界各国から数多くの学生インターンが私たちの活動に参加しています。

 

毎年国内外から20~30名の学生インターンらが、
私達のクマ保護管理活動に参加している。

 

それだけではありません。クマによる被害を軽減させるために、日々ひたむきに取り組むベアドッグたちの姿は、クマが出没している地域の人々を安心させるだけではなく、勇気づけ、そして「犬もがんばっているんだから、自分もできることはやろう」と、地域の方々が自分ごととして思いを改めるきっかけにもなっています。

 

地域の皆様からいただいた声

 

ベアドッグさえいれば、クマの出没が収まるわけではありません。

 

それぞれの地域でクマが出没している原因を見極め、私たち人間もその原因を少しずつでも減らす努力が必要です。

 

ですが、人間にはできないけれど、ベアドッグたちに担える役割もたくさんあります。

その役割を次世代に、ゆくゆくは他の地域にも拡大していければと考えています。

 

しかしながら、ベアドッグ活動を維持・拡大していくためには、ベアドッグの日々の飼育はもちろんのこと、次世代のベアドッグを残すための繁殖や生まれた子犬の適性試験、またベアドッグを飼育訓練して現場で扱うハンドラーの育成も必要となるため、継続的な育成資金の確保が大きな課題となっています。

 

そこでこの度、クラウドファンディングを通して、私たちの活動を未来に繋ぐための資金調達にチャレンジすることを決めました。

 

 

ご支援で実現できること:

- ベアドッグを活用したクマの保護管理を未来へ -

 

本プロジェクトでは、ベアドッグやハンドラーの育成を進めながら、ベアドッグ体制を安定させて、軽井沢町における世界に誇れる「ベアドッグを活用したクマ保護管理」を継承しつつ、他地域にも少しずつ展開していくことを目指していきます。

 

すでに2世代目のメスのベアドッグ「タマ(当時4歳)」が国内で初繁殖を行った際(2018年1~3月)には、このクラウドファンディングで131名の皆様から、総額1,458,000円のご支援をいただき、3世代目の2頭のベアドッグ、1名のハンドラーを育成することができました。改めまして、この場をお借りしまして感謝申し上げます。

 

▲挑戦の詳細はこちらをご覧ください。

 

今後は、現役ベアドッグたちの健全な飼育管理や、次世代ベアドッグの繁殖・育成、及びハンドラーの育成を進めながら、軽井沢のベアドッグ体制を維持しつつ、徐々に活動の範囲や幅を広げていきたいと思っております。

 

いただいたご支援の使いみち

 

  • 5年前に建設した繁殖小屋、育成ドッグランの修繕 

前回の繁殖時(2018年1月)に建築したベアドッグの繁殖・育成のための小屋、及びドッグランが過去2度の災害級の大雨による浸水、湿気等による劣化、また経年劣化で補修が必要な箇所が多数ございます。その都度、清掃や自前で修繕を行いながら、これまで何とか施設を維持管理してまいりましたが、ぜひとも次回の繁殖及び出産のタイミングまでに間に合うよう、2024年4月末までを目処に、これからも長く使えるようにしっかりと改修したいと思っています。

 

豪雨災害に見舞われ、床上70cmまで浸水(2019年10月12日)
2021年にも再び豪雨に見舞われ、木造の小屋は劣化が激しくなっていった。
小屋の周辺も大径木が多数倒れ、小屋に行く道も塞がれた(2019年10月12日)
2度の豪雨災害後、小屋内部にはびこる腐朽菌(ナミダタケ)
小屋内部は湿度も高くなり、除湿機を回しても半日も立たないうちに満水になる。
その後、小屋の木壁の腐朽が進み、一部土砂も流入。
前回の繁殖時に子犬たちに齧られた繁殖小屋の木製扉
傾き始めた利用頻度の高いドッグランの出入口

 

  • 繁殖に再チャレンジするための資金

2023年8月20日に実施した冷凍精液による人工繁殖は残念ながら失敗に終わりました。しかしながら、次回は米国のベアドッグ育成機関のスタッフ及びオス犬に来日してもらい、自然繁殖を行う予定です。弊団体のメス犬の発情サイクルや排卵日が非常に不安定なため、通常よりも滞在日数が増える可能性があります。そのために約3週間分の米国スタッフや繁殖犬への報酬、及び旅費等が必要となります。

 

レラの人工交配手術の日(8月20日)
レラの妊娠判定の日(9月21日)

レラの繁殖奮闘記はこちらの記事もぜひお読みください!

  • 子犬の適性テストにかかる資金

生後2ヶ月のときに行われるベアドッグになれるかどうかを見極めるための適性テストは、米国のベアドッグ育成機関のスタッフと合同で行われます。子犬の適性を判定するために1頭あたり3~4日間が必要で、これまでの平均出生頭数(約6頭/腹)から考えると、約3週間の期間、米国から試験官を1名招聘するための専門家報酬、交通費や食費等の旅費等の費用が必要となります。

 

室内で行われる Pupppy Aptitude Test(PAT)
全14項目で、子犬のもつ性質や社会性を確認するテスト
屋外で行われる Pupppy Walking Test(PWT)
8つの異なるシナリオを歩かせながら、子犬のもつ特性を見抜いていくテスト

 

  • 子犬の育成費、及び備品等

子犬が親元を離れ、新しいハンドラー等の飼い主のところに譲渡されるのは、生後5ヶ月頃となり、それまでに必要な餌代やワクチン接種代、最低限の社会化訓練、備品(首輪や手綱など)が必要となります。  

 

生後1ヶ月すぎからのフードチェンジ(離乳からフードへ)
新オーナー譲渡までは日々食欲は上がる。栄養管理や体調管理は徹底される。
新オーナー譲渡までに行われる基本コマンド、社会化訓練(生後3ヶ月目)
様々な空間や物への訓化から開始。
最初は首輪や手綱をつけることも嫌がるが、フードを用い優しく導く。

 

  • ハンドラーの活動資金

新しいハンドラーの育成に向けた指導にかかる費用、およびハンドラーたちの人件費も含めた現役ベアドッグの飼育管理に必要な資金に充当します。

 

新人ハンドラーの育成(生後5ヶ月目~)
ベアドッグハンドラーにはクマの生態や行動等の知識が必要なため、
クマ対策の現場で経験を積んだ人物が望ましい。

 

 

なぜ、クラウドファンディングなのか:

- 「みんな」でクマとの共存を目指したい -

 

ベアドッグ活動を継続・展開するためには、繁殖だけではなく、働く犬たちの生涯の飼育管理やそれらに従事するハンドラーの育成や雇用など、長期的かつ安定した資金が必要です。これらの予算確保に大変苦慮しています。

 

本来であれば、野生動物対策は行政が主導して行うべきものでありますが、現状では出没個体の捕獲や環境整備、誘引物管理など現場の被害に直接的に働きかける対応で精一杯な自治体がほとんどです。

 

私たちの活動でも、このような対応には自治体からの補助金をいただいて活動していますが、ベアドッグ活動は直接的な解決策というよりも、人とクマ、自然との共存のためのいわば「究極のオプション」であり、行政からの支援が得られにくい事業です。

 

そのため、私たちはベアドッグ活動の資金のほとんどを環境問題に取り組む数少ない民間企業からの助成金や、一般の方からのご寄付に頼りながらこの活動を進めているのが現状です。できれば長期的に持続して使える予算を確保し、ベアドッグ活動全体を安定させていくことができれば理想的です。

 

 

さらに、先ほども述べましたが、私たち人間もそれぞれの地域でクマが出没している原因を見極め、少しずつでも減らす努力をすることが必要です。私たち一人ひとりが日本の人とクマを取り巻く現状を知り、自分たちに何ができるのかを考えることが、クマと共存できる未来に向けた一歩となると思っています。

 

この挑戦を通して、いただいたご寄付で次世代ベアドッグの繁殖・育成や、ハンドラーの育成、さらには他地域への展開を図っていくとともに、日本の人とクマを取り巻く現状や、これまで20年以上かけて築き上げてきた軽井沢でのベアドッグを通した人-クマ双方に働きかける取り組みを知ってもらう機会にできればと思っています。

 

本プロジェクトへのご支援を通してこの取り組みにご参加いただくことで、私たちと一緒に人とクマが共存できる未来を考え、つくっていきませんか。

 

 

 

プロジェクトメンバーから皆様へ

 

| Carrie L. Hunt & Nils J. Pedersen

(Carrie L. Hunt : Wind River Bear Institute, Founder / Wind River Karelian Bear Dog Partners, Director / M.Sc. Wildlife Biology, Human-Bear Conflict Specialist)

(Nils J. Pedersen : Wind River Bear Institute, Director / Wildlife K-9 Program Coordinator  / M.Sc. Wildlife Biology and Conservation, Human-Bear Conflict Specialist)

 

Carrie Hunt - Human-Bear Conflict and Wildlife Service Dog Specialist - Wind  River Bear Institute | LinkedIn About - Wind River Bear Institute

 

Since 2003, Wind River Bear Institute - Karelian Bear Dog Partners (WRBI) has worked with Picchio Karelian Bear Dog (KBD) Handlers to reduce human-bear conflicts in Karuizawa, Japan. Bear-inflicted injuries to people are increasing on other parts of Honshu Island but there have been 0 bear-inflicted injuries to people in Karuizawa since 2011. We believe this is the result of Picchio’s efforts to actively deter bears and prevent negative human-bear interactions in Karuizawa and that keystone to Picchio’s successes are their skilled Handlers working with highly trained KBDs for bear detection, human-bear conflict prevention & response, and public education.

 

Picchio’s fearless and charismatic KBDs help Handlers find bears and push bears away from human-use areas, but also function as “wildlife ambassadors” for public bear safety education, creating bridges between people and wildlife that make Karuizawa safer for both bears and people. Junpei Tanaka’s hard work and dedication has made Picchio’s KBD Program one of the most successful in WRBI’s 28-year history and it is our honor to have the opportunity to continue to help their Program advance.

 

We pledge our commitment to providing Picchio with the healthiest, most people-friendly, bear-working lines of KBD in the world, and the Handler training and expertise that will ensure the success of their KBD Program for many years to come.

 

ウィンドリバー・ベア・インスティテュート、カレリアン・ベアドッグ・パートナーズ(WRBI)は2003年以来、ピッキオのカレリアン・ベアドッグ(KBD)ハンドラーと共に軽井沢町を中心にで人と熊の軋轢を減らすための活動してきました。本州の他の地域ではクマによる人身事故が増加していますが、同町では2011年以降、人間活動エリアでクマによる人身事故は0件となっています。これはピッキオが同町で積極的にクマの進入抑止し、人とクマとが悪い関係になることを防ぐ努力をした結果であり、ピッキオの成功の要は、熟練したハンドラーが高度に訓練されたKBDと共にクマを発見し、人とクマの軋轢防止と対応、そして一般市民への普及啓発活動に取り組んでいることだと私たちは信じています。

 

ピッキオの勇敢でカリスマ的なKBDは、ハンドラーがクマを発見し、クマを人間の生活圏から遠ざけるのを助けるだけでなく、クマの安全教育のための「野生動物との親善大使」としても機能し、同町をクマにとっても人間にとってもより安全な場所にするために、人と野生動物の架け橋となっています。田中純平氏の努力と献身により、ピッキオのKBDプログラムはWRBIの28年の歴史の中でも最も成功したプログラムのひとつとなりました。

 

私たちは、ピッキオに世界で最も健康的で、人に優しく、クマが働けるKBDの血統と、彼らのKBDプログラムが将来にわたって成功するためのハンドラー・トレーニングと専門知識を提供することを誓います。

 

| 玉谷 宏夫

(NPO法人ピッキオ クマ保護管理チーム リーダー)

 

 

クマは人間のことをよく観察して、摩擦を避けながら静かに生きています。私たちも、いざクマが現れてから慌てるのではなく、普段から彼らの存在に意識を向けて、守備を固めていきたいですね。でも、そうはしていても、クマに少し遠慮願いたい場面ではどうするか。ベアドッグは私たちの代わりに領分を主張し、人とクマの境界線をはっきりさせてくれます。今回の繁殖プロジェクトを主導する田中純平さんは、クマとの共存を目指し、ベアドッグと共に20年間経験を積み重ねてきました。レラを含め、4頭の現役ベアドッグたちは子犬たちの最良の教師となるでしょう。ベアドッグの活動を継承していくため、お力添えをお願い申し上げます。

 

| 大嶋 元

(NPO法人ピッキオ クマ保護管理チーム 2世代目ベアドッグ(ナヌック)ハンドラー)

 

 

米国のベアドッグ育成機関 WRBIでハンドラーとしての訓練を受け、2015年からナヌックのハンドラーとして関わってきました。人とクマが共存できる社会を目指して、ベアドッグの役割はとても重要です。クマの追い払い時には常に緊張状態にあります。夜間、見通しの悪い森の中、豪雨でクマの音が聞こえない中など、危険を伴う作業ですが、ベアドッグという信頼できる相棒がいることで、安全にクマを追い払うことができています。また、業務時間以外のオフタイムや旅行に行くときも、家族ですから常に一緒に行動しています。

 

ベアドッグによるクマの追い払いは、夜間、人目につかない時間帯に行われているため、とても地味な仕事です。しかし、これまでの地道な活動により、人間の怖さをクマへ教えることができていると思います。これからも人とクマが共存できる社会を目指してがんばっていきますので、是非ご支援ください。よろしくお願いします。

 

| 井村 潤太

(NPO法人ピッキオ クマ保護管理チーム 3世代目ベアドッグ(エルフ)ハンドラー)

 

 

2018年の繁殖プロジェクトで生まれたエルフのハンドラーとなり、クマの追い払いから痕跡調査など、ベアドッグと共に仕事をしてきました。彼らのクマを発見する能力の高さや大きな声で吠えたてクマを藪の中から追い出す姿には驚かされると共にとても頼りになる存在だと実感しています。

 

昨今、人とクマとの関係が問題視される中、人とクマ双方の命を守るためには、地域住民のご協力とクマへの教育が必要不可欠です。軽井沢町では10年以上も人間活動エリアでの人身事故は起きていません。これからも事故を防ぎ、クマの命も守っていくためにも、繁殖を成功させ次世代へとバトンを繋ぎたいです。応援よろしくお願いいたします。

 

| 関 良太

(NPO法人ピッキオ クマ保護管理チーム 次期(4世代目)ベアドッグハンドラー候補)

 

 

「人とクマの共存」、人の安心・安全を守ることと野生のクマを絶滅させないことの両立が、昨今より一層重要になってきていると強く感じています。ピッキオに所属して3年が経ちましたが、日々の業務に携わる中で、クマに対しては勇敢に立ち向かって追い払うことができ、人に対してはクマとの共存の必要性を言葉によらずに優しく伝えることができる、人とクマの間を取り持つ「親善大使」としてのベアドッグの可能性を確信しています。

 

新ハンドラー候補として、今までさまざまな方々から受け継がれてきた「バトン」をきちんと受け取るよう、またそれを次世代に着実に渡していけるよう、今まで以上に気を引き締めて業務にあたっていきたいと思っています。

 

| 山本 俊昭

(NPO法人ピッキオ 理事 / 日本獣医生命科学大学 獣医学部獣医保健看護学科 教授)

 

 

NPO法人ピッキオとの関わりを持ち始めてから約15年が経ちました。この間、ツキノワグマの追い払い活動に何度か同行させていただきましたが、当初は真っ暗な森の中での活動ばかり、どこにクマがいるか分からない緊張感がありました。しかし、2004年に初代ベアドッグのブレッドが軽井沢に導入されると、その状況は一変したと思います。

 

ベアドッグがいてくれることの安心感と強い信頼関係によって、安全に森の中での作業を可能にしました。イヌの能力を生かし業務をサポートする例として警察犬、盲導犬、介助犬などが挙げられます。その中で、野生動物対策のサポートをするベアドッグは、まだまだ日本での認知が低いのかもしれません。今回の取り組みによって、次世代のベアドッグが日本に誕生し、社会で活躍するイヌたちが多く育まれることを心から期待し、応援します。

 

 

応援メッセージのご紹介 ※五十音順

 

| 大槻 幸一郎 様

(C.W.ニコル・アファンの森財団 副理事長【軽井沢在住】)

 

 

浅間山麓の森林を中心とした自然環境は、軽井沢町の住民にとっての宝ですが、その森林に住むツキノワグマとの共生(存)は長年の課題となっています。
今年は全国的にクマ被害が異常に多い年ですが、軽井沢町のクマ対策であるベアドッグの活躍が、今後の新しい熊対策の取り組みの見本としてテレビ・新聞等の報道で大きく注目されています。


私達住民にとってベアドッグの導入と、その活躍を誇らしく思いますが、ベアドッグも生き物で寿命があります。次の世代にも優秀なベアドッグを残していくための繁殖活動には献身的なスタッフの努力に加えて、外国からの優秀なオス犬の渡航と、同行するスタッフの確保が必要です。


これらに必要な財政支援を、ベアドッグの活躍に期待する全国の多くの皆様に協力いただけますようお願い致します。

 

| 鈴木 俊貴 様

(東京大学 准教授、動物言語学者)

 

 

2005年から軽井沢の森に毎年通い、野鳥の研究を続けてきました。15年以上にわたるフィールドワークのなかで感じた軽井沢の森での大きな変化。それは、人間とツキノワグマとの距離感です。

 

研究を始めた当初はばったり出くわすこともありましたが、現在では私たちが気がつく前にクマが先にこちらに気づき、離れていくことがほとんどです。ベアドッグによる追い払いの結果、クマが人間を「近づいてはいけないもの」と学習したためだと考えられます。

 

地球は人間だけのものではありません。人間と野生動物が平和に共存できる未来に向けて、これからもピッキオの活動を応援します。

 

| 坪田 敏男 様

(北海道大学大学院獣医学研究院 教授、北海道大学総合博物館 館長)

 

 

田中純平さんとは日本クマネットワークなどクマ関係のイベントを通じて知り合い、私自身軽井沢を訪れツキノワグマ管理の現場を見せていただいたことがあります。また、最近では海外の大学との合同オンラインシンポジウムで田中さんに基調講演をしていただくなど今でも交流が続いています。


今回は、日本では唯一といわれる“ベアドッグ”を活用したクマの管理を進めるためにクラウドファンディングに挑戦されます。近年社会問題となっている“アーバン・ベア”との軋轢を軽減する一つの方策を示してくれると信じています。


今回の取り組みが人とクマとの共存を考える上でとても重要な事業になることは間違いありません。ぜひ温かいご支援を賜りますようお願いします。

 


ご留意事項

 

▽ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

▽ご支援付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。


▽ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

 

▽本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

▽本プロジェクトに掲載している写真とメッセージ文章については、すべて事前に掲載許諾を取得済みです。また、本プロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

 

プロジェクト実行責任者:
田中純平(特定非営利活動法人ピッキオ)
プロジェクト実施完了日:
2026年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

・繁殖小屋、育成ドッグランの修繕(2024年4月末迄) ・再チャレンジするための自然繁殖(2024年6月末迄) ・子犬の適性テスト (2024年10月末迄) ・子犬の育成費、及び備品等(2025年1月末迄) ・新ハンドラーの育成費(2026年10月末迄) ・現役ベアドッグの飼育管理(ハンドラーの人件費も含む:継続)

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
日本でベアドッグの自然繁殖と出産を行うためには、米国のベアドッグ育成機関(以下、WRBI)から繁殖オスを入国させる必要がある。すでに入国予定のWRBIのオス犬は入国に必要なワクチン接種と検査を実施済みであるため、成田空港動物検疫所に当オス犬の入国予定日の40日前までに入国申請届を提出さえすれば、入国可能となる。ちなみに、入国予定日は発情予定日(6月上旬)から算出するが、大凡6月10日前後となる見込み。よって、入国申請は4月上旬には終了させる。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金及び企業からの環境助成金等で対応する予定です。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/picchio-beardog2024?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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プロフィール

野生動物をこよなく愛するツキノワグマの専門家、かつベアドッグ「タマ」のパートナー。長野県軽井沢のピッキオでクマとの共存に取り組んでいる。

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リターン

3,000+システム利用料


alt

3千円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

支援者
123人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

3,000+システム利用料


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The Course for who live outside Japan [3,000 yen]

"Support package"

■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data

*It is possible to purchase more than one.

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

6,000+システム利用料


6千円|オリジナルクマ鈴コース

6千円|オリジナルクマ鈴コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴

支援者
482人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


alt

1万円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

支援者
75人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


alt

1万円|オンライン交流会コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴
・オンライン交流会 ※1

※1...2024年9月〜10月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。

支援者
54人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


alt

The Course for who live outside Japan [10,000 yen]

"Support package"

■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data

*It is possible to purchase more than one.

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

30,000+システム利用料


alt

3万円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

30,000+システム利用料


alt

3万円|空飛ぶムササビウォッチングツアーコース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴
・オンライン交流会 ※1
・空飛ぶムササビウォッチングツアー ※2※3※4※5

※1...2024年9月〜10月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※2...実施可能な時期は2024年3月中旬〜11月末までとなります。事前予約が必要です。
※3...クラウドファンディング終了後、2月以降より順次お申し込みのご案内を差し上げます。「クラウドファンディングの支援者である旨」を備考欄にてご記入の上、お申し込みください。
※4...1支援につき1名さまのみお申し込み可能です。
※5…万が一ツアーの実施が困難となった場合には、別日をご案内させていただく可能性がございます。なお、その場合にもご支援金の返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

50,000+システム利用料


alt

5万円|応援コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

50,000+システム利用料


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5万円|【3月17日(日)開催】ベアドッグのおさんぽコース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴
・オンライン交流会 ※1
・空飛ぶムササビウォッチングツアー ※2※3※4※5
・現役のベアドッグ(成犬)のおさんぽツアーコース ※5※6

※1...2024年4月〜6月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※2...実施可能な時期は2024年3月中旬〜11月末までとなります。事前予約が必要です。
※3...クラウドファンディング終了後、2月以降より順次お申し込みのご案内を差し上げます。「クラウドファンディングの支援者である旨」を備考欄にてご記入の上、お申し込みください。
※4…万が一ツアーの実施が困難となった場合には、別日をご案内させていただく可能性がございます。なお、その場合にもご支援金の返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
※5...1支援につき1名さまのみお申し込み可能です。
※6...ツアーは3月17日(日)に開催予定です。日程にお間違いのないようご注意ください。

支援者
5人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年11月

50,000+システム利用料


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5万円|【3月24日(日)開催】ベアドッグのおさんぽコース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴
・オンライン交流会 ※1
・空飛ぶムササビウォッチングツアー ※2※3※4※5
・現役のベアドッグ(成犬)のおさんぽツアーコース ※5※6

※1...2024年4月〜6月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※2...実施可能な時期は2024年3月中旬〜11月末までとなります。事前予約が必要です。
※3...クラウドファンディング終了後、2月以降より順次お申し込みのご案内を差し上げます。「クラウドファンディングの支援者である旨」を備考欄にてご記入の上、お申し込みください。
※4…万が一ツアーの実施が困難となった場合には、別日をご案内させていただく可能性がございます。なお、その場合にもご支援金の返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
※5...1支援につき1名さまのみお申し込み可能です。
※6...ツアーは3月24日(日)に開催予定です。日程にお間違いのないようご注意ください。

支援者
6人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年11月

50,000+システム利用料


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5万円|【3月31日(日)開催】ベアドッグのおさんぽコース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー
・オリジナルクマ鈴
・オンライン交流会 ※1
・空飛ぶムササビウォッチングツアー ※2※3※4※5
・現役のベアドッグ(成犬)のおさんぽツアーコース ※5※6

※1...2024年4月〜6月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※2...実施可能な時期は2024年3月中旬〜11月末までとなります。事前予約が必要です。
※3...クラウドファンディング終了後、2月以降より順次お申し込みのご案内を差し上げます。「クラウドファンディングの支援者である旨」を備考欄にてご記入の上、お申し込みください。
※4…万が一ツアーの実施が困難となった場合には、別日をご案内させていただく可能性がございます。なお、その場合にもご支援金の返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
※5...1支援につき1名さまのみお申し込み可能です。
※6...ツアーは3月31日(日)に開催予定です。日程にお間違いのないようご注意ください。

支援者
6人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年11月

100,000+システム利用料


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10万円|公式HPにお名前掲載コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ
・公式HPにお名前を掲載(希望制)※1

※1...ロゴバナー、画像等の掲載も調整可能です。ご希望の場合は別途ご連絡ください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

100,000+システム利用料


alt

10万円|スタディツアーコース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー10枚(枚数相談可)
・公式HPにお名前を掲載(希望制)※1
・オリジナルクマ鈴10個(個数相談可)
・オンライン交流会 ※2
・クマと人との共存に向けた取り組むを学ぶスタディツアー ※3

※1...ロゴバナー、画像等の掲載も調整可能です。ご希望の場合は別途ご連絡ください。
※2...2024年4月〜6月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※3...実施可能な時期は2024年11月1日〜2025年3月末までとなります。日程等詳細については別途個別に調整の上、実施日の2週間前までに決定させていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


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30万円|繁殖小屋にご招待コース

・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカー30枚(枚数相談可)
・公式HPにお名前を掲載(希望制)※1
・オリジナルクマ鈴30個(個数相談可)
・オンライン交流会 ※2
・繁殖小屋にご招待!子犬と面会できます ※3※4※5

※1...ロゴバナー、画像等の掲載も調整可能です。ご希望の場合は別途ご連絡ください。
※2...2024年4月〜6月中に開催予定。日程等詳細については実施日の2週間前までにご連絡差し上げます。
※3...実施可能な時期は生後3週間〜1ヶ月半(目安:2024年9月〜11月)までの間となります。日程等詳細については別途個別に調整の上、実施日の2週間前までに決定させていただきます。
※4...万が一、子犬との面会がやむを得ない事情等により困難となった場合には2024年4月〜5月中旬までの間に現役のベアドッグたち4頭勢揃いの面会をご案内差し上げます。その場合にも、日程等詳細については別途個別に調整の上、実施日の2週間前までに決定させていただきます。
※5…ご本人さま含め、2名さままでご参加可能です。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年11月

468,300+システム利用料


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【こちらのコースは1月17日までにピッキオに直接いただいたご支援を反映するための専用コースです】

こちらは、2024年1月17日までに、本プロジェクトに向けてピッキオに直接いただいたご支援を入金するための専用コースです。

支援者
1人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年11月

プロフィール

野生動物をこよなく愛するツキノワグマの専門家、かつベアドッグ「タマ」のパートナー。長野県軽井沢のピッキオでクマとの共存に取り組んでいる。

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