プロジェクト概要

 

日本における脳卒中患者は117万人、脳卒中はおよそ5人に1人がかかる病気と言われています。

 

脳卒中と聞くと、高齢者が発症する病気だと思われがちですが、近年10〜60代の比較的若い年齢層にて発症する割合も増えてきています。

 

そんな勤労世代における脳卒中発症後の復職率は40%前後。

 

10〜60代といった年代は働き盛りや子育て世代であり、経済的な自立も求められる中で、障がいの存在は大きなバリアとして立ちはだかります。

 

私たちは復職できていない残り60%の方には、経済的自立を目指す労働力があると考えています。

 

 

脳卒中を患った方々の「はたらく」を含めた社会生活の自立を目指して。愛知県に脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターを立ち上げたい!

 

はじめまして。脳卒中リハビリテーションネットワーク、作業療法士の藤田聖純です。

 

脳卒中リハビリテーションネットワークは東海地方を中心に活動している10〜60代で脳卒中を患った方々とその家族、医療従事者のコミュニティとなります。私たちは「脳卒中を患った方々、一人ひとりが目標とするライフスタイルの実現に向けて支援する」というビジョンを掲げ、活動しています。

 

今回、10〜60代で脳卒中を患った方々の「はたらく」を含めた社会生活の自立を目指して、私が勤める金沢QOL支援センターの一事業として脳卒中・身体障がい専門の就労支援センター(就労移行支援事業)を立ち上げたいと考えています。

 

*就労移行支援事業とは?

障害者総合支援法に定められた障がい福祉サービスの一つです。障がいをお持ちの方の一般企業への就職を支援する通所型の福祉サービスとなります。企業等で働きたいニーズをお持ちの障がい者の方に対し、働くために必要な訓練、求職活動に関する支援、その方の強み・適性に応じた職場開拓、就職後における職場定着の為の必要な相談及び支援を行います。 

 

脳卒中を患った方々の目標とするライフスタイルの実現に向けて、
日々のリハビリテーションをサポートさせていただいています。

 

 

〜クラウドファンディングに挑戦する理由〜
在宅生活が安定した方に「はたらく」という新しい選択肢を提供したい!

 

勤労世代における脳卒中発症後の復職率は40%前後。

 

この復職率の低さの要因には復職に向けた就労支援事業所で専門的なところがなく、発症後に慢性的な外来通院や介護-福祉サービスに流れてしまうことが影響していると考えています。

 

私たちは「はたらきたい」という想いを抱いている脳卒中を患った方々にとって、はたらく機会・行為そのものがリハビリテーションになると考えています。

 

「はたらく」という言葉には「傍(はた)を楽(らく)にする」という考え方もあります。自分のためだけでなく、身近な人を楽にする・喜ばせるために「はたらく」ということ。人と人との繋がりには常に「はたらく」という言葉が存在します。

 

 

 

脳卒中発症後の在宅生活が安定した方に「はたらく」という新しい選択肢を!

 

脳卒中という病気は私たちにとって身近な病気であり、いつ、誰が発症してもおかしくありません。脳卒中を発症後、例え一命をとりとめたとしても、半身不随や言語障害などの重い後遺症から、以前と同じような生活を取り戻すことは簡単ではありません。

 

後遺症が残っても、車椅子生活になったとしても、夢や希望を持ち、挑戦できる社会を目指して!皆さんにクラウドファンディングでお力添えをお願いしたいと思っています。

 

ある日、突然発症する脳卒中という病気。
およそ6割の方に後遺症が残ると言われ、多くの方がリハビリテーションに励んでおられます。

 

 

〜脳卒中リハビリテーションネットワークを設立したきっかけ〜
それはある中学生との出会い。彼との関わりを通して「障がいを持ったことで夢を諦める社会にはしたくない」と強く思いました。

 

私が脳卒中リハビリテーションネットワークを設立したきっかけは、ある1人の中学生との出会いでした。

 

彼は生まれつき脳の血管に異常があり、14歳と若くして脳卒中を発症しました。私がリハビリを担当した当初は自分で起きることも、座ることも、そして歩くこともできませんでした。精神的にも落ち込み、ベッドで泣いている姿を何度も見た記憶があります。

 

そんな彼のリハビリテーションを約半年間、担当させていただき、最終的に身の回りのことが自分で出来るようになり、学校へも通えるようになりました。

 

そんな彼が抱いていた夢は「甲子園に出場すること」

 

私は専門職としての、彼の夢を応援したいという想いを抱き、もう一度野球に関わるという目標を彼と共有し、リハビリテーションに取り組んできました。

 

夢は甲子園!彼の抱いていたその強い想いは、今でも私の心の中にずっと残っています。

 

しかし、最終的に彼が選択したのは「退部」という決断でした。

 

彼がどのような想いで退部を決断したのか。そして今、彼がどのような夢を抱いているかは定かではありません。

 

今後、彼が歩んでいく人生には様々な壁が立ちはだかることかと思います。そんな彼が今後、歩んでゆく人生を想像した時、私は

 

「障がいを持ったことで夢を諦める社会にはしたくない」

「障がいを持っても、色んな事に挑戦できる社会を築きたい」

 

そんな想いを抱きました。

 

ある日を境に、人生を大きく変えてしまう脳卒中という病。彼や彼と同じように若くして脳卒中を患った方々が、人生を歩む中で、悩み、将来に不安を抱き、目標を見失った時に、支えとなる仲間・居場所があればと考えたのが今の活動を始めるきっかけになります。

 

 

〜脳卒中リハビリテーションネットワークの活動〜
10〜60代で脳卒中を患った方々とその家族、医療従事者が地域で繋がる場を! 参加メンバーの多くが抱えていた課題が「はたらく」ということでした。

 

脳卒中リハビリテーションネットワークではSNSでの情報発信や、脳卒中を患った方−家族−医療従事者間にて、お互いの悩みや体験を共有し、情報交換できる場を提供しています。毎回40〜50人程度の方々が参加し、グループ参加者は現在200名程度となっています。

 

私たちはコミュニティという「場」をつくることで、人と人とが刺激しあい、ネットワークを構築し、能力を高めていくと考えています。

 

発足して2年、ネットワークは少しずつ拡がり、今ではグループメンバーと様々な活動に取り組んでいます。年に1回開催される脳卒中リハビリテーションフォーラムでは、リハビリテーションや日常生活の課題に限らず、恋愛や結婚、スポーツや趣味活動など若年者ならではの課題について皆で話し合います。

 

そして参加者の多くが抱えている課題が「はたらく」ということでした。

 

毎年開催されている脳卒中リハビリテーションフォーラムでは、多くの脳卒中を患われた方とその家族、医療従事者にご参加いただいています。

 

脳フェス、障害者ゴルフ、交流会。多くの出会い・挑戦・感動がリハネットでは生まれています。
私たちにとって、これらの活動の一つ一つがリハビリテーション!

 

 

どのような病気や障害があっても、誰もが自身の強みを活かして地域に貢献できる社会を実現するために、脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターを開設します!

 

皆さんはリハビリテーションと聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

 

「リハビリテーション=骨折や怪我の後に行う機能回復訓練」というイメージが強いのですが、広義のリハビリテーションはラテン語のre(再び、戻す)− habilis(適した、ふさわしい)に由来しています。つまり、リハビリテーションは単なる機能訓練のみを指すのではなく、「その人らしく生きる権利の回復」「自分らしく生きること」として捉えられ、そのために行われる全ての活動がリハビリテーションとなります。

 

私は10〜60代で脳卒中を患われた方のリハビリテーションの目標は、半身不随などの後遺症が改善すること、身の回りのことが自立することに留まらず、「はたらく」を含めた社会生活の自立にあると考えています。

 

脳卒中を患った方々の「はたらく」を支援したい!そんな想いを抱いていた時に私が出会ったのが、リハビリテーションの視点から就労支援事業に取り組む金沢QOL支援センターでした。

 

代表を務める2人の作業療法士、岩下・藤島と目指す社会は、

「地域が福祉を支える社会」・・・ではなく、

 

どのような病気や障がいがあっても誰もが自身の強みを活かして地域に貢献できる社会の実現。つまり「福祉が地域を支える社会の実現」です。

 

障がいがあっても稼ぐ!傍楽(はたらく)!目指すは福祉が地域を支える社会の実現!

 

人の真の「自立」や「幸福」は支えられる側ではなく、誰かに貢献できる存在になることによって得られる、という強い思いをより広げて行くために、脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターを立ち上げます!

 

「社会への価値=みんなの幸せ」という全社員共通の価値観のもと、脳卒中・身体障がいをお持ちの方の真のQOL(生活の質)向上にむけて支援していきます!

 

皆さまからのあたたかいご支援・応援、どうぞよろしくお願します。

 

脳卒中リハネットのメンバーと!障がいがあってもなくても、みんなかけがえのない「仲間」です。
 
 
資金の使い道について

 

脳卒中・身体障がい専門の就労支援センターは2018年10月に名古屋での開設を目指しています。今回いただいたご支援は開設資金(就労訓練用パソコンや身体・高次脳機能障害等の評価キットの購入)の一部として、丁寧に使わせていただきます。

 

 

リターンについて

 

ご支援いただいた皆さまへは、金沢QOL支援センターの就労継続支援A型・B型事業にて障がいをお持ちの方々が作られた能登ヒバ−金沢ハガキ、シール、しおり、チップ、自然栽培ハーブティーなどの商品を心を込めてリターンとしてお届けいたします。

 

 


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)