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一家族から写す中国朝鮮民族の「今」。映画『血筋』劇場公開へ

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支援総額

310,000

目標金額 1,000,000円

支援者
25人
募集終了日
2019年11月12日

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プロジェクト本文

 

前回の映画制作プロジェクトから1年ー。

皆さまからのご支援で完成した映画『血筋』

劇場公開へ。

 

 

 

ごあいさつ

 

お久しぶりです。角田龍一です。


昨年挑戦したクラウドファンディングでは、多くの方からのご支援で、5年間制作してきた映画『血筋』(旧題:『ソンウ』)を完成させることができました。これまで応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

映画の詳しい内容は、昨年のプロジェクトページをご覧ください。

 

映画『血筋』は、

 

・にいがた国際映画祭
・カナザワ映画祭
・ながおか映画祭
・CEBU INTERNATIONAL FILM FESTIVAL (CEBU.IFF)

(現在、ファイナリストまで進んでおり、審査中です)

 

といった映画祭で上映され、「カナザワ映画祭」では期待の新人監督としてグランプリをいただくことができました。


そして今回、この映画の劇場公演を実現させるために、再びクラウドファンディングに挑戦します。みなさまのご支援をお願いします。

 

 

 

前回のクラウドファンディングから、

映画完成まで

 

この映画は、完成まで丸5年を費やしています。

 

主人公は僕自身ということもあり、この非常にプライベートなストーリーをいかにエンタメへと昇華するか。何度も再編集を繰り返し、ベストな形を模索しつづけました。

 

また、当初から、この作品を世界中で公開したいと考えていたので、「日中英韓」の4カ国語の字幕を制作しました。ポスティング(本編に字幕を貼り付ける作業)と、日本語訳をすべて僕一人で行わなければならず、あまりの膨大な作業量に何度も心が折れそうになりながら作業を続けてきました。

 

そして、やっとの思いで映画は完成。映画館で試写し、お客様の前でお披露目したときに初めて、「ああ本当に完成したんだな」と実感することができました。なんとも言えない充足感と、終わってしまった寂しさを感じた瞬間でした。

 

 

 

 

映画祭への挑戦

 

地球上には無数の映画祭があり、それを更に上回る作品量があります。その中で自分の作品を見つけてもらうために、予算の許す限りとにかくたくさんの映画祭へ挑戦しました。


Cine Pobre Film Festival(メキシコ)

16 International Film Festivals - in Jaipur India by JIFF(インド)
ぴあ(日本)

ディアスポラ(韓国)

San Francisco ドキュメンタリー(アメリカ)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(日本)

山形国際ドキュメンタリー映画祭(日本)

はぐくみ映画祭(日本)

台湾映画祭(台湾)

アジアンアメリカン映画祭(アメリカ)

CEBU INTERNATIONAL FILM FESTIVAL(フィリピン)

Melbourne Documentary Film Festival(オーストラリア)

Southeastern International Film Festival(アメリカ)

DMZドキュメンタリー映画祭(韓国)

にいがた国際映画祭(日本)

ながおか映画祭(日本)

カナザワ映画祭(日本)

 

そのうち、4つの映画際で選出。


・にいがた国際映画祭
・カナザワ映画祭
・ながおか映画祭
・CEBU INTERNATIONAL FILM FESTIVAL (フィリピン)

(現在、ファイナリストとして審査中)

 

中でも「カナザワ映画祭」では期待の新人監督として、グランプリをいただくことができました。(映画祭賞金200万円は辞退させていただきました)


「賞」という形で評価をいただくことができ、これまでまで応援してくれた方々へ、わずかですが恩返しができたのではないかと思っています。

 

 

ですが、一番の目標としていた韓国の「DMZ映画祭」の結果は、残念ながら落選。

 

悔しい気持ちと共に、「映画祭」という形式にこだわり過ぎていたのではないかと思いました。映画は『観客』と『作品』で成り立つものなのに、箔を付けることばかり追い求め過ぎていたことに気づいたのです。

それからは、作品の改善と映画祭に出品をしながら、可能な限り自主上映を行ってより観客に近い所から発信することを重きにおいて活動をはじめました。

 

 

映画が一人歩きし始める

 

国籍を選ばず、さまざまな国の方に見ていただけるように日本語、韓国語、中国語、英語字幕での上映を実施。映画祭、自主上映も含めこれまで、新潟、仙台、大阪、東京、神戸、佐渡ヶ島(台風のため中止)の全国8か所で上映してきました。

 

大学生から出稼ぎの労働者、孫の世代から年配者まで、そして国籍も、香港、中国、韓国、台湾、ニュージーランド、フィリピン、デンマーク、フランス、コンゴなどさまざまな方にお越しいただきました。

 

 

上映終了後、「はぁ…」という溜め息とともに、劇場内の空気感が緩む瞬間ー。

 

さまざまな背景を持ち合わせた方々が集い、これまで誰にも知られて来なかった中国朝鮮民族のひとつの家族の物語によって共鳴し合えたと感じられる、不思議な感覚でした。


そこで印象的だったのは、鑑賞後のアンケートに書かれていた多くは、観客自身の出来事だったということです。どのストーリーも、僕の作品に負けないくらいの熱量を持っていました。

 

 

そのとき僕は、

 

観客たちは、劇中に出てくる様々なキャラクターに自分自身を重ね合わせているのではないだろうか?

 

もしかしたら、「自分の映画」を持ち帰っているのかもしれない。赤の他人である僕の映画を通して、それまで自分の中であまり直視したくなかった過去を解きほぐしたかたちで、もう一度眺めているのではないかー。

 

そう思いました。

 

観客は僕の映画を見ているのではなく、それぞれ自分の人生の振り返って共鳴しています。そして、この映画は、僕が予期しないかたちで独自の力を持ち始め、観客たちの中を「一人歩き」しているのではないかと感じました。

 

 

僕の手元を離れ、より遠くまで行くことを望んでいる『血筋』の思いを実現させるために、劇場公開への挑戦をすることを決意しました。

 

 

 

 

『血筋』の劇場公開へ。

この映画に託したい思い


この作品では、政治的な要素はほとんど出てきません。全く知らない場所にいる、誰も知らない、一家族の物語です。

 

 

今、社会ではそれぞれの国の間での問題が報道されています。その中でも、上映して一定の共鳴が起きたことは、それ程人間に違いは無いという事実を示しているのではないかと思います。

 

だからこそ僕は、この映画をシンプルに「中国朝鮮民族のひとつの家族の物語」として楽しんでほしい。そして、「自分の映画」として持ち帰ってもらいたいと考えています。

 

今回のプロジェクトでは、劇場公開のための配給宣伝費(具体的にはポスター、チラシ、プレス、予告編や本編のDCP化)として大切に活用させていただきます。
 

 

 

個人の物語から

共有されるべき物語として

 

5年前、映画を作り始めたときからは想像できないほど大きく成長し、僕が観ている景色も想像以上に華やかなものになりました。映画に連れられて様々な場所に訪れて、沢山の方々とお会いできたのはとても楽しいことでした。

そして今、作品が自分の意志を持って、更なる広がりを見せようとしています。

多くの方々に支えられ、ようやくここまで来れたと思っています。より遠くへ、より多くの人々にこの作品が届くよう、ぜひみなさまのご支援で最後のひと押しをしていただきたいです。よろしくお願いします!

 


 

 

■角田龍一 監督 

1993年、中国朝鮮民族自治州・吉林省延吉市生まれ。新潟県立大学卒業。ベルリン国際映画祭正式招待作品『Blue Wind Blows』で助監督を務める。 在学中から、新潟・市民映画館 シネ・ウインドが刊行する映画雑誌で映画紹介文を書く傍ら、長期休暇を利用しては本作品の撮影・制作を行った。途中、資金難に陥るがクラウドファンディングに挑戦し成功。2018年3月から京都・大徳寺で書生として半年間居候しながら本作品を編集し完成させた。2019年「カナザワ映画祭」にて本作品がグランプリを受賞(賞金200万円は辞退)。配給会社アルミ―ドから劇場公開を目指している。

 

 

■山賀博之 プロデューサー

映画監督・脚本家・演出家。大ヒットアニメ『エヴァンゲリオン』で知られる、アニメ会社GAINAXの代表取締役社長。2017年から京都・大徳寺真珠庵「襖絵新調プロジェクト」に参加し、半年間住み込みで襖絵「かろうじて生きている」を描き上げた。 代表作は『王立宇宙軍 オネアミスの翼』。その続編にあたる『蒼きウル』を構想中。 現在、NHK総合で放送されているテレビアニメ『ピアノの森』(第2シリーズ)の監督を務めている。 角田龍一のアルバイト先に偶然訪れたことがきっかけで知り合いになる。

 

【山賀博之フィルモグラフィ】

<劇場映画> 

王立宇宙軍 オネアミスの翼(監督・脚本)1987年 

蒼きウル(原案・脚本・エグゼクティブプロデューサー)※2019年世界同時公開予定 

新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生(製作)1997年 

新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に(製作)1997年 

熱風海陸ブシロード(監督) ※制作中断(2005年) 

ワンダフルデイズ(日本語脚本・演出、主題歌日本語版歌詞)2005年 

トップをねらえ!&トップをねらえ2! 合体劇場版!!(企画)2006年 

<自主制作フィルム> 

DAICON III OPENING ANIMATION(背景・演出)1981年 

DAICON IV OPENING ANIMATION(総監督)1983年

 

 

■郷古廉 音楽(ヴァイオリン)

1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。本作品の作曲・演奏を務めた。監督とは中学時代の同級生。

 

2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。 1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年12月のデビュー以来、新日本フィル、読売日響、東響、東京フィル、日本フィル、大阪フィル、名古屋フィル、仙台フィル、札響、アンサンブル金沢等を含む各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、秋山和慶、井上道義、尾高忠明、小泉和裕、上岡敏之、下野竜也、山田和樹、川瀬賢太郎各氏などがいる。2011年、2012年、2014年と《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》でストラヴィンスキー作曲「兵士の物語」に出演。《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。またリサイタルにも力を入れており、2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んでいる。 現在、ウィーンにて研鑽を積みながら、ヨーロッパにおいても徐々に演奏機会を増やしており、ドイツ、フランス、スペイン、スイス、イタリア、チェコなどを訪れている。これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。国内外の音楽祭でジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。 2014年にEXTONレーベルより無伴奏作品によるデビューCDをリリースし、2015年にはnascorレーベルよりブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を、2017年11月にはEXTONレーベル第3弾となるバッハとバルトークの作品集をリリースした。 使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。

 

 

*本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

 1993年、中国朝鮮民族自治州・吉林省延吉市生まれ。新潟県立大学卒業。ベルリン国際映画祭正式招待作品『Blue Wind Blows』で助監督を務める。  在学中から、新潟・市民映画館 シネ・ウインドが刊行する映画雑誌で映画紹介文を書く傍ら、長期休暇を利用しては本作品の撮影・制作を行った。途中、資金難に陥るがクラウドファンディングに挑戦し成功。2018年3月から京都・大徳寺で書生として半年間居候しながら本作品を編集し完成させた。2019年「カナザワ映画祭」にて本作品がグランプリを受賞(賞金200万円は辞退)。配給会社アルミ―ドから劇場公開を目指して、現在二回目のクラウドファンディング実施中。

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リターン

5,000


エンドロールにクレジット

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・エンドロールにクレジット
※ご支援時にご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。


申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


上映招待券1枚+エンドロールにクレジット

上映招待券1枚+エンドロールにクレジット

・上映招待券1枚

開催予定地域:名古屋・東京・新潟・大阪
※開催地域は変動する場合があります

公開予定時期:2020年春以降

※ご希望の会場の日程に合わせて、チケットを送付します

・エンドロールにクレジット
※ご支援時にご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

5,000


エンドロールにクレジット

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・エンドロールにクレジット
※ご支援時にご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。


申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


上映招待券1枚+エンドロールにクレジット

上映招待券1枚+エンドロールにクレジット

・上映招待券1枚

開催予定地域:名古屋・東京・新潟・大阪
※開催地域は変動する場合があります

公開予定時期:2020年春以降

※ご希望の会場の日程に合わせて、チケットを送付します

・エンドロールにクレジット
※ご支援時にご希望のお名前をご記入ください。記載を希望しない方は、「なし」とご回答ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

 1993年、中国朝鮮民族自治州・吉林省延吉市生まれ。新潟県立大学卒業。ベルリン国際映画祭正式招待作品『Blue Wind Blows』で助監督を務める。  在学中から、新潟・市民映画館 シネ・ウインドが刊行する映画雑誌で映画紹介文を書く傍ら、長期休暇を利用しては本作品の撮影・制作を行った。途中、資金難に陥るがクラウドファンディングに挑戦し成功。2018年3月から京都・大徳寺で書生として半年間居候しながら本作品を編集し完成させた。2019年「カナザワ映画祭」にて本作品がグランプリを受賞(賞金200万円は辞退)。配給会社アルミ―ドから劇場公開を目指して、現在二回目のクラウドファンディング実施中。

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