
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 104人
- 募集終了日
- 2018年9月20日

全国の身体障がい者に介助犬を届けたい|マンスリーサポーター募集中!

#医療・福祉
- 総計
- 45人

障がい者がより豊かに生きられる社会を!みらせんサポーター募集!

#子ども・教育
- 総計
- 37人

出版社が運営する不登校の子どものためのフリースクールを安定させたい

#まちづくり
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 21日

大好きなこの地域を守る-すべては患者さんのために 救急車両更新を-

#医療・福祉
- 現在
- 18,757,000円
- 寄付者
- 409人
- 残り
- 7日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい

#医療・福祉
- 総計
- 176人

制度の狭間にいる難病者700万人の社会参加の選択肢を増やしたい

#医療・福祉
- 現在
- 3,250,000円
- 支援者
- 257人
- 残り
- 4日

【サポーター募集】鹿児島県に民間DVシェルターを継続的に運用する
#まちづくり
- 総計
- 31人
プロジェクト本文
終了報告を読む
日本における脳卒中患者は117万人、脳卒中はおよそ5人に1人がかかる病気と言われています。
脳卒中と聞くと、高齢者が発症する病気だと思われがちですが、近年10〜60代の比較的若い年齢層にて発症する割合も増えてきています。
そんな勤労世代における脳卒中発症後の復職率は40%前後。
10〜60代といった年代は働き盛りや子育て世代であり、経済的な自立も求められる中で、障がいの存在は大きなバリアとして立ちはだかります。
私たちは復職できていない残り60%の方には、経済的自立を目指す労働力があると考えています。
はじめまして。脳卒中リハビリテーションネットワーク、作業療法士の藤田聖純です。
脳卒中リハビリテーションネットワークは東海地方を中心に活動している10〜60代で脳卒中を患った方々とその家族、医療従事者のコミュニティとなります。私たちは「脳卒中を患った方々、一人ひとりが目標とするライフスタイルの実現に向けて支援する」というビジョンを掲げ、活動しています。
今回、10〜60代で脳卒中を患った方々の「はたらく」を含めた社会生活の自立を目指して、私が勤める金沢QOL支援センターの一事業として脳卒中・身体障がい専門の就労支援センター(就労移行支援事業)を立ち上げたいと考えています。
*就労移行支援事業とは?
障害者総合支援法に定められた障がい福祉サービスの一つです。障がいをお持ちの方の一般企業への就職を支援する通所型の福祉サービスとなります。企業等で働きたいニーズをお持ちの障がい者の方に対し、働くために必要な訓練、求職活動に関する支援、その方の強み・適性に応じた職場開拓、就職後における職場定着の為の必要な相談及び支援を行います。
日々のリハビリテーションをサポートさせていただいています。
勤労世代における脳卒中発症後の復職率は40%前後。
この復職率の低さの要因には復職に向けた就労支援事業所で専門的なところがなく、発症後に慢性的な外来通院や介護-福祉サービスに流れてしまうことが影響していると考えています。
私たちは「はたらきたい」という想いを抱いている脳卒中を患った方々にとって、はたらく機会・行為そのものがリハビリテーションになると考えています。
「はたらく」という言葉には「傍(はた)を楽(らく)にする」という考え方もあります。自分のためだけでなく、身近な人を楽にする・喜ばせるために「はたらく」ということ。人と人との繋がりには常に「はたらく」という言葉が存在します。
脳卒中という病気は私たちにとって身近な病気であり、いつ、誰が発症してもおかしくありません。脳卒中を発症後、例え一命をとりとめたとしても、半身不随や言語障害などの重い後遺症から、以前と同じような生活を取り戻すことは簡単ではありません。
後遺症が残っても、車椅子生活になったとしても、夢や希望を持ち、挑戦できる社会を目指して!皆さんにクラウドファンディングでお力添えをお願いしたいと思っています。
およそ6割の方に後遺症が残ると言われ、多くの方がリハビリテーションに励んでおられます。
私が脳卒中リハビリテーションネットワークを設立したきっかけは、ある1人の中学生との出会いでした。
彼は生まれつき脳の血管に異常があり、14歳と若くして脳卒中を発症しました。私がリハビリを担当した当初は自分で起きることも、座ることも、そして歩くこともできませんでした。精神的にも落ち込み、ベッドで泣いている姿を何度も見た記憶があります。
そんな彼のリハビリテーションを約半年間、担当させていただき、最終的に身の回りのことが自分で出来るようになり、学校へも通えるようになりました。
そんな彼が抱いていた夢は「甲子園に出場すること」
私は専門職としての、彼の夢を応援したいという想いを抱き、もう一度野球に関わるという目標を彼と共有し、リハビリテーションに取り組んできました。

しかし、最終的に彼が選択したのは「退部」という決断でした。
彼がどのような想いで退部を決断したのか。そして今、彼がどのような夢を抱いているかは定かではありません。
今後、彼が歩んでいく人生には様々な壁が立ちはだかることかと思います。そんな彼が今後、歩んでゆく人生を想像した時、私は
「障がいを持ったことで夢を諦める社会にはしたくない」
「障がいを持っても、色んな事に挑戦できる社会を築きたい」
そんな想いを抱きました。
ある日を境に、人生を大きく変えてしまう脳卒中という病。彼や彼と同じように若くして脳卒中を患った方々が、人生を歩む中で、悩み、将来に不安を抱き、目標を見失った時に、支えとなる仲間・居場所があればと考えたのが今の活動を始めるきっかけになります。
脳卒中リハビリテーションネットワークではSNSでの情報発信や、脳卒中を患った方−家族−医療従事者間にて、お互いの悩みや体験を共有し、情報交換できる場を提供しています。毎回40〜50人程度の方々が参加し、グループ参加者は現在200名程度となっています。
私たちはコミュニティという「場」をつくることで、人と人とが刺激しあい、ネットワークを構築し、能力を高めていくと考えています。
発足して2年、ネットワークは少しずつ拡がり、今ではグループメンバーと様々な活動に取り組んでいます。年に1回開催される脳卒中リハビリテーションフォーラムでは、リハビリテーションや日常生活の課題に限らず、恋愛や結婚、スポーツや趣味活動など若年者ならではの課題について皆で話し合います。
そして参加者の多くが抱えている課題が「はたらく」ということでした。

私たちにとって、これらの活動の一つ一つがリハビリテーション!
皆さんはリハビリテーションと聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
「リハビリテーション=骨折や怪我の後に行う機能回復訓練」というイメージが強いのですが、広義のリハビリテーションはラテン語のre(再び、戻す)− habilis(適した、ふさわしい)に由来しています。つまり、リハビリテーションは単なる機能訓練のみを指すのではなく、「その人らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」として捉えられ、そのために行われる全ての活動がリハビリテーションとなります。
私は10〜60代で脳卒中を患われた方のリハビリテーションの目標は、半身不随などの後遺症が改善すること、身の回りのことが自立することに留まらず、「はたらく」を含めた社会生活の自立にあると考えています。
脳卒中を患った方々の「はたらく」を支援したい!そんな想いを抱いていた時に私が出会ったのが、リハビリテーションの視点から就労支援事業に取り組む金沢QOL支援センターでした。
代表を務める2人の作業療法士、岩下・藤島と目指す社会は、
「地域が福祉を支える社会」・・・ではなく、
どのような病気や障がいがあっても誰もが自身の強みを活かして地域に貢献できる社会の実現。つまり「福祉が地域を支える社会の実現」です。

人の真の「自立」や「幸福」は支えられる側ではなく、誰かに貢献できる存在になることによって得られる、という強い思いをより広げて行くために、脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターを立ち上げます!
「社会への価値=みんなの幸せ」という全社員共通の価値観のもと、脳卒中・身体障がいをお持ちの方の真のQOL(生活の質)向上にむけて支援していきます!
皆さまからのあたたかいご支援・応援、どうぞよろしくお願します。
脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターは2018年10月に名古屋での開設を目指しています。今回いただいたご支援は開設資金(就労訓練用パソコンや身体・高次脳機能障害等の評価キットの購入)の一部として、丁寧に使わせていただきます。
ご支援いただいた皆さまへは、金沢QOL支援センターの就労継続支援A型・B型事業にて障がいをお持ちの方々が作られた能登ヒバ−金沢ハガキ、シール、しおり、チップ、自然栽培ハーブティーなどの商品を心を込めてリターンとしてお届けいたします。
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プロフィール
平成18年、作業療法士の免許取得後、愛知県の回復期リハビリテーション病院に勤務。平成28年、脳卒中リハビリテーションネットワーク設立。脳卒中を患った方々のリハビリテーションに励む傍ら、脳卒中を患った方々が地域で繋がり、社会で活躍できる環境づくりにも注力。 平成30年4月、金沢QOL支援センター入社。
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リターン
10,000円

スタッフ一押し!能登ヒバ−金沢ハガキ&しおり&シールセット(各3枚)
◇「ありがとうメール」をお送り致します。
◇スタッフ一押しの能登ヒバ-金沢ハガキ&しおり&シールのセット(各3枚)をお送り致します。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
3,000円

能登ヒバ-金沢ハガキ3枚セット
◇「ありがとうメール」をお送り致します。
◇スタッフ一押しの能登ヒバ-金沢ハガキ3枚をお送り致します。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
10,000円

スタッフ一押し!能登ヒバ−金沢ハガキ&しおり&シールセット(各3枚)
◇「ありがとうメール」をお送り致します。
◇スタッフ一押しの能登ヒバ-金沢ハガキ&しおり&シールのセット(各3枚)をお送り致します。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
3,000円

能登ヒバ-金沢ハガキ3枚セット
◇「ありがとうメール」をお送り致します。
◇スタッフ一押しの能登ヒバ-金沢ハガキ3枚をお送り致します。
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
プロフィール
平成18年、作業療法士の免許取得後、愛知県の回復期リハビリテーション病院に勤務。平成28年、脳卒中リハビリテーションネットワーク設立。脳卒中を患った方々のリハビリテーションに励む傍ら、脳卒中を患った方々が地域で繋がり、社会で活躍できる環境づくりにも注力。 平成30年4月、金沢QOL支援センター入社。