支援総額
目標金額 350,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2019年10月31日
宮城県南三陸町での将棋を通した復興支援活動について
宮城県南三陸町は、東日本大震災発生時に、津波・火災などが次々と発生し、街の姿が消えた小さな町と
して、宮城県沿岸地域の被災地域で多く報道された町でもあります。過去に大きな津波の被害に遭い、
それを踏まえて防災庁舎、避難経路など作られていましたが、その想定を上回ったのがあの震災でした。
報道の機会が多かったこともあり、南三陸町には多くの人・モノが集まり、復旧の足取りは県内外問わず
早く進んでいます。その姿は宮城の復興のシンボルとして毎年3月11日に様々なメディアで報じられています。
南三陸町には将棋連盟の支部もありませんし、サークル・愛好会もありません。
将棋が盛んに行われている地域ではありませんが、私がボランティアを行ったり、受入をして同町を何度も訪問
していると、潜在的には将棋を指す人がいることが分かりました。
そこで仙台方面から南三陸へと続く三陸道がつながり、町内中心部へのアクセスが良くなった2015年「南三陸
将棋まつり」を開催しました。
会場は仮設の店舗が並ぶ復興商店街「さんさん商店街」の隣にある「南三陸ポータルセンター」にしました。南三陸の観光拠点として今でも南三陸の中心にある木造の素敵な施設です。
初回は仙台市在住の熊坂学五段、どうぶつしょうぎのデザインを行った藤田麻衣子女流1級も来ていた
だき、町内外の人が1日、将棋大会・指導対局・懸賞問題・どうぶつしょうぎを楽しみました。
2018年には関西期待の若手棋士・菅井竜也七段後援会や詰将棋ハンドブックシリーズでも有名な浦野
真彦八段の協力もあり、賞品の提供をいただきました。また日本女子プロ将棋協会(LPSA)にもご後援をいただき、賞品の提供の他、昨年は大庭美夏女流1級が現地に来てくださいました。LPSAは「南三陸ミシン
工房」とのつながりもあり、意義深い交流にもなりました。イベントの様子は地元のテレビ局・仙台放送でも
取り上げていただいております。
現在は町外の人に南三陸町に来てもらって、将棋を楽しむ一方で復興の歩みを実際に見聞してもらおうという交流人口拡大の方の比が多い状態ですが、これとは別に冒頭に紹介した将棋を好きな地元の方と将棋やボードゲームを利活用した交流メインのイベントを現在検討しております。農業・漁業の町ですので、忙しくなる春先でイベントが実施出来ればと思っています。
南三陸での将棋イベントでは
○現在ボランティアで来ていただいているプロ棋士への謝礼(交通費など諸経費含む)
○会場費(1日貸切で20,000円) ※夏(将棋メイン)と春(交流メイン)の催事2回分
○町内の教育・娯楽施設への将棋盤・駒・棋書の寄贈
○イベントに使用する事務備品代
をプロジェクト支援金から使用させていただく予定です。
先日ご紹介した女川町もそうですが、大きな被害のあった沿岸地域のまちづくりは、元の姿を取り戻すという
より、1から新しい町を作る!ということが主眼となっています。
復興まちづくりの先を行く南三陸の町に、年齢性別を問わずに楽しめる将棋がまちづくりのコンテンツに加えら
れたら、これほど嬉しいことはありません。
皆様のご協力・ご支援の程よろしくお願い致します
リターン
3,000円
プランA
・全てのプロジェクト完了時に報告書(紙)をお送り致します。
・宮城県沿岸地域関係の特産品(500円相当の加工産品)
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円
プラン2
・全てのプロジェクト完了時に報告書(紙)をお送り致します。
・宮城県沿岸地域関係の特産品(1000円相当の加工産品)
・熊坂学五段による指導対局権
(2020年1月:女川町、2月:利府町、7月:南三陸町にて開催予定のイベント会場にて)
※1月と2月のイベント日程・会場は2019年11月に、7月のイベント日程・会場は2020年4月に決定します。
※指導対局は1時間を予定しております(2、3名同時に対局する場合があります)。またイベント会場までの交通費は自己負担となります。予めご了承ください
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月